「次はキララの番だけど……」
GJ部ローテーションでは部長から紫音さん、恵ちゃん、キララでタマは飛ばすのがお決まりとなっているのだが……
その、恵ちゃんの次であるキララがどういう訳か部室の端っこでふぅー!!と声を出しながら睨んでくる
「あの…キララ??次はキララの……」
「ふぅー!!しゃあぁぁー!!!!」
「ちょっ、ちょっとどうしたんですかキララ!!?
なんか僕キララに怒らせるようなことしましたか!!!!」
しかしキララは何も答えずにずっと睨んでくる
というか、紫音さんの爪切り辺りからキララが部屋の端っこに行っていたのは知っていたのだけど、その時はまだ睨みつけることはなかった。だけど恵ちゃんの辺りから睨みつけてきて、爪切りが終わってキララの方を見たら怒った声でこっちを睨みつけてきた。
何をしたのかさっぱり分からないけどこういうときはきっと自分が悪いに決まっているのだ。
「スミマセン!!キララ!!!
謝りますからこっちに来てください」
「しゃあぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!」
「ぶ、部長ぉぉぉー」
「何だよお前、全然ダメじゃんか
部長やってたならそこんところは身に付いたと思ったが、やっぱりキョロはまだまだキョロだな」
「鍛え直しますからお願いしますから教えてくださいよーー!!!」
ここでプライドなど持っても意味がない。いつもはあんなに温厚なキララが敵意剥き出したこっちを睨んでいるのだ。一刻も早くこの状況を打開しないといかないのだ‼
「必死だねキョロ君
でもこの状況は簡単に打開する手はあるんだよ」
「ほ、本当ですか!!?」
「あぁ、君が持っているそれを手放せばいいんだよ」
それ??と思い手に持っていた物を見てみるとそれは「爪切り」だった。えぇ??爪切りが原因ってどういうこと??なんでこれがキララの怒る理由になるのかは分からないけど、とにかくこれが怒っている原因ならと爪切りをテーブルに置いてキララに向けて持っていませんよーと両手の平を見せてみる
するとキララの威嚇していた目がいつもの優しい目に戻った。
「キョロ、ダメ。」
「は、はい。ごめんなさい。」
「うん、ゆるす。」
そういってキララは何事もなかったようにソファーに戻りお肉を食べはじめた。ハァー良かったー。一時はどうなるかと思ったけどまさかキララが爪切り嫌いなんて……
「しかし紫音さんよく分かりましたね」
「猫は爪を切られるのを嫌がるからね」
「あぁ……暴れるよなーそれで爪で引っかかれるんだよなー」
「………それってもうキララが猫だといっているようなものですけど……」
「なに言ってるんだお前、キララはキララだろうが」
「キョロ君がキョロ君であるように、キララはキララだね」
……なるほど……これから爪切りをするときはキララがいないときにしないといけないなー
と、今でも部室の端っこでふしゃーー!!!と言っているタマを無視して小説を読むことにした
タマ「センパイ!!よくねぇーですよ!!!
どうしてタマだけ無視するんですか!!
ミソっかすはよくねぇーですよ!!!」
京夜「いや…GJ部のローテーションだよ
いつもしてたよね……」
タマ「タマも爪切りはキレーです!!
だからタマに優しくするですよ!!!!」
京夜「………ポテチ、食べる??」
タマ「早く開けやがれです!!!!!」