【RTA】九頭竜八一ALLハーレムルート   作:戦場鏡

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AIのべりすとなどのツールは非常に便利です。
しかし残念なことに、この小説では使う事ができません。文構成上、非論理的な表現を多用するからです。


『九頭竜八一ALLハーレムルート』 03

前回、ついに本編スタートです。

 

供御飯先生(2)

月夜見坂先生(2)

九頭竜先生(0)

ゴッド先生(0)

祭神先生(0)

ラスボス(銀子)先生(-2)

くらいの年代です。

 

十分に化物世代ですねこれは……。

 

ついでに花立先生計算式を活用しましょう。

銀子先生が13の時、仮に花立先生が21としましょう。

そして、月夜見坂先生が19の時、岳滅鬼先生が21とします。

 

花立先生は6歳です。

岳滅鬼先生は4歳です。

再計算が必要です。

 

漫才やってんじゃねーよ!

月夜見坂先生の2つ上が翼先生(4)

花立先生ははっきり言って不明!

劇中で『11歳の作中公式メインヒロイン(空銀子)先生に、三タテ食らってメンタルマジヤバ』くらいの描写しかないからね。

その局面で夫(玉)を一本掴みするんだから、マジヤバよ。

 

閑話休題。

 

原作でどのタイミングで釈迦堂里奈先生VS清滝鋼介先生のプロ編入試験があったのかはよく分かりませんが、このゲームではランダムで決定されます。

恐らくフラグ管理だとは思うのですが、条件を満たしたからと言ってイベントがあるわけじゃないのがなんとも悩ましい。

ちなみに清滝先生の娘で、原作最終巻で作家業を始めた清滝桂香先生(自分でも、どちらの意味で先生と書いているのか良く分かりません)は、御年9歳であります。

この方が居なければ……という局面が作中では多々ありますので、やはり桂香先生は偉大だと思いますねえ!

私の中で一押しのキャラであります。

まあ、今回のルートでは将棋指しとして大成することはありませんが(無慈悲)

気になる人は、『清滝桂香タイトル奪取ルート』で検索してみてください。

茨姫(花立先生)に殴り勝つって、どういうことだよ……。

 

世間では、はぶ……ゲフン、メイジンが最強ムードであります。

この辺りは、一光少年が誑かして月光先生を将棋連盟役員にしたのが大なるところだと思います。

原作では空銀子先生を苦しめることとなる旧体制の将棋連盟を、早々に破壊しようという目論見であります。

将棋界の膿を、早々に叩き出す必要があるからです。

何故かって?

現実での将棋界はスキャンダルのオンパレードが蔓延っていたわけであって、綱紀粛正の為に執拗な処置だったわけですね。

それ以上に重要なことは、そう。

さっさと月光先生に会長になっていただいて、ルールとかルールとか女流棋界とか牛耳っていただきたいですし、何より情報を掴みやすい立場にいていただいた方が、都合がよろしいのです。

 

 

――小説パート――

 

忙しい。月光の状況はそれに尽きる。

将棋連盟会長。それが今の彼の役職である。

そして、“A級棋士”。それだけで、どれだけの忙しさかは察していただきたい。

書類を“読み上げる”一光と、二人三脚でどうにかこなせる仕事量だ。

それでも、選別された案件のみだというのだから、元の書類がどれだけの量であったかなど考えたくもない。

だが、月光は自分の決断を後悔していない。

アングラの時代が終わりつつあることは、肌で感じ取っている。

だからこそ、ここで将棋の総本山を変えねばならないのだ。

 

「先生、私はもう時代遅れなのかな」

ある日、鬼沢先生が酒を飲みながら私にそう言った。

聞けば、“襦袢”という言葉を使った時に担当編集から“パンツ”や“ショーツ”にしなさいなどと言われたらしい。担当は二回りも若かったそうだ。

そう、その語句は、時代遅れになっていたのだ。

「エロは抜ければ良し、考えさせてはならない。鬼沢先生はそう仰ってましたよね」

一光が言いながら日本酒を鬼沢先生のお猪口に注ぐ。

「そう言うこった。知らない言葉は、エロの雑味になる。良く分かってるじゃないの」

「先生の薫陶のおかげです」

その薫陶が将棋に一切寄与しないことを、私は指摘しなかった。

根本的なところで、鬼沢先生が抱えている悩みを理解できるからだ。

時代の刷新。

序盤研究の体系化。

そして、メイジンが指す“マジック”と呼ばれる手法。

技術的な革新を思わせるそれに、何度奥歯を噛み締めることとなったか。

“僕らは、時代遅れになったのか?”

恐らく、何処かで、鬼沢先生と私は同じ課題に直面している。

 

「でも、エロは永遠ですよね」

手酌で飲んだ一光が、そう言った。

 

「……そうだなあ、人類は紀元前からエロと共にある」

何やら名言のようなことを言って、鬼沢も深く頷く。

「じゃあ、世紀のエロ爺の鬼沢先生は語彙の云々でエロを諦められますか?」

数瞬。

鬼沢先生は、一光の胸のあたりに拳を突き出した。

トツッ、と軽く音は響き、だがその拳には人生そのものが乗っていた。

 

