厄ネタ×二乗は一周回って厄ネタではない(白目) 作:ハゲチャビン
新年早々FGOに1万突っ込んだら最初の10連でセイバーさんが来ました。後悔中です。
皆さん色々ガチャを引く基準はあると思いますが作者の引く基準は一つだけです。
全部っ、ぜんぶチンチンで考えてるっ!!
現在ワタクシこと文目扶朗。情報収集の為に文目とゆかいな仲間たちでオルレアン周辺で情報収集に向かっている所でごぜぇます。
何故藤丸ではなくワタクシが先頭にいるのか、疑問に思われた方々もいらっしゃるでしょうが彼等に尋ねた所
「俺よりもこういうところに慣れてそうな感じがしたからつい」
「その、すみません。私も文目さんがあまりにも自然な形で指揮を執っていらっしゃったので流れに任せて……」
「大手を振って歩ける身ではないので……申し訳ありません」
という多数決に寄り、なし崩し的にワタクシが先頭に立つことになりましたとさ。チャンチャン。
いや、まあ俺もしゃしゃり出てエラそうに指示を出していた以上ここで『いや俺が上に立つなんて……』とチキる訳にもいかないので不肖ながらリーダーを務めている訳でごぜぇます。
「で、この先に目標の街が?」
「ええ。もうすぐラ・シャリテに到着します。そちらで情報を得られなかった場合、更にオルレアンに近い場所に向かわなければなりませんが……」
そうなると敵と鉢合わせする可能性があると。
ラスボスがそこいらをうろちょろすんな自分の城でどっしり構えてろよ。
「なるべく一か所で済むと良いな」
と、呟いた願望は悲しいかな。あっさりと、そして何の意外性も無く裏切られた。
眼前には黒煙を上げる街並みだった瓦礫。そして、命を失いながらも尚動き回るリビングデッドと、それを貪るワイバーンだけ。
あまりもの惨劇に言葉を失うジャンヌ・ダルク。動かない屍を貪るワイバーンをみて口元を押さえる藤丸とキリエライト。
俺? まあ、オルレアン周辺の街とか砦辺りは潰されているだろうなぁと予想はしていたからあんまり衝撃は受けてない。
……嘘だ。ちょっと気分が悪い。
「……Dr.ロマニ。此処に生きている人間は?」
『残念だけど生体反応はゼロ。この惨状を引き起こしたサーヴァントの反応も遠くなっている』
「その反応が向かった先は?」
『え?』
「そいつらとかち合わないようにするために次のポイントに向かいます。連中が向かった先は?」
此処に居ても無用な戦闘が発生するだけだ。さっさと撤収して次に向かいたい。
『えっと―――待った』
ロマニの声に緊張が混ざる。間違いなく嫌なことが起きている。
「如何したんですか?」
『サーヴァントの反応が反転してそっちに向かっている! 君たちの存在を察知したらしい!』
「……数は?」
『5騎だ! 速度も速い……これはライダーか何かか!? 早くその場から