Muv-Luv Alternative:Red Cygnus 血染めの白鳥達 作:NageT
【名前】
池田 静(いけだ しずか)
※結婚前の姓は近藤
【所属】
帝国陸軍
長岡基地 サマートライアングル大隊
レッドキグナス中隊 B小隊
/階級:少尉
【使用戦術機】
94式不知火・帝国仕様
突撃砲を主兵装とし、前進しながらの制圧射撃を得意とするガンスイーパー型運用。
【ポジション】
強襲掃討《ガンスイーパー》
【年齢・性別】
訓練校時代:17歳
レッドキグナス配属時:21歳
/女
【外見的特徴】
訓練校時代は短髪で、男勝りな印象の強い体格と雰囲気を持っていた。身長は高く、骨太で筋肉のついた体つきは、当時から「どう見ても前衛向き」と評されることが多かった。
任官後、再会時には髪を伸ばし、落ち着いた雰囲気を纏うようになっていたが、立ち姿や視線の鋭さには一切の衰えがなく、戦場では今なお訓練校時代の“圧”を感じさせる存在である。
一見すると冷たい印象を与えるが、笑った時には年相応の柔らかさが垣間見える。
【性格・人物像】
気が強く口も悪いが、根は非常に面倒見が良く責任感の強い性格。
訓練校時代から涼介の突撃癖や無茶な行動を叱り飛ばす立場にあり、「突撃バカ」「弱チビ」と平然と口にする一方で、誰よりも彼の覚悟と心の強さを理解していた人物でもある。
涼介にとっては一度も勝てなかった同期であり、同時に越えられない壁の象徴のような存在であった。
楽天的で大雑把な池田裕平、無鉄砲な鍋島涼介という“問題児”二人に挟まれ、自然とフォロー役に回ることが多く、同じ同期である歳刀と並んで溜め息をつく姿が頻繁に目撃されていた。
本人は決して表に出さないが、他者の弱さや迷いを見逃さない繊細さも持ち合わせており、厳しさと優しさが同居した人物である。
【部隊内での立ち位置】
任官後は涼介とは別部隊に配属され、一時期は前線で交わることのない存在となっていた。しかし甲21号作戦前、長岡基地への再配置によりレッドキグナス中隊で再会する。
再会時には結婚していたこと、そして女性らしい外見に変わっていたことで周囲を驚かせたが、性格そのものは何一つ変わっておらず、涼介との軽口混じりの応酬は健在だった。
キグナス中隊歓迎の模擬戦では、すでに中隊長となっていた涼介に真正面から挑む。
それは侮りでも慢心でもなく、「今の鍋島涼介」を確かめるための一戦だった。
結果は敗北。
しかしそれは、彼女にとって初めて“負けを認めて笑える敗北”でもあった。
かつて一度も負けなかった相手が、自分の知る涼介が一段も二段も上へ進んでいた事実を、誰よりも素直に喜んだ人物である。
【人間関係】
池田裕平とは訓練校時代からの同期であり、夫婦関係にある。
表向きは尻に敷いているように見えるが、実際には互いを深く信頼し合った理想的な戦友関係でもあった。
戦場では常に背中を預け合い、言葉を交わさずとも意図が通じる関係性を築いていた。
涼介とは口喧嘩の絶えない関係でありながら、精神的な支柱として密かに支え続けていた存在でもある。
彼女の死後、涼介がしばらくの間“突撃の質”を変えたのは、彼女の存在がどれほど大きかったかを物語っている。
【最期と物語上の役割】
甲21号作戦において、池田裕平と共に壮絶な戦闘の末に戦死。
その最期は、派手でも英雄的でもなかったが、互いの背中を守り合い、最後まで前線を支え続けた姿は、B小隊の理想像そのものだった。
二人の戦死は、B小隊にとってもレッドキグナス中隊にとっても計り知れない損失であり、以降の部隊運用に大きな影を落とすことになる。
【備考】
趣味は料理と裁縫。
戦場では想像もつかないほど家庭的で、隊内では「見た目と中身が一致しない代表格」として知られていた。
料理の腕前は非常に高く、長期作戦前に振る舞われた食事は、隊員たちの士気を大きく高めていたという。
彼女は“強い女”として描かれることが多いが、その本質は「周囲を生かすために強くあろうとした一人の人間」であり、物語における静かな支柱のような存在だった。
近藤静
池田静