「お、お、お、おいキョロ!!!!?
こ、これ、ち、ち、ち、ち、ち、ちゅーがあるじゃんかーー!!!!!!」
「えっ?……あぁ……デコチューですか」
いつも部室にいつものメンバー、なのに今日は初めて見る人がいる。例えばこの女の子、ちっちゃくて可愛らしい女の子はアクション重視の小説を読んでいたら突然に顔が真っ赤になり部長に怒鳴りはじめた
それも理由がおでこにキスするシーンが入っていたという、たったそれだけ、というかそれだけで怒り出すなんて……
そして部長も部長でいつもの部長じゃないし、あの傲慢かつオレオレ主義の部長じゃなくてあの時の近所のおじさんぽくなってる!!
「ですか、じゃないだろう!!!
も、もうー恥を知れ!!!!恥を!!!!!!」
「部長……そろそろデコチューぐらい慣れませんか??
そうじゃないと映画館で見る選択が広がりませんよ、ほら恋愛物をもちろん、アクションもアニメの映画化もダメでホラーだってダメなんですよ」
「べ、別にいいんじゃねぇ……
ほ、ほら、動物ドキュメンタリーならいいじゃね??」
「まぁ、部長が見たいならそれでいいんですが。」
それもさりげなくデートにこぎ着けた!!?えっ、えっ、えええぇぇぇっ!!!!!ぶ、部長って、恋人いたのーー!!!!!??だってあんな横暴な部長がこんな可愛らしい女の子と付き合うなんてありえないーー!!!!!!
「そういえば紫音さん、この前本屋の帰りに寄ったコンビニ覚えてますか??」
「あぁ、あれかい??
あの新作のカップ麺は素晴らしかったよ」
「また新しいカップ麺出てましたよ
それも生麺の新作なんです」
「な、何かな、何かな??
な、生麺というと乾燥された麺ではなく言葉の通りに生麺を使っているのかい??
やはり人類の進化は目覚ましいものがあるね、特に人間という生物に進化したのもこの食というものがあって……」
「そうですよね、こうしてしおんさんも進化してますから素晴らしいですよね」
「むっ、それは私をバカにしてるのかな??」
「してませんよ。しおんさんの常識マスターとして喜んでいるだけですよ」
「ふふふ、それは頼もしい限りだね」
何か楽しい会話をしているみたいだけど、こんなの可愛い彼女がいるのにこんな美人な女の子とデートしてるなんてなに考えているんですか!!!?
それもそれを彼女の目の前で話す神経が信じられない!!!!
……もしかしてこっちが彼女なのかな??
え、えっ、えっ、というか、オレマンじゃなくても部長って鬼畜だったんですか?あれ、あれ、あれ??どっちが本当の部長なの??今ここにいる部長??オレマンの部長??あれ??あれ??あれ??あれ??
「……そのままにしていていいのかいキョロ君
キョロ子ちゃん、といったかな。なにか表情の変わりようが激しいが」
「大丈夫です、この状況に着いてこれてないだけですから」
「やっぱりキョロ、お前性格が男らしくなってんな
あまりGJ部で出しすぎるとご退場願うからな」
結局私が正気に戻ったときには、何故か私はケーキを食べながらゆったりとしたいた。錯乱していたようだけど私は何をしていたのか教えてくれなかった
京夜「そういえばキョロ子ちゃん、今日1日僕がオレマンじゃなくても泣かなかったね」
京子「甘く見ないでください、私だって成長してるんですよ!!
……でも、1日ぐらいしか持ちませんから、その……明日は元に戻ってくださいね部長……」
京夜「いや、あのね、元にっていうけど、こっちが本当の僕だから、オレマンはちょっと……」
京子「泣きます」
京夜「………はい」