「諦めるわけないだろ? 教師しながら、教卓でエロ小説書いていた男だ」

「教育に悪いですね」

「今更言う事かそれ」

いいから注げよ、と鬼沢先生が突き出したそれに、一光が注ぐ。

「だがなあ」

一気に飲み干して催促しながら、鬼沢先生は苦悩を吐露する。

「雑誌の方は、どうするかなあ……」

私としては、今すぐ廃業して欲しい。

これはアングラ云々ではなく、客人としての鬼沢先生を慮っての考えだ。

エロ印税はまだ横ばいで推移している、と一光に聞いた。

だが、将棋雑誌の方は……完全なる赤字を垂れ流している。

鋼介が釈迦堂里奈と戦った刊で、最終回にするべきだった。

それが私の思いであった。

しかし、“将棋連盟会長”という立場を持つ人間がそれを言う事を、私自身が躊躇した。

それは明確に、現将棋界が彼を否定することと同義であるからだ。

あれだけの恩義を受けておきながら、鬼沢先生を切り捨てるようなことを口にすることは、とてもできなかったのである。

私はチラリと、一光に顔を向けた。

彼なら、僕の意図を読むだろう、と。

 

「鬼沢先生、今年で終わりにしましょう」

「……うん」

よし、良く汲んでくれるものだ。流石は私が弟子。

 

「残りは六回です」

「……うん」

残酷だけど、その方が先生のためだからね。

 

「まずは一発目の企画です。“精鋭の素顔”というタイトルでいきましょう」

「……ほう?」

僕も気になる企画じゃないか。

 

「まずは、生石先生世代を全員全裸にします」

「ほう!」

は?

 

……

……

 

 

「やめないか!」

一光の提案するエグイ企画の数々に、流石の僕も手が出るのだ。

渾身のフルスイングは、過たず一光の顔面を殴りぬいた。

 

 

結果として。

鬼沢の雑誌は翌年三月特別号をもって廃刊となった。

なお、廃刊が決まって一発目で出したのが。

 

『月光道場、閉館』

『新道場、清滝道場』

である。

 

私としては、A級棋士と会長職を兼任するだけで、もう限界である。

自宅道場(?)を運営するキャパシティーなど、あるわけがないのだ。

犠牲者が出た。

弟弟子の清滝鋼介である。

一門どころか、関西将棋界、メイジンも結託していたのだから、将棋界全体かもしれない。

「今すぐ自宅を改修して、道場を作れ」

「金はある、人もいる」

「いいから、やれ」

要するに、私の道場のグレードアップ版を作ろう、という我欲にまみれた大人たちがそこには居た。

本人の意思が無視される、という点に関しては初代道場(私)と類似点を持っている。

(自宅に)手を入れる専門家がゾロゾロと大挙するとなれば、鋼介に抗する術は無かった。

さらに言えば、清滝邸の立地も(いい意味で)悪かった。

交通の便が私邸よりも良く、さらに言えば関西将棋会館からのアクセスに優れている。

邸宅の立派さ、と言う点だけは私邸の方が勝っていたが、土地面積では清滝の方がはるかに広かった。

悪い大人が、悪い事をするには最善の立地であった。

 

自宅に温泉宿(のようなもの)ができた持ち主の心境を述べよ。

一階、宴会スペース兼入浴場

二階、将棋道場

三階、宿泊設備

自宅よりも高い三階木造建設を見て、清滝は呟いた。

「……自分の家で風呂入らんで済むなあ」

人はそれを現実逃避と言う。

 

二回目~最終刊は、『大乱交(大乱戦! 交流大会!)開催』

というタイトルを出したエロガキ(一光)とエロ爺(鬼沢)を私が〆落とし。

『鬼沢杯(ノンタイトル戦)開催!』となった。

 

内容としては、『“元”も含めた真剣師をプロ相手に戦わせる』企画である。

もちろん、参加者は全員名前を偽っての参加である。

対局者は仮面を被り、身元がバレないような衣装で指すことになる。

(これ、釈迦堂先生は大丈夫か?)と、一部の人間は危惧したが。

レディースのスーツを着用した彼女に、何とも言えない脱力感を覚えた。

NHK杯とかでも、その恰好で来れるだろ、と。

 

この企画は、ある意味で鬼沢の将棋雑誌の集大成である。

“真剣師の終焉”

それは、逃れられない。真剣師たちも、ほぼ確信に近いほどに悟っている。

だから、この最後の祭りに、のめり込むことにした。

だから、自分が“生きてきた”証として、あらゆる外法戦法を盤上に晒した。

勝つことに特化した、ハメ手。

胡散臭い技術と、泥臭い逃れの手筋。

そのことごとくはプロに看破されたが、彼らの興味はその“視点の異なり”にあった。

奨励会と言う、地獄の勝負世界を彼らは経験してからプロになっている。

将棋の勝敗と自身の存在価値がイコールであるという“前提”は、プロ棋士の心の奥底に根付いている。

とは言え。

“負けたら本当に自分の命が懸る”将棋を指した人間は、そこには居ない。

将棋の根本的な価値観の違いは、酒が回れば口も回るというモノで、感想戦をしながらビールを片手に色々と話せば、なるほど経験則だ面白いと話は弾むものだ。

二回くらいで終わるか、と思っていた鬼沢は、やんやと盛り上がる感想戦なのか雑談なのか分からない酒宴を見て、「彼らの最後の肖像写真(ポートレート)だ。ゆっくりと、鮮明に残してやろう」と最終刊まで企画続行を決意した。

 

