︙
568:名無しの転生者
いや〜対艦攻撃はきつかったっすね
569:名無しの転生者
ロケット弾とか早く欲しいな
570:雲龍
訓練中は基本このままの装備みたいなので
新装備は部隊配置後ですね
571:名無しの転生者
部隊配属後にどんな機体に乗れるか楽しみだな!
572:雲龍
ところで、これから砲雷撃戦に移るんですけど、空母の私と龍鳳はどうしたらいいと思いますか?
573:名無しの転生者
空母が砲雷撃戦に参加しちゃダメだろ
574:名無しの転生者
艦載機を放って突撃、これだ
575:名無しの転生者
≫574 師匠みたいなこと言われても
576:雲龍
≫574 それだ!
577:名無しの転生者
えぇ…
︙
———————————————
「龍鳳、ちょっと無茶するけどいい?」
「私にできることなら何でも言ってください。」
「艦載機を放ってから艦隊の最後尾をついて行くことにするわ。」
「はい?」
「みんなのちょっと後ろから援護するだけよ。」
索敵機からの報告では両艦隊は着実に近づいている。こちらの作戦はまず日向と雲龍索敵機による弾着観測射撃で視界内に入る前に最上を攻撃し、その後水雷部隊として筑摩支援のもと駆逐艦を突撃させ、日向には戦艦同士で戦闘してもらう。空母は戦艦の後ろで航空支援を行う。空母の支援に割ける人員がいないため、戦艦の後方に配置することにした。
︙
(私達の空母は全滅、初月も中破してるけど、敵艦隊はほとんど無傷…どうしたら…)
山城が悩んでいると、時雨が声をかけた。
「山城、ちょっといい?」
「ええ、何かしら?」
時雨の話を聞いて山城は作戦を組み立てた。
——————————————
︙
581:索敵機
最上への第3射、夾叉
敵艦隊、駆逐艦2隻を前衛に真っ直ぐ突っ込んでくる
582:名無しの転生者
近接航空支援隊、上空で待機する
583:雲龍
支援隊の皆さんは各々のタイミングで攻撃開始してください
584:名無しの転生者
目視で確認できる距離まで来たな
585:索敵機
最上速力低下、大破した模様
︙
———————————————
「撃つぞ、それっ!」
雲龍索敵機から送られてきた情報をもとに交互射撃を開始した日向だったが、艦娘としては超遠距離射撃をしているのにも関わらず第3射にして夾叉弾を得たことに驚きを隠せなかった。有視界での砲撃でもなかなか夾叉させるのが難しかったが、初の超遠距離射撃で早々に夾叉できたことに航空機との連携の大事さを感じた。それから5射目で最上は速力が低下し大破判定となった。
山城艦隊では、最上の周囲に砲弾が落下し始めた段階で速力を上げ、雲龍艦隊に突撃を開始した。陣形は単縦陣で最上、山城、初月、時雨、夕立の順で突撃し、雲龍艦隊を視認した段階で初月と時雨、夕立を突撃させた。
対する雲龍艦隊でも山城艦隊の突撃を確認すると筑摩の号令で水雷部隊が突撃を開始し、突撃してきた3人を迎撃する構えに出た。航空隊の援護で初月が攻撃機を何機か撃墜するも集中攻撃を受け大破した。時雨と夕立にも攻撃を仕掛けたが巧みな回避で損傷を受けなかった。猛スピードで水雷部隊に近づいているため、航空隊は追撃を一旦取りやめ補給に戻ることにした。筑摩、秋月、磯風、浜風の4人は2人の行く手を阻むように進出し砲雷撃を浴びせるも一向に命中せず、凄まじい速度で距離が縮まっていった。一切減速することなく至近距離まで来たところで2人はぶつかる寸前で急ターンをして唐突に反航戦に持ち込み、反応が遅れた水雷部隊は先ず2人からの至近距離からの猛烈な集中砲火を受け筑摩が大破、続いて磯風と浜風がすれ違いざまに魚雷を2発ずつ叩き込まれ大破した。ここまでの段階で2人の受けた損傷は、夕立がすれ違い時に秋月の10cm砲弾を2発受けただけだった。
「龍鳳!時雨と夕立が私達の方向に突撃してきてる!攻撃に備えて!」
「は、はい!」
雲龍と龍鳳は左舷方向から急接近する時雨と夕立を撃退するために艦載機を発艦させた。が、接近するスピードが速すぎたため艦載機が攻撃位置に着く前に2人が攻撃を開始、雲龍が集中攻撃を受け何発か被弾してしまった。
「雲龍さん!」
「ぅ…やるじゃない。」
初の被弾に顔を歪める雲龍だったが目前に魚雷が接近しているのを確認するのと同時に艤装の高角砲群が海面に向け砲撃した。この砲撃で接近していた8本の魚雷のうち4本が起爆、2本があらぬ方向に航走していき、2本は雲龍が回避した。続けて時雨と夕立が主砲を連射して突撃して来たため、高角砲で応戦、時雨に対し全ての高角砲を指向させ速射で正確な砲弾を叩き込み一瞬で大破させた。残る夕立も雲龍に主砲と魚雷を浴びせようとした。が、突如後ろから被弾、振り返って見れば追いついてきた秋月が砲撃してきていた。
「この秋月が健在な限り、やらせはしません!」
「当たって…当たってぇー!」
続いて先ほど飛び立った龍鳳の九九艦爆隊がオーバーライド制御で夕立に対して爆弾を投下、連続して中型爆弾を被弾した夕立は大破した。
—————————————
︙
569:名無しの転生者
これより突撃してきてる3人を攻撃する
570:名無しの転生者
クソ!やられた
571:編隊長
初月が手強いな、初月から先に攻撃する
572:編隊長
飽和攻撃開始
573:名無しの転生者
初月撃破!
