学生転生〜兄と一緒に本気出す〜   作:腐ってもタイ

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改めてこれまでの話見返すと駆け出し冒険者編めっちゃ短かったんだなと思う今日この頃。
逆に幼少期のときめっちゃ頑張って書いてたなとも思う。
活動報告のところに質問コーナーを入れとくんでばんばん質問よろしくお願いします。

さて、今回は推理パートでございます。
できれば砦の間取り図を作りたかったのですがあいにく時間がなくて...

なので作者である僕から文字で説明させてもらいます。
わかりにくいと思いますが一緒に推理したい方はぜひ読んでいってください。

一階
基本的にプライベート空間が広がっている。
部屋の順番は

フィレロム  カリオン ライゼル  お手洗い

          廊下

メッセリア  アミナ  エドルート 2階への階段 裏口

2階
迎撃用のスペースが設けられている。
表口は2階にあり、侵入者が来た時にそこで対処することができる。

3階
食事用スペースなどの共有空間が設けられている。
キッチンやダイニング、リビングなどのものが設けられている。

屋上
見張り番がここで見張りをする。


大体こんな感じです。
僕は推理小説を書くのは根っからの素人なんで展開が分かりやすいかもしれませんがそこは温かい目で見ててください。

...てかここだけで473文字使ってるんか。
本文で書いたら文字数稼げただろうに。




第二十一話 Muder Mistery

フィレロムが死んだ。

ドアのすぐ奥で胸からだくだくと血を流して。

 

「お、おい!フィレロムさん!返事してくれ!

 結婚するんじゃないのか!?」

 

珍しくライゼルが動揺をしている。

 

「アミナちゃん!早く治癒魔術を!」

 

メッセリアがアミナに呼びかける。

 

「はい!」

 

アミナがフィレロムに近づき、治癒魔術の詠唱を唱える。

その詠唱は俺が知らないものなのでおそらく上級のものだろう。

さすがに聖級治癒魔術がつかえるなら本拠地にいるだろうし。

 

アミナが詠唱を終える。

 

「シャインヒーリング!」

 

アミナの手から緑色の光が出る。

その光はフィレロムの体を包む。

 

しかし、その傷は治る様子もなく、フィレロムも起き上がらない。

 

あぁつまりそういうことか。

 

「あぁ、死んじまったんだな...」

 

俺の気持ちを代弁してくれるかのようにカリオンがそういった。

 

途端にメッセリアが泣き崩れる。

 

「フィレロム君、あの子と結婚するんじゃないの?はやくおきてよ!」

 

口調はいつもより荒いものの、その声には元気はない。

 

「こ、こんなところにはいられねぇ!おれは逃げるぞ!」

 

カリオンがそういう。

 

待ってください!

 

おれは咄嗟にそれを呼び止めた。

 

「な、なんで止めるんだ!ほ、ほら。みんなも散り散りになって逃げるぞ!死にたいのか!」

 

しかしほかのみんなは動かない。

 

「なぁ、カリオン。お前フィレロムさんの仇を討ちたいとか考えねぇのか?」

 

「そ、それは...」

 

「確かに逃げたくなる気持ちもわからなくはねぇ。けどな、俺は許せねぇんだわ。

 結婚するってやつを殺すやつがこの中にいることが!」

 

ライゼルがそういうと、そのほかのメンバーも続く。

 

「フィレロム君はずっと前からこの結婚を予定してたのに、それを壊しちゃった人がいる。

 なら、せめてフィレロム君に勝ったという報告はしてあげたい。」

 

「私もフィレロムさんにはこの数日間ですがとてもお世話になりました。

 その恩返しと考えたら、そんなに苦ではありません。」

 

おれもそれに続く。

 

「フィレロムさんは僕に人を殺めることに関しての説得をしてくれた。

 多分それがなかったら僕は成長できなかったと思う。

 だから、仇を取りたい!」

 

「あーもうわかったよ。俺も協力してやるよ。そのかたき討ちというやつに。」

 

「では、話し合いましょう。」

 

ーーーーーーー

 

「フィレロムさんは私との見張り交代の時に、扉をたたいても出てこなかったので、

 試しにドアを開けてみようと思ったら、本当に開いてて...そ、そしたら、し、し、死体が...」

 

「ちなみになんですぐに治癒魔術をかけなかった?」

 

ライゼルが斬りこむ。

 

「そ、その、動揺しちゃって...目の前で人が死んでたから怖くて...」

 

「わかった。そこまででいい。

 それで、最後にフィレロムをみたのはいつだ?」

 

「確かエド君が出発した一時間後にお手洗いに入っていくのは見ました。」

 

ライゼルの問いにメッセリアが答える。

 

「ほかにはいねぇっぽいな。

 エド君、お前が帰ってきたのはいつだ?」

 

「アミナさんがフィレロムさんと交代する前くらいです。

 その時にはアミナさんと話をしました。」

 

「よし、それならエド君、お前がこの事件の調査をしてくれ。」

 

「え?」

 

「え?も何もお前以外に多分アリバイをもってるやつはいねぇ。

 だから調査してくれ。」

 

いや、そういう話ではない。

おれはこういう推理系は苦手なんだよ。

推理小説はおろか小説は全く読んでなかったし。

おれが見たことある推理系ってどこかの高校生探偵が縮んだ話くらいだぞ?

