IT’S!!TV!!TiME!!(そうだ。オバロ世界に、テナを出演させてみよう) 作:王朝万歳
「カンガーデロー!」
澄み渡る青族の下、甲高いテレビの音声が荒野に響く。
「い~や。ドライブって、いいもんで~すね」
「そうでしょうとも。そうでしょうとも」
テナとスパムトンは、ギルドホームをドライブに出かけていた。なぜ、二人が出かけているのか。それは、二人がギルドホームを出立する、少し前の会話に起因する。
「どうですか! 皆さん、そろそろ、各階層の管理も安定してきたんじゃないですか」
「まあ、そうだな」
転移してから、一週間。ギルドの第5階層、劇場に、各階層の代表者たちは集められ。テナから自分の担当階層の統治が安定したか。どうか、聞かれていた。
テナの質問に、キングが同意すれば。周りも同様だったらしく、首を縦に振る。
「流石、皆さん、すばらしい。そんな、すばらしい、貴方たちにすばらしい提案をもってきました」
「ほう、どんな提案だ」
彼らの返事に、気をよくした。テナは、とある提案をする。
「外の調査です」
「外の調査?」
「はい。転移してからというもの、ギルド内部に異変が起きていないかなどの確認でゴタゴタしていたでshow」
「そうだな。特に七階層は大変だったな」
異世界に転移してから、一週間はゲームから現実に切り替わったことで。ギルドに異変が起きていないかを調べていた。
「そうでしょう。ですが、そんなゴタゴタも終わった今。手が空いたわけです。内の管理は、できたわけで。今度は外に手を向けてみるのは、どうかと思いまして」
「ほら、転移した初日に外に出たといっても、数分の距離でshow」
「なるほど。一理あるな」
「と、言うことで! 誰か、私と外の調査に行きたいと思っている人はいませんか?」
「行きたい! そう思った方は、手を挙げて!」
テナが外の調査に行くことを希望者たちを募る。
「まあ、皆さん、見知らぬ。外の世界に興味津々。ぜひ、私がと。思っているでしょうが。今回、付き添いは限定二名様までで……」
「haい!」
「「「……」」」
「あ~れ? 一人だけ? 他の方々は? ひょっとして遠慮してる。それとも、手を挙げるタイミングを逃した?」
「ええ~! もう一度、もう一度言います。私と外の調査に行きたい人、手を挙げ~て!」
「haい!」
「……」
「そ、そうですか。ええ、今回、私と同行するのは、スパムトンのみということですね」
npc達も外に行きたいだろうなという予想は外れ、手を挙げたのは、スパムトンのみだった。
ショック。あまりにショック! テナは、地面に手を着いて崩れ落ち。その後、顔あげて、彼らに行かない理由を聞く。
「ちなみに、調査を断る理由は? もしかして、私の事が嫌いになったとか」
「単純に興味がない(ネ)」
「そん~な」
動揺の余り、胸の内の言葉が漏れて焦ったが。聞かれなくてすんだらしい。それに、出たがらなのは単純に興味がなかったからだった。それを聞けて、テナは胸を撫で下ろした。
「じゃあ、スパムトン行きますか」
「外出するなら、ワタ94の愛車、カンガーデロに乗っていきまshow」
「お~、いいですねー」
以上が、このンガーデロー!」
澄み渡る青族の下、甲高いテレビの音声が荒野に響く。
「い~や。ドライブってのはいいんもんで~すね」
「そうでしょうとも。そうでしょうとも」
テナとスパムトンは、ギルドホームをドライブに出かけていた。なぜ、二人が出かけているのか。それは、二人がギルドホームを出立する、少し前の会話に起因する。
「どうですか! 皆さん、そろそろ、各階層の管理も安定してきたんじゃないですか」
「まあ、そうだな」
転移してから、一週間。ギルドの第5階層、劇場に、各階層の代表者たちは集められ。テナから自分の担当階層の統治が安定したか。どうか、聞かれていた。
テナの質問に、キングが同意すれば。周りも同様だったらしく、首を縦に振る。
「流石、皆さん、すばらしい。そんな、すばらしい、貴方たちにすばらしい提案をもってきました」
「ほう、どんな提案だ」
彼らの返事に、気をよくした。テナは、とある提案をする。
「外の調査です」
「外の調査?」