三つ目の企画案は、一光が出した。

『詰将棋四十八手』

企画名を聴いた時点で私は青筋を立てたが、「まあまあ師匠、これを解いてくれませんか」と口頭で配置と持ち駒を聴けば、なるほど。

「――以上の25手詰みですか」

詰将棋としては分かり易い手順しか使っていないが、駒の動きは面白い。

「ほほう……確かに四十八手に相応しい手順だ」

と、鬼沢がいたく感心するのを聞き咎めると。

どうやら、手順の中で現れる駒の形に四十八手の四つが含まれるらしい。

私は、深あーーーく、ため息を付いた。

「勝手にやってくれ。僕の名前は決して出さないように」

「はい!」

四十八手シリーズは、残念ながら鬼沢の雑誌が生きているうちに完結することは無かった。

数年後に『鬼沢四十八手』というタイトルで、刊行されてようやく完成の眼を見ることとなった。

四十八手が発売されて、妙に女流棋士との距離が遠くなったと私は感じる。

彼は思い当たらなかったが、四十八手の著者は鬼沢であり、監修者は一光である。

それも、詰将棋本なのだ。一光の師匠が詰将棋の名手であることに思い至らない将棋関係者などいない。「これは確実に一枚噛んでいるぞ」と思うのが自然の流れである。

後年、秘書となった男鹿が、妙に四十八手の話をするのに怪訝に思った私は、「あの詰将棋は、動機はともかく面白い本ではあると思う。でも、何故その話を僕にするのか」と尋ねた。

 

「あの本の本当の監修者は、会長ですよね! 盤上と言わず、現実にしてもらっても……(小声)」

眩暈がした。

 

一光は、とにかくアイディアを出し続けた。

その九割五分が却下された。私によって。あるいは、『棋士に下剤を盛ってその様子を楽しもう』と言った一光にマジ蹴りした鬼沢によって。

ただ、私と鬼沢先生が満場一致で可決した案があった。

『鬼沢の話』という企画。

それは、雑誌そのものの歴史であり、日本と言う国の歴史でもあり。

昭和の昔話の、生き証人の話でもあった。

 

「――高貴な令嬢が、快楽に悶える。分かります」

「君は童貞だろ?」

「違います。この目を見てください」

「童貞はそう言う事を言う」

「シュレディンガーの童貞です」

「良く分からないことを言い出すときは信用ならないって、先生が言っていたなあ」

「ランダム変数的に言えば、先生も童貞です」

「僕は既婚者で、子供もいるし孫もいるんだけど?」

「なるほどですね、処女懐胎ですか」

「僕の子供に神はいないよ」

「では……すみません」

「君が何を想像したのか理解できるけど、普通にアレして生まれたからね」

「カッコウという鳥がいるんですが……」

「それ以上言うと、君を殴っても僕は許されると思う」

 

『鬼沢の話』の聞き手は一光である。

無駄話につぐ無駄話。

400文字を埋めるために、50,000文字くらいの無駄話をするのだ。

話好きの二人が揃えば、さもありなんである。

だから、廃刊の話が出てから少しずつ書き溜めていく内容となる。

 

基本的に二人は、女と酒の話をする。

こんなのが一番弟子か、とため息を吐くが、だからこそ顔が広いのだろうという強みを持つ弟子を複雑な心境で見やる。見えないんだけどね(カイチョウジョーク。場は氷点下になる)。

とは言え。

この二人がつるんで話していると、絡んでくる人間が多いこと多い事。

「すみません、今雑誌の取材中なんですよ」

「亀甲縛りの話を将棋雑誌でするつもりかよ」

などと、誰であれ酒瓶を片手に座に割り込んでくるのだ。

「どうだったんですか、昭和」

「お前、平成ってどんな時代が一言で表現できるか?」

「昭和の後です、一言で言えば」

「じゃあ、大正の後だよ、昭和は」

「内容がないようじゃないですか」

「何言ったか、自分で覚えてねえのか?」

こんな具合で、どーでも良い話が連鎖してゆく。

その様子を、鬼沢先生はニコニコ顔で聞いているのだ。

それはどこか刹那的快楽に満足しているようでもあり、どこか連続的な時間に思いを馳せるようでもあった。

 

 

紆余曲折(主に一光の出すわけ分からない提案のせいで)あったが、鬼沢の雑誌は無事に最終刊を発行するに至った。

そして、鬼沢はありとあらゆる伝手で以って、自分の人脈をフルバーストして“廃刊記念”という名目で大規模な宴を打った。会場は鬼沢邸である。

彼の間違いは、人脈フルバーストの中に一光が居たことだろう。

「費用は全部こっちも持ち」と言ったことだろう。

奨励会員全員が、女流棋士の卵たる研修会の娘たちも、『タダで旨い飯食べられる。移動費込みで無料』という一光の口車に乗る事となった。ヤング茨姫もそこには参加している。

彼ら彼女らにとって一光プロは、『ついていくと飯代がタダになる人』である。

それを「甘やかすな」という人もいる。道理だ。

それに一光は、「俺は腹空かせて野垂れ死ぬところを師匠に拾ってもらったんや。小銭持ったら飯食わせんと、師匠に顔向けできないやろ」と言う。

そんな一光が「タダで飯食いに行こうや」と誘うのだ。

断る道理など、無い。

 

