やっとこのローテーションの趣旨が分かったのはいいのだが気づくのが遅すぎた。というか気づいても勝てる気がしない。
「京夜、勝負??」
「いや……まて。どう転んでもキララに勝てる気がしない……」
そうこんか今回はキララの番。まぁローテーションの趣旨が勝負であることは分かったが、未だに真央・紫音にどのように勝ったのか分からん。なんとなく紫音は分かるとしても真央に関しては全くだ。
「勝負しない??キララ、外れ??」
「仲間外れということか、それは違う。なんだろうな……キララには何をしても勝てないと思ってしまうんだ……」
「やらない、ダメ。勝てる、探す」
「イヤイヤ、本当に待て。」
まず男として力勝負は出来ない。出来たとしてとキララには勝てない、うん無理だ。次に運勝負はキララの野生の勘に勝てるとは思えない。なら知力かと考えるが日本語が苦手かと思いきやメールを打つ速さと内容にビックリしこれにも勝てないと思う。
どうだ、勝てるものがない。野菜では勝てるかもしれないがそれは一方的でプライドが許さない
「悩んでるな京夜のやつ」
「京夜君のことだ、このローテーションが勝負事だと分かって正々堂々と勝ち負けが分からない勝負を考えているのだろうね」
「なんだよそれ、なら私達もリベンジマッチオッケーか??」
「真央、勝負は1度決まったら2度はないと言ったのは誰だったかな??」
「分かってるよ、しかしキララと京夜が同等の勝負なんてあるのか??」
そう、それだ。だからどうしようかと考えているのだが……
「京夜、待たせるのダメ」
「うっ、……だがちょっと思い付かなくて……」
「ダメ」
「……な、なら紅茶をどれだけ飲めるか…とかは……」
「いいよ」
ということで直ぐさま恵が紅茶を作りに、それも超笑顔でニコニコでまるで紅茶を注ぐことが生き甲斐的な生き物である
「は~い出来ましたよ~!!」
「さぁ始まりました。第一回紅茶大飲み大会!!!!対戦者は「ぎうにうナイト」を破った四ノ宮 京夜、対するは
恐らく人類最強の綺羅々・バーンシュタイン!!!」
「これは見物だね。」
「せんぱいとトラねーさんどっちが勝つですかね」
「……えーと……どちらでもいいんじゃ………」
用意されたティーカップに紅茶を注ぐ恵。熱々で湯気がたっているが普段から飲みなれているからキララにも良い勝負になるはず
「それじゃ…レディーファイ!!!!」
真央の掛け声と共にティーカップを手に取り熱い紅茶の口に含む。熱々で一気には飲めないが一般のひとよりかは速いペースだと思う。火傷に注意しながら一杯目を飲みほした所で急かさずに恵が紅茶を注いでくる。紅茶を沢山飲んでもらえるということで常に俺とキララの間に紅茶を注ごうとスタンバイしている。それもニコニコと速く飲んでくださいとプレッシャーをかけてくる。そんなプレッシャーに負けずにと2杯目を飲み終え三杯目を注いでもらったところで異変に気づいた
「ふぅー、ふぅー、ズズズ………うまうま」
「…………え、えぇーと…キララ??」
「やけど、いたい。ゆっくり、ふぅーふぅー」
「それは分かるけど…これ勝負になるんですかね……」
「おっと!!!京夜選手!!!!キララの行動にビックリしすぎてキョロに戻っているぞぉー!!!!!!!」
結局時間制限により大差で勝つことは出来たけど……マンガ肉を食べてたから熱いのは平気だと思っていたのだが新たなる発見をした。