Muv-Luv Alternative:Red Cygnus 血染めの白鳥達 作:NageT
【名前】
渡凌牙(わたり りょうが)
【所属】
帝国近衛軍 第24連隊
第34独立遊撃中隊《クレイジーチキンズ》/階級:大尉
⸻
【使用戦術機】
00式 武御雷 Type-F(赤)
近衛軍専用機である武御雷の中でも、
渡専用に調整された紅の機体。
近接格闘戦闘特化仕様であり、
二刀の長刀運用を前提とした機動制御が施されている。
その突撃機動は“紅の閃光”と称される。
⸻
【ポジション】
突撃前衛《ストームバンガード》
⸻
【年齢・性別】
20歳/男
⸻
【外見的特徴】
長く伸ばした紅髪を後ろで束ねた総髪。
近衛の証である赤服を纏い、常に腕を組む余裕の姿勢。
鋭い眼光と不敵な笑み。
その佇まいは若年ながら歴戦の武人を思わせる。
⸻
【人物像】
一人称は「某(それがし)」。
言葉遣いも古風で、
現代の軍人というよりは武家の武者そのもの。
飄々としており、
掴みどころがない。
命令にも規律にも一応従うが、
精神的には誰にも縛られていない。
その在り方から――
近衛内部では
・傾奇者
・異端児
・臆病者
などと陰口を叩かれている。
⸻
【家系・立場】
御摂家に近い武家の出。
血筋、身分、技量。
いずれも近衛として申し分ない。
それでも彼は――
“近衛らしくない”。
⸻
【八雲作戦 ― 初接触】
ブリーフィング後。
保科と涼介に声をかけたのが最初の接点。
初対面にも関わらず、
柔らかな物腰で語りかける。
だがその会話中――
涼介は初陣の紗栄が気になり、
よそ見をしてしまう。
近衛相手としては無礼。
しかし渡は笑って許した。
「妹を案ずる兄とは、斯様なものよ」
そして――
「某にも守るべき妹のような者がおる」
とだけ残し、去る。
⸻
【戦場での再会】
八雲作戦中盤。
赤い閃光が戦場を裂いた。
紅の武御雷。
二刀長刀。
吶喊。
BETA群を切り裂き、跳ね飛ばし、蹂躙。
その姿はまさに戦場の異物。
涼介の視界に、
その背中が焼き付く。
やがてA小隊も追従。
共闘。
暴風のような突撃戦。
だが――
一頻り暴れた後、
渡はあっさり撤退。
補給へ帰投。
その引き際の早さに、
涼介は苦笑する。
「近衛一の臆病者ってのも無理ねぇな」
だが同時に理解する。
“あれは生き残る為の引き際だ”
と。
⸻
【戦闘思想】
渡の戦いは――
圧倒的強者のそれ。
だが同時に、
生存最優先。
無理はしない。
深入りしない。
死地に居座らない。
近衛が理想とする
「最前線で規範となり散る武」
とは真逆。
ゆえに臆病者と呼ばれる。
だが――
死なない。
必ず帰る。
⸻
【涼介への影響】
共闘は一度きり。
作戦終了後、
渡はそそくさと撤収。
その後再会は無い。
だが――
涼介の中には残る。
紅の閃光。
二刀の吶喊。
そして引き際。
彼にとって渡は
「強さの目標」
となる存在だった。
⸻
【備考】
圧倒的強さを持ちながら、
生存に執着する男。
武を誇らず、
命を軽んじない。
近衛にありながら、
近衛らしくない。
その矛盾こそが、
渡凌牙という男の本質。
⸻
【小ネタ】
元々は別構想作品
『近衛一の臆病者』
の主人公予定キャラクター。
リンク演出として本作へ登場。
もし別作品が描かれれば、
彼の行動原理、
“守る妹のような存在”
の正体も語られる予定であった。
渡凌牙
渡凌牙強化装備