GJ部∞(ムゲン)   作:ガイドライン

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アミダくじ④

「つぎ、キララ」

 

 

そういってキララがくじを辿っていく。

ワクワクしているのか猫耳、ではなくセットされた髪の毛がゆらゆらと動いている所をみると楽しんでいるように見える。

 

そして引き当てたのは、

 

 

「ワンホール、プレゼント??」

 

「あっ、キララさんが当てたんですね~」

 

 

どうやらキララが当てたのは恵ちゃんの当たりだったようだ。そして恵ちゃんがワンホールと書いていたとするならそれは、

 

 

「明日大きなケーキ、ワンホール作ってきますね~」

 

「ケーキ、あまあま」

 

 

普段はお肉ばっかり食べているからイメージはないけどキララも甘いものは好きなんだよなー。

だけどそれよりもっと好きな人が、

 

 

「ず、ズルいです!!トラねーさんだけズルいです!!」

 

「おいおい、文句言うなよな。

これはアミダくじで決まったことなのだ。

それに週1で食ってるくせに文句を言うな」

 

「今週はまだ食べてません!!

トラねーさんが食べるならタマも食べたいです!!」

 

「あのねタマ、それだと恵ちゃんが物凄く負担がかかるんだよ。

今週は諦めて来週に……」

 

「イヤです!!

タマはこれを食べるために来てるんです!!!」

 

 

ワガママをいうタマにどうしようかと悩んでいるとキララが

 

 

「なら半分、いる?」

 

「い、いいんですか?」

 

「かわり、タマも、半分」

 

「わ、分かりました!!

タマが引いたものと半分づつ交換しましょう!!」

 

 

話は解決したけど、実際タマが引いたものが半分に出きるのかどうか………

 

 

「そういうことなら今回は引いていいぞ」

 

「今回はって、やっぱりタマはやらせないつもりだったんですか!!?」

 

「仕方ないのだ、それがGJ魂だ」

 

「そんなもん焼けて灰になって飛んでいけばいいんです。

でもトラねーさんのケーキを半分貰えるので、寛大な心を持つタマは許してやるです」

 

 

ふんふんふーん♪と鼻歌を歌いながらアミダくじの線を辿っていくタマ。

そしてタマが引いた当たりは

 

 

「な、なんですか、この、当たり棒ってのは……」

 

「あっ、タマが引いたんだね。

はい、アイスの当たり棒」

 

 

僕はこの前駄菓子屋にいったときに買ったアイスの当たり棒をタマにあげた。やっぱりラッキーと言えばこれだと思って書いたのだが、

 

 

「なんでアイスの当たり棒なんですか!!

そこはポテチ一年分にしやがれです!!」

 

「いやいや、そんなお金ないし、それタマしか喜ばないよ」

 

「そんなことねぇーですよ。

ポテチは賞味期限がなげぇですから一年ぐらい問題ありません!」

 

「だとしてもそれが当たりだからね。

いらないなら僕が帰りに交換…」

 

「いらないとはいってねぇです」




アイスの当たり棒

最近では点数制が多くなってきたがそれでも未だに交換式の当たり棒。キョロの場合は一年に二回ぐらい当たる。当たるけど当たったことをつい霞に話してしまい取られるのが落ちである。
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