厄ネタ×二乗は一周回って厄ネタではない(白目)   作:ハゲチャビン

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 あ~だりーなー仕事も忙しいし休日もやる気でねぇなーなんて思ってたら二か月経ってたし年末も近くなってきたのでヤッベと思って投稿。なのでクオリティーはお察し下さい。

 執筆(笑)活動を怠ると一気にだらける。継続は力也。できるかどうかは別として。


合流! 正義のジャンヌ! 悪のジャンヌを打ち倒せ!!

 いやぁ、ワイバーンは強敵でしたね。

 

「……どちらかといえばその後の彼等から逃げる事の方が厄介だったような気がしますが」

 

「つ、疲れた……」

 

「でもほら、解禁しなきゃ彼等が危うかったでしょ?」

 

 鎧、武器、そしてあの場に居た人間の状態。

 どう見ても『何とか動ける』って状況の人間だけだったし、解禁しなきゃ被害は深刻だった。

 個人的には見捨てても良かったけど、君たちはそうもいかない。でも戦力が足りないならああするしかないんじゃないかなっておじさん思うな。

 

「それは……確かにそうですが」

 

「でももっと詳しい情報を得られなくなったのは手痛いね」

 

 それはそう。どうしようね。他のコミュニティに行こうにも土地勘が無いし、風の吹くまま気の向くままにフラフラしても時間が勿体ない。

 あれ? そうなると魔法を解禁したのは間違い? いや、フランス兵見殺しにしたところであの数のワイバーンから逃げ切るのは不可能だったし、間違ってない…筈。

 間違ってないよな?

 

 あー!! こんな時にアンジェ…

 

「あの……」

 

 うんうんうなる藤丸達と頭を抱えて悩む俺。そんな俺達に掛かる声が一人。

 声の方を見るとそこには先程共闘? した女性。

 戦闘が終わった瞬間にフランス兵達に(俺らも含めて)魔女呼ばわりされて逃げたけど、てっきり別方向に逃げたとばかり思ってた。

 

「えっと、貴女は……?」

 

「申し遅れました。私の真名はジャンヌ・ダルク。サーヴァントクラスはルーラーです」

 

「ほほう? ラスボス自らお出まし……って雰囲気でもなさそうだな」

 

 もしそうなら即座に魔法少女集団が黙っちゃいないだろうし、彼女達が武器も構えていないってことは敵意を向けてきている訳でもない。

 

「推察の通り、私は貴方方と敵対するために声を掛けたわけではありません」

 

 そう言った彼女、ジャンヌ・ダルクは事のあらましを話し始める。

 聖杯戦争に関する知識の欠如、不可解なステータスのランクダウン、そしてもう一人いるであろうジャンヌ・ダルク。

 

「それで、フランスがもう一人のジャンヌ・ダルクに滅茶苦茶にされていると」

 

 静かに頷く彼女。

 

「それにワイバーンを召喚し、操る術がこの時代に存在するとは思えません」

 

『この時代でもそんなインチキを可能にする術といえば――』

 

「……聖杯?」

 

 藤丸の呟いた言葉をロマニが肯定する。

 竜の魔女としてよみがえったジャンヌ・ダルク、大量のワイバーン。聖杯。

 憶測だが目標が何となく見えて来たな。

 

「つまり、推定『竜の魔女』ジャンヌ・ダルクを探し出して打ち倒し、聖杯を回収するのが今回の任務ってことか」

 

 無理じゃね? こちとら数人の規模だぜ? それでドラゴンポンポン出せるラスボスに戦いを挑むと?

