一応作者は学生なんで最近学校が忙しくなってきたんでかなりの不定期投稿になっています。
そこのところの把握をお願いします。
一時間後
ラグナがヴァリアス含む大人を数人引き連れて戻ってきた。
もちろん空を飛んで。
「それで、そのドアというのはどれだい?」
「これです。」
ラグナは俺が先ほど見つけたドアを指さして言った。
「ふむ。なかなか大きいな。
エド君。これはどんな感じでここにあったんだ?」
「大量葉っぱが覆い被さっていました。」
俺は正直に答えた。
「そうか、まぁいい。」
ヴァリアスはそう言い、ドアを開けようとした。
しかし開かない。重すぎるのだ。
「バスカル、マナント、手伝ってくれ。」
そう呼ばれた男2人はヴァリアスと共にドアを開けようとした。
今度は開いた。
ラグナが中を覗き込んだ。
「え...?」
ラグナが困惑した声を上げる。
一体なにがあったのだろうか。
俺もラグナに続き中を覗く。
洞窟だ。
いや、洞窟ではない。
明らかに人為的に作られた通路だ。
さらに覗きこむ。
その通路は俺たちの街とは逆方向に続いていた。
隣町の方向だ。
名前は確か....セレスターナとか言ったっけか?
「ふむ...」
気づいたらヴァリアスが隣にいた。
「これは...まずいかもしれない。」
ヴァリアスは神妙な顔をして、つぶやくようにそう言った。
「父さん、これは一体...?」
ラグナがそう聞く。
「あぁ、いや、なんでもないんだ。
最近隣町との関係が悪化していてね、もしかしたらって思っただけさ。」
ヴァリアスは冷や汗をかきながらそう言った。
「あぁ。そうそう、ラグナ、エド君。もう少しで日が沈むかもしれないから
君たちだけでも先に家に帰っててくれ。
夜ご飯は君たちで作ってくれるとありがたいかな。
私の分のご飯はいらないから。」
ヴァリアスは早口になりながらそう言った。
「いえ、しかしこれは...」
「ほらほら、帰った帰った。早くしないと日が暮れちゃうよ。」
「はーい。」
俺たちはそう言われて街の方へと戻った。
帰る途中、ラグナと共に話した。
最近の魔物のこと。
最近街がせかせかしていること。
ヴァリアスが最近忙しそうにしていること。
今日のヴァリアスのこと。
正直、俺にとってラグナは親友だ。
前世の俺にとっての秋人のようなものだ。
俺はこいつが俺の敵に回ろうとも、絶対に生かしてやろうと思えるほどの友情がある。
おそらく、それはラグナも同じだ。
ウリエは...ラグナほどではないが、最近ちょくちょく話すようにはなってきている。
そんな話をしながら家へと帰った。
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あれから大体数ヶ月が経っただろうか。
俺がもう少しでB級冒険者になるっていう時だった。
いつもの夕食の時間、ヴァリアスは神妙な面持ちで机に肘を付いていた。
そして言った。
「私たちは隣町のセレスターナと戦争をすることになった。」
次の話は間話を書きます。
ルーデウス視点です。
時間は...タイトルを見たらわかるでしょう。