Muv-Luv Alternative:Red Cygnus 血染めの白鳥達 作:NageT
【名前】
滝本 翼(たきもと つばさ)
【所属】
帝国陸軍 長岡基地
サマートライアングル大隊 レッドキグナス中隊
B小隊/階級:少尉
【使用戦術機】
F-4J 77式激震・帝国仕様
突撃砲および近接格闘兵装を主兵装とし、B小隊らしい前進圧力と掃討能力を重視した運用を得意とする。
【ポジション】
強襲掃討
【年齢・性別】
19歳(レッドキグナス配属時)/男
【外見的特徴】
体格はがっしりとしており、いかにも前線の兵士といった風貌をしている。短く刈り上げた髪と太い眉、常に挑発的とも取れる笑みを浮かべた表情は、初見の相手に「ガラの悪い先輩」という印象を与えやすい。私服でも軍服でも動きやすさを優先した装いを好み、休憩時間には野球の素振りや壁当てをしている姿がよく目撃されていた。その姿は、戦場という極限の環境の中で、彼なりの平常心の保ち方でもあった。
【性格・人物像】
言葉遣いは荒く、口調もぶっきらぼうだが、その内側には強い仲間意識と責任感を秘めた人物。後輩の失敗には真っ先に怒鳴るが、その直後には必ずフォローに回るタイプであり、面倒見の良さは部隊内でもよく知られていた。戦場では無鉄砲に見える行動を取ることも多いが、それは恐怖を知らないからではなく、「自分が前に出れば誰かが生き残る」という覚悟に基づいたものだった。自分が盾になることを当然のように受け入れるその姿勢は、B小隊の戦闘スタイルそのものとも言える。
【部隊内での立ち位置】
レッドキグナス中隊の初期から所属する古参衛士の一人であり、涼介が任官した当初から可愛がっていた先輩でもある。涼介にとって滝本は「怖いけど頼れる兄貴分」であり、戦場で背中を預けられる存在だった。京都防衛戦で中隊が壊滅的な被害を受けた後、再編により配属された岸本悠真とは強襲掃討コンビを組み、B小隊の中核戦力として機能する。保科隼人率いるB小隊において、滝本は実務面・精神面の両方で支柱となる存在だった。
【人間関係】
岸本悠真とは同じ強襲掃討を担う相棒であり、互いに多くを語らずとも動きが噛み合う関係性を築いていた。また、滝本の最期の行動は、小川陸という新たな衛士の運命を大きく変えることになる。明星作戦において、戦車級に取り付かれ自らの死を悟った滝本は、そのままBETAの集団へ突入し自爆。仲間たちの退路を切り開いた。この行動がなければ、部隊が全滅し孤立していた小川が生き延び、レッドキグナス中隊に合流することはなかった。滝本は直接言葉を交わすことなく、未来の仲間を救った存在でもある。
【備考】
趣味は野球。戦場でも暇さえあれば素振りをしており、「次の休暇があったら草野球でもやるか」と冗談めかして語っていたという。なお滝本翼は、明確なモデルを持たずAIによって生成された、いわゆる“モブ”として誕生したキャラクターである。しかし物語が進むにつれ、その生き様と最期はレッドキグナス中隊の歴史に深く刻まれることとなった。名もなき一兵士として生まれ、確かに仲間を想い、確かに戦い、確かに誰かの未来を繋いだ男――滝本翼は、間違いなくレッドキグナス中隊を構成する「一人の人間」であった。
滝本翼