「人生は運で決まっているのだ」
いつもの部室で、いつものメンバーで、いつもの部活動をしていたところに部長が突然そんなことを言ってきた。
「決まってるんですかね」
「決まっているのだ。今日なんかジュースを買ったあとに恵が買ったら当たったのだ、2本出てきたのだ」
「いや、ジュース1本2本で人生は決まらないかと…」
「ということでアミダくじをするぞ!!!」
話を聞いてくれない…いつものことかもしれないが既に自分で決めているのに聞いてくるのは何故なんだろう?霞もよく意見を求めるが大抵が決まっている事を聞いている。まぁそれが女性という生き物だと思い諦めている。部長の宣言を聞いた紫音さん達も集まり
「部長、一体何をするんですか??」
「話を聞いてないのか?アミダくじだ」
「「あみだくじ」の「あみだ」は、阿弥陀如来に由来していて、室町時代から行われていたが、現在のあみだくじと違い、真ん中から外に向かって放射線状に人数分の線を書いて、それを引いたもの。そして、これが阿弥陀仏の後光に似ていたことから、この名がついたといまれてるね。今日のあみだくじとは違っていて今では平行線の間に横線を入れ、はしご状にすることが多いね」
アミダくじの由来なんて考えたこともないなー
「はぁ、それで部長さんはアミダくじで何を」
「まったくキョロもキョロ子も少しは考えないとダメなのだ。」
「…………つまり、アミダくじで誰が一番運があるか決めるみたいな感じですかね?」
「そうだ‼もちろん罰ゲーム付きなのだ‼」
どうやらアミダくじの1つに罰ゲームを書くみたいなのだが
「部長、それだと部長が罰ゲームを書くので不公平になるのでは?」
「なるのか?アミダくじだぞ、不公平にならないだろう?」
「そうですけど、気分的にそう思いまして」
「なら仕方ないな、うーん、よし」
いやいや明らかに部長の意見が正しいのにいいのかなーと思ったが、納得しているようだし電話しているみたいだし、ということはあと少ししたら
「失礼いたします」
「あれ、森さんを呼んだんですか?」
「なんだよ森さんじゃ不満かよ」
「いえ不満どころかずっといてもらっても問題ないかと」
「お前たまに凄いことをさらっというよな」
そうですかねと部長に問いかけると森さんと目が合い
「あぁ、こうでしたね」
メイド服である森さんがくるっとターンをしてくれるとフワッとそのスカートが舞い、もう何とも言えない感激が、
「だから人のメイドさんを回してんじゃねえ!!!!!!」
「ゴフッ!!!」
スカートを履いているのを気にしていないのか思いっきり飛び腹部に激痛が走りながらこの体は吹っ飛んだ
「うわぁーキョロ先輩最低です」
「あのね、僕が回ってくださいなんて言ってないからね」
「人のせいにするんですか!!!それこそ最低です!!!!」
「………はい、僕が悪いです……」
森「大丈夫ですか四ノ宮様?」
京夜「……はい」
森「お嬢様にはキチンと言っておきますので」
京夜「い、いいえ、そんな部長が悪いわけでは!!!!」
森「四ノ宮様が夢ですから壊さないでもらうようにお話を」
京夜「きっとこれ以上に酷くなるので止めてください」