第3艦隊は飛行場姫が爆撃機を発進させたと同時に攻撃隊を放っていた。そしてちょうどその時、迎撃機を上げている護衛艦隊を発見、飛行場攻撃隊に遅れて対艦攻撃隊を発進させようとしていた。
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2525:スカイアイ
飛行場姫の前に護衛艦隊を発見
空母2戦艦2駆逐艦2だ
2526:名無しの転生者
出せる攻撃機少ししかないからなぁ…
エース達殆ど出払ってるし
2527:名無しの転生者
あっ、そうだ!!例のアレ使おうぜ!
2528:リボン付き
なら、そっちは任せたぞ
2529:名無しの転生者
任せてくれ!名無しの俺等でもやれるところを見せてやるよ
2530:名無しの転生者
例のアレを使うにあたって、突然取付けられた機内のモニターは何ぞ?計器見えないんだが…
2531:メカニック
説明しよう!それは赤外線誘導がちゃんとできてるかシーカーが捉えた画像を表示するモニターだぞ!計器についてはモニターに表示されるから安心してくれ!
2532:名無しの転生者
切り替えとかどうやるんだ?もしかして自動?
2533:メカニック
タッチパネル式だよ
何なら計器と組み合わせて表示もできるよ
2534:名無しの転生者
グラスコックピットとは、たまげたなぁ…
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飛行場姫の護衛艦隊(ヲ級Flagship2隻、タ級Flagship2隻を中核とした6隻)は目の前にいる艦隊の艦載機はまず低空から外周の駆逐艦や軽巡を強襲してくる、と飛行場姫から情報提供を受けていたため、迎撃機が蹴散らされてからは低空を警戒していた。が、飛行場を攻撃すると思われる編隊が通過後、高高度を飛ぶ爆戦2機と天山4機が上空にやって来たのみだった。たかが6機で何ができる、と旗艦のタ級が突撃命令を出そうとした時だった。爆戦2機が高高度水平爆撃を開始した。腰抜けが、と心の中で笑っていると、突如2隻の駆逐ロ級が爆沈した。何が起きたのか分からず混乱しているうちに目の前に、異様に先端の長い爆弾が降ってきたところで意識がブラックアウトした。
対艦攻撃隊が無事に帰還した頃、飛行場姫攻撃隊は突入を開始していた。まず攻撃されたのは対空陣地次いで沿岸部の防御陣地だった。各陣地に彗星の中型爆弾とロケット弾が叩き込まれ、その殆どが機能しなくなった。同じ頃、6機の爆戦が飛行場姫の注意を逸らすため、いつも通り顔に250kg爆弾とロケット弾を断続的に叩き込みヘイトを集めていた。飛行場姫の意識が爆戦に向いているうちに、天山4機が低高度から爆撃機用滑走路へ進入、大量の小型爆弾をばら撒いた。投下された小型爆弾は落下傘を展開、垂直姿勢をとると落下傘を切り離しロケットモーターが点火、勢いよく滑走路に突入すると地中で起爆し大きなクレーターを穿った。その他の天山は滑走路周辺施設、大型格納庫や管制塔らしきもの、そして飛行場姫を800kg陸用爆弾で攻撃していった。飛行場姫には高高度から投下された6発の爆弾が命中、4発が航空艤装を破壊し2発が飛行場姫の頭部に命中した。目につくものを破壊し尽くした母艦に戻る攻撃隊を飛行場姫は睨みつけていた。
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2548:攻撃隊長
着々と戦果拡大中
2549:名無しの転生者
まだ飛行場姫残ってるぞ
2550:雲龍
もちろん第二次攻撃隊を出します
だからみんな早く戻ってきて
2551:名無しの転生者
かしこまり!!
2552:名無しの転生者
倍の速さで!!
2553:雲龍
ん?長門さんから通信だ
2554:名無しの転生者
装甲空母鬼撃破したかな?
2555:名無しの転生者
爆撃機どうなったんだろ?
2556:雲龍
陸奥、翔鶴、利根、筑摩大破、その他損傷艦多数
第3艦隊は急ぎ第1、第2艦隊と合流
2557:名無しの転生者
やばくね?
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雲龍は迷っていた。酷く損傷しているとはいえまだ飛行場姫が残っていたからだ。うんうん唸っていると比叡が声をかけた。
「雲龍、ここは私達に任せて!」
「でも…。」
「もっと青葉達の事も頼ってくれていいんですよ?」
「ここのところ誰かさんがずっと大活躍だったからねぇ〜。さすがの秋雲も運動不足なんだよね〜。」
「わかった。比叡、青葉、秋雲、ここをお願い。」
「はいっ!比叡にお任せあれ!」
「恐縮です!無事に戻ったら取材お願いします!」
「まーかせてぇー!あっ、戻ったら絵のモデルお願い!」
「うん、いいよ。」
「「やったぁ!」」
雲龍は青葉と秋雲のお願いを快諾すると、すぐに彩雲と爆戦を飛ばした。
「上空直掩機を残しておくから、空の守りは安心して。」
「ひぇ〜燃料切れで回収できなかったらどうするんですか。無理にいいですよぉ。」
「いいえ比叡。機体は所詮消耗品、なくなってもまた作れば戻って来る。でも貴女達3人は戻って来ないでしょう?3人が無事に戻って来れるなら、これくらい安いものよ。」
そう言って雲龍は川内と早霜を引き連れて第1、第2艦隊と合流するべく出発した。
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2569:ウィッチウォッチ
本機と爆戦8機で比叡、青葉、秋雲の3人を支援する
2570:雲龍
よろしくお願いします
2571:顔面破壊大帝
まぁ、任せとけって!3人の面倒は俺が見といてやるよ
2572:名無しの転生者
≫2571 面白いやつだな、気に入った
2573:リボン付き
≫2571 落とすのは最後にしてやる
2574:顔面破壊大帝
お、おた、お助けぇ〜
2575:イーグルアイ
まずいぞ!泊地棲鬼が第1、第2艦隊方向に移動してる!このままだとあっちが先に到着するぞ!
