何番煎じのハクスラローグライク乙女ゲーモブ転生(草臥れ男子高校生とド下ネタ駄犬)   作:ハクスラ民

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サブタイの発言は7割くらい友人の発言です。あと双子の男子キャラは、ツンデレ巨乳女子高生と同じくらいの立ち位置だとも言ってました。


良いですか?おっさんの中年太りしたお腹は、ゆるふわ巨乳のくそでかおっぱいと一緒なんですよ

恥ずかしながら漢泣きした後…

 

 おーけーおーけ…黒歴史を錬成したような気もするが、基本的に陰キャな俺は黒歴史を量産するものなので問題なし(致命傷)大丈夫(瀕死)俺は強い(レベル30)

 長男だったから耐えられた。次男だったら耐えられなかった(一人っ子なので長男もクソもない)

 

 さてさてさーて、腐れ縁の幼馴染がすんごくすんごくめんどくさいことになってたり、ワンチャン主人公ちゃん母性目覚め掛けてない?みたいなとこあったりするが、まぁ放っておこう。

 

「よし、よし……大丈夫よ。大丈夫、此処に貴方を傷付ける人は誰もいないわ」

 

(たーのーむーよー!すきすき、好きだからさぁ〜、機嫌直して〜。私、ほっちゃんに捨てられたらマジで病む……というか死ぬ。自殺する)

 

ごめん、やっぱ放置出来ねぇわ。なんだこのカオス!?

 

「大丈夫、もう大丈夫だから。ちょーっとつらいトラウマに耐えきれなかっただけだから」

 

「そう……」

 

なんで名残惜しそうな顔するんだ…!甘えたくなちゃうだろ!

 

 あとアイビー!わかったわかった!わかったから!許すから!マジでやめて!もう半ば洗脳染みてきてるから!ひたすら思念で送られてくると、もう自分の思考なのかお前の思考なのかわかんなくなるから!

 

(だってぇー…マジで捨てられたら私の人生…人生?今はまだ狼生が終わっちゃうじゃん。命綱を切られよう手放されようってなったら誰だってこうなるもん)

 

お前薄々感じてたがクソ程重いな!?そんな重かったっけお前…

 

(こっち来てからね~…二足歩行から四足歩行って結構しんどいよマジで。尊厳もクソもないし。手だって不自由だし…動物病院が一番キツかった。別に注射とかはなんでもないけど、アレね。ケツに体温計ぶっ挿すのが一番クる。『大人しくてお利口な子ですね~』って言われたけど、そうじゃないんだよね。もう…さ…)

 

な、なんだよ…?

 

(諦めと絶望、尊大な羞恥心と臆病な平常心がひたすら囁いてくる。お前は犬になった、もう人ではないんだぞって)

 

おぉ…もう…

 世にも珍しい…多分珍しいレイプ目の狼が爆誕しておる…いやでも必要なことじゃんか。病気にでもなったらやばいでしょ。狂犬病とか。

 

(その恐怖も分かってるから大人しく受けたよ。受けたけど。一度くしゃくしゃになった紙を元に戻すことは出来ないんだよ。どれだけ広げて伸ばしても、紙についた皺がとれることはないんだ…)

 

わかった。わかったから…。

 

(ごめん…ちょっとしんどくなってた)

 

お前最近多いよな…。早くログロ行かないとかぁ

 

(頼んまぁ…)

 

「でも最高難易度(此処)のログロってどうせ4体っぽいんだよな。クソってもんじゃないよ」

 

「ログロ?」

 

「あぁ、ちょっと用があるダンジョンこと。ダンジョンにはボスっていう親玉が居るんだよ。ログロってダンジョンは兎にも角にも数で攻めてくるんだ。罠とかじゃなく純粋な物量。しかも厄介なのが、特殊な能力持ちが混じってる時があって、数が多ければ多い程強くなるんだよ。そういうのが平然と雑魚敵の中に混ざってるから事故が多い。しかもしかもボスも多い。多分4体のはずだ。特別な能力はない。ただ固くて雑魚敵召喚するだけのボス。それだけなのに強い」

 

「強いの?」

 

「強い。ダンジョンでの強さってね。特殊な能力があるとか地形で殺しに来るとかよりも、ただ純粋に固くて雑魚を召喚するってだけの方が強いんだよ。なんせ人は囲まれて叩かれたら死ぬ」

 

「真理ね」

 

「そう、真理だ」

 

 地味なボスだけど嫌がる人は多い多い。ただ固くて、HPが多くて、雑魚敵を定期的に召喚するだけのボスだからな。しかも上記の数バフ持ちも雑魚として召喚する。じゃあ、なんでそんなボスを倒しに行かないといけないのかというと、まぁその先に種族変更できる祭壇があるからだ。

 

