雲龍に転生   作:DAIHONN_A

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3.

260:偵察機

続報、直掩機が倍になった

あと艦爆も迎撃機として飛ばしてる様子

 

261:暫定攻撃編隊長

こちら編隊長了解

迎撃隊は進出、護衛隊は攻撃隊に同行し、じ後先発して敵艦の対空能力を漸減せよ

攻撃隊は輪形陣の艦隊を攻撃する事を意識して弾幕の穴から突撃せよ

 

262:名無しの転生者

迎撃隊前進する

 

263:名無しの転生者

練度高いやつが混ざってるぞ、注意しろ!

 

264:名無しの転生者

何機か攻撃隊に向かったぞ!

 

265:名無しの転生者

護衛隊迎撃する

 

266:名無しの転生者

被弾した!被弾した!

 

267:名無しの転生者

各機編隊を維持!弾幕を張れ!

 

268:名無しの転生者

こちら迎撃隊、敵迎撃機の撃退に成功

これより攻撃隊に合流する

 

269:暫定攻撃編隊長

こちら編隊長了解

漸減部隊進出せよ!

 

 

———————————————

 

(やっぱ九九艦爆増やしたくらいじゃだめかぁ…)

 

「龍鳳、対空戦闘用意!敵機の動きを妨害して!」

「わ、わかりました!」

 

 龍鳳と瑞鳳は共に対空戦闘の構えを取る。攻撃隊が艦隊への攻撃進路に入らない様に弾幕を張っていると、弾幕の合間から複数の零戦がバラバラに、かつタイミングを合わせて侵入して来た。

 

(!?まさか)

 

「龍鳳!零戦に注意して!」

「え?きゃあ!!」

 

 侵入してきた零戦が主に対空火器を狙って各個に射撃してきた。

 

(不味い!対空弾幕の密度が下がる!このままだと…)

 

 予想した通り、対空弾幕の隙を突いて攻撃隊が侵入して来た。進路を妨害しようにも零戦の機銃掃射で対空攻撃自体が妨害されるため、攻撃隊は悠々と攻撃進路に侵入し最初に艦攻4機から魚雷が投弾される。

 

「左舷から魚雷!龍鳳回避して!」

「は、はい!」

 

 と同時に直上にいた艦爆隊が矢の如く突っ込んできた。

 

「敵機直上!回避して!」

 

 そこにすかさず艦攻隊が再度雷撃してきた。この攻撃を瑞鳳はなんとか回避できたが、龍鳳は爆弾2発と魚雷1発を被弾し大破。

 

(攻撃手段を漸減してから叩くとか、容赦なさすぎでしょ…)

 

 結果として、龍鳳と瑞鳳の艦載機は全滅し龍鳳は大破、雲龍の艦載機は10機損傷3機被撃墜で雲龍は無傷であった。

 

———————————————

 

295:雲龍

皆さんお疲れ様でした

無事に模擬戦を終えることができました

ありがとうございました

 

296:名無しの転生者

いや、こちらこそ戦闘機に乗せてくれてありがとな!

 

297:名無しの転生者

やっぱ目標が人型な分対艦攻撃は難しいねんな

 

298:名無しの転生者

それでも爆弾当てれる人はやっぱすげーよ

 

299:名無しの転生者

エースパイロットが混ざってるのはデカいな、安心感が違う

 

300:名無しの転生者

雲龍も雲龍であの対空弾幕はえげつなかったな、見てて敵が可哀想になってきたゾ

 

301:名無しの転生者

探知能力といい、モデルが第二次大戦時の空母とは思えないな

 

302:雲龍

私の場合、なぜか3次元データで電探が反応するんですよね

それをもとに信管調整してタイミング合わせて射撃してるんですけど

 

303:名無しの転生者

探知、測距、照準、発射までをワンオペでできるのはデカいな

 

304:名無しの転生者

この調子で練度上げて頑張っていくか!

 

 

———————————————

 

 この模擬戦は各種UAVによって今後の艦娘の練度向上に役立てる目的で記録されている。

 すべての模擬戦前段が終わり教官達が各艦娘の練度を見極めるために記録を見ていると、

「えぇ…(困惑)」

「なんだこれは…たまげたなぁ…」

「この子今回が初の戦闘なのよね?」

「龍鳳も普通に優秀の部類なんだけど、雲龍が飛び抜け過ぎというか…」

「航空管制もオーバーライドも凄いが、対空砲火については特に目を見張るものがあるな。」

「他の艦娘達はどうだ?」

「今回の招集者達は全体的にレベルが高い。」

「戦艦は当然ながら、駆逐艦のなかでも時雨と夕立はこと戦闘機動については輝くものがあります。」

「他の艦娘についても……」

「では予定通り整備日と準備日の後に模擬艦隊戦を行います。」

 

———————————————

 

301:雲龍

予定通り3日後に模擬艦隊戦を行うことになりました

そこでパイロットの練度向上のために明日明後日で訓練をしようと考えていますが、どうでしょうか?

 

302:名無しの転生者

お、マジで?それはありがたい!

 

303:雲龍

ついさっき龍鳳に練習に誘われて、ちょうどいい機会かなと

 

304:名無しの転生者

おぉ〜いいねぇ〜痺れるねぇ〜

 

305:名無しの転生者

あ!よろしければエースパイロットの方々に教えてもらいたいです!