「はい。転移してからというもの、ギルド内部に異変が起きていないかなどの確認でゴタゴタしていたでshow」
「そうだな。特に七階層は大変だったな」
異世界に転移してから、一週間はゲームから現実に切り替わったことで。ギルドに異変が起きていないかを調べていた。
「そうでしょう。ですが、そんなゴタゴタも終わった今。手が空いたわけです。内の管理は、できたわけで。今度は外に手を向けてみるのは、どうかと思いまして」
「ほら、転移した初日に外に出たといっても、数分の距離でshow」
「なるほど。一理あるな」
「と、言うことで! 誰か、私と外の調査に行きたいと思っている人はいませんか?」
「行きたい! そう思った方は、手を挙げて!」
テナが外の調査に行くことを希望者たちを募る。
「まあ、皆さん、見知らぬ。外の世界に興味津々。ぜひ、私がと。思っているでしょうが。今回、付き添いは限定二名様までで……」
「haい!」
「「「……」」」
「あ~れ? 一人だけ? 他の方々は? ひょっとして遠慮してる。それとも、手を挙げるタイミングを逃した?」
「ええ~! もう一度、もう一度言います。私と外の調査に行きたい人、手を挙げ~て!」
「haい!」
「……」
「そ、そうですか。ええ、今回、私と同行するのは、スパムトンのみということですね」
npc達も外に行きたいだろうなという予想は外れ、手を挙げたのは、スパムトンのみだった。
ショック。あまりにショック! テナは、地面に手を着いて崩れ落ち。その後、顔あげて、彼らに行かない理由を聞く。
「ちなみに、調査を断る理由は? もしかして、私の事が嫌いになったとか」
「単純に興味がない(ネ)」
「そん~な」
動揺の余り、胸の内の言葉が漏れて焦ったが。聞かれなくてすんだらしい。それに、出たがらなのは単純に興味がなかったからだった。それを聞けて、テナは胸を撫で下ろした。
「じゃあ、スパムトン行きますか」
「外出するなら、ワタ94の愛車、カンガーデロに乗っていきまshow」
「お~、いいですねー」
以上が、ここまでに起こった出来事だった。
[[肩で風を切リながら、! 爽やかな風を体感suru!!! これは、! ワタ94の愛車カソガーデロのみで体感できることdeath]]
「ええ。ホントに」
──ー本当に爽やかな風だ。スパムトン、いや、○○○○にも、この風を体感してほしかった。
スパムトンはアイテムとして、複数の車を持っている。その中でも、彼の一番の愛車、カンガーデロンはワールドアイテム、
その早駆けは、音を置き去りにし、風を切る。「それだけのスピードを出すなら、空気抵抗も激しいんじゃあ」と考えるでしょうが、ご安心を。流石はワールドアイテムといった所で、乗り手に一切負担かけない。
私は、心地よい風を受け、ドライブを楽しむ。
[[や、! あれを見てください!!! あnなところに人間が]]
「ホントですね。うう~ン。それに、人間以外もいますねぇ。あのシルエット、獣人ですね」
[[怒おしまsuか]]
「もちろん、人間を助けますーよ。方法はこうしまshow」
[[イイ考えでsu]]
ドライブを楽しんでいると、獣人たちに襲われている人間の集団がいたので、とりあえず彼らを助けることにした。
どうやって、彼らを助けるか。スパムトンに顔を近づけるようにいい、彼の耳元で、彼らの救出案を出すと。彼は、ハンドルを握って笑顔を見せた。
高野に人間の集団とそれを追いかける亜人の集団がいた。
「ひー、奴ら、もうすぐ、そこまで、追ってきてやがる!」
「死にたくない。死にたくない。喰われて死ぬなんて嫌だ。誰か、誰でも、この際、神でも、悪魔でもなんだっていい。誰か助けてくれ!」
追いかけられている人間たちは、口々に悲鳴を漏らしていた。
「ハハハハハ。逃げてんじゃねえぞ。人間ども」
「お前ら! 何人か、生け捕りにしなくちゃならねえんだからな」
「うるせえ! 指図すんじゃねえ。そんな事は、俺が一番分かってる」
「人間どもを皆殺しにして。今日は、パーティーだ!」
「だから、食い過ぎんなって言ってんだろうが」
悲鳴をあげる人間に反して、獣人たちは喜んでいた。逃げ惑う人間たちの悲鳴が、彼らの嗜虐心を満たし、久々に美味い肉をたらふく喰えるから。
「おい。どうすんだよ、リーダー!」
