何番煎じのハクスラローグライク乙女ゲーモブ転生(草臥れ男子高校生とド下ネタ駄犬) 作:ハクスラ民
学校紹介RTAはぁじまるよ~
「はい、というわけで始まりました学校紹介RTA。走者は二人!わたくしほっちゃんこと霧島 堀と話題の転校生、城咲 凛ちゃんでお送りします。えー、今回はですね。学校の施設紹介ということで…ちなみに学校側から施設案内とかの連絡来た?」
「来てないわね」
「はい、学校側の怠慢ですね。本当にありがとうございました」
あのさぁ…()
学校側がそういうとこちゃんとしてもらわないとこっちに迷惑掛かるんだよね(営業に無理な仕事を振られたエンジニア並感)
自主性って言葉に甘えてロクに面倒も見ずにほっぽりだすの良くないと思います。
「あ、でも先日来た時に案内するはずの生徒がいつまで待っても来なくて帰されたから、学校側より生徒側の怠慢かしら?」
「ほーん…ちなみにその案内する生徒のお名前プリーズ?」
「確か、焼狸 涼さん…だったかしら?」
「あ、ふーん(察し)」
あのさぁ…()
はい、というわけでね。乙女ゲー師範代。一人目の攻略キャラもとい面倒な奴が出ましたねぇ!熱いのか涼しいのかわからない狸さんがねぇ!学校側の怠慢でもあり、生徒の怠慢でもありますねぇ!なんでソイツに任せるんだ馬鹿野郎ッ!
(出たねぇ…。まぁ外面優しいだけの内面ドス黒糸目ヒューマンだもん。ドSというか…鬱屈したもの抱えてるキャラだし。そら特別扱いされてる主人公が来たら僻んでバックレるよね)
カスなんだよなぁ…。女の嫉妬はまだいいが男の嫉妬程醜いものはないぜ。
(私からすると可愛く見えるなぁ。多分異性の嫉妬だからってバイアスあるんじゃない?)
なるほどね。まーキショイ嫉妬晒して与えられた仕事すら十分に出来ないカスのことなんてほっとけほっとけ!
(焼き狸さんはもう名字からして負のオーラてんこ盛り激盛りの人間のカスだね。そもそも、あの人狐憑きっていう狐のモンスターに憑かれた一族で、苗字に狸を焼くってほど狸憎悪してるだけの糸目狐さんだし)
そうなの?正直名前のインパクトでどんなキャラとかほぼ忘れてんだよね。あっていいの?攻略キャラに焼き狸を採用して。多分怒るよ?動物愛護団体とか。
(ゲームにそういうの持ちこんじゃいけないってそれ一番言われてるから。しゃあなし、中途半端な知識しかないほっちゃんにこの私、アイビーさんが説明して進ぜよう)
と、いうわけで長々と説明されたソレを圧縮!
焼狸 涼さんのプロフィールとネタバレ()をまとめるとだ。
焼狸 涼
3年
生徒会副会長
渾名:狸さん、暗黒糸眼鏡、Mの星
糸目で優しい言葉を掛けつつ、裏でバチクソに嫉妬を渦巻かせている真正の嫉妬モンスターらしい。コンプレックス:世界 くらいなレベルで拗らせているらしく
・基本的に主人公への憎悪100%(理由:特別な力を持っているから)
・外面が完璧な為、あくどい事をしても誰にもバレない(攻略進行後例外出現)
・デッド・チョイスを踏むと大概孤立させられて主人公行方不明エンド
・好感度上げると孤立誘導いじめ型主人公監禁エンドになるらしい(マゾ必見)
・狸に対する憎悪が強い為にあるダンジョンにて特大の死亡フラグがある
・所持しているユニーク武器とキャラのビルドが全く合っていない
ということだった。最後については俺も知っている。この人、ビルドで言うなら所謂召喚キャラ。大量の使役モンスターに戦闘を任せるミニオン使役型なのだが…持ってる武器がモロ本人の遠隔攻撃を主軸にした武器なのだ。
戦いをミニオンに任せて本人は支援に専念するのがビルド的に合っているはずなのに、なんでか本人攻撃したがるからなぁ。それでミニオンが減っていく一方で死ぬというのが焼き狸さん死因ナンバーワンなのだ。
(ヤンデレ好きとかマゾとしては大好きなんだけどね。キャラ的に。やってことみみっちぃけど)
そのみみっちぃのが問題なんですよ…まぁそれはいいや。
「城咲さん。そのバックレた人は近年稀に見る全方位差別ヒューマンだから気を付けるんだよ。もう男とか女とか人種とかそういうのじゃないから。全部が差別の対象だから。そのクセ外面良いから周りから何も言われないっていうカスの極みだから。気を付けるんだよ?」
「そうなの?」
「そう…なハズ。アレ、そうだよな…?」
たしかしたかし…主人公が偶然カスの内面を見てしまったせいで絡まれるようになってしまうって入りだったはず。インパクトが強かったからそこだけ覚えてる。
(そそ。これから回るところに居るから。あ、先見に行く?)
OK。面白そうだし行こう。
「じゃあそのカスの内面を今から見に行こう」
「…いいのかしら。」
「良いって良いって!どうせカスだから気負う必要なし!」
と、いうわけで
やってきたのは理科準備室。焼き狸さんの塒にしてる場所ですねぇ!攻略進めると此処に閉じ込められたり、此処の薬品使って
居たァ…!
「ほら見て…アレが城咲さんの案内バックレたカスの焼き狸だよ」
「あの人…」
「『全く…どうして私があんなのの面倒を見なくてはいけないのでしょう。たかだか人より少し特異な力を持っているだけの劣等が私の時間を無為にするなどと…恥晒しにもほどがありますよ…』」
「ほーら、あの神経質で眼鏡から声が出てそうな男。独り言多いでしょ?此処があんまり人の来ない場所だってわかってるから安心しきってるんだよ」
「私…恥晒しかしら?」
「いやいや、そんなことないって。さっきも言った通りあの陰険クソ糸眼鏡はね?外面はいいけど内面は全方位に差別をかますヘイトスピーチ野郎だから」
「そう…」
無感情な『そう…』で笑っちゃうんすよね。まぁ主人公ちゃんが靡く要素がなくなりそうでえがったえがった。
(ゲーム時代ならキャラとして…いやちょっと許せないか許せるか微妙なところだけどさ。リアルなら圧倒的に“ない”よねぇ)
そうそう。なんだってこんなメガネから声出てそうな男に惚れる必要があるんだ…と思ったがそういえば前世のロボゲーに似たような奴居たわ。アイツも人気だった。陰険眼鏡は人気になるのか…?
がらり
「……君達ィ、何しているのかな?」
「あっ…」
「っ…」
やぁ焼き狸さん。額に浮き出た血管がキュートだね。ハウワーユー?
「I'm fineと返せばいいのかな?」
「いや、そこは『黙れ人間ッパリ』くらい言ってもらわないと…」
「私も人間なんだけどね?」
「全方位差別ヒューマンが何をおっしゃる」
「君は私のことをどう思っているのかな?」
えぇ?どう思っているかなんてそんな…、ねぇ…?
ハハハと笑って一息
「逃げろォ城咲さん!捕まると陰険眼鏡に教育されるぞォ!」
「…わかったわ!」
「君達のそのやりとりだけでわかったよ!山と海くらい選ばせてあげる!」
「やべぇ!城咲さんどっちがいい!?」
「私は…!海かしら!」
「奇遇!俺も海だわ!」
ヒューニゲロ―!
~~~~~~~~~~
全方位差別前前前前時代的陰険クソ糸眼鏡副会長から逃げたところで施設紹介に戻ろう。
「ここが体育館。併設されているジムは申請さえ済ませてしまえば自由に使えるお得なところだよ」
「便利そうね」
「でもたまに面倒くさい輩が絡んでくる時があるから、そういう時は周りの筋肉の妖精さんに助けてもらおう」
「筋肉の妖精さん」
「筋肉の妖精さんはとってもピュアで優しいので助けを求める声にすぐ反応してくれるさ。あ、ほら、あそこでベンチプレスしてる人ね。お疲れ様でーす!」
サムズアップで返してくれた筋肉の妖精さんに頭を下げる。
「ここでは主に筋力値と敏捷値を上げる事が出来るよ。ダンジョンで手に入る武器防具、ルーンやアイテムは基礎値参照の倍率とかだから、基礎値を上げれば上げるほど強くなる!レベルの上昇でも基礎値が上がるけどそれでも足りない時は此処で鍛えよう」
「基礎値?倍率?」
「あ、そこね。えーっと、ステータス開ける?ステータス開示っていうと開けるはずなんだけど」
「え、えぇ」
――――――――――
ステータス
名前:城咲 凛
性別:女
年齢:16
種族:ヒューマン
ジョブ:なし
属性:ニュートラル
HP:50/50
MP:30/30
ST:20/20
能力値
筋力:27
敏捷:31
耐久力:15
知性:47
精神:38
信仰
なし
武器
なし
防具
なし
――――――――――
「おー…知性高い。いいね。魔法使い向き。話を戻して、この能力値ってのが基礎値の部分。俺のステータス見せるんだけど」
――――――――――
ステータス
名前:霧島 掘
性別:男
年齢:16
種族:ヒューマン
ジョブ:ローグレベル30
属性:ニュートラル・イビル
HP:258/258
MP:17/17
ST:212/212
能力値
筋力:187
敏捷:351+110
耐久力:120+110
知性:238
精神:174
信仰
運の女神テュケー 信仰ポイント1(5)
| ・幸運の女神Ⅲ | |
|---|---|
| 1 | ドロップ率「+3%」 |
| 2 | クリティカル率「+15%」 |
| 3 | 状態異常付与率「+5%」 |
| ・テュケーのコインⅡ | |
|---|---|
| 1 | 被クリティカル時、「+2%」の確率で攻撃回避 |
| 2 | 被クリティカル時、「0.2秒」間無敵状態となる |
スキル スキルポイント3(27)
| 『短剣術Ⅴ』 | 武器カテゴリ:短剣の与ダメージ「+50%」クリティカル率「+15%」 |
|---|---|
| →カスタム【異心】 | 武器カテゴリ:短剣による状態異常付与確率「+15%」 |
| →カスタム【迅速】 | 武器カテゴリ:短剣装備時、移動速度「+15%」移動によるST消費軽減「-10%」 |
| 『血狂いⅤ』 | 武器カテゴリ:短剣による近接攻撃時「状態異常:出血」付与 |
|---|---|
| →カスタム【赤錆】 | 武器カテゴリ:短剣による近接攻撃時「状態異常:錆化」付与 |
| 『ハイウェイスターⅤ』 | 移動速度「+50%」ダッシュ状態を5秒間継続で与ダメージ「+15%」 |
|---|---|
| →カスタム【悪路走破】 | ダッシュ状態時、フィールド系ダメージ「-15%」ST消費軽減「-25%」 |
| 『盗賊の連撃Ⅱ』 | 武器カテゴリ:短剣で使用可。「(武器ダメージ/2)×200%」の攻撃を「2回」行う。クールタイム:30秒 |
|---|
武器
惨たらしい【バタフライ・ナイフ】
武器カテゴリ/レアリティ:短剣/レア
要求レベル:25
要求ステータス:筋力150、敏捷272
武器速度:1.69
35-50 物理ダメージ
10-20 毒ダメージ
+25% 「状態異常:麻痺」付与する
+16.8% 「状態異常:出血」付与する
+1.15% 「状態異常:出血」の威力を高める
ルーン枠 2枠
・火のルーン
5-9 炎ダメージ
+12.6% 炎ダメージの威力を高める
・火のルーン
3-8 炎ダメージ
+11.3 炎ダメージを加算する
防具
頭部:盗賊のフード 耐久力+24、敏捷+20
胴体:盗賊のチェインメイル 耐久力+43、敏捷+25
腕:強奪のハードグローブ 耐久力+12、敏捷+20、近接攻撃によって敵を倒した時、ドロップ率「+11.7%」ドロップテーブル「+1」
腰:盗賊のベルト 耐久力+15、敏捷+15
脚:盗賊のブーツ 耐久力+16、敏捷+30
防具セット効果
・盗賊の心得
移動速度「+20%」近接攻撃回避率「+10%」罠・鍵開錠「+15%」
――――――――――
「こんな感じっと…ポイント振ってなかった」
「色々あるのね…」
「結構ややこしいから正直そんな詳しく覚えなくていいと思う。例えば俺が持ってる『盗賊の連撃Ⅱ』の「(武器ダメージ/2)×200%」みたいに基礎値と武器のダメージと後諸々の補正を加えた武器ダメージってのを二分割して200%掛け…まぁ計算式上プラスマイナスゼロになってるけど…のダメージを与えるって風に、基礎値を参照するものが多いから上げ得っていうか上げないといけないって感じかな」
「ジョブやスキル…後この属性?について聞いてもいいかしら」
「おーけー!ほっちゃんに任せなさいな!まずわかりやすい属性から説明しよう。この属性っていうのは大雑把に言うとその人が善行したか悪行したかによって変動します。善行すればロウという属性に。悪行すればカオスという属性に。中間はニュートラル。城咲さんはまだなにもしてないからニュートラルだね」
「その後ろのイビルというのは?」
「これは~…手段の評価かな。例えばロウ属性でもガチガチに人助けするタイプとあんまり干渉しない傍観者タイプとかいるのよ。前者はジャスティス、後者はイビル。俺の場合ニュートラルのイビルだから、目の前で助けを求める人が居ても無視するタイプ。ダンジョンにはこの属性を参照した攻撃してくる敵とかいるから、影薄いな~って思ってたら痛い目に遭う筆頭って言われてる」
「影薄いのね…」
「まぁあんまり話したがらないのもあるからね。ようは『お前は悪行してかつ手段を選ばず人も見捨てるカスだ…!』って言われるようなものだし」
「それは…確かに嫌だわ」
「あとジョブによっても変わるんだよこれ。ローグの場合、強制イビルだから」
「えぇ…?」
職業差別はんたーい。と言っても誰も聞き入れてくれない。このシステムには法律は適用されないらしい。
「まぁ盗賊だからね。ローグ。普通にローグでやってるとカオス・イビルになるから、これでも気を付けてる方だよ。状態異常で攻撃すると簡単にカオスになるからね」
「えぇ…?(二回目)」
わかる~。状態異常使っただけで悪行判定ってガバ過ぎない?おかしいでしょ。
「そんなわけでね。職業差別されるんで、自分の相性の他にも、気を付けて行動できるかも視野に入れましょう。次はその職業…ジョブです」
「6つあると聞いたわ」
「基礎は6つっすね。ちょっとごにょごにょすると10個あります」
「ごにょごにょ…」
ごめんね。DLCなんだ…。
「ごにょごにょです。まぁ全部紹介するのでね」
「よろしくお願いするわ」
「あい。まず初めにジョブは大雑把に得意なことで分類できます。物理、魔法、そして前衛、中衛、後衛ですね。物理前衛、物理中衛…ようはバランス型ですね、物理後衛。魔法前衛、魔法中衛、魔法後衛の6つです。ちなみにどんなのが良いってあります?」
「そうね…それなら、中衛か後衛の何かを考えているわ。前に出て戦うというのはちょっと…気が引けるわね」
「なるほど…なら前衛は軽めに紹介しちゃおう。一つ目は物理前衛のウォーリアー。斧や剣、鎚で戦う生粋の物理マンです。特徴は一撃の重さ。その分移動速度や攻撃頻度が遅いので、敵に囲まれると余裕で死ねます」
一撃を重視するウォーリアーが逃げ道を失ってボコボコにされる…よくある光景なんだよねぇ。
(まぁその分取り囲まれたら範囲攻撃で一掃できるし)
アレクールタイムなっがいんだよなぁ。
「回転率に難があるのね」
「ですね。次に魔法前衛。ゴーストと呼ばれるジョブです。自身を幽霊にしたり、動物や人の幽霊を自身に憑依させて強くなる魔法が使えたりするゴリラです。ウォーリアーよりも動ける高速アタッカー…ですが耐久力に難があります。耐久力削って強化魔法が使えるようになったウォーリアーとか言われますね」
「幽霊化は強そうだけれど…」
「強いは強い、が…クセがあります。なんせ幽霊になると相手も自分も攻撃できなくなるので。さて中衛。物理中衛のローグ、俺が使ってるジョブですね。弓と短剣で遠近に対応できるのですが…」
「弓…持ってないわね」
「はい。まぁ遠近バランスよくするとどうしても中途半端になるんだよね。なので俺は弓を捨てたローグの前衛型です。ローグの特徴はなんといっても速度です。短剣は攻撃の回転率が高く、ローグ自身も移動速度が半端なくなるので、ダンジョンでは高速で動きながら戦場を引っ掻き回す役割です。状態異常ローグは結構鉄板なビルドだったりします」
「その…一つ良いかしら?途中途中で出てくるビルドというのは…」
「あー…ごめんね。通じると思ってた。ビルドっていうのは先駆者が遺した…レシピみたいなものかな?」
「レシピ…必要なのかしら?」
「結構重要。そらステータスとか個人差はあるけど、ジョブなんて基本は6つしかないしどうしたってレベル上げると似通ってくる。そうした中で、いらないスキルといるスキル。どういう装備が良くて、どういう動き方をすればいいのかってのをまとめた人達がいるのよ。その人たちが遺したレシピを真似しつつ、独自性を出していく…そしてその中で得られた知見をまた次の人の為にレシピ…ビルドとして遺していくっていう…先人のつながりだね」
「大切なものなのね」
先人達(前世wiki住民達)は偉大なのだ…。計算式には大変お世話になりました。あと内部データの割り出しから最適ルーンの集め方、どのルーンが一番最効率なんか等々…。まぁあのゲーム、ローグライクの中でも世のそういう系好きなゲーマーがこぞってやってたから賑わってたんだよね。地底人しかり、悪魔民しかり、夜明け勢しかり、雨弐勢しかり…乙女ゲーさえなければローグライクの金字塔だったものを…。
まぁそれはそれとして。先人達の偉大なる知恵の結晶がビルドなのだ…。
「もち!先人達は右も左もわからない状態でどういうのが最適解って探り当てたわけだからね。偉大なる先人達ってわけよ。俺の場合はローグの状態異常ビルド。状態異常ってのは武器とかにある「状態異常:麻痺」とか「状態異常:出血」とかだね。麻痺は敵の移動速度と攻撃の頻度を下げる。出血は最大HPの5%ダメージ…だったかな。俺なら12ダメージ。これをローグっていう高速アタッカーでひたすら殴り続けて状態異常付与を狙うのが俺のビルドのコンセプト。俺のビルドに限らずローグの欠点は耐久力がないことと、一撃あたりのダメージが軽いことだね」
「一撃あたりのダメージが低い…もしかして固い相手には通用しない?」
「ビンゴ!その通りで、耐久力が高い敵には素のダメージが低くなるんだよね。で敵が「毒・麻痺・出血無効」とか持ってたら俺は途端にお荷物になる。そうならないように「状態異常:錆化」とか持ってるんだけどね。まぁ状態異常無効とか来たら、本当に俺お荷物になるよ」
「そういうときの対処法ってあるのかしら?」
「武器欄の炎ダメージみたいな魔法系のダメージを持つことかなぁ。これは物理とは別物だからこれでちまちま削るしかないね」
「難しいわ…」
「まぁちょっと詰め込み過ぎた感あるけど、ふわっと『ローグは耐久力が貧弱で固い敵には弱い』って思ってくれたらグッド。さて、魔法中衛。サモナーだね。焼き狸さんもこれ。ミニオンっていう魔物を召喚して戦わせるってもの。召喚する奴によって前衛でも後衛でも行けるってのが特徴かな。馬を召喚して騎馬戦したり、大量の狼召喚して後ろで飼い主面したり…。特徴は一人で物量戦が出来ること」
「物量戦?」
「あぁ。ダンジョンで一番の死因はね。囲まれて死ぬことなんだ。大量の魔物に囲まれると死ぬ。至極単純だけど真理だ。それを一人で何とかできるのがサモナー。大量に魔物を召喚して物量に対抗できる。…欠点はミニオンが本体って言われるくらいサモナー自体が弱いこと。耐久力もそうだけど、そこまで移動が速いわけでもないし、攻撃もローグと比べるとしょっぱい。ミニオンを回復したり支援したりってのが定石だから、本人叩かれると余裕で死ねる」
どのハクスラゲーでも言えるけど、強い雑魚に囲まれると死ぬんだよね。どれだけボスが面倒だろうと、凶悪なトラップがあろうと、只強いだけの雑魚が一番怖いのがハクスラゲーと言ってもいい。気持ちよく雑魚をなぎ倒せていたのは中盤まで。終盤では即死の状態異常をばら撒く敵をばら撒かれる前に殺し切るという逆の意味でハラハラするようになるのだ…。まぁこのゲームに即死の状態異常付与はいないんだけど。もっとやばいのがいるんだけど。闇化とかいう中二な名前に反して『対象の最大HPをxx%減少。またその分自身の最大HPに加算する』とかいう無法な状態異常があるんですけど!!!!!
HPドレインと最大HP削りを組み合わせたらあかんでしょ!!!!
クソッ…イラついていた心をぐっと抑えて…抑えて…
「なるほど…中衛は手数の多さが売りなのかしら?」
「そうねぇ。ただサモナーにも言えることで特化させた方が強いんだよね。バランス型は大器晩成で最初や中盤はどっちつかずになりがちなんだよ。じゃあ終盤はっていうと、そりゃ手数の多さは強みだけど、前衛、後衛どちらも特化型に負けるから結局のところ一本化した方が良いっていう」
「後衛特化型が軽く前衛も対応できる…それくらいがいいという事ね」
「お、ナーイス。そういうことだね。サモナー本人が狙われるとやばいから最低限の対応能力が求められる…その対応能力を自前で用意できるのがサモナーの強みでもあるから」
「わかったわ。お次…後衛をお願いするわ」
「あいよ!後衛…物理後衛はハンター。得意は銃と罠。罠を設置して相手を足止めして銃で一掃するのがお仕事だね。ただねぇ…ハンターは色々ビルドがありすぎるのと、他よりもビルドの尖り具合が激しいんだよね」
「どういうことかしら?」
「簡単に言えば、銃ビルドと罠ビルドに分かれるんだけど…前者の銃ビルドが問題でね。銃って種類色々あるじゃない?ショットガンとか拳銃とか…」
「えぇ色々…もしかして銃種によってビルドが変わる…?」
「正解。ショットガンならショットガンビルドがあるし、拳銃なら拳銃ビルドがある。前者は罠を設置して足止めからの範囲攻撃でバスバス撃つのがお仕事。後者は高速で動き回って罠にハメに行きながら二丁拳銃でバスバス撃つのがお仕事」
「ハメに行く」
「そ。トラバサミを相手に叩きつけに行くのよ」
「後衛…?」
「後衛なんだよねぇ…」
わかるよ…わかる…。罠で積極的に殴りかかる二丁拳銃ビルド、罠武器ビルドはホントよくわからない。空中に設置する機雷をバスケのダンクシュートよろしく相手にたたきつけるのホントよくわからない。
「うん。まぁ…そういうこと。だから正直ハンターやるならまた別で相談って感じだね。数と方向性が多すぎる」
「わかったわ」
「次、一応最後の魔法後衛、ウィザード。炎と雷と氷。3つの魔法ダメージを持ちます。この3つの魔法ダメージを駆使して遠くから攻撃するのがウィザード。短距離ですがワープできるので敵に囲まれても安心。ただし、本体の耐久力が弱いのと、攻撃にMPを消費します。自然回復するんだけどMPがない時はほぼ何も出来なくなるのでMP管理に注意しましょう」
「ワープできるのは強いわね」
「強い。ただ連発は出来ないから避難用だね…さてこんなものでございます。………一応聞くけどごにょごにょの4つ聞きたい?」
「できればお願いしたいわね」
「おーけー。では話そう…。4つのジョブ…一癖も二癖もある特殊ジョブを…!」
皆さんは地底人でしょうか?それとも悪魔勢?それとも夜明け民?雨弐は略称というか名称思いつかなかったのでそのままですが…
私は地底人、雨弐と夜明けメインでやってました。悪魔は最近触り始めたくらいですね。ネクロ楽しい…楽しい…
2025/11/21 修正
ちょっとステータスのスキル振りで計算間違いあったので修正。
スキルポイント1(29)→スキルポイント3(27)
『血狂いⅢ』→『血狂いⅤ』