一光が関東勢で初めに声をかけたのが於鬼頭であった。

最難関を初手にするあたり、彼の性格が見える。

「先生、お越しいただけますか」

「君に先生と呼ばれると、こう、虫唾が走る」

「言いすぎやろ、先生」

「於鬼頭で良い。わざとやってるだろ、君」

まあいい、この局面の見解を聞かせてくれ、と。

二人研究会の様相で、六時間が経った。

「……ここで押しに行くか、控えるか。個人的には控えの手の方が指しやすいなあ」

「君は“相手に手を残す”筋を好むな。何か理由があるのか?」

「人はミスるじゃないですか。そんでCPUは……」

「“可能な限りの最善手を探し出す”いつか君が言ったことだな。つまり敢えて選択肢を膨大に残すことで、相手の時間を削ることができる、と」

「僕の唯一の取柄は忍耐ですからね、持久戦なら殴り勝ちます」

「そう思っているのは君だけだろうな」

「……?」

 

祭神雷、になるはずの少女は、於鬼頭雷という名前で赤ん坊である。

いずれにせよ、とんでもないキラキラネームである。

彼女の最初の記憶は、おとうさん、と呼ばれている背の高い何かと、イッコウと呼ばれている同じく背の高い何かが、色々と話しながら手に持った何かを動かして話し合っている光景である。

なにやら楽しそうであり、同時に自分が蚊帳の外に置かれている現状を、彼女は泣くことで不満を表現した。

おとうさんは不満げに顔を顰めたけど、イッコウは「こいつは才能アリアリですよ、見せてあげましょうよ」と彼女を抱きかかえて盤上が見える位置に、左腕で保持する。

雷に将棋は分からない。だが、いくつかのやり取りで“駒の動き”だけは理解できた。

そうして、一点を指さした。

“駒が対消滅した時に、空白となる地点”だ。

「ほう」と、おとうさんは感心した。

「ははあ、攻撃的だなあ」と、イッコウは面白げに笑った。

「せっかくですから、お嬢様の指定局面から検討してみますかね?」

「……まったく、偶然でしょうこれは」

と言ったおとうさんは、彼女の頭を優しく撫でた。

祭神雷の、最初の記憶である。

 

そして、だいたい15年後に主人公(ヤイチ)が彼女の頭を撫でたときに、ナデポする伏線であった。

 

於鬼頭さえ攻略できれば、あとは楽勝である。

生石に話を持っていけば、「於鬼頭がぁ!? あの、アイツが!?」で陥落する。

山刀伐尽先生? 話をした時点でフィニッシュですよ。

医学生の明石先生も、ついでに誘いに行きます。同窓会ですよね実質。

そこで、於鬼頭の話をすると、「ええ……君はどういうアレなんだい?」と完全に語彙を失った回答を得られます。参加決定!

次はメイジンも誘いますかねえ……。

 

はい、楽勝。

参加人数、212名でございます。

頑張って、鬼沢先生。

 

 

「野外開放しましょう!」

鬼沢の雑誌の従業員含めれば、約250人。

自分の敷地にモンゴルテントじみた何かがバカスカ設置されるのに、ため息が出た。

風情も何も、あったのもではないが、意気揚々と棋士の卵たちがせっせと設置するそれを止める気にはならないのだ。

設置完了した中を見てみれば、何故か中央に将棋盤が鎮座していた。

脚もない板版であったが、彼らは暇さえあれば将棋を考えているのだと、なるほどと思うのだ。

そこに、時間前に到着したプロ棋士が吸い込まれていくのは、将棋の匂いに惹かれるからか。

どうにも業が深い生き物である。

 

午後六時。

開催の挨拶を鬼沢がする時には、流石にモンゴルテント(将棋)の民は整列していた。

メイジンと山刀伐先生がその列に並んでいるのは何かおかしい気がするが。

「ありがとうございます」

深々と、鬼沢は礼をした。

誰もが礼を返した。

「お時間を頂いて、私の声に応えて頂いて…………感謝とは、尽きないものですね」

頭を上げて、文言を述べる。虚飾の無い話様である。

「僕の本を出してくれた方、脚本を映像にしてくれた方、僕の作品を愛してくれた方々が居てくれるおかげで、こんな屋敷で執筆できましたが」

言いたいことは、言っておくべきだ。

「――時代は変わりました。僕の雑誌は、上手い具合に“首を切ることができた”」

「エロ一本! エロ爺として脱皮します!」

「――最後に、こんな親父で済まんな、と。家族には言いたい。ですが、エロ爺として生きるのが、俺の生き方だ。諦めてくれないか」

 

シン、となった。

 

「鬼沢からポ〇チン取ったら、何が残るんや!」

うるさいガヤが、それを許さんのだ。

「花と〇シリーズ、完結ちゃうやろ!」

「新時代のエロ見せろや! それがお前やろ!」

「ア〇ウセ〇クス、医療関係者として監修したろうやないか!」

「シチュエーション、甘くないか!?」

うるせえ、ヤツラである。

読んでる、ヤツラである。

許せる、が。お前だけは別だ。

何が鬼沢から男〇取ったら、だ。一光。

「僕からは以上です。一光、お前が取り仕切れよ? 挨拶は二分以上な」

罰ゲーム確定じゃないか。

 

一光は、着流しの浴衣姿でマイクの前に立った。

今は四月。夜は肌寒くなるが、堂々とした佇まいはそう見せない。

マイクの前で、悠々と酒を飲んだ。

そうして、「皆さんも、まずは乾杯といこうではないですか」と促す。

挨拶、否。

演説が、始まった。

 