574:編隊長
時雨と夕立は味方に近すぎる
攻撃を断念していったん補給に戻る
︙
580:名無しの転生者
水雷部隊が秋月を残して一瞬で壊滅したんだけど…
581:名無しの転生者
重巡と駆逐艦2人が大破!?ものの3分と経たずに…バケモノか…
582:名無しの転生者
こっちに来るぅ!
583:雲龍
攻撃隊発艦お願いします!
584:名無しの転生者
…上がったはいいけど、これ間に合わなくないか?
585:名無しの転生者
アカン!攻撃位置に着く前に射程に入られる!
586:名無しの転生者
ギャーッ!!被弾した!大丈夫か!?
587:名無しの転生者
やべぇよやべぇよ
588:雲龍
イタイ…
589:名無しの転生者
左舷より魚雷接近!
590:名無しの転生者
ッ!艤装借りるぞ!高角砲群射撃開始!
591:名無しの転生者
ナイスゥ!!これで魚雷の脅威は去ったな
592:雲龍
ええい!倍返しよ!
593:名無しの転生者
なんだこの連射速度!?
594:名無しの転生者
うわぁ…時雨が可哀想…
595:名無しの転生者
って!?夕立がこっちを狙ってるぜ!
596:名無しの転生者
あ、死んだな、これは
597:名無しの転生者
秋月ぃ〜!!
598:名無しの転生者
龍鳳!!
︙
———————————————
一方で戦艦同士の戦いは続いており、現状日向が有利な状況になっている。まず夾叉弾を得るのに山城が8射必要だったのに対し、日向は3射で済み以後斉射をしている。これは艦娘の練度というよりは弾着観測の有無によるところが大きい。夕立が大破した頃、この時までに日向は五番砲塔が被弾し使用不能、二番砲塔は被弾の影響でターレットリングを損傷し旋回不能に陥っていた。対する山城は右側の艤装を大破しており、左側の2基の主砲のみで応戦していた。そして山城に向け18回目の斉射を実施し、遅れて山城も斉射をしてきた。お互いに発砲煙で輪郭も覚束なくなっていたが山城がいるであろう場所に突如閃光が発生し大爆発が起きた。煙が晴れる頃には山城は海面に突っ伏している状態であった。
山城の大破をもって模擬艦隊戦は終了した。戦闘結果は、
艦隊A 艦隊B
雲龍 小破 飛鷹 大破
龍鳳 瑞鳳 大破
日向 中破 山城 大破
筑摩 大破 最上 大破
秋月 初月 大破
磯風 大破 時雨 大破
浜風 大破 夕立 大破
となった。
「ありがとう龍鳳、秋月。おかげで助かったわ。」
「礼には及びません。これからもこの秋月、艦隊も雲龍さんも、お守りします!」
「雲龍さんが無事で本当に良かったあ!雲龍さんとの練習のおかげで私強くなれました!お役に立てれて、本当に嬉しいです!」
「皆も私の指揮で戦ってくれてありがとね。」
「お礼なら私の方からもしたい。今回の模擬戦で学ぶ事がたくさん見つける事ができた。感謝する。」
「私も大破させられちゃいましたけど、少し自信がついた気がします。」
「次こそは最後まで戦い続けられるよう、この磯風精進しよう。」
「今回は大破しましたけど、磯風と同様最後まで戦い抜けれるよう精進致します。」
最後大破するかと思ったけど、龍鳳と秋月のおかげでなんとか生き残れたな、感謝しないと。あとスレの住人にも魚雷から守ってくれたお礼しないとね。駆逐艦の皆逞しくて、なんか眩しい…。
にしても最後の夕立、目が赤く光ってて怖かったな…。