 

306:名無しの転生者

俺もお願いしたい!

 

307:名無しの転生者

俺も俺も!

 

308:名無しの転生者

お、全然問題ないよ~

 

309:名無しの転生者

いいよ!来いよ!

 

310:名無しの転生者

やったぜ

 

311:雲龍

じゃあ、私は対空戦闘の練習でもしてようかな

 

312:名無しの転生者

≫311 えぇ…

 

313:名無しの転生者

≫311 もしかして標的は俺達ですか?

 

314:雲龍

いや、誰かに標的を曳行してもらおうかと

無理そうなら、別のことしてるけど

 

315:名無しの転生者

自分いいっすよ、標的曳行

 

316:雲龍

≫315 ありがとうございます

 

317:名無しの転生者

じゃあ艦戦、艦攻、艦爆グループにそれぞれ別れておきますか

 

318:名無しの転生者

お願いします

 

 

———————————————

 

 ということで訓練場に来たわけですけれども、誘ってくれた龍鳳の他にも何人かいますね。あれは…秋月と初月のようね。あっ、目が合ったらすごい頭下げられてる…何かしちゃったっけ?

「こんにちは龍鳳。何かあったの?」

「雲龍さんこんにちは。秋月と初月の2人は雲龍さんに用事があるみたいなの。」

「「こんにちは雲龍さん。」」

「秋月と初月もこんにちは。今日は一緒に練習するの?」

「はい、そのつもりです。」

「そう、2人とも頑張ってね。」

「ありがとうございます。…あの、雲龍さん。」

「ん、なに?」

「その、雲龍さんの模擬戦見ていて、雲龍さんの対空砲火に夢中になってしまいまして、是非とも対空戦闘のご指導をしていただきたいと思ってまして。」

「僕達秋月型は艦隊の防空が任務だから、皆の事を守れるように力をつけたいんだ。」

 ふむふむ、つまりあの模擬戦で披露した様な対空射撃を出来る様になりたいと。え、教えれるのかな、これ。めちゃくちゃ不安しかないんだけど…。でも、2人の願いを無下にはできないし…。いったいどうしたら…。え、取り敢えずやるだけやってみる?やらない後悔よりやって後悔したほうがいい?…それもそうだね。

 

(なんか凄く悩んでそうな雰囲気が…迷惑だったでしょうか…)

 

「わかった。上手く教えれるか分からないけど、私にできる限り教えるね。」

「「ありがとうございます!よろしくお願いします!」」

 

 とりあえず艦載機を発艦させてパイロット養成組と私達の訓練に協力してくれる組に分けておきますか。

「よし、稼働全機発艦始め」

 いつも通りのぼり旗から各種艦載機を発艦させて、あとはスレの住人達に任せておこう。標的を曳行してくれてるのは…4機の艦攻だね、感謝しておかないと。

「じゃあ秋月はあのバンクしてる艦攻の曳行的を狙って撃ってみて。」

「はい!」

「初月は今バンクしてる艦攻の曳行的を狙って撃ってみて。」

「うん、わかった。」

 もうちょっと曳行的離してもらったほうが良さそうかな…よし、これくらいでいいかな。

 凄くいい感じに集弾してるんじゃないかな。え、もっと集弾させたいの?うーん、電探から発する電波のドップラー効果を利用して距離と速度を求めて、海面の揺れも考慮しつつ時限信管の調整のタイムラグを意識した射撃をするとか…。

2人ともなんかポカーンとしてるし…。まぁ、試しにやってみて…。……一瞬で曳行的がボロ雑巾になったんだけど、この2人天才か?

 時間も良いですし、そろそろ艦載機戻しますか。

「雲龍さん!できました!ありがとうございます!」

「ありがとう雲龍。これで更に皆を守ることができる。」

「2人ともおめでとう。頑張ったご褒美にこれあげる。」

 2人とも私の分かりにくい説明を聞いても素直に頑張ってくれたし、純粋に頑張ってた事へのご褒美に牛缶をあげよう。

「いいのか!?こんなご馳走を!?」

「えぇ!?貴重な牛缶をいただいていいんですか!?」

「2人とも頑張ってたからね、ささやかなご褒美として、ね。」

「ムゥー」

 ん?

「雲龍さん雲龍さん!誘った私の事忘れてないですよね!?」

「もちろん忘れてないよ。」

 秋月と初月に教えてる時もちゃんとオーバーライドの練習に(スレの住人が)参加してたし。

「どんな状況でもちゃんと見てるから安心して、龍鳳。」

「ムゥー」

「そうだ、龍鳳も練習一生懸命に頑張ってたし、はい、牛缶ご褒美にあげるね。」

「ありがとうございます。なら、雲龍さんも頑張ってたんですから、一緒に牛缶食べませんか?」

「いいよ。一緒に食べよう。」

 

————————————————

 

335:雲龍

練習お疲れ様でした

ありがとうございました、またお願いします

 

336:名無しの転生者

お疲れした

 

337:名無しの転生者

またよろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 秋月型の長10cm砲は、従来のアナログ式から発展した脳波コントロールで操作可能な半自律型砲塔という設定。測距から信管調整、射撃までのタイムラグが従来の高角砲と比べ大幅に短縮されており、より直感的な操作が可能になった。
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