「――乾杯! ……春に眺むることあれば、花と河ですかね。人の世とは、華の如く栄華と必衰があり、また河の如く無常に流れるモノであります」

「――鬼沢先生は、もしくは我々でも、河には抗えないモノであります」

「――将棋の雛として連れてきた君たちも、何処かで河に流れる時が来る。それは絶対や。プロやってる俺が、タイトルなんぼか知っとるやろ?」

「流転無常、この言葉は、非情ではない。そんで敗者は弱者やない。雑誌廃刊になっても胸張ってるそこのオッサンがおるやろ」

「変に混ぜっ返すな」

「鬼沢のオッチャンは、一本槍持っとる。朕ポコ槍や。強みがあるのは人生の宝や。俺も勝てんくなったら、旅館で雇われにいくわ」

「頼むから、やめてくれ」

「君が会長補佐から抜けたら、マジで洒落にならないからね?」

「まあーこう言う事や。“能力が人生を定義する”という価値観自体は、半分くらい正解や。残りの半分は、“結局、人”という事やな。鬼沢のオッチャンが廃業するって、参加する人には何も得ないやん? でも、オッチャンはこんだけ人を集められるんや。言いたい事、分かるよな?」

「オッチャンは、人に愛されたから、こうして無駄にデカい屋敷に住んどる」

「無駄言うな」

「俺の師匠も、メイジンも! すべての棋士がどこかで愛されとるから、将棋で飯食えるんや! ポコチンでも将棋でもそれは一緒やろ?」

「さすがに違うやろ」

「あいつ、何言ってるか自分でもよう分からん時あるよな」

「ラブ&ピース! 指は二つや! 過去と未来や! 今日は過去を語ってくれ! 明日はもう一本しかないんや!」

「彼って、面白い事を言いますよね。ご師匠の教えですか?」

「彼は基本的に良く分からないことを言うよ。もちろん、僕の知らないところで」

 

鬼沢の“敗戦式”は、良く盛り上がった。

出版業界としては、『赤字雑誌をようやく切るのか』という安堵がある。

鬼沢の陣営でも、『ようやく決断したか』と言った様子であった。

鬼沢の雑誌が息を吹き返したのは、明らかなテコ入れがあたったからであると誰もが気が付いていた。

そのテコ入れが長くは続かないことも承知していた。

そして、誰が彼の雑誌の首を“介錯”したのかも。

 

中崎は『将棋世界』の編集長である。

「お時間、いただけますか」と、一光に聞けば、「はあ、良いですよ」と席が設けられた。

そして頃合いを見計らって「雑誌の――」と聞けば。

「俺は誰や? プロ棋士やろ。その質問は鬼沢“先生”にするべきや」

と、応える。

だから、切り口を変えた。

鬼沢のオッチャンは、どんな人かと。

ニッカリと笑って、一光は、「俺とオッチャンは大体猥談やなあ、飯も奢ってくれてこの前は寿司を食べさせてくれたんや! 回ってない寿司屋で、作法も教えてもろて、頭上がりませんね!」と上機嫌に語る。

中崎は実のところ、鬼沢はあまり重視していなかった。

月光一光と言う、“棋士を暗闇に引き釣り込む”気風の謎の成年の言葉を聞きたかったのだ。

だから戸惑う。だから、興奮する。

取材者にとって、“イメージと実物がかけ離れている”ほど、取材がいがあるのだ。

「好きな寿司ネタは?」

「マグロや!」

師匠に初めてご馳走になった寿司や、という言葉に、

(純真な部分と、老獪な部分が混在する。……人格の乖離が無いところを見れば、“使い分けている”のか。盤上で対面する人間にとって、これ以上に難しい男はいないだろう……)

中崎は、どこか“昭和の匂いがする”青年を追ってやろうと思った。

浪花節は今どき流行らない。

けど、彼には確かに、中崎を何処か引き寄せるのだ。

 

中崎にとって、一光プロはとにかく多弁博識な男に見えた。

ニュースの話を振っても、どこから仕入れてきたのか分からない情報を根拠に解釈を語る。

後から裏を取れば、納得できるようなリソースから想定を話していると気が付いて、背筋が凍ったこともある。何故なら、そのリソースが多言語であったからだ。

(この人は外務官とか、官僚になるべき存在ではないか?)と思ったことも一度や二度では効かない。

最もゾクリとしたのは、あの“阪神を襲った大震災”の時だ。

NHK杯の事前収録で話したのは、確実に震災の予言だった。

誰もが与太話だと鼻で笑ったが、中崎は彼の眼がどこまでも本気である事を見ていた。

「逃げろ、もしくは備えろ」

中崎は与太とは思ったが最低限の準備をしていた。

地震が来た。

地面ごと、地球ごとひっくり返るような揺れだった。

ライフラインは無い。

その最低限の準備は、家族を確かに救った。

 

月光一光は、未来が見える。

 

中崎にとって、それは確信じみていた。

 

『名人戦』とは、将棋界にとって特別な称号だ。

中崎は、名人位の月光と、弟子の一光の仲は頗る良好だと聞いていた。

だが、当日。そこにあるのは。

不俱戴天の敵と戦おうとする両者の姿だった。

 

一光は、「これがラストチャンス」だと思い定めていた。

何が、ラストチャンスなのか。

“最強の”月光聖市と戦える、ラストチャンスだ。

会長職に着いてからの師匠は、一見、強さが衰えないように思える。しかし、長年近くにいた一光は、確かな衰えの気配を月光に対して感じていた。

だからこそ、今年こそはと思い、A級順位戦でメイジンすらもフルボッコにした。

それは、職業人としての棋士生命を危険にさらす行為である。研究の一切を表に出す事は、よほど陳腐化していない限り、大事に取って置くべき知識を放出する行為に他ならないからだ。