 アイビーはどうやら本格的に狼生が心を侵食してきているらしく切羽詰まった状態になっている。今まではそんなでもなかったが最近の情緒不安定さはちょっと怖くなってくるくらいだ。もっと長く続けば壊れて狼になってしまうかもしれない。幼馴染が壊れる様は見たくない。

 

あ、そうだ。そういうことにしよう。

 

「ンとさ。相談というか、こうして紹介したりとかなんでこんなにしてくれるんだろ~って思うよね?」

 

「思うわね。でも言いたくないなら言わなくていいわ。私も言えないことの一つや二つはあるもの」

 

「いや、大丈夫。というか言っておかないと誠実じゃないなって思うから言う」

 

 主人公ちゃんに向き合う。頭数は多いほどいい。現状、俺とアイビーでしか潜っていないから進行は遅々としている。6月で30レベルは早いどころじゃないらしいが、それでもこのままじゃあ間に合わない。

 

「実はさ。俺に幼馴染が居るんだけど…とある呪い?魔法?に掛かってる。そのせいで人から狼に変えられたんだ」

 

実際は元から狼だったが…まぁ(前世)人から(今世)狼ということだ。ウソハイッテイナイ

 

「ソイツを元に戻すためにログロってダンジョンに潜らなきゃいけないんだけど…俺だけじゃ遅いんだ。頭数が欲しい。最低4人。4人居ればパーティが作れる。今んところ、俺とその狼になった幼馴染で2人。あと2人必要なんだ」

 

「…そうなの」

 

「下心はあった。ごめん!でも俺一人だと間に合わないかもしれないんだ。狼のままずっと居たらそのまま壊れて狼そのものになる…。そんなのって、ないじゃんか」

 

 腐れ縁でもダチはダチ。酒飲んでワイワイした仲で、ゲームで悪態付きあったり、喧嘩だってしょっちゅうだった。

 

それでも、一緒に居たヤツなんだよ。ソイツが壊れるのを見たくない。

 

「頼む。都合が良いってわかってるし、今だって授業バックレたりして迷惑かけてる。それでも」

 

「お願いします。どうか幼馴染を助けるために協力してください」

 

「城咲さんの力が必要なんです」

 

これが俺の誠心誠意だ。

 

「……私で良いの?」

 

「寧ろ城咲さんしかいない」

 

 主人公特有の能力もさることながら、全パラメータの補正がものすんごいことになってるのが主人公だ。一般的に職業は自由に選ぶのではなく適性があるものの中から選ぶ方式だ。俺はローグとかハンター、あとエクリプスドラグーン。アイビーはゴースト、エインヘリャル、アルカナテラーだ。主人公ちゃん?全部に決まってんだろ。主人公なんだから選べねぇと意味ないぜ。

 

「私しか…」

 

「あぁ。能力目当てなんて思われるだろうがそんなんじゃない。俺が欲しいのは城咲さん自身だ。他に助けを求めようにも、此処にいる生徒はどうしてもダンジョンにビビる。下手カマせば死ぬからだ。俺がそんなことはさせないといっても誰も信じない。そりゃそうだ。なんだかんだ実力がある生徒会長や副会長も、ダンジョンの部活に入ってるわけでもないポッと出の俺が何を言ったところで誰も信じやしないだろう」

 

 実際はまぁ短期間にレベル30まで行ったことがバレれば一目置かれるどころかドン引きされるだろう。それが交友関係をドブに捨てた代償だとしたら尚更な。

 

「それにネクロマンサーを選んでくれたのは実のところ凄く喜ばしいことなんだ。俺達に足りないのは数で、その数をカバーできる人が欲しかった。だからまぁ、頭数が必要って言ったんだけど…その点ネクロマンサーはログロと相性が良い。雑魚が多い=アンデッドに出来る奴が多いってことだからな。ボス戦でも有利に戦える」

 

 ログロじゃ、エインヘリャルやネクロマンサーの相性はとんでもなく良い。片や倒せば倒すほどバフが掛かり、片や倒せば倒すほど味方が増える。最高難易度で攻略するなら大人しくどちらかになれというのは攻略板での言だ。

 

「だから、お願いします。死なせないように俺が前に出るし、死なない為の装備やダンジョンの潜り方も、その他いろいろ、全部手伝うし教えるから…幼馴染を助けてやってください」

 

 頭を下げる。結局のところこれだ。マジでなんでもする。乙女ゲー部分はアイビーの領分だが、ダンジョンは俺の十八番だ。隠し部屋からレアアイテムのドロップ方法、ボスの攻略全部頭に入ってる。やり込み勢なめんなし。

 

「…不思議だったの。私は転校生で、私が持ってるもののせいで皆寄り付かないだろうと思っていたのに、貴方は近づいてきたこと。裏があるのはわかってたし、少し…その、怪しい目を向けていたけれど」

