「なぁ、京夜??」
「なんだ真央」
「暇じゃねぇ??」
「だな。」
今日は京夜と真央しか部室におらず、紅茶を注いでくれる恵もいないために水で我慢している。真央はポッキーを加えながら週刊少年雑誌を読んで、俺はそんな真央をなんとなく見ていた。昔だったらこんなことをしてたら怒られるのだが日曜日の定期的デートで真央のお子さまランチを食べている姿を観察しているからもう慣れているのだろう
「はぁーなんだよ、いつものキョロならイジってやるのによ」
「それは好都合だ、真央といるときはオレマンの方がいいか」
「…………なんだよ、そんなにイヤかよ……」
「なにしおらしくなってやがる。いつも通りにすればいいだろうが」
「そういう京夜もいつも通りにしろよ。キョロ子がいないのになんでオレマンしてんだよ??」
そう今日はオレマンの日。だからオレマンをしているだが
「そうか、ならキョロに戻るか」
「戻るなバカァ!!いいか!!私がいいというまでオレマンは解くなよ!!!!!」
怒られてしまった。真央には関係ないだろうが。と普段ならいうかもしれないが直感がそれを阻止した。こういうときはきっと何かある。だから待つしかない、真央が何かアクションがあるまでじっと我慢するしかない
「で、今日はどんなローテーションなんだ」
「気づいてたのかよ、ってかもしかして今までも気づいていて分からないフリしてたのか??」
「そんな器用なことが出来るか。いま気づいたんだよ今。真央がやたらキョロキョロしてたらな」
と言ってやるとうぅ…と悔しそうに睨んでくる真央。図星を言われたのがそんなに悔しかったのか
「う、うるさーーい!!!キョロキョロという行動はキョロが一番似合っているのだ!!!私じゃない!!!!!」
「まぁそうだが、そんなことよりどんなローテーションなんだよ」
「うぅぅ、…………喋らなきゃ駄目か……」
「別にいいが、なんだ真央。今日はどういう訳か立場が逆転してるように感じるが……」
「な、なんだと!!くそぉ!!!!一番人気が落馬したじゃんかよ!!!それもタイムが5分32秒って早すぎだろう!!!?どうしてくれるんだよ京夜!!!!!!!!」
「いやいや、何のことを言ってんだよお前は??」
「それもお前って言いやがった!!?写真判定もダメじゃんかよ!!!!皆様の期待をどうしてくれるんだ!!!!!」
「わ、悪かった……」
結局そのあとは一言も喋らずに部活は終わった。今日は一体なんだったのか……その答えは明後日のオレマンの時に分かるような気がする……