大分内容がうすっぺらいです。次回からまたユウキが来ます!
「広いなぁ」
「私も思うわ、でももう慣れちゃった」
「慣れるのか・・・」
豪邸の周りは木々が等間隔で生えている。扉から一直線の地面は鉄のタイルが敷いてある。
「ようこそ、私の家へ♪」
玄関の前で振り返ったカリンはそう言うと玄関の扉を開けた。
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「静かだな。よく1人でいれるな」
「それも慣れたわ」
「そ、っか・・・」
家に入って目の前にある階段を登っていく。こう中から見てみると豪邸というより洋館みたいだ。
「こっちよ」
「おお・・・・・・」
一回には何室が部屋があるように見えたが、二階には一部屋しかなかった。
「どうぞ」
「失礼します」
カリンの部屋に入る。
部屋の中は天蓋ベッドと小さなタンスしかない。いたってシンプルだ。もっと沢山の家具があると思ってたけど。
「あれ、高いやつだよな」
「ええ。確か×△◇万ユルドだったような・・・」
「すげ・・・・・」
予想以上に高いベッドだった。俺は、家にある普通のでいいや。
今日は一緒に寝ようね、トウカっ♪
「それも良いな・・・・・・」
お嬢様のユウキにお願いされて、一緒に添い寝・・・・・・いい妄想だ。現実にしようと思えばできるかもしれない。
「どうしたの?」
「え、いや・・・、ちょっと考え事を・・・・・」
「ふ~ん・・・」
カリンに顔をじっと見られる。絶対ユウキのこと考えてたってバレた。
「ま、いいわ。座って」
ベッドに手を置いてカリンは言うが、座る気になれない。めっちゃ高いし。
ってことで、自分で小型の椅子を出して、ベッドの隣に座る。
「・・・・・・別にいいのよ?これ、あまり使わないし」
「いや、遠慮しときますっ」
「ッ・・・、そう、残念」
渋々カリンはベッドに腰を下ろした。
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「で、用事は?」
「私、これからどうすればいいかなって」
「は、はあ・・・」
莫大な疑問だなぁ。
「適当にやっていけばいいんじゃないの?強い、何か・・・グループ?みたいなのに入るとか、レベルの高いクエストをこなし続けるとか、領主館で働くって手もあるにはあるだろ?」
「・・・領主館では、もしバレたら面倒なことになる、それに、また新しいところに入って違ったら・・・ね?」
「なら、ソロでしばらくやっていけば良いんじゃないか?」
「そうね・・・。なんだかんだでそれが一番簡単な答えかも・・・」
「決まったみたいでよかった」
椅子から立ちあがる。
「帰るの?」
「どうしても今日仕込みをしないといけないことがってな・・・」
「料理?」
「まあ、そんなところ」
厳密に言えばスイーツだけど。
「器用なのね、以外と」
「ハハ・・・ありがと」
「また、来てね」
「ああ、次はユウキも連れてくるよ」
「いっぱい食べ物用意しとかなくちゃっ」
「相当必要だぞ?」
「頑張るわ」
カリンもベッドから立つ。
「悪い、ここで結晶石使う」
「待って、忘れ物」
唇が頬にチョン、と付いて直ぐに離れた。チラッとカリンの顔を見るとウインクを返してきた。
「じゃあね」
「・・・、転移。スイルベーン」
小さく手を振り返して、トウカはカリンの家から転移した。