ダンジョンで引退したいのは間違っているだろうか?   作:風山・K・神威

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二日連続での投稿ですどうかよろしくお願いします。


2話~都市最強は帰りたい~

「やぁ、フィンこんなところでどうしたんだい?」

 

「こんなところで会うなんて、奇遇だねクライ」

 

―――《ハデス・ファミリア》―――

 

かつてのこの都市最強の二大勢力、ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアによって育てられたファミリア。15年前、ゼウスとヘラを追放してオラリオの最大派閥と言われるようになってから、彼らは異例の速さで、ロキ・ファミリアとフレイヤ・ファミリアに並ぶ派閥に僅か15年で至った。そしてその力は、オラリオで最強だったフレイヤ・ファミリア団長、「猛者」オッタルをあっという間に超えていき、今ではかつて、ゼウスとヘラ達にしか到達しなかった。レベル8と至り、レベル7や6を多く揃える、現オラリオ最強の派閥となり、冒険者や神々からは、こう言われていた。

―――「才禍の怪物」の再来と。

 

「僕たちは、遠征を終えての帰還だよ。道中気持ち悪い芋虫達がいてとても邪魔だったけれど、何とかなったよ。それにしても、あの虫達は相変わらずキショイよねぇ~」

 

その言葉に、ロキ・ファミリアのメンバーは騒然とした

 

「お前さんら、あの新種のモンスターを知っているのか!?」

 

「今回の遠征で、私達は初めてアレを目撃した、あれはいったい何なんだ?」

 

「知っているなら。是非とも教えてくれないか?」

 

彼らの未知を知りたい要求にハデス・ファミリアの面々は。

 

「はぁ~?なんであたしらがわざわざあんたらに、情報提供しなきゃなんないの?」

 

「こればかりは、私達が自分の足で歩いて見つけたことなので、そう易々と教えませんよ。」

 

「リィズ姉、挑発しないでください。まぁ、その通りなんですが。」

 

「なぁに言ってんだフィン!自分で見つけないと意味ないだろ!」

 

 

ハデス・ファミリアの中で特に問題児と言われている。者たちは、相手を挑発するような言葉を発していて、他のメンバーは困っていた。

 

「こらこら、皆本当のことだけれど、相手を挑発しない」

 

「まったく、こいつらのコントロールをできんのは、クライだけだ。そこんとこ、頼んだぞ団長。」

 

「うむ。」

 

「あはははぁ・・・そうだね~」

 

「・・・それじゃあ、クライ君の意見は?」

 

ここで、団長である。クライにフィンは意見を求めた。

 

「・・・う~ん、断る。」

 

『!!!』

 

「悪いねぇフィン、こればかりは伝えられない。それにこの情報は、ギルドには教えていない。知ってるとしたらウラノスかな?そのあたりに、聞いてくれよ。」

 

「・・・・・分かった。ちなみに今回はどこまで潜ったのかな?」

 

「60階層だよ。」

 

『!!!!!』

 

その言葉に全員が唖然とした、60層と言えば、ゼウス・ヘラ達が到達した階層、つまり彼らは既に彼らに対にたどり着いたとということになる。

 

「クライ!それはつまり・・・!」

 

「ごめんフィン、僕たちもう疲れてるから。じゃあ!」シュン!!!

 

『!?』

その瞬間何が起きたのか分からなかった。先ほどまで、ハデス・ファミリアのメンバー達がいた所は突然何もいなくなっていた。周りを探すが気配はなく、五感に敏感な獣人のメンバーでも探すことはできなかった。まるで、存在自体がいなくなったかのように。

 

「あやつら、一体どこに行きおった!?」

 

「まさかあれは・・・転移魔法か!?」

 

「いや、クライは確か『魔導』のアビリティを持っていたはず。足元に魔法陣がなかったことから、魔法ではないはずだが・・・・」

 

「もしかして魔道具じゃない?ほら、クライって、オラリオで二人しかいない『神秘』持ちだし。」

 

「でも、さすがにあいつでも魔道具でそこまでできないんじゃない?」

 

「いや、あいつはロキ以上に道化が似合うやつだ。・・・くそっ!あのヘラヘラ野郎!」

 

「・・・・・一体どうやって」

 

アイズは不思議に思った、一体どうやって上位冒険者である我々に気づかれないよう。いなくなったのか。しかも一人だけではなく、ファミリアのメンバー全員と。その考えは、アイズにとってはずっと考えることとなった。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

クライside

 

ー45階層―

シュン!!!

 

「あれ!?さっきまで私達、50階層にいたよね!?なんでなんで?」

 

「この感じ・・・兄さんですか。」

 

「さっすがクライちゃぁん!あいつら見ているとイライラしてたからちょうどよかったよ!」

 

「マスター!さすがです!やっぱりマスターは神!」

 

「今のはいったいどうやったんだいクライ?・・・まぁ、秘密主義の君のことだから、今更何とも言わないよ。でも、相変わらず君はすごいね。」

 

「ったく!びっくりしただろうクライ!やるなら知らせろって、お前は報連相がしっかりしてねぇんだから。」

 

団員たちがクライに声をかけている中、クライは———

 

(あぁ~~!ロキ・ファミリア達がいて必ず面倒事になると思ってつい使っちゃったけれど、皆不信がっていいるだろうなぁ~~!しかも、あの豚エルフに例のモンスターの事伝えるの面倒くさいから、ハーディに頼んでウラノスに連絡してもらったけれど、これ帰ったら、面倒事だよ!!!!!)

 

頭の中で格闘していた。

 

(あぁ~~、なんだってこうも僕のステータスはあのいやらしい神々共が嬉しがりそうな能力ばかりなんだ!?まぁ、『神秘』が出た時はありとあらゆる魔道具が作れると思いハッスルしちゃったけれど。いくら何でもこの能力はチートだよなぁ~~~!)

 

《スキル》

【■■■■(■■■■・フォ■■ト)】

  - - ■■■■、■■■意志で■■■・■■・■■・転移・■■■■■■■禁術級スキル。

 

(このスキルは。ハーディ以外は知らなかったのに、皆に聞かれるだろうなぁ~~。えぇ~と、帰ったら、ウラノスに方に報告?と遠征後の後始末に?今回のドロップアイテムの換金に?ルークやリィズの相手に?あぁ、あとシトリーやティノとアイス食べたり?アークと今後の会議に?豚エルフこと、ロイマンのグチに?ガークさんとも話さないといけないし!!!!!・・・・・・あぁ・・・ゲロ吐きそう。)

 

 

 




今回はここまでです。もし、悪い点などがありましたら。感想にて、よろしくお願いします。

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