学生転生〜兄と一緒に本気出す〜   作:腐ってもタイ

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第三話 兄の覚醒

あれからしばらく経って、3歳になった。

3歳になったとしても祝ってはもらえなかった。

まぁ、一歳、二歳になった時も祝ってはもらえなかったが

 

あと、最近は二足歩行ができるようになってきた。

やはり二足歩行でないとやってられないな。

四足歩行で剣とか振ったらかっこいいんだろうか。

 

そんなことより

俺はこの世界の言語をすべて聞き取れるようになった。

そして、ついに俺はやっと自分の名前を理解した。

『エドルート・グレイラット』と言うらしい。

周りからは『エド』と呼ばれている。

ついでに家族の名前も分かった。

あのイケメンな父親は『パウロ・グレイラット』

金髪な美女は『ゼニス・グレイラット』

メイドさんは『リーリャ』

そして兄は『ルーデウス・グレイラット』といい

みんなからは『ルディ』と呼ばれている。

 

最近、兄には知性が見える。

まぁ、最近っていうか、2年くらい前くらいなんだけどね。

兄はそのくらいから2階の書斎にずっと籠っている。

最初の方は一緒について行ったが、

兄にめんどくさそうな顔をされた。

幼児なのにそんな顔もできるんだな。

まぁ、そんな顔をしてたこともあって、

俺は母に助けてもらい一階の以前兄が落ちた椅子にのぼらせてもらっている。

もちろんそこにいるのは剣を振る父だ。

以前見た時はとても感動したものだ。

生前でも剣道とかの剣術は見たことがあるが、

それとはまた違うようだった。

正直に言おう。

 

かっこいい!

 

そんなことを思っていたあるときだった。

俺はいつも通り椅子から窓の外を見ていた。

急に上から轟音が聞こえてきた。

父は勢いよく家に戻ってきて、上の階に上がった。

「なんだ!ルディ!大丈夫か!?」

と言いながら。

そんな父を見て母は俺を抱えて父に続いた。

メイドさんもそれに続く。

 

「何事だ! うおあっ……」

 

先に上に上がっていた父からそんな声が聞こえた。

俺もチラッと部屋の中を見た。

 

(なんだこりゃ...)

 

なんとそこには大穴が空いていた。

大穴の縁からは、水が滴っており、

まさに、水の竜が通った跡のようだった。

 

結論から言おう。

兄は魔術を使った。

母が以前兄にした魔術とはまた違う魔術だ。

 

正直驚いたね。

魔術が打てるということはもうすでに言語を読めるということだ。

 

あれ?うちの兄、天才じゃね?

 

まぁ、そんなことより、兄は魔術の家庭教師を呼ぶらしい。

ついでに俺も読み書きと魔術を教えてもらうらしいが、

俺はそんなに天才じゃないから習得は遅くなるだろう。

 

そんなことより、嬉しいことを聞いた。

これからは父から剣術を教えてもらうそうだ!

あの父がブンブンと外で振っていた剣術を、だ。

これからが楽しみになったね。

 




次回からは、パウロやゼニス、リーリャ、ルーデウスのことを、しっかりと名前で呼ばせます。

幼少期ペース早目のほうがいいですか?

  • 飛ばせ
  • 結構早めでいいよ
  • ちょい早めで
  • 今と同じくらい
  • もっとおそくしろ
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