2576:名無しの転生者
対艦兵装そんなに残ってないぞ…どうすっぺ
2577:名無しの転生者
第1、第2艦隊の航空攻撃に期待するしかないだろ
2578:雲龍
うーん、航空機出すにしてももう少し近づかないと
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実は飛行場姫は第1、第2艦隊の前方に機雷を敷設することで、艦隊針路を泊地棲鬼方向に誘導していたのだった。
第3艦隊から泊地棲鬼が向かっているとの報告を受けた長門は、瑞鶴、飛龍、蒼龍の3人に攻撃隊の発進を命令し、長門、伊勢、日向の3人も艦隊前方に展開し、駆逐艦隊に突撃準備をさせた。攻撃隊は泊地棲鬼と随伴艦隊の激しい抵抗を受けるも、随伴艦の何隻かを撃沈し泊地棲鬼にダメージを与える事に成功した。ここで泊地棲鬼は艦隊前方の戦艦隊と駆逐艦隊と接触した。艦隊はまず吹雪統制のもと遠距離統制雷撃を実施、泊地棲鬼に損傷を与え重巡リ級2隻撃沈の戦果をあげた。その後駆逐艦隊は突撃を開始、同じく突撃してきた深海棲艦の水雷部隊(ツ級1ロ級3)と戦闘になった。その間、長門以下3人は泊地棲鬼と随伴の戦艦ル級Flagshipと砲戦を開始していた。ル級Flagshipは伊勢と日向の集中攻撃を受け砲戦開始早々に主砲火力の半数を失った。長門と泊地棲鬼は互角の殴り合いを繰り広げていた。
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2589:雲龍
よし、射程にギリギリ入った!
2590:名無しの転生者
徹甲爆弾と魚雷そんなにないから少数精鋭で行くしかないか?これ
2591:名無しの転生者
ここはヤバイ級爆撃手に任せよう
2592:雲龍
ではお願いします!全力で追いかけて収容するので安心してください!
2593:名無しの転生者
よし来た!任せてくれ!
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長門達戦艦隊は苦境に立たされていた。戦艦ル級Flagshipを撃沈する迄は良かったが、泊地棲鬼の火力と頑丈さの前に攻めあぐねていた。そして途中まで互角に戦っていた長門だったが2番砲塔が被弾し大破、4番砲塔は主砲防盾に被弾し貫通こそされなかったものの内部の作業妖精が気絶し暫くの間沈黙してしまった。伊勢と日向に関しては、これまでの戦闘で伊勢が小破、日向は主砲塔1基破損の上で中破していた。ここで瑞鶴、蒼龍、飛龍から発艦した攻撃隊が到着攻撃を開始した。これまでの戦闘で航空隊もかなり消耗していたが、それでも尚海空の総攻撃で装甲空母鬼を大破にまで消耗させる事が出来た。航空攻撃が終わるやいなや、ちょっと遅れて雲龍から発進した攻撃隊(艦戦4艦攻8艦爆4)が到着、紫電改二による機銃とロケット弾による目眩ましの後に雷撃機4機と艦爆による爆撃によって下部ユニットが破損、速力が低下した。すかさず高高度から投下された800kg徹甲爆弾4発の直撃を受けて泊地棲鬼は撃沈された。
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2610:イーグルアイ
目標の沈黙を確認!
2611:名無しの転生者
やったぜ
2612:攻撃隊長
攻撃終了、帰投する
2613:名無しの転生者
やっぱエース級になると顔面攻撃もお手の物ですねぇ
攻撃がめちゃくちゃ鮮やかだったな
2614:イーグルアイ
…?気のせいかな、白痴棲鬼の残骸が動いた気が…
2615:名無しの転生者
まさかまたゾンビ化艤装か!?勘弁してくれ
2616:イーグルアイ
いや、違う!第2形態だ!ヤロウ、下部ユニットをパージして空母艦隊に突撃してるぞ!
2617:名無しの転生者
えぇ…戦艦は!?なんで空母の方に向かうんだ!?
2618:イーグルアイ
戦艦隊はすぐに応射したものの突破された
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「顔バッカリ…許サナイ…シズメ…」
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2619:名無しの転生者
あっ…スーッ…ふーん
2620:攻撃隊長
顔面破壊大帝がいないだけまだいい方だろ
飛行場姫なんかこの倍以上喰らってるんだぞ
2621:リボン付き
沸点低いやつだなぁ
2622:名無しの転生者
これ、形態的には泊地棲姫ってやつかな
2623:名無しの転生者
言ってる場合か!?どうにかしないとまずいぞ!!
2624:名無しの転生者
でも、もう陸用爆弾しかないぞ
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