 いや、うーん……味方の損害を気にしなければワンチャンあるかなぁ? ワイバーンに精神汚染が効くかは不明だけど、一体倒してそこから『規制済み』で眷属化を繰り返していけば或いは……でもなぁ。それじゃあ現地の人も味方も、下手したら後方支援してモニターで観測している連中も巻き込むから他に手の打ちようがない時の最終手段にしかならないんだよなぁ。

 『溶ける愛』? アイツの場合眷属を増やしても大して強くないし……。いや、強酸性の液だから通用するかも知れないけど……その場合記録改竄でスタッフ(主にロマニとダ・ヴィンチ)に負担がかかる。

 

「私はオルレアンに向かい、都市を奪還するつもりです。手段は見えませんが、この状況で静観することは出来ません」

 

 おっとこの聖女さま割と覚悟ガンギマリじゃない? この精神性こそが彼女が聖女たるゆえんなんだろうけども。

 決意を固め、澄んだ瞳でそういう彼女にわーお無鉄砲。と思うことは出来ても茶化すような言葉を口にはできなかった。

 

「とはいえ、手段が一つも無い状態で行くのは無謀だし、何か一つでも考えてみた方が良ィーんじゃない?」

 

 大量の敵軍に無鉄砲に突っ込んでどうなるかなんて、判り切っている。

 せめて小さい町から奪還して味方を増やすとか、或いは相手を知るために情報を集めるとか、そういう活動ぐらいはした方がいいと思うなぁ。

 

 なんて話していると突き刺さる二つの目線。犯人は藤丸とキリエライトの二名である。両名は何やら驚いたような表情でこちらを見ていたため、視線の意味を尋ねると取り調べに対し

 

「文目の事だから茶化すかと思った」

「そう言った作戦をするにしてもジャンヌさんと別れてから行うものとばかり……彼女を仲間にする前提でお話を進めているので」

 

 などと供述しており、より詳しい状況を知るために引き続き当局は調査を続行していくと発表しています。

 

 いや、君たち大分失礼だな? 別に彼女の精神性に心を打たれて―とかじゃなくて、此処の土地勘のある彼女を仲間にすれば作戦の遂行をスムーズにできるだろ? 他にもこの時代特有の習慣とか知っておかないと支障が出るかもしれないし。

 

「な、成程。そういう理由でしたか」

 

 で、俺だけ話を進めちゃったけど、アンタと藤丸にキリエライトはどーする? 協力するか、此処で別れて別々に動くか。

 

「勿論協力するよ。目的は一緒かもしれないし、そうでなくても彼女を助けたい」

 

「ええ。先輩の言う通りです。マドモアゼル・ジャンヌ、私達を貴女の協力者としてその旗の下で一緒に戦うことを許してくれますか?」

 

 二人の言葉に一片の拒絶も無く救国の聖女は快く受け入れてくれた。

 言葉では一人でも行くと言ってはいたが、やはり味方がいるというのは精神的な支えにもなったようで、緊張していた顔のこわばりが解れている。

 

「じゃあ、今日はもう遅いし、野営の準備を始めるか」

 

 もう日が地平線へ向かい始めて大分経つ。野営を敷き終える頃には地平線に沈むだろう。電気が通り、未知も整備されている2010年代とは違い、何もかも未熟なこの時代じゃ星と月の明かりだけではあまりにも心許ない。

 藤丸達も同じことを思ったのか、俺の言葉を皮切りに野営のセットを広げ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 自然な流れで気付かなかったが、何で俺リーダーみたいにあいつらに指示を出してるんだ?




 文目扶朗……いつの間にか支持を出す立場に立つのが特技。よほどのことが無い限り動くことは無い為この特技が発揮されることは無い。普段から『死んだ魚の目』と『表情筋の死んだ顔』でいる為周囲からは「冷酷そう」「感情の無い合理主義の塊」「Sッ気の強いエッグい性癖してそう」「手首の美しさ、フェチズムの共有ができる同士かもしれない」「ああいう奴がねちっこくて厭らしい攻めをしてくるんだよな」とか思われてる。














 目的の為に本当に必要ならどんな犠牲も厭わないし、自身の心身も顧みることはない。好きな異性だけを思い続ける一途な面も。

今後の展開次第ですが、その時が来たら主人公にE.G.Oを付けていいか否か。

  • 『武装』主人公も戦力を付けるべき
  • 『非武装』そのままの方がおもしr、輝く
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