ダンジョンで引退したいのは間違っているだろうか?   作:風山・K・神威

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連日ではありませんが。8話目です。よろしくお願いします!


8話~とにかくお仕置きしたい~

ーとある建物の上でー

 

「フフフ、貴方の輝き見させてもらったわよ。ベル」

 

「フレイヤ様」

 

「ええ、来たわね。」

 

その瞬間、空から光と闇が高速で降りてきた。

 

ドオォォォォォォォォォォォォン!!!!!

 

 

 

「・・・やってくれたね。フレイヤ」

 

 

 

衝撃により煙から出てきたのは、怒りでオーラを放っているクライだった。

 

「日ごろから何かとやらかしていたが.....今回はやりすぎたな」

 

「珍しいわね。あなたがそこまで怒るなんて」

 

「まぁ...今回に関しては許せないことがあるからね。それで、今回の後始末どうしてくれるのかな?神フレイヤ」ブワッ

 

クライの威圧がフレイヤとオッタルを襲った。オッタルがフレイヤを守るように前に出た。

 

「・・・クライ。フレイヤ様に手を出すのならば・・・俺が相手になろう。」

 

「・・・・・オッタル。僕は君を一人の強者としては認めているけれど、その女に仕える限りはあまりそう感じないな。」

 

「・・・悪いが・・・俺が仕えるのはフレイア様だけだ。・・・構えろクライ」

 

「ハァ、結局こうなるのかオッタル。」

 

そう言い、クライは右手の中指にある指輪の魔道具から武器を取り出した。

 

「行くぞ!」

 

その合図と同時に二人は剣を交えた。

 

しかし、オッタルの剣はクライには届かなかった。クライの体系よりも二回りも大きいはずのクライに剣を何度も振るうが、オッタルはクライを一歩も動かすことができなかった。

 

「・・・かつて、僕たちよりもレベルが高く、強かった君が今ではこんなものなのかい?」

 

「ッツ!・・・お前は・・・極めているな!」

 

「・・・その剣、ザルドのだね。」

 

「ああ、お前に使うにはこの剣じゃなくてはな」

 

そういい、剣の交じり合いは続き、次第にオッタルの体力が切れていた。

 

「ハァ.......ハァ.......」

 

「もう終わりにしよう。オッタル」

 

「ハァ......いいだろう。俺の全力で終わらせてやる。・・・【銀月(ぎん)の慈悲、黄金(こがね)の原野、】」

 

剣を構え、オッタルは唯一の魔法を発動した。この魔法はザルドに一撃を入れるために使用した魔法だ。

 

「【この身は戦の猛猪(おう)を拝命せし。駆け抜けよ、女神の神意を乗せて】」

 

「【ヒルディス・ヴィーニ】!」

 

ゴオオォォォォォォォォォォォォ!!!!!

 

その瞬間、世界が止まった感じがした。そして、煙が晴れた。

 

「!!!!!」

 

 

 

 

 

そこには、先ほどの魔法攻撃を纏った剣をクライが片手を前に出し掴んでいた。

 

 

 

 

 

「・・・・・残念だよオッタル・・・・・たった数年でここまで変わってしまったなんて。」ツゥー...

 

そう言い、クライは懐かしむように涙を流した。

 

「ッツ!!!・・・クライッ・・・・・貴様・・・・・!!!」

 

 

 

ズバァァァァアアアアアアア!!!!!

 

 

 

その瞬間、武器や防具が破壊され、オッタルの体に巨大な×印の傷と全体には細かい傷がたくさん付き、オッタルは後ろに倒れていった。

 

「君には、どうやら冒険者とは何なのかを忘れてしまったようだね。」

 

グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!ドスッ!!!

 

そしてオッタルの体を追撃するように地面から生えた岩の槍がオッタルの体を貫いた。

 

その勢いと同時にオッタルは血を吐いて気絶した。

 

「ゆっくりと寝てくれ。いい夢を見ることを願うよ。」

 

 

__________________________________________

 

 

フレイヤは只々見ているしかできなかった。

 

オッタルがやられる瞬間を、自分の最高の眷属をやられる瞬間を。

 

手も足も出ずに、ただ一方的にやられる姿を。

 

「さぁ、フレイヤ。君の番だ」

 

ビックッッッッッ!!!