投了したメイジンは、「これが、君の将棋なのか」としばし瞑目した。

やがてメイジンは、「最後まで見るよ」と言った。

彼は、月光師弟が名人戦を戦う事を確信に近い精度で感じ取っていたのかもしれない。

 

名人戦の見聞は、驚くほど静かに行われた。

和装正装の一光が先に到着して、静かに名人(師匠)を待った。

聖市の付添人は、弟弟子の鋼介だ。名人を先導して、玄関口で互いに一礼した。

 

鋼介は、A級棋士だ。

そして、一光に順位戦で敗れた棋士でもある。

そして、一光は一門でもある。

しっかりとしつらえたスーツで、兄弟子と従姉弟弟子を先導する。

妙な気分だった。

確かに、一光に敗れた屈辱はある。

だが、なにやら神聖な儀式の立会人になっているかのような、高揚感もある。

一光も、兄弟子(セイイチ)も、師弟関係なのにも関わらず、一言も言葉を交わさない。

闘志を燃やしているのか、それとも、言葉は不要なのか。

鋼介は、先導を務め終えて、生唾を飲んだ。

これは、とんでもない戦いになると。

 

「ご恩返し、してやります」

「君に施した恩は、たったの一冠くらいじゃないと思う」

 

月光師弟は、何処か牧歌的であった。

師匠も弟子も、仲が良い。従と使の関係ではないと思っていた。

それが、どうだ?

本気で食い殺そうとする師匠と、本気で喉笛を掻っ切る弟子の構図だ。

一局目、相矢倉。

ではない、イッコウの変則矢倉が勝敗を決めた。

師匠に対する、明らかな挑発行為だ。

感想戦を、イッコウは快諾した。

『一手三両』を、その変化の中で示して、聖市名人は席を立った。

屈辱だろう。だが、名人には何処か、晴れ晴れとしていた。

 

二局目は、『後手番角換わり』が披露された。

名人の後手番で、である。

一手半損角換わりの展開に、解説席が悲鳴を上げた。

ハブ……メイジンだけが「ははあ、なるほど」とため息を漏らしたのが印象的だった。

とにかく、月光師弟は殴り合った。

軍配は、名人に上がった。

 

僕らが遊ばれていたのか。

彼らが極上の遊びをしていたのか。

 

勝敗イーブンの最終局で、

 

イッコウは、後手で、“飛車を中央に振った”。

角道が、空いている状態で、だ。

 

 

「やりやがった……」

生石は生粋の振り飛車党だ。

だが、この、名人戦の最終局で“不完全な研究”の戦型を選ぶ度胸が、生石には信じられなかった。

「俺らは、何を見ているんだろうな」

ふと漏れた生石の独り言を、拾った人間が居た。

「未来だ」

於鬼頭は、そう断言した。まさか返されるとも思わなかった生石は、ギョッと於鬼頭を見た。

とは言え、動揺が収まれば生石は於鬼頭の発言に興味を覚えざるを得ない。

「未来、とは?」

そう問うた生石に、於鬼頭は不貞腐れるような、何処か満足げなような、非常に複雑な感情を表情に浮かべながら答える。

「イッコウと研究すると、突拍子も無いような戦型を選ぶ時が時折ある。そのたびに思わされる。将棋盤は、たったの八十一マスのゲームではない、と」

再び、生石は驚愕した。つまらない男だと思っていた於鬼頭が、論理的だと思っていた棋士が、ロマンを語り出したように思えたからだ。

生石が二の句を継ぐ前に、於鬼頭は締めくくった。

「この名人戦、おそらくイッコウからの問いが含まれている。将棋界で最も伝統のある名人戦で、定跡破りの手を彼は選んで指した。それは恐らく、新時代を示唆するものだと私は解釈している」

お前らは、未知に踏み込めるか?

お前らは、今までの自分を捨てることができるのか?

於鬼頭の発言に耳を傾けていたのは、生石だけでは無かった。

西の重鎮の蔵王を筆頭に、ベテラン棋士が。

東の天才のメイジンを筆頭に、時代の旗手が。

この場には、東西の別なく、老若の別なく、男女の別なく、恐らく歴史に残るだろう名人戦の最終局を見守るために、奨励会員や研修会員は師匠が自腹を切ってでもここに来させたのだ。

「熱い」

と、誰かが言った。

空調は効いている。だから、物理的に温度が上がったわけではない。

だが、それを聞き咎める人間はいなかった。

誰もが、この場の熱量を共有していたのだ。

 

月光聖市は、名人だ。

目の前の一光を拾った人間でもある。

過熱する脳みそを、一度クールダウンするために、どうでも良いことを考えることにした。

(こいつが襤褸切れ一枚で土下座して、僕の所に来たなんて思わんやろうなあ)

身長はすでに月光を超えている。自分で稼いだ金で、一張羅の和装に身を包んでいる。

その視線は盤上に固定されており、まるで師匠の事など眼中にない様子だ。

思わず、フッと笑みが零れた。

記録係の少年はそれを名人の余裕と捉えて、後年真似することになる。少年の名前は篠窪であった。王太子の異名を持つことになる彼は、「大勝負で戦う時、偉大な先生を真似ることにしています」と語った。篠窪の師匠はちょっと拗ねた。

 

(弟子を取る事を決断した時、何のメリットも無いと思っていた。だが、今感じている胸の高鳴りは何なんやろうなあ?)

もしかしたら、月光の師匠も同じ光景を望んでいたのかもしれない。

将棋界の最高権威を持つ名人戦で。

最終局までもつれ込んで師弟で対峙して、面と向かって叩き合うのだ。

これほどの名誉はあるだろうか?

