転生18号のドラゴンボール   作:田舎侍

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人造人間18号が主人公の作品を見たくて書きました。
拙い部分もありますがよろしくお願いします。


目覚めの時

突然だけど私と双子の弟には前世の記憶がある。

私達はこの世界とは別の世界で生きていて気の合う友人だった。

二人で遊んでいた帰りに事故に遭ってそのまま死んじゃったみたいなんだ…

そしたらいわゆる異世界転生ってのをしたみたいで前世で男だった私はこの世界では女になった。

そしてここはあのドラゴンボールの世界で私達はDr.ゲロに改造された人造人間ってわけ。

ここまで言えばあとは説明しなくても分かるよね?

 

「んっ…」

 

カプセルが開いていく…

久しぶりに外に出れるみたいだね。

 

「18号、目覚めたようだな。」

 

緊急停止コントローラーを握ったDr.ゲロに話しかけられた

私達を勝手に改造したクソジジイで全ての元凶だ。

17号が奴を倒してくれるはずだからとりあえず従うふりをしておくか。

 

「おはようございます。Dr.ゲロ様。」

 

先に起動していた17号に目配せをして演技を始めた。

Dr.ゲロは私の演技を信じたようでにやりと笑っていた…

バカなやつだね。素直に従うわけなんかないのにさ。

 

「あなたも人造人間になったんですね。」

 

「ああ。」

 

私達とは違うエネルギー吸収式か…永久式にすれば孫悟空やアイツの仲間たちにも勝てたかもしれないし片腕も取れなかっただろう。

 

「そろそろ芝居はやめるんだな。改造した時にお前たちの記憶を覗いたのだ…お前たちが私を裏切ることなど知っていた。」

 

ちっ…騙されてなかったのか…それにしても私たちの記憶を覗くなんて悪趣味なやつだね。

まあ、人を勝手に改造するような人間はそういうこともするだろうけどさ…

 

「再び停止させられたくなければ私の命令に従え。」

 

「くっ…」

 

また停止させられてたまるか…あんな所に閉じ込められるのは嫌だけどこいつに従うつもりなんかない…

あいつが反応できないスピードでコントローラーを奪うしかない。

 

「なっ!?17号…」

 

私の近くにいた17号がDr.ゲロに近づいて首を蹴り飛ばした。

Dr.ゲロの首は宙を舞って私達の足元に転がった。

 

「私がこうなることは避けられぬ運命だったのだ…本来よりパワーアップさせたがそれでもお前達がセルに吸収される運命は変わらないのだ…」

 

そう言い残すとドクター・ゲロは停止した。

17号はなにか考えているようだったが私は地面に転がっていた緊急停止コントローラーを踏みつぶした。

 

「18号、16号を起動させるぞ。」

 

私は16号のカプセルに向かっていってスイッチを押して起動させた。

 

「16号、アンタが動いてるの初めて見るよ。」

 

実際に見るとすごい大きいんだね。

私の知ってるドラゴンボールの世界では私達よりも強かったけどこっちじゃ私達もパワーアップしてるからどれほど差があるかはわからない。

私は負けるかもしれないけど17号とならいい勝負をする可能性はあると思う。

 

「私は18号。こっちは私の弟で17号だ。アンタの後輩だよ。」

 

「よろしく頼む。」

 

「…」

 

自己紹介もしたくないってわけ?

無口な奴だと知ってたけどこれから一緒に旅をするんだから自己紹介ぐらいはして欲しいんだけど

 

「ねぇ、少しは喋りなさいよ。」

 

「まあ、いいじゃないか。お前も孫悟空を倒すために作られたんだよな?16号。」

 

「そうだ。」

 

17号の問いかけには答えた。

まあ、声が聞けただけでもいいか。

 

「孫悟空の所に行くんでしょ?」

 

「いや、その前に地下の研究室にいくぞ。」

 

そのまま地下の研究室に降りていき、テーブルにおいてあった設計図を見た。

詳しいことは分からないけど17号の名前が書いてあるのは分かる。

 

「ねえ、17号。これどうする?」

 

17号に向けて設計図を拡げてみせた。

こいつで緊急停止コントローラーを作られたら私達が困る。

いくら私達でも停止させられたら何もできないからね。

 

「捨てておけよ。」

 

「わかったよ。」

 

手に持っていた設計図を破って地面に捨てた。

これで私達を止める術はなくなった。

 

「こんなのに私達が吸収されるなんてね…」

 

培養液に入っているセルを見ながら呟いた。

私達を吸収しようとしてるのは未来から来たセルだけど

こいつが無事に成長すれば今後来る敵の遺伝子をもったセルができるはず…そうなったら私達がどれだけ強くなろうが簡単に吸収されてしまう…

 

「16号、おまえはコイツのことを知ってるか?」

 

「いや、データにはない。」

 

知らないってことは16号は私達とは違うんだ…何人も転生した人間がいるわけないか。

この世界で向こうの記憶を持つのはきっと私たちだけだね。

 

「早くこいつを壊してここから出ようよ。」

 

セルに向けて手をかざしてエネルギー波を撃つ準備をした。

こんな奴を生かしておく価値なんかないし。

 

「そうだな。18号、やれ。」

 

17号が言い終わると同時にエネルギー波を撃ってセルのカプセルを破壊した。

これで私達の時代のセルは消えた。

 

「そろそろ行くか。」

 

上に戻って扉を開けようとすると壊れされて外には孫悟空の仲間たちがいた。

思ったよりも来るのが遅かったね。

私達が下に降りる前に来ると思ってたんだけどな。

 

「行くぞ。」

 

奴らを無視して外に出て飛んでいった。

孫悟空の所にいってぱぱっと倒しちゃおう。

そんな事を考えていたら17号は降りていった。

 

「17号、飛んでいこうよ。」

 

「車を見つけてそれで行こうぜ。」

 

「あんたって本当にそういうの好きだね。向こうにいた頃から変わってないじゃないの。」

 

何処かに出かける時だってわざわざ遠回りしたりさ…

早く目的地に行きたいってこっちが言ってるのにさ。

 

「おい。」

 

「ん?」

 

そんなやり取りをしているとベジータが来た。

あれが超サイヤ人か…髪の色以外変わってないじゃないか。

 

「これから何処に行く気だ?」

 

「孫悟空の所よ。殺しにね。」

 

「やはりそうか…だが行くことはできんぞ。貴様らはここで俺が破壊するからな。」

 

破壊ね…そんなの出来るわけないじゃない。

少なくとも今のままじゃ私の相手にすらならないよ。

 

「ふふ…無理しちゃって。」

 

「何だと!?」

 

私の挑発に乗ったベジータが大声をあげた。

プライドの高い王子様が私みたいなのに煽られたら頭にくるだろうね。

 

「ガタガタ抜かしてないでさっさとかかってこい!!」

 

「いいわ。私がやる。」

 

パワーアップさせたって言われた私の力…どんなものか試してやるよ…




ここまで読んでくれてありがとうございます。
この作品の人造人間18号と17号の転生はドラゴンボールファイターズのリンクで現実の人間の意識がない状態だと思って読んていただければなと思います。
最初は転生者の意識も残そうかと思いましたがラズリとして生きていけば自然と消えるよなと思い、無くしました。
17号の方はある程度トレーニングとかさせるつもりですが18号がトレーニングするのはどうやっても想像できなかったので現状はないです。
セルに吸収されなかったらあるかもしれませんが…
次回も読んでいただけたら嬉しいのでよろしくお願いします。

この小説にクリリンの元カノのマロンちゃんは登場させるべきですか?

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