転生18号のドラゴンボール   作:田舎侍

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お久しぶりです。


旅路

ベジータたちを倒した私達は空を飛んで車を探していた。

それなりに飛んでるけど…なかなか見つからないみたいだ。

 

「よし、あれにするか。」

 

17号が車を見つけて降りていき、私達も地面に降りた。

なにかの配達用の車か…私達二人だけだったらもっといい車が良かったけど16号もいると大きい方がいいか。

あいつだけ窮屈な思いさせるのも良くないし。

 

「荷物が邪魔だな…」

 

トランクを開けた17号が16号に合図を送ると16号は車を持ち上げて中の荷物を全部出した。

荷物が外に出て軽くなった車に私達は乗り込んで17号がエンジンをかけた。

 

「さて、孫悟空のところに行くぞ。」

 

「その前に服が欲しいってば。」

 

「わかった。わかった。」

 

車を走らせた17号に向かって言った。

忘れてたのか…からかおうとして言ったのか…

こいつの事だから私をからかうために言ったに違いない。

 

「18号。クリリンはどうだった?」

 

「別に。何とも思わないよ。」

 

アイツにキスしたのだってその気があったからした訳じゃないし。

あれはビビってたくせに私たちの所まできたことに対してのご褒美だよ。

 

「私と今のアイツじゃ釣り合わないよ。」

 

もうちょっとカッコいいところ見せてもらわなきゃ気になることはないよ。

 

「そんな事よりも孫悟空の家はどこにあるのか覚えてるわけ?」

 

「パオズ山の何処かだろ?詳しい場所はそのうち分かるさ。」

 

「知らないの?じゃあ、いつ着くことになるやら…」

 

私も知らないけど運転するやつはこういうの知っておくべきじゃないの?

目的地がわからないまま行くなんてごめんだよ。

 

「東の439地区に孫悟空の家がある。」

 

私たちの話を聞いていた16号が口を開いた。

私達とは違って孫悟空の情報は全部インプットされてるんだね…

 

「飛んでいけばほんの数分で着く。」

 

「だよねぇ。アンタいいこと言うよ。それを車で行くなんて無駄なことしてさぁ…」

 

17号の方を見ながら小言を言った。

さっさと行って倒してから旅をすればいいじゃないか。

 

「そう言うなよ。無駄なことが面白いんじゃないか。」

 

「はいはい。」

 

適当に受け答えして外の景色を見た。

走り始めたばかりとはいえ建物が見えてこないじゃない。

これじゃ近くに服屋があったっていいのなんかきっと置いてないね…

 

「16号、あんたって孫悟空を倒す以外に目的とかないの?」

 

「ない。」

 

「そんなのつまんないじゃないのさ。何があるでしょ?」

 

孫悟空を倒してからの方が長い時間があるんだからさ。

目的を達成したら停止するってわけじゃないだろうし。

 

「18号。ほっといてやれよ。目的ならこれから探せばいいだろう。なあ?16号。」

 

「…」

 

少しは喋ればいいのにさ。

私達が分からないことには答えてくれるから無視してるわけじゃないのは分かるけど…

 

「18号、服屋が見えてきたぞ。」

 

「本当?これでボロボロの服ともお別れできるわ。」

 

ようやく着替えられる…

こんなボロボロの服なんか着たくないもの。

 

「着いたぞ。」

 

車から降りて店の中に入った。

やっぱり品揃えは良くないね…

 

「いらっしゃいませ。」

 

店員を無視して服を選びにいった。

あんまりいいのないから適当でいいか…

また違う服屋に行ってもらえばいいし。

 

「お客様、こちらの服なんてどうでしょう?」

 

服を持って来た店員から服を受け取って試着室に入った。

西部劇で着るような服じゃないか。

こんなのがこの店のおすすめなのか…

 

「お気に召しましたか…?」

 

「気に入ると思うか?サイテーだ。だがこんな田舎じゃこれしかないだろうから我慢してやるよ。」

 

店員を一睨みして答えた。

こんなのを気に入るほど私のセンスは終わっちゃいないよ。

 

「じゃあな。」

 

「ちょっと!!お代を…」

 

さっさと店を出て別のところに行こう。

こんな所で時間を潰すよりもよっぽどいい。

 

「おい!!待て!!」

 

引き止める店員を無視して外に出て車に乗った。

店員は何かを叫びながら窓を叩いていたが無視して17号は車を走らせた。

 

「17号、見ろよ。この田舎っぽい服…」

 

「ふふ…似合ってるぞ?18号。」

 

こんなのが似合ってるって言われても嬉しくないよ。

それにこれは私が選んだわけじゃないしね。

 

「ん?」

 

後ろを見ると警察が私達の車を追いかけてきているのが見えた。

さっきの店の店員か車を盗まれた人間が通報したんだろうな。

 

「警察か…」

 

「うるさいね。」

 

ドアを開けて飛び出してパトカーに向かっていきエンジンを壊した。

エンジンが壊されて制御が効かなくなったパトカーが動かなくなるのを見てから車に戻った。

 

「静かになったよ。」

 

「それはよかった。ところで18号、少し考えていたんだがどこかでトレーニングしないか?」

 

トレーニングだって?何で私達がそんな事しなきゃいけないのさ?

さっきだって私達の圧勝だったじゃないか。

 

「そんな事しなくても私達は強いじゃない。」

 

「セルに勝てるかはわからないだろう?」

 

私達が力を合わせたら勝てると思うけどね。

私達のどっちかを吸収しなければそこまで強くないはずだし。

 

「他の服屋にも連れてってやるから付き合えよ。」

 

「しょうがないねぇ…」

 

あんまりやる気は出ないけど服もまだ欲しいし付き合ってやるか…

それにあんなのに吸収されるのも嫌だしね。




今回も読んでくれてありがとうございます。
なかなか更新できてませんがまた次回も読んでいただければ幸いです。

この小説にクリリンの元カノのマロンちゃんは登場させるべきですか?

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