僕が鍛えた……恐らく僕が鍛えたであろう弟子と、天辺で殴り合っているのだ。

(あかん、鬼沢先生と猥談してる姿しか思い出せん)

一光はとにかく鬼沢とペアになっているイメージだ。次点で夜叉神氏に付きまとって飯を奢ってもらっている印象だ。その息子夫婦と仲良く小難しい話をしている。良く分からん人間だ。師匠として最も長い付き合いなのに、一光の事は良く分からない。

(だから、ええんや)

目の前の戦局みたいに、混沌として手の付けようがない。

だから、面白い。

 

夜叉神天祐に、将棋は分からない。

ただ、生中継されている名人と一光が楽しそうだという事は分かる。

「あいつ、これが本性か」

月光聖市が勝負の鬼であることは理解していた。

だが、一光の方は。

「俺と猥談して、へぼ将棋に付き合ってくれる兄ちゃんじゃねーな」

鬼沢が、夜叉神邸に招かれていた。

名目上、鬼沢はアマ三段の免状を持っている。ここに呼んだのは、一応の将棋指南役としてコメントを頂くためだ。夜叉神も鬼沢も、そんなことは言い訳に過ぎない事を腹の底にしまっている。

要するに、距離が近すぎる二人の棋士が名人位を争うのを、一人では見れないので同じような境遇の人間が欲しかったに過ぎない。

「先生、どちらが有利ですか?」

「先生は止めてください、夜叉神の旦那。ただ……」

「ただ?」

「どちらが勝とうとも、僕は祝勝会をするつもりですよ」

鬼沢をコウモリ野郎だと批判する気持ちが、夜叉神には起こらなかった。

彼が真剣に、“どちらも”応援しているのだと、そして自分も本心では同じ気持ちであるからだ。

そして残念会でも一光は、本気で師匠を祝福するだろう、と確信しているからだ。

鬼沢と夜叉神の間に、言葉は少ない。時折、徳利を追加する声や、指し手に感嘆する低い唸りが零れるのみだ。

やがて、夜叉神が将棋盤を注文した。女中がいそいそと足つきの立派な道具を運んできて、ピカピカに磨かれた駒が盤上に晒された。

将棋の中継は、とんでもなく長い不動の時間の連続だ。

駒を動かす手慰みは、最上の肴に違いなかった。

 

岳滅鬼翼にとって。

最強の棋士は『答え無し』だ。

最も尊敬する棋士は『師匠』である。

そして、最も戦いたくない棋士は、『月光一光』だった。

攻め将棋とは畢竟、速度計算の上に成り立つ。その算段を崩すことを最も得手とする棋士が一光だったのだ。

岳滅鬼は、記憶に残る一局として『月光聖市VS月光一光』の名人戦最終局を挙げる。

「光速の攻めが、光すら逃さない重力場(ブラックホール)に吸い込まれるような将棋だった」と、彼女は語った。

 

 

「ありません」

一光が投了した。

投了した一光は、まるで慙愧に耐えるような表情だったが、勝者たる月光もまるでこの世界にいないかのように、ただ茫然と天井を見上げている。

記録係も立会人も、月光の尋常ではない様子に戸惑ったが、一光は両の手で師匠の顔面を、まるで柏手を打つように音高くバシン、と打った。

やがて、月光は現世に戻り、ジンジンと痛む頬を摩りながら、「僕が、勝ったのか」と言った。

「僕が負けて、師匠が勝ちました」

と一光が言った。

「ちなみに、師匠の頬が痛むのは清滝先生のせいです」

清滝がブンブンと首を振るのを、月光が見ることは無かった。

なお、この光景は全国生放送であった。

 

 

【名伯楽】清滝先生を語るスレ 501【濡れ衣の人】

テンプレ以下略

 

名無しの清滝一門

清滝先生そのものは強くない。

 

名無しの清滝一門

今更そんなことを言う?

 

名無しの清滝一門

>清滝先生そのものは強くない。

A級棋士に言う言葉じゃない

 

名無しの清滝一門

今期はB1圏内だぞ

 

名無しの清滝一門

清滝道場で飯食えるから……

 

名無しの清滝一門

偉大なる兄弟子

 

名無しの清滝一門

全て一光が悪い

 

名無しの清滝一門

一光プロが加害者なのは事実陳列罪

 

名無しの清滝一門

月光会長のエッセイでそのあたりの顛末が書かれているからなあ

引用:『続、くだらない人々』

 

名無しの清滝一門

NHK杯の解説で一光プロが出てくる回は絶対に見る

 

名無しの清滝一門

滅茶苦茶に脱線するあの解説なww

 

名無しの清滝一門

一回、釈迦堂先生が聞き手に来た回があったけど、ド派手な衣装に目がくらんだのは最初の方だけでやんした

 

名無しの清滝一門

服飾と会計の話でほぼ九割くらいですねえ!

 

名無しの清滝一門

「はい、次の手はここ。で、土地代に関しては……」

NHK教育って、そういう意味か

 

名無しの清滝一門

放送大学かな?

 

名無しの清滝一門

将棋はどこいったよ

 

名無しの清滝一門

アベマで『一光プロが将棋の話縛りで解説する』の話する?

 

名無しの清滝一門

すみませんでした

 

名無しの清滝一門

長いんだよぉ!

 

名無しの清滝一門

初心者講座としては最適なんだがね?

