ダンジョンで引退したいのは間違っているだろうか?   作:風山・K・神威

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遅くなって申し訳ありません。今回は連話です。


閑話2~ゴミ掃除を早く終わらせたい(前編)~

 

 

 

ロキファミリアとの一件があった後、ダンジョンでは、トラブル発生していた。そしてこの事件は、

 

~ダンジョン 21階層~

 

「・・・ハァ!・・・ハァ!!・・・ハァ!!!」

 

「や、やめてくれ!」

 

「見逃してくれ!!!」

 

『グルルルルルル!』『ガルルルルルル!』『キルルルルルル!』

 

「フフフフフ、すみませんね。見逃すと面倒なので・・・やりなさい」

 

『ガアアアアアァァァァァァァァアアアアアアア!!!!!』

 

『うああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

__________________________________________

 

 

 

あ~~~あ~~~、ゲロ吐きそう。

 

ロキ達との一件の後に町中に噂が立った。

 

―——クライ・アンドリヒは全ての人の魔法を使用することができる

 

この前の件でどの誰かが流したようだ。しかも、おしゃべりなロキの所の奴の仕業のようだ。まったくよくもやってくれたもんだ。

 

「クッソ~~~~~~~~!!!ロキの所の奴め、勝手に話流しやがって!!!」

 

「まぁ、クライにしては力の差を見せる良いことじゃないか。これでしばらくは、うるさいのが寄ってこないんじゃないかい?」

 

「そんな訳ないじゃないですか、副団長。どちらかと言うと面倒な神々が寄ってきますよ。」

 

「あ~あ~~~!アイス食べた~~~い!・・・・・・・・やっぱ、ゲロ吐きそう・・・・・」

 

あれから、クライは町を歩くたびに神々と魔法を探究する者たちからの詰め寄りにより苦労をしていた。

 

「あ~~~、しばらく使ってなかったけど、使うか。『転換する人面(リバース・フェイス)』」

 

「あ~~~、しばらく使ってなかったねお互い。」

 

そう、クライ最初に作った魔道具の一つで、外に出歩く際に襲われないように、幹部全員に作った変装用の魔道具、この道具を使えば全身別人に変化することができて、周りからは一般人かどっかのファミリアのメンバーと思われる。だが、臭いだけは消せないので、嗅覚の鋭い亜人達にはあまり意味をなさない。

 

しばらく三人で、色々意見を言っているとエヴァがとある事について語りだした。

 

「あ、そういえば団長。ガークさんとクロエさんから、緊急招集がかかっています。」

 

「え!?なんでまた?」

 

「なんでも、ダンジョンで何か起こっているようです。至急、指定した各ファミリアの団長は今日の昼に来てくれとのことです。」

 

「はぁ~~~~~。唯でさえ僕が出ずらいこのタイミングで。・・・・・まったくガークさんにも困ったもんだよ」

 

「そんなこと言わずに、行こうクライ。最悪、屋根の上から行けばいいしさ」

 

「ああ、そっちの方が早いか」

 

「ハァ、お二人とも。とりあえず気を付けて言ってきてください。急がないといけないとはいえ、貴方たちが全速力で走ったらどれだけの建物の硝子が割れることやら。」

 

「「アハハハハハ。」」

 

しばらくして、5分でギルドに着いた二人は受付でどの部屋で会議を行っているのかを聞いた。

 

「やぁ、クロエちゃん。」「お邪魔するよ。」

 

「あ、クライさん!アークさん!会議の件ですよね。奥の2番会議室です。」

 

「ありがとうね」「それじゃ」

 

言われた通り奥の部屋に行くとそこには、既に団長たちが集まっていて、自分たちが最後のようだった。

 

「遅いぞ、クライ。何してたんだ?」

 

ガークが訪ねると、クライはため息を吐きながらガークに文句を言った。

 

「勘弁してよ、ガークさん。こっちは今しがた会議の情報を聞いたんだよ。」

 

「すまない、ガーク副長。こっちも急いで5分で来たんだが、どうやら最後だったようだね」

 

そこには、

フレイヤファミリア、ロキファミリア、ガネーシャファミリア、アストレアファミリア、ヘファイストスファミリア、ヘルメスファミリア、ディアンケヒトファミリア、各ファミリアの団長とその護衛、又は副団長達がいた。