 

恐ろしかった。彼が、クライが一歩一歩近づいてくるたびに、自分に何をするのかが、しかし、落ち着くことを忘れなかった。なぜなら、フレイヤは神だったから、

 

(―――落ち着いて、私はフレイヤ。愛と美、そして豊穣を司る女神。)

 

「......ねぇ、クライ。見逃してくれないかしら?」

 

「悪いけれど、今回ばかりは許さない。僕は唯でさえ君が嫌いなんだ。なのにこれまで君は何度この町に迷惑を掛けてきた?君がおかしなことをするたびに、君たちファミリアは暴れ、住民には被害が及んできた。」

 

フレイヤはこれまでの経歴をくらいに言われ、口ごもった。

 

 

 

「正直に言うよフレイヤ・・・・・君の眷属は英雄にはなれない。」

 

 

「ッツ!!!・・・キッ!!!!!」

 

その瞬間、クライは目前にいたのにいつの間にか後ろにいた。

 

「!?・・・クライ?何を・・・・・「ドックン!!!」!?!?」

 

ドックン!ドックン!!ドックン!!!

 

「な.....何が!?.....ク...クライ。貴方.....私...に...一体......何をしたの!?///////////」ハァ、ハァ、ハァ

 

「ん?何って・・・ただの媚薬だよ。」

 

「!?」

 

「それも唯の媚薬じゃない。シトリーお手製の最高級で、一滴だけで12時間は絶頂状態になるものさ。しかも、この薬には、治癒魔法、ポーション、反呪詛(アンチカース)は効かない。解けるとしたら、時間を待つか僕たちが解くかのどちらかだね。ああそれと君に投与した量で三日間はその状態だね。後遺症が二日ほど続くけれどまぁ淫乱な君にはお似合いだろう?」

 

「ハァ...ハァ...あ、あ、あああああ!?!?!?////////」

 

「はぁ、本当に君は・・・・・どうしようもうないほど、変態神だね。・・・・・リィズ、シトリー。」

 

声をかけると影から二人が表れた。

 

「クライちゃんやる~~~!このアバズレの前々からホンッッット!ムカついていたからいい気味~~~~!!!」

 

「本当はクライさんにあの薬使ってほしかったんですけど、まぁいいでしょう。アバズレが遂に下半神になったのっで!」ドカッ!!!

 

「あ、あああああ!?!?////////」ビクビクッ!!

 

「それで、コレどうするんですか。クライさん?」

 

「そうだね~~~。ダイヤとノミモノに運んでもらおうか。・・・・・伝言も一緒に」

 

__________________________________________

 

戦いの野(フォールクヴァング)

 

ズン、ズン、ズン・・・・・

 

スタ、スタ、スタ・・・・・

 

「ん?・・・!?おい、あれ!」

 

「な、あれは!?」

 

 

 

そこには、ノミモノの背中に担がれた傷だらけの団長の姿とあられもない主神の姿があった。

 

 

 

「てっ、敵襲!!!団長が!!!!!フレイヤ様が!!!!!」カンカンカン

 

しばらくして、ファミリアの幹部たちが出てきた。そして驚愕した。自分たちの団長が見たこともないほどの出血量でボロボロで縛られていた。そして、_____敬愛する神が、見たこともない姿で縄で縛られていた。

 

ハデス・ファミリアのホムン・ドールである「ダイヤ」は、オッタルとフレイヤを掴み彼らの前に投げ捨てた。

 

「団長!!!!!」「フレイヤ様!!!!!」

 

「・・・てめぇら!!・・・誰に手を出したか!!!・・・分かってんのか!?!?!?」

 

「我らが主神に...一体何をした!?」

 

「我が神に手を出したその狼藉、我が剣のサビにしてくれる!!!」

 

「殺す!」「潰す!」「消す!」「いや粛清だ!」

「「「「今すぐにだ!!!!!」」」」

 

幹部たちが睨み警戒をする中、

「ごきげんよう、フレイヤ・ファミリアの皆様方。私はハデス・ファミリアの従者、ダイヤと申します。今回はモンスターフィリアにて町に問題を起こした神フレイヤとその団長オッタルを粛清しこちらに運びました。」

 

『ッツ!!!!!』

 

