「おい、恵」
「はーい、紅茶ですね♪」
いつも部室でいつも部活。そしてそこには私が知っているオレマン部長がいて、いつも通りに恵さんに命令口調で紅茶を頼んでいる。しかし改めてこの光景を見ると
「うわぁー改めて見るとやっぱり部長はダメですね」
「開口一番で俺のダメ出しか。」
「だって昨日の部長と今日の部長、どう考えても今日の部長の方がダメですよ」
「そうか、そうか。それなら今すぐにでも元に」
「泣きます 」
「……お前は一体俺に何を求めてるんだ……」
ダメ出しをしているのに結局はそれがいいという。まぁ理由は分かるが本気で涙目になるぐらいなら言わなければいいと思うんだが
「ふふふ、京夜君は随分とキョロ子に好かれているようだね」
「ち、違います!!!!誰がこんな人を!!!!!」
「否定するのはいいが指を指すな」
「京夜、オレマン??」
「なんだキララ、今頃気づいたのか
あまり肉ばっかり食ってるとジルに怒られるぞ」
「ジル、怖い。野菜、食べる。京夜、一緒。」
「仕方ねぇな、食ってやるから持ってこい」
そういって何処から出したのか大きなボール沢山入った野菜を持って京夜の元へ行き、一緒に野菜を豪快にかぶりとかじり始めた。と言っても豪快なのは京夜だけでありキララは恐る恐る野菜を見つめてゆっくりと食べている
「もっと勢いよく食ったらどうだ」
「…きゅうりの、お肉。キャベツの、お肉」
「おぉ、おおぉ!!これならジルも喜ぶぞ!!」
アハハて笑いながらガジガジと大根を生で食べている部長。ここにキララさんがいなかったら確実に部長はダメでおかしい人だ!!!すると先代部長がゆっくりとこちらに近づいてきて
「おい、キョロのやついつもあんな感じなのか??」
「えっ、は、はい…ってか、キョロ??」
「そうか知らないのか、キョロ子は言わば二代目で初代があそこにいるキョロだ」
えええええぇぇぇっ!!!!!!
初めて聞く事実にびっくりする私に隣にいた先代部長は少し驚いて後退りしていた。だって私がキョロ子ってあだ名になったの教えてくれなかったし、それもキョロってあだ名が元々部長のものだったなんて
「あいつな、部活に入ったときはキョロキョロしてたんだぜ。だからキョロなのだ」
「それを私に……やっぱり酷すぎですよ部長は!!!」
「なに言ってやがる、お前も初めはキョロキョロしてただろうが」
何気に話を聞いている部長はこっちに視線を送りながらトマトをムシャムシャと食べている。隣ではキララさんがダウン寸前である
「き、キララさん…大丈夫ですか??」
「大丈夫、じゃない…」
「おいおい、もう少しでジルくるから頑張れ」
えっ、いまジルが来るっていったよね??それって妹さんなのだよね??やっぱりキララに似て可愛いのかな??するとバタバタと足音がどんどん部室に近づいてきてバタン!!と勢いよく部室の扉が開いた
「My Samurai master!!!!」
あ、あれ??何処かで見たことがあるような……