「もうすぐ、トブの大森林だ。二手に分かれて、森の中に紛れるぞ」
「分かった! それでいこう! じゃあ、俺がもう片方グループの指揮をする。いいか」
「いいぞ。後は頼んだ」
「聞いたなー! 二手に分かれるぞ!」
いよいよ。追いつめられてきたのか。一人が、集団のリーダーにどうするか、尋ねると。リーダーは、集団を二手に分けて、この先にある森で獣人たちを撒くと答え。その案に決まった。
「じゃあ、1,2,3でいくぞ」
「ああ」
「よし。1,2,3」
「今だ!」
大森林が見えてきた。そこで、集団が大きく二つに割れていき。
──ーこれで、片方の集団を生贄にして、もう片方の集団は助かる。残酷だが、この案が一番生き残る可能性が高い
完全に二つに分かれてきった、その時。
「「まもなく、一番線路に清掃が入ります。人間たちは、直ちに離れてくださ~い!」」
一陣の風が通り抜け、後続の獣人たちを轢きつぶした。
「ほえ」
急展開に、リーダーは変な声をあげた。
「私たちは、この先の都市から逃げてきました。え? ここの地名ですか。なぜ、そのようなことを」
「いえいえ、ワタクシたち、はるか遠くから来たこの地に来たばかりでして」
「なるほど。そういう事情でしたか」
人間の集団を襲う獣人たちを華麗に車で轢き殺した。私たちは、命を助けたお礼にリーダーからこの地の情報収集をしていた。
「私たちが今いるこの平野はカッツェ平野といって。大陸の内部辺りに属する土地です。そして、あちらに見えますのが。トブ大森林といって、ここら一帯で一番大きな森林です」
転移した土地は、なんとビックリ! ナザリック大墳墓が、転移した土地と同じ土地だった。
──ーそれにしては、それらしい物は見当たらなかったが。まあ、隠してる可能性もあるのか。
う~ん。でも、カッツェ平野に獣人いるのは変じゃないか。確か、ここは、アンデットが生息していたはずだが。まあ、聞けばわかるか。
「ちなみに、何故、獣人たちに追われていたんですか」
「リーダー!」
「大丈夫だ。この人たち? まあ、この方たちような存在は見たことがない。関係者ではないだろう」
「関係者?」
「ああ、すまない。異邦の方々。そうだな、私たちは、都市から抜け出してきた市民たちの集団なのだ」
都市から逃亡。そういえば、彼らの身なりは長い放浪のせいか。酷く薄汚れていた。
「なぜ、逃げたんです」
「それには、50年ほど前に起こった悲劇が関連しています。100年程前、八欲王と呼ばれる存在たちがこの地に降りてきました。そして、竜王たちと戦争を始めたのです」
──あれぇ。何だが、い~やな予感がしてきた~ぞ
「戦争の火種になったのはこれです」
そういうと、リーダーは手のひらにファイヤーボールを作り出した。
「私たち、人間は以前まで魔法を使用できず、竜のみが魔法を使用できました。ですが、八欲王たちは竜からこの世界に元々存在していた魔法、始原の魔法を奪い、彼らが来たとされる異世界、ユグドラシルの魔法をこの世界の全種族に配ったのです」
「この世界に存在する。当然、始原の魔法を奪われた竜たちは怒り狂い、八欲王たちと戦争をしました。これが、50年前の悲劇です。未だ、戦争は続いています」
「始原の魔法には、魂が必要となります。私たちは、魂を対価に竜王の治める都市で暮らしていたのですが。近年、戦争が激化したようで。必要とされる生贄の量も増え、これ以上は生きていけないと思い。都市を抜け出してきたのです」
「八欲王に助けは求めなかったんですか」
「とんでもない! 彼らは、欲望の権化です。竜の敵というだけで、私たちの味方ではありません。綺麗な女は使いに、それ以外は都市開発の労働資源や魔法の資源に。とても人間らしい暮らしは望めません」
「そうして、我々は彼らの手が届かない地を目指して、ここ大陸南部へと移動していたのです。どうですかな、これが私たちの身の上話です。他に聞きたいことはございせんか」
「なるほど……、そのような事情があったんですね。話について満足です。ありがとうございます」
──ーうん。うん。話は聞けた。
つまり、私たちは八欲王と竜王たちが戦争中の時代に転移したらしい。
「どお──ーして!! オバロ史上最悪の時代に飛んでるんだよ──ー!?」