あれ?おかしいな。
ララやリリとかテレーゼとかと結婚させるとルーデウスの近親センサーが反応するし、リニプルに関してはそういう道筋が考えにくいし、結婚したら獣族の長候補になっちまうし、本家でビタが見せたような感じになっちまうし。
.....あれ?いなくね?
流石に漢の方に行くのは.....
そう思い、すぐさまに新話を書くことに決めました。今回もアンケートを取りたいと思います。議題は「オリジナルキャラクターのヒロイン。許せるか許せないか。」
てか、未婚と結婚させたい人思ってたより多いんだね。
「どうも。よろしくお願いします....。」
俺はすぐにそう挨拶をした。
緊張したのか弱々しい挨拶だったが、挨拶しないよりかはマシだ。
「よろしく!エド君!僕のことはラグナって呼んで!」
そんな俺とは裏腹に
ラグナはそう言い、俺と握手をした。
力強い握手だ。
普段から鍛えている人の手だ。
俺も鍛えている方だとは思っていたが、それ以上に力強い。
天族の特性か何かだろうか。
そして俺はウリエの方をみる。
「ウリエさん。よろしくお願いします。」
「よろしく。あと、私のことはウリエでいい。」
ラグナとは違い、冷ややかな印象を受ける。
やはり警戒されているのだろう。
「それにしてもびっくりしたよ。人族なんて初めて見たからね。」
ラグナがそう言う。
「やっぱり、人族は来ないのですか。」
「うーん。僕もそう言う知識に疎いからあんまりわからないんだけど、この街は魔大陸側にあるし、来るとしたら東の方なんじゃないのかな?
あ、あと僕とはタメ口でいいよ!一応同い年なんだからさ!」
「はい!ありがとう!ラグナ!俺のこともエドって呼んでくれ。」
「わかった。それで...これがエドの武器かい?」
ラグナはそう言い俺の枕元に置いてあった鞭を持つ。
「うん。昔師匠に剣よりもこっちの方がいいって言われて、そうしたんだ。」
「へー。それにしては剣も持っていたけど?」
「まぁ、鞭は障害物がある場所じゃ使いにくいから。
護身用として剣を持っていたんだ。」
そう会話しているとウリエがラグナに小声で話しかけた。
「兄ちゃん。こいつ本当に大丈夫なの?」
ラグナもそれに小声で返す。
「大丈夫さ。聞いたところ被害者って感じだし。」
やはり俺は警戒されているようだ。
そんなことより、
「あの〜。きこえてますよ?」
「ハッ!」
ウリエを見ているとロキシー先生を思い出す。
あの人も初対面は似たような感じだったなぁ。
「許してやってくれ。エド。ウリエも悪気があっていったわけじゃないんだ。」
「もちろんそれはわかってるよ。」
疑われたことには少し眉をひそめそうになるが、仕方ない。
急に現れた知らない種族の人間を疑うのは当たり前のことだろう。
ラグナがこんなに親切なのが怖いくらいだ。
「それで....エドに一つお願いがあるんだ。」
ラグナが急に深刻な顔になった。
「な、なに?」
「僕と一回手合わせを頼みたいんだ。」
え?
「え?」
あ、心の声が漏れちゃった。
「手合わせって、どう言うこと?」
「言葉の通りさ。僕の本気と君の本気をぶつけ合う。それだけさ。」
「理由を聞いても?」
「僕が君の実力を確かめたい。そう思っただけさ。
さっき握手した時になかなかの強者だと思ってね。
あ、大丈夫さ、戦闘をする時には治癒魔術のスクロールを用意してもらう。」
ラグナは戦闘狂か何かなのか?
あと、ラグナの口調が変わってる。
戦闘のことになるとこいつはこうなるのか?
ウリエもやれやれみたいな顔をしてる。
まぁいい。乗ってやろう。
「まぁ、いいでしょう。それでどこでたたかうんだ?」
「この家の庭だ。」
そう言われて、俺は家の外に出た。
ふと庭から家を見上げた。この家は基本的に石でできており、ところどころに木が入っている。白と黄色の装飾がされており、優雅な感じだ。
「おい。エド。戦うぞ?」
ラグナはそう言い、鞭を渡して来た。
「鞭を使ってもいいのか?」
「いいよ。俺も槍を使うし。
ウリエ、審判頼んだよ。」
「はーい。」
ウリエは気のない返事をした。
「では、よーい、はじめ。」
俺とラグナは同時に動き出す。
シャンドルから教わった鞭術の動きは基本的に相手を仕留めるための技だ。
しかし、何個か相手を抑えるための技がある。
「北神流!『音鞭』!」
俺は鞭を振りラグナの後ろの方に音を鳴らす。
ラグナはそれに少しびっくりしたが、そのまま向かってくる。
そして、そのまま槍をこちらに刺してこようとしてくる。
おいおい、こいつ本当に殺す気でかかって来てるじゃん。
ならば
「北神流!『鞭括』!」
ラグナの方に放っている鞭の威力を敢えて弱める。
そのままラグナを括りつけようとした。
「チッ。」
ラグナはそれに気付き槍を使いなんとか脱出した。
しかし、ラグナは後ろに下がってしまった、。
そう、下がってしまったのだ。
「北神流『遠鞭』!」
鞭から放たれた音速を超える衝撃波がラグナを襲う。
しかしラグナはなんとか体勢を立て直し、槍でそれを防いだ。
こいつ、強い!!