「ああ、ちなみに後3分で治癒しないとそこの猪、死にますよ?」

 

「ッツ!貴方たち!直ぐに取り掛かりなさい!!!!!」

 

『ハ、ハイ!!!』

 

ダイヤの発言にフレイヤ・ファミリアの治癒を担う治療師や薬師で構成される満たす煤者達(アンドフリームニル)達をリーダーであるヘイズ・ベルベット(Lv.4) 「女神の黄金(ヴァナ・マルデル)」が急いでオッタルと様子のおかしいフレイヤの治癒を始めた。

 

「・・・ひどい!団長がこうもボロボロに!!!それに、ああフレイヤ様!!!なんというお姿に!!!」

 

「・・・ッツ!・・・そんな、私の魔力だけじゃ足りない!!!貴方たち!団長の治療に全魔力使いなさい!!!!!」

 

「「「は、はい!ヘイズ様!」」」

 

「ああ、フレイヤ様!この症状は・・・まさか媚薬!?でも、普通の症状じゃない。一体どんなのを・・・・・!」

 

「ああ、そちらについてはこちらを。ヘディン様、我らが団長からです。」

 

「何?・・・・・ッツ!あの、愚男!!!!!」

 

「なんだ、ヘディン!」「早く渡せ、ヘディン!」「さっさとしろ、ヘディン!」「もたもたすんな、ヘディン!」

 

『親愛なる変態眷属諸君、君の団長と主神は今回町にモンスターを放つという行動を起こした。今回の件をギルドの報告するという案もあったが、それでは君たちには痛くも痒くもないと気づいた。そこでだ、君たちの主神に媚薬を盛った。なに、安心したまえ。魔法もポーションも反呪詛(アンチカース)も効かないが、たったの三日の辛抱だ。それに、君たちの神にふさわしい姿にしてあげたんだ。本望だろうwww。もし症状を治したいのなら、毎日君たちがしているように、彼女に盛ればいい。まぁ、そうすると精精300回位すれば治るだろう。ああ、それとオッタルに剣は貰っておくと言っといてくれ。それでは、信頼なる淫獣達。―――――クライより』

 

『ッッッッッツ!!!!!』

 

「あの、クソ男ガ!!!!!!!」

 

「それでは、私はこれで失礼します。」

 

「待ちやがれ、このクソ人形!!!!!」ダッ!!!!!

 

・・・・・ガッキーーーン!!!

 

『!?!?!?』

 

その光景はありえなかった。なぜなら、Lv6であるアレンの高速の槍を受けても、彼女には傷一つ付いていなかった。それに、アレンが感じたのはまるで巨大な岩のような感触であった。

 

その一瞬の油断が、命取りとなった。

 

「ガアァァァァァ!!!!!」ゴオォォ―――!!!

 

ノミモノから放たれた吐息(ブレス)によって、その場にいたメンバーは全員強力な状態異常となった、麻痺した者、毒になった者、石になった者、幻覚状態になった者。

 

「・・・ッツ!ク・・・ソ・・・が!?」

 

その効果は、アレンやヘディン、へグ二やガリバー兄弟達にも効いていた。

 

「それでは皆様、ごきげんよう。」サァァァァ......

 

そして、ダイヤとノミモノは霧のように溶けて、帰って行った。

 

 

 

 

 

「・・・・・・・っクッソガアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

 

 

__________________________________________

 

クライは、ホームの奥の庭に並べられていたいくつかの墓に、今回奪った剣をお供えした。

 

「・・・・・アルフィア姉さん、ザルド兄さん。安らかに眠ってくれ・・・・・。僕たちは前に進むよ。己の野望のために。」

 

ビュウウウウウ..........

 

しばらく歩くとすると、クライが羽織っていたローブが風に飛ばされ、なんとローブが、ザルドの剣にかかった。

 

「!・・・・・・・・分かったよ、兄さん。・・・この剣ありがたく使わせてもらうよ。」

 

そして、曇っていた空が晴れた。まるで、二人が見守ってくれているかのように。

 

 

 

 

 




戦いのシーンが、あまりうまく書けませんでした。

ヒロインは誰が良いですか?

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  • シトリー
  • ティノ
  • アーディ
  • リュー
  • ティオナ
  • レフィーヤ
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