学生転生〜兄と一緒に本気出す〜   作:腐ってもタイ

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お久しぶりぶりぶり大根ですわ!!

というわけで久しぶりの投稿です。
12日に投稿しようと思っていたんですが、釣りスピリッツで腕を痛めてしまい、できませんでした。

後、更新が遅いなと思ったら定期的に最新話の後書きを見てください。
追記があるかもしれません。


第十四話 初討伐依頼

一ヶ月が経った。

 

おれはついにE級冒険者になった。

これで討伐依頼を受けれるようになったのだ。

討伐依頼といっても簡単なものばかりらしいが。

 

ということで俺は結界の近くにいた。

町と外の世界を分ける結界だ。

俺は衛兵に声をかけて結界を一部開けてもらい、そこから外に出ていった。

 

今回の依頼は「ウルフズヘブン」の討伐だ。

ウルフズヘブンは羽を持っている狼の魔物である。

しかし、羽が生えていること以外は普通の狼とは変わらないらしい。

空を飛んでいるので俺に倒せるかと思ったが、

ラグナ曰く俺ならC級までなら1人で余裕で倒せるらしい。

なんでも遠鞭さえあれば、一撃で撃ち落とせるらしい。

さらにウルフズヘブンは攻撃する時、

地上に降りてくるためその時でも処理できるらしい。

討伐を証明するには、その狼の頭を持って帰ればいいらしい。

さらにその狼の尻尾は売れるらしく、

商人のところに持ってけば、お金に換えてくれるらしい。

 

つまりは狩ったもん勝ちということだ。

 

そういうことでウルフズヘブンが大量に生息している丘についた。

ウルフズヘブンは基本群れず、

群れたとしても少数なので空にチラチラと見えるだけだ。

 

俺は一匹でいる狼の下に着いた。

 

「遠鞭+上層一線!!」

 

上方に向かって斬撃が飛ぶ。

 

命中だ。

 

一撃で狼の胴体を切り、狼は落ちてきた。

 

そして、地面にグチャという音を立てて落ちる。

俺はすぐに狼を用意していた場所においた。

あとでまとめて処理をするのだ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

空が少し赤くなりかけた頃。

 

「ふぅ。一旦ここまでにしとくか。」

 

俺は疲れて座り込んでいた。

あれから同じ作業をずっとしていた。

俺はゲーマーだった為、同じ作業をずっとやることは得意だったが、

疲れるものは疲れるのだ。

 

狩っている最中に、

俺のところまで降りてきて、突進してきたやつもいた。

まぁ、即殺したが。

 

俺は休憩したあと、まとめておいた狼の処理をし始めた。

頭を切り、尻尾を切り、それを用意した袋の中に入れた。

それを何十回も繰り返した後、幼少期になんとか覚えた無詠唱の火系統魔術でその死体を燃やした。

なんとも、しっかりと燃やさないとゾンビとして復活するらしい。

こわいもんだね。

 

そして、すべての作業が終わった。

 

俺は死体を詰めた袋を持ち、街へと戻っていった。

 

そう思って振り返ったら木があった。

そう、木があったのだ。

 

この天大陸にはないはずの。

 

いや、完全にないというわけではない。

たまにちらほら生えているらしい。

 

が、あんなところに木なんてあったか?

正確にいうと結構遠くなのだが。

 

まぁいい。今は疲れた。街へ戻ろう。

 

俺はその木をスルーした。

 

 

 

 

街に戻ってきた。

結界の中にはラグナがいた。

 

「よ。おかえり。」

 

「ただいまー。」

 

俺たちはそんな会話をしながら結界の中に入った。

結界はラグナが開けてくれた。

ラグナは領主の子供だからそういう権限もあるんだとよ。

 

「それで、どうだった?初討伐依頼。」

 

「まぁ、楽しかったよ。

 けど、毎日やろうとは思わないね。」

 

「本当はパーティでやるものだからな。」

 

そんな会話をしながら、冒険者ギルドに着いた。

俺はそこで袋に詰めたウルフズヘブンの顔を冒険者ギルドに渡し、

天銅貨75枚を受け取った。

そして次に商人のところに行き、尻尾を売って、

天銅貨80枚をもらった。

 

「すごいじゃないか!初討伐依頼でここまで稼げるなんて!」

 

「それほどでも〜」

 

 

そんな会話をしつつ、家に戻りいつも通りの生活をして眠りに着いた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

気づいたら白い空間にいた。

数ヶ月前にも来たあの空間だ。

 

「やぁ」

 

目の前に急に現れた全身が白色の奴はいった。

 

「すごいじゃないか。本当に数ヶ月で言語を覚えれるなんて。」

 

はいはい。僕はすごいですね。

 

「さすが別の世界の人間って感じだよねぇ。」

 

ん?その言い方的にこの世界に他にも別の世界の人間がいるのか?

 

「あーいや?ただの比喩だよ。僕はこの世界の人間しか見たことないんだ。」

 

まぁ、いい。てかそれならなんで言語を習得した段階ですぐ現れてくれなかったんだ?

 

「それは君の夢に出れる時間と出れない時間があるんだ。

 今回は偶然出れるタイミングだったから来てやったってわけ。」

 

ほう。

 

「釣れないなぁ。せっかく言語を覚えさせてあげたのに。

 君、言語を覚えようとしなければ、街の人ともラグナともウリエとも仲良くならなかったんだよ?」

 

ふーん。そうなのか?

 

「そうそう。だから僕に感謝してほしいくらいだね。」

 

なんかうざいなぁ。

もうちょっと礼儀正しい言葉は言えないのかね。

それが神の口調か?

 

「別にいいだろ?僕がどんな口調をしたって。

 僕は神なんだから。なんでもできるんだからね。」

 

ふーん。それならあの災害も起こさずに済んだんじゃないのか?

 

「僕は未来予知に出てこないものはどうやっても防げないんだ。

 だから、あれを防ぐことは無理ってことさ。」

 

まぁそんなことはどうでもいい。

なんのようだ?

まさか神様が用もないのに勝手に人の夢に出てきたりしないよな?

 

「まっさか。ちゃんと今回もあるよ。じ☆ょ☆げ☆ん」

 

お、おう。

それで、どんな助言なんだ?

お前のさっきの言い草的にお前の助言は俺に得するものなんだろ?

 

「そうさ。君に得することばかりさ。」

 

それで?助言はなんなんだ?

 

「君さ、今日の冒険で気になったことないか?」

 

気になったこと...?

うーん。

ラグナがちょうど結界のところにいたことか?

 

「いや?あれは日が沈みかけた頃からずっとラグナが待っていただけだよ。」

 

そうか。じゃあなんなんだ?その気になったことというやつは。

 

「あの木だよ。あんなところに木が生えてるなんてありえないじゃないか。」

 

あ〜。あの木ね。

あれは少し怪しかったわ。

あれがなんなんだ?

 

「まあまあ。それは今から助言するから。」

 

お、おうよ。

 

「エドルートよ。今日見かけた木のところに1人で行き、その付近の地面を調べるといいでしょう。さすれば、もっと街の人と仲良くなるでしょう。」

 

ヒトガミはエコーを残しながら消えていった。

同時に俺の意識も遠ざかる。

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