成長したパウロとまではいかないが、ルーデウスが出ていくまでのパウロと同じくらいの実力はある。
ならば、試しにだけど『あれ』を使ってみるか。
「北神流!『鞭闇世界』+『遠鞭』!」
合わせ技。それは何度か訓練中にシャンドルに見せてもらった技だ。
その時はそれを真似することができなかった。
しかし、やってみるしかない。
俺はできる限り鞭を前に振るう。
すると全ての鞭から音速を超える衝撃波が出てくる。
成功だ。
しかし、ここで油断してはならない。
俺は鞭に集中しながらラグナの方をみる。
「クッ。」
ラグナはそんな声を出しながら、槍で衝撃波を防いでいた。
しかし、防いでも防いでも衝撃波が襲う。
そしてついにラグナの右腕の手から先が飛ぶ。
「やめ!!」
そんな声がして俺は動きを止めた。
「はぁ、はぁ。」
俺は息切れをしながら地面に倒れた。
ふとラグナの方をみる。
ラグナは飛んだ手を治癒魔術のスクロールで体と結合し、こちらの方に向かって来た。
「エド。思ってたより強いんだなぁ!想像以上だったよ!」
「ラグナも十分強かったよ。」
「へへへ。ありがとう。エド!」
パチパチパチパチ。
そんな音がした。
拍手だ。
俺は咄嗟にその音がした方を見た。
そこにはウリエがいた。
いや、ウリエは拍手をしていない。
ウリエの隣にはヴァリアスがいた。
「え?仕事じゃないんですか?」
不意にそんな言葉が出た。
ラグナの方をみる。
するとラグナは居心地の悪そうな顔をしていた。
「いやぁ、予想以上だったよ。エド君。」
「え?」
「実はラグナを使って君の実力を測ろうと思ったんだ。
しかし、ここまでとは...」
「そ、そうなのか?」
俺はもう一度ラグナの方を向く。
ラグナは静かに頷いていた。
「一応、ラグナはこの街の冒険者の中でも結構強い方だったんだがね...」
「え?冒険者?」
「そうだよ?ラグナとウリエは私の子供だが、一応冒険者をしている。
一応、A級の冒険者パーティーなんだがね。」
「は、はぁ。」
なんでこいつは俺が2人を冒険者なことを知っていることを前提に話をしてるんだ。
「それで、最近2人が他にメンバーが欲しいと言ってね、それで探していたところで君が来たわけ。」
「それで力を測る前に僕とラグナを戦わせたと?」
「あぁ、これから君には冒険者をしてもらいたいんだ。」
「拒否権は?」
拒否するつもりはないが一応聞いておく。
「どうせ君はしばらくここに住むことになるんだ。
何も働かずに住もうなんて考えてないよね?」
まぁ、そうだろうな。
そこで、俺はヒトガミの助言を思い出す。
『君は目が覚めてしばらくした後、数ヶ月は天族語を学びなさい』
それに従った方がいいのだろうか。
まぁ、いい。従ってやろう
「ならば、条件を出させてください。」
「ほう。」
「これから数ヶ月は僕に天神語をおしえてください。
そのあとは精一杯働くんで。」
「いいだろう。ずっと君にそのマジックアイテムを貸すわけにはいかないからね。」
「ありがとうございます。」
「じゃあ、ラグナ、ウリエ。エド君に天神語を教えてやりなさい。」
「はい!了解しました。」
「わかりました!」
「では、今度こそ私は仕事にいってくるよ。」
そうして、ヴァリアスは翼を広げて飛び去っていった。
そして横にいたラグナが話しかけて来た。
「ごめんな。エド。騙すようなことをして。」
「いいんだ。けど、あの口調は演技なのか?」
「あー。あれはちょっと緊張しちゃって。」
ただ緊張していただけなのか。
「まぁ、それで改めてよろしく!」
ラグナがそう言い俺に手を差し出す。
「あぁ!よろしく!」
俺はそれに握手し返した。
そして、俺はウリエの方を見た。
「ウリエもこれからお世話になるから、改めてよろしく!」
「うん。よろしく。」
俺たちは握手をし合った。
アンケートへのご協力よろしくお願いします
追記 感想で悩むようなコメントが来てしまった。
なので少し考える時間をください。
大丈夫。更新は止めません。
オリキャラをヒロインにするのはありかなしか。
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あり
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なし
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ヒロイン無しで。