 

そして、フィンの号令で会議が開始した。

 

「それじゃ、定例会議を始めよう。」

 

__________________________________________

 

それからしばらく、ここ最近の町での様子やダンジョンでのことのある程度のことを各ファミリアごとに話して行った。話の内容としてはいつも通りに聞こえたが、ここでロイマンが前に出た。

 

「さてここからが重要だ。ここ最近、ダンジョン内でまずい緊急事態(イレギュラー)が発生している。ここにいる全員協力してもらいたい!」

 

「ん?こちらはフレイヤ様に従うのみだ。」「何かあったのかい?ロイマン」「ふむ、情報が欲しいな」「ムム!ここは私達、「正義」の出番ね!」「うむ?それほどの事なのか?」「はぁ、我々は外から帰ったばっかりなのですが」「はぁ~、面倒事はディアンケヒト様で十分なのですが」

 

そう団長たちが言っている中、一人場違いな人がいた。

 

「zzz・・・・・・。ムニャムニャ、zzz・・・・・・。」

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

「ほら、クライ。起きないと」

 

「フガァ!?・・・うん、アーク?終わった?・・・フアァァァァァ・・・」

 

「アハハハハ、相変わらずだねクライ。」

 

「・・・・・・ッツ!聞いているのか!!!ハデスファミリア!!!!!」

 

「「うん?何かようかい(かな)?豚(ロイマン)。」」

 

「お前らああああああああああ!!!!!」

 

「はぁ、まったくクライの奴」

 

「・・・・・。」「ハァ、クライらしい」「まったく」「クライはこうじゃないとね」「アハハ!まったくよのう、千変万化(カレイドスコープ)!」「ハァ、クライ貴方ねぇ」「はぁ、貴方の仕事嫌いも有名になったものです」

 

「フアァァァァァ・・・で、なんだっけ?」

 

「ほら、例の件だよ」

 

「ああ、あれね」

 

「な!?カ、千変万化(カレイドスコープ)!!お前既に情報を!?」

 

「言っとくけどロイマン、今回の件で僕たちの所は幹部を出さないよ」

 

「な、何をいっている!?この異常時に!貴様らが動かねば誰が動くというんだ!」

 

「まぁ、安心しなよロイマン。今目の前にいるじゃないか、小人の勇者に猪の猛者が。」

 

「「!」」

 

「僕としてはいい加減、そこの二人が尻ぬぐいして欲しいんだけどね?」

 

「・・・・・」「・・・、う~ん?」

 

オッタルはその反応に、沈黙を貫いた。そしてフィンは苦笑いでごまかした。

 

「な、何のことだ!千変万化(カレイドスコープ)!」

 

「・・・・・ハァ、ゼウスとヘラを追い出した尻ぬぐいだよ。」

 

「「「「「「「「!!!!!!!!」」」」」」」」

 

その反応に全員が驚いた。そう、嘗てのオラリオ最強の両ファミリア。その両ファミリアを追い出したのは、フレイヤとロキのファミリアだった。

 

「オッタル、フィン。なぜこの時代が暗黒期になって、闇派閥(イヴィルス)達が暴れているのか不思議に思わないのなら、言わせてもらおう。_________君らは弱いんだよ。」

 

「「!!!」」

 

「今ここで二人に聞こうか。いつまで女神の尻を追い続けるつもりだい、オッタル?いつまで自分中心的に事進めるつもりだい、フィン?あえて言おこう。僕は、いや僕らは君たちを最強のファミリアだとは微塵も思っていない。」

 

「「・・・・・」」

 

「もし最強と名乗りたいのなら、この暗黒時代を作った責任を果たしてくれ。僕らはこれで、失礼するよ。」

 

__________________________________________

 

「ったく、クライの奴。言いたいだけ言って帰りやがって」

 

「ハデスファミリアめ!今度こそペナルティーを・・・」

 

「よせロイマン。お前は唯さえゼウスとヘラを追い出す際に協力しているんだ。その気になればあいつらはお前を殺しに来るぞ。」

 

「っく!しかし、ガーク!」

 

「ハァ、そのため俺がいるんだろうが。あいつらは、基本はいい奴らだ、だが嫌いなもんは嫌いってだけさ。」

 

会議室に沈黙が続いた。

 