 

「たのむ。お前もフィレロムの仇を討ちたいんだろ?」

 

全員の目線がこっちに向いている。

 

「はい...やれるだけやってみます。」

 

俺はその問いに答えるしかなかった。

 

ーーー

 

ひとまず事件現場にやってくる。

 

連れ添いはいない。

だれが犯人かもわからない状態で証拠とかを消されたらまずいからな。

 

死体を見る。

その死体には胸部に3か所の刺し傷がついている。

一つはみぞおちだ。

残り二つは心臓あたりに刺さっている。

 

そして近くには凶器とおもわれるナイフが落ちている。

おそらくキッチンにおいてある料理用ナイフだろう。

 

おれがもし警部だったら指紋とかを取れたかもしれないがあいにく俺の前世はゲームしかしてこなかった学生。知っているわけがない。

 

部屋の中には争った跡はない。

槍はベッドの横に立てかけられている。

 

しかし、こまったな。

これだけでは犯人はわからない。

聞き込み調査をするしかない。

 

ーー

 

数時間後、すべての聞き込みが終わった。

まずはすべての情報を整理しよう。

 ライゼル:俺が行ってすぐに見張りを開始。

      見張り初めてすぐに砦の中から人が出てくるのを確認。

      いつくらいにでてきたかや、それが誰かは不明。

      2時間後にメッセリアと交代。

      その後はいつ敵が攻めてきてもいいように準備をしていた。

      途中廊下をバタバタと走る音を確認。

      その後睡眠。

 

メッセリア:見張りをする前は軽めの杖の点検。

      その途中、お手洗いにいこうとしたらお手洗いのドアがしまっており、中からフィ   

      レロムの声を確認。

      その十分後お手洗いに行くと誰もいなかった。

      その後ライゼルから呼び出しがあり、見張りをする。

      見張りを始めた直後、砦から出ていく人影を確認。

      その人影は少し立ち止まったあと、砦にもどっていった。

      二時間後アミナと交代。

      その後睡眠。

 

  アミナ:部屋に入り次第2時間睡眠。

      その後起床し、お手洗いにLet‘s go

      そのお手洗いは下痢だった。

      その後また睡眠をとり、メッセリアの呼び出しに応じ、見張りへ。

      見張りの途中下痢が再発してお手洗いにLet`s go again.

      その後見張りに戻り、見張りの終わり間際に俺の帰還を確認。

      フィレロムの呼び出しをしにいったときにフィレロムの死亡を確認。

      

 カリオン: 見張りの順番はフィレロムの後のため、基本睡眠。

      途中起床し、お手洗いに行くも使われていたため、外でしてくる。

      その後剣の手入れをしてから睡眠。

 

聞き込みは終わったが、ここからわかることは何だろうか。

とりあえず整理をしよう。

証言がかみ合わなかったのはライゼルの見張りの時の人影。

しかし、おそらくこの後にフィレロムがいた証言はある。

いや、もしメッセリアが嘘をついていたらどうだろうか。

メッセリアは窓からフィレロムの部屋に侵入。

その後フィレロムをお手洗いで見たという嘘の証言をすることによって、じぶんがやってないということを証明。

いや、ちょっとまて、窓から侵入したのなら、ドアの前でしんだ証明にはならない。

もし窓から侵入したのならフィレロムの性格的に窓に近寄るだろう。

そしたら窓の近くに倒れるのではないか?

いや、ちょっとまて、別に死体を移動させることができないわけではない。

 

いや、ほかの人の可能性だってある。

例えばアミナだ。

彼女は自分の見張り中にお手洗いに行ったといっていた。

しかし、それは嘘で、フィレロムのことを殺しに行ったのではないのか?

それで自分が第一発見者になることによって、罪を免れようとしたのではないのだろうか?

 

「くっそ、わかんねえな。」

 

おれは気づいたらフィレロムの部屋の前に戻ってきていた。

何か決定打がほしい。

この事件を解決できるような決定打が。

できるだけ人に頼りたくないし、犯人かもしれない人を頼ることはできない。

何か決定打が。

 

「あ」

 

そこにあった。

決定打が。

この事件を解決できる決定打が。

できるだけ人に頼りたくはなかったが、これは仕方ないだろう。

まさか、こんな”こと”があるなんてな。

 

”追加”の聞き込みだ。




次回は解決パートです。
さて、エドは何を見つけたのでしょうか。
決定打はみなさんの予想を裏切ることはできるでしょうか。
ここでみなさんに二度目の犯人予想です。
正解者は出るんでしょうか。

追記 それぞれの話の先頭に「第○○話」を追加しました。

さらに追記 テスト期間に入ったのでしばらく更新ありません


犯人は誰だと思う?(二回目)

  • フィレロム
  • エドルート
  • カリオン
  • メッセリア
  • アミナ
  • ライゼル
  • その他
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