 

名無しの清滝一門

定跡の成り立ちから逐一説明してくる男

 

名無しの清滝一門

「解説の説論が気になって、将棋に集中できませんでした」

メイジン……?

 

名無しの清滝一門

大学の講義を思い出した

 

名無しの清滝一門

蔵王先生の孫弟子テイストは受け継いだな。

アベマの収録中に飲酒するという、負の系譜だが

 

名無しの清滝一門

清滝先生が組んだ時だけはちゃんと解説の仕事をする

 

名無しの清滝一門

やはり、清滝先生が最強か

 

名無しの清滝一門

ここが凄いぞ! 清滝先生!

 

タイトル戦に三回も出た

娘が女流棋士。しかも美人

自宅で温泉宿をやっている

清滝道場という将棋道場を抱えている

一門には九頭竜先生、空先生、雛鶴先生、夜叉神先生というビッグネームが名を連ねる

一光プロが真面目に仕事する

 

名無しの清滝一門

月光会長と一光プロが解説の時は、こう

宇宙人の会話かな、みたいなところがある

 

名無しの清滝一門

スッ、スッ、スッ、スッ、(N回目)

「あーダメですねえ」

「だから言ったじゃないですか」

現況面を50手くらい進めたことを話し合いながら。

 

名無しの清滝一門

解説がメイジンと一光プロとかいう、伝説の放送事故回

 

名無しの清滝一門

現局面をオカズにして、短時間将棋を繰り返すだけの解説

 

名無しの清滝一門

『トッププロが将棋ウォーズをやってみました』かな?

 

名無しの清滝一門

本筋が二時間かけて一局戦う間に、十戦くらい戦ってたよな

 

名無しの清滝一門

あの時の対局者は心底可哀そう

 

名無しの清滝一門

解説役二人が、対局者よりも疲れてる訳の分からない構図

 

名無しの清滝一門

キショい……

 

名無しの清滝一門

>キショい……

本当にね……

 

名無しの清滝一門

桂香先生回は、マジの癒しですね

 

名無しの清滝一門

清滝の血には、一光プロに仕事をさせる何かがある

 

名無しの清滝一門

こえーよ

 

名無しの清滝一門

清滝先生:ツッコミ漫才

桂香先生:将棋講座

 

名無しの清滝一門

温泉宿計画の件で罪悪感が有るに一票

 

名無しの清滝一門

一光だぞ?

 

名無しの清滝一門

 

名無しの清滝一門

大口のスポンサーの家をBBQで煙塗れにしたヤツやぞ?

 

名無しの清滝一門

夜叉神ェ……

 

名無しの清滝一門

夜叉神って、もしかして夜叉神天衣先生の関係者とか?

 

名無しの清滝一門

爺様:実業家

父様:最高学府の主任研究者

先生:天使

 

だいたいこんな感じの家系や

 

名無しの清滝一門

>先生:天使

そうかそうか、君はそういう人間だったのか

 

名無しの清滝一門

唐突なエミールやめろ

 

名無しの清滝一門

ロリ王の噂に信ぴょう性が出てきたな

 

名無しの清滝一門

雛鶴先生も含めれば、スーパー逆玉ロリコン竜王では?

 

名無しの清滝一門

空先生、供御飯先生、月夜見坂先生、祭神先生

 

名無しの清滝一門

あいつは生まれる時代を間違えた

 

名無しの清滝一門

一夫多妻の時代に生まれれば、九頭竜先生も平穏な日々を過ごせていただろうに

 

名無しの清滝一門

一夫多妻の時代でも荒波の中でクロールするくらいの苦難の道ゾ

 

名無しの清滝一門

>空先生、供御飯先生、月夜見坂先生、祭神先生

全員が戦いたくない相手に一光を挙げるのは草

 

名無しの清滝一門

何だったら、清滝一門全員が一光プロに苦手意識持ってるぞ

 

名無しの清滝一門

ああ、そういう

鋼介先生と桂香先生は、一光プロに対して特別の苦手意識とか無いからなあ

 

名無しの清滝一門

自宅でパスタを提供する人間に悪感情は抱きづらいのだ。

お客さん相手なら有料ですが

 

名無しの清滝一門

旨かった?

 

名無しの清滝一門

ワインを注文しましたねえ!

 

名無しの清滝一門

グーグルマップの表示上、清滝道場がレストラン扱いになるの草

 

名無しの清滝一門

あともうちょい頑張ればホテルか旅館扱いになるぞ

 

名無しの清滝一門

食レポが多すぎるねん

 

名無しの清滝一門

桂香先生? 魅力的だよね。

家事、料理、スタイル。隙が無いよね。

でも、オイラは(ブツッ

 

名無しの清滝一門

「桂香ちゃんを嫁にもらうなら、まず俺を倒してみろ。清滝先生もそう言っている」

 

名無しの清滝一門

清滝先生「知らん、なにそれ」

 

名無しの清滝一門

桂香先生を娶る際に勝つ必要がある人物

・清滝先生

・一光プロ

・月光会長

・クズ先生

 

竜王戦トーナメントか何か?

 

名無しの清滝一門

かぐや姫の無理難題並み

 

名無しの清滝一門

婚期が、遠のくな

 




AIは、文章を”構成”できない人が、自分の妄想を小説を落とし込むことができます。
具体的に言えば、『供御飯万智と九頭竜八一の詳細なキャラクター設定を作った上で、”旅館の中で情事を行う”シーンを描写する』といったことが可能なわけです。

あくまで、可能性の話ですが。
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