「それで、どのような異常事態(イレギュラー)が起こっているんだい?ロイマン」

 

「あ、ああ。行方不明になっている冒険者が最近増えているのは知っているだろう?」

 

「ああ。」

 

「そこで、あるファミリアがクエストとして捜索をしたんだが、行方不明と思われていた者たちの物が落ちているのを見つけた。そして不可解なことがあった。周りには、爪痕の傷、棘、燃焼後、様々な魔物の痕跡が残されていた。しかし、・・・・・モンスターの足跡はたったの一つしかなかった。」

 

「・・・!」「何?」「どういうことだ?」「え?え?」「ふ~む」「なるほど」「つまり?」

 

「飛行系統の魔物じゃないのか?」

 

「いやその可能性は低い、あの階層には虫系の魔物が多い柿爪や燃焼後、どうも他の階層のモンスターの痕跡もあるようだ。」

 

「なのに、足跡は一つ。どういう事?」

 

「これは一体・・・・」

 

「・・・だが、所詮モンスターだ。それの何が問題なのだ。」

 

「・・・・・・・・・そのモンスターの足跡のそばに、・・・・・一人の人間足跡が平行するように続いていた。」

 

『!!!!!』

 

「まさか・・・・・今回の件・・・・・・・・・・闇派閥(イヴィルス)!?」

 

「そういう事か・・・・・クライ!」

 

「・・・すまないが、アリーゼ、シャクティ。クライから聞き出してくれないか?」

 

「ごめんなさいフィン、それはできないわ。」

 

「こちらも、同じだ。ガネーシャファミリアはハデスファミリアとは互いに同盟を組んでいる。情報は知っていても開示できない。」

 

「・・・・・どうしてもダメかい?」

 

「「ダメよ(だ)」」

 

「・・・・・・・・分かった。」

 

そうして、会議は終わり。各ファミリアの団長たちはそれぞれのホームへと帰って行った。

__________________________________________

 

会議を抜け出したクライとアークは、今回の件について話していた。

 

「ったく、ロイマンの豚にも困ったもんだよ。」

 

「それでクライ、今回の件はまさか・・・・・。」

 

「ああ、うちの団員たちの出番だ。」

 

「・・・ハァ~~~。何かヒントくらいあげたらどうだい?」

 

「う~~~ん。そうだね、そうするよ。」

 

「で?誰をリーダーにするんだい?」

 

「う~ん、そうだね。シトリーとスヴェンに任せようかな?二人ともそろそろだし。」

 

「そうだったね、それに人選としてはその二人が良いか。よし、帰ったら報告しよう。それとクライ、まだ資料が片付いていないから、逃げないでよ。」

 

「あ~~~そうだったぁ~~~~!ハァ・・・・・ゲロ吐きそう。」

 

 

 




話的には、アニメの「白狼の巣」をアレンジしていく形になります。お願いします。

今回はガークさんのステータスを表示します。

【ガーク・ヴェルター】(元ポセイドンファミリアの副団長)
種族:人間/性別:男/年齢:50歳/レベル:7
職種:戦士(ウォーリア)/二つ名:戦鬼
力:C670 耐久:B743 器用:A820 敏速:C685 魔力:C699
発展アビリティ:【狩人:D】【耐異常:E】【破砕:E】【不屈:F】【威圧:G】
魔法:
《ネーヴァルゴル》‐氷属性攻撃魔法。敵を凍結・鈍足化。大斧と連動で威力増加。
《グラニフロスト》‐氷属性広域攻撃魔法。氷塊攻撃。衝撃で氷結や転倒効果。
スキル:
【戦場足跡(ウォーズ・フット)】
‐移動時に周囲3mの敵の攻撃速度・回避低下、味方の攻撃力小幅上昇。
【鋼鉄憤怒(ハード・ラース)】
‐怒りにより自動発動。「力」「耐久」上昇、自信が受ける物理攻撃耐性。
【斧嵐連撃(ラッシュ・コンボ)】
‐斧攻撃超特化、斧の重量軽量化、攻撃した敵の防御無視攻撃。
【狂乱覇道(オーバー・バーサーク)】
‐自身の全能力を大幅上昇。攻撃ごとに敵を小範囲粉砕。体力が減少するほど威力上昇。
武器:フロストブレイカー(大斧)

以上になります。

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