『姉さん凄い!!!!』
「ほんと??キララ、凄い??」
『うんうん、これから1日三色以上のお野菜を食べたらもっとスゴいよねー』
「……頑張る」
どことなく項垂れているキララ。誉められたが更に課題が増えて、しかしそれを今さら出来ないとも言えなくて……複雑な心境である。
「っていうかどうして霞まで来てるんだ、部活はどうしたんだ??」
「だって……お兄ちゃんが変になってるから……」
「はぁ??あぁ、いまはオレマンだからな
そうしないとこのキョロ子がうるせぇんだよ」
「そういえばこの人ってお兄ちゃんに似てる人だぁー!!!!」
「何処が似てると言うんだ、俺はこんなヘンテコじゃない」
「そういう部長は人でなしじゃないですか!!!!」
こんな可愛い妹さんがいるのにどうして部長はこんなにダメダメなわけ!!!!するとさっきまで大きいお姉さんと話していた妹さんがホワイトボードに超高速で文字を書いて私に見せてきた
『サムライ マスターは人でなしじゃないです!!!
むしろ日本人の鏡です!!誰もが目標にすべきお方です!!!!』
「う、嘘ですー!!!すぐに私をおちょくるんですよ!!!!!
横暴ですし、ワガママですし、すぐにひまだぁーで駄々をこねるんですよ‼」
『そんなことありません!!!
初めてきた日本で困っていたリトルガールを親切にしてくれた方を悪く言わないでください!!!!』
ううぅ!!!それじゃ部長がマトモじゃないですか!!!!部長は部長だからこそ部長なのにー!!!!!!
「というかお兄ちゃん、部長止めたのにどうしてオレマンしてるの??」
「あぁ、こいつがうるせぇだよ。オレマンじゃないと泣くって喚くからよ」
「わ、喚いてません!!!!!」
「でも部長はまーちゃんになったんだよね。ならお兄ちゃんはオレマンしなくていいよね」
「いや、だからな…」
「それにお兄ちゃん、最近家でも「俺」ってたまにいうよね。ダメだよお兄ちゃんこのままだと本当に「男の子」になっちゃうよ」
「おいまて、俺は元々男だ」
「京夜のやつ本格的になるつもりだぞ。殿方は部室からご退場なんだぞ」
「話をややこしくするな!!!おい霞、これは部活の一環であって」
「い、いや…嫌だよ……お兄ちゃんが…お兄ちゃんが……オレマンなんて………やだああぁぁぁぁーー!!!!!!」
えっ、えええぇぇぇっ!!!!!!??
部長の妹さんが突然泣き出した‼やっぱり部長はダメな人だぁ!!!!!
「な、なにな泣いてるんだ霞!!!泣き止めよ!!!」
「イヤだあああああぁぁぁぁ!!!!!!」
「ほら京夜君、元に戻らないと」
「あ、あぁそうだな……」
そうしてクロスさせた腕を顔の前で広げるように動かすと、鋭い目付きから柔らかな目付きに戻ってオレマンじゃない部長に………
「ほ、ほら霞…僕だよ。お兄ちゃんだよ」
「お、お兄ちゃん…なの??」
「うん、お兄ちゃんだよ」
「お兄ちゃんーー!!!!!!」といいながら部長に抱きつく妹さん。「ゴメンね」って優しい表情で謝ってる部長。ち、違うもん…あんなの…部長じゃ……部長じゃ…………部長じゃ…………
「こんなの部長じゃないいいいぃーー!!!!!」
「えええっ!!!??今度はキョロ子ちゃん!!??」
「京夜君、戻らないとですよー」
「う、うん……………
…………ったく、さっさと泣きや」
「お兄ちゃんじゃないいいいぃい!!!」
「お、おい、霞………ほ、ほらお兄ち……」
「部長じゃないいいいぃ!!!!!」
「これが人によって態度を変えるとこんな目にあうという反面教師を身をもって演じているキョロに敬礼」
『やっぱりスゴいですサムライマスター!!』
「遅れて来てみたら何か楽しいことをしてるんですか??」
『日頃からお姉様達にちょっかいを出した罰ですわ』
私達が泣き止むのに一時間、説明に一時間費やして本日のGJ部はお開きとなった
京夜「そ、それじゃ月、水、金がオレマンで、火、木、土が僕ということでいいかな??」
霞「………日曜日は??」
京子「そうです、日曜日はどうするんですか??」
京夜「………………臨機応変??」