あの後、ユウキは学校の宿題をやる、ということでログアウトしてしまった。
真に残念。
『またねっ、トウカっ♪』
とログアウトする前に、唇にキスされてしまった。
「・・・・・・」
自分の唇を軽く指の先で触る。ほんと、いい感触だったなぁ。
っと、感触を思い出してる場合じゃない。
「シノン、着替えたか~?」
「もう終わるからっ」
「ん~」
寝室からのシノンの返事を聞いて、ワクワクが高まる。
徹夜トランプの罰ゲーム、『1日メイド口調で過ごす』をまさか今日実行してくれるとは。
俺は後日って言ったんだけど、なでなでしたから緩和してくれたのかな?
まあ、どっちにしろ早く見れるのなら好都合じゃ。
「っ、着替えたわよっ//」
シノンの声を聞くだけで恥ずかしがってるのがわかった。
「ん。早速こっちに来て見せてくれ」
俺が言い終わると、ゆっくりと寝室のドアが開いた。そこからメイド姿のシノンが少し俯きながらこちらに向かって歩いてくる。
「恥ずかしいわ、これ・・・」
「罰ゲームだ。仕方ないのさ」
シノンは正面に立って、素っ気無くこっちを見たり、目を逸らしたり。
何か目で訴えているような気もするが・・・。
「シノン、ヘソだしスキだな」
シノンの着ているメイド服はお腹が綺麗に露出していた。真っ白できめ細かな綺麗な肌。
「ち、違うわよ!まさかこんなのだったなんて気づかなかったのよ!」
「あれ~?メイドさんがそんな口聞いていいのかな~?」
「~~っ!!」
悔しそうな顔をすると同時にシノンの頬が少し紅くなる。約束は守んないとな、シノン。
小さく息を吸って、シノンは言った。
「ご、ご主人しゃま///」
「ご主人しゃま?」
笑いそうになるが、何とか堪えてシノンをじっと見つめる。
ヤベぇ、シノン可愛すぎるだろ。
「も、申し訳ありません、ご主人様。私に何か御用ですか?」
「え~とねぇ・・・・」
しまった、メイド姿を見たいだけで何にも考えてなかった・・・。
チラッとシノンを見るとスカートをキュッと摘んで俺を待っている。
いつものシノンなら『用が無いなら、これで失礼します』とか言いそうだけど、今日はそれも無さそうだな。
「特にこれとしてとかはないけど、じゃあ膝枕で」
「えっ!?・・・・・わ、わかりましたご主人、様・・・///」
ソファに座ってた俺の隣に、申し訳無さそうにシノンが座る。そして自分の手を太股の上に置いて俺を見た。
「・・・どうぞ//」
「おう」
シノンの手に導かれるままに、俺はゆっくりと自分の頭をシノンの太股のに下ろした。
「どう、ですか?ご主人様・・・」
顔を紅くしながらも、シノンは横になっている俺に聞いてきた。
「快適だ。余は満足じゃ」
「っ///」
シノンの頬を人差し指で軽くひと撫ですると、ニコッと笑顔を作ってくれた。
これはキュン死確定ですわ。可愛い過ぎる。
「うお!」
横に顔を向けると目の前にシノンのお腹がっ!もうこれは触るしかない!
そっと指先で軽く触るとモチモチして気持ちいい。
「ひゃんっ//」
シノンはお腹の感触に耐えるように軽く目を瞑って、唇の端を噛んでいる。
少し背伸びして後ろを見ると尻尾はユラユラと動いていた。
あれ、もしかして嫌じゃないのか?
そっと指で押してみると、もちっと音がしそうなほどやわらかい。
意外と腹筋あると思ってたんだけど、ないな。残念。
「ご主人様っ、くすぐったいっ、ですっ!」
「もうちょっともうちょっと」
「今日だけ、特別なんだから///」
「何か言ったか?」
「い、いえ。何も・・・」
聞こえてないフリしたが、バレバレだぞ、シノン。
あーもう本当可愛い。
???「トウカ、オシオキシチャウヨ?」
「「!?」」