 

「謝罪するわ、ごめんなさい。そして、これからよろしくお願いするわ。私も、強くなりたい。私もやるべきことがあって、そのために転校を受け入れたから。ダンジョンに潜るのは初めから覚悟していたし、そのために手伝ってくれるというのなら、願ってもないことだわ」

 

「どうか、私にも幼馴染さんを助けさせてもらっていいかしら?」

 

 優しい声と、優しい目。まるで聖母のような顔で、手を差し出してくれた主人公ちゃん…いや主人公様の手をがっちりと掴んでぶんぶんと振りまくる。

 

「ありがとう!マジでありがとう!もうどんどん教えるから!さっきのバールのようなものだってめっちゃ強いからね!ネクロなら死体損壊ビルドの重要パーツだからね!あともう二つくらい装備揃えれば序盤中盤隙がないから!終盤だとちょっと苦しくなるけど、それもフォローできる奴あるから!楽しいよ!死体損壊ビルド!死体(スケルトン)がね、連鎖爆発して増殖するから!」

 

「スケルトンが連鎖爆発して増殖する…?」

 

「よーし!よしっ!よーしっ!仲間、ゲットだぜ!」

 

「死体損壊ビルド……」

 

ふぅー⤴やっさしー!やっぱり主人公様様ですわ!もう主人公様しか勝たん!主人公様万歳!主人公様は神!女神!聖女!

 

 聖女が死体損壊…?とか一瞬過ったが、アレだよ。大義名分振りかざして聖人の遺体を好き勝手にする奴と一緒だから(とんでもねぇ偏見の為検閲しました。)アメリカ大陸横断レースだから(?)

 

兎角

 

主人公 が 仲間 に なった ぞ ! ! ! 

 

ウキウッキでこの後行く科学炉に向かう。ヒャッハー!今の俺は最高に有頂天だぜぇ!有頂天〇族3期まだ?あ、まだ…そう……

 

そんなわけで颯爽と科学炉に着き、扉を開けたのだが……

 

「あのさぁ…なんで僕のお腹ずっと揉んでんの?てか早く授業行きなよ…普通に不良生徒だよホント」

 

「良いですか?おっさんの中年太りしたお腹は、ゆるふわ巨乳のくそでかおっぱいと一緒なんですよ。揉まなきゃ失礼です」

 

「大分失礼なこと言うねぇ君。僕のこと好きなのホント?」

 

「おっさんなのに一人称:僕なのも良いキツさしてます。すごく良いです」

 

ねぇ、泣いちゃうよ?

 

「ああ~、やっべ。興奮がすごくすごいです。これで私が悲鳴を上げて集まった人たちに先生が乱暴したって言えば終わりなんですから世界ってチョロいです。マジチョロです」

 

「世界はこんな邪悪を許しちゃいけないよホント。司法の闇というか…社会が生んだ化け物だよね」

 

「私はこの柔らかマシュマロを揉み続けられるなら化け物でも良いです。寧ろ化け物が良いです。化け物になったらR18禁が出来ます」

 

「リョナの方の?」

 

「リョナの方のです」

 

「どこ需要?おっさんのリョナどこ需要なのホント…」

 

「私に需要があります。マジありです。」

 

あ、やっべ。えげつねぇ絵面が広がってら。

 目に入るは、世の草臥れたおっさんを集めて平均化したらそうなるだろうなという風貌をした中年太りが悲しい感じのおっさん…件のゲームで死ぬはずだったおっさん先生である。そのお腹をひたすら揉んでいるのは、なんというか…ザ・科学者みたいな白衣に眼鏡をかけた女子生徒……原作には施設で対応してくれるちょい役キャラだったはずが、とんでもねぇ癖を抱えてそれを発散しているらしい場面であった。

 

 もに、もにもに 揉む手つきがすんごくやらしく、おっさん先生は死んだ目をしている。しかし、逆らえば言った通りに悲鳴を上げられて教師人生一巻の終わりなんだろう。悲しいことに、この社会は男性の性犯罪には厳しく、女性の性犯罪には少し緩い目を向けられている。いや、ちゃんと司法が機能する時もあるが…まぁ状況が状況ということだろう。

 

密室(だった)教師と生徒が二人きり、何も起きないはずもなく……疑いを向けられるのは先生の方だろう。いくら言ったところで女子生徒側が認めでもしない限り、いやでっち上げの証言でもされたらそれこそ終わりだ。男性教師の言葉と、女子生徒の言葉、どちらが信用に固いかと問われれば、状況を知らない人間は後者と答えるだろう。つまるところそういうことだった。

 

一部の男性諸君が血涙を流しそうな、おっさん先生に逆セクハラする生徒という大分エグ目の光景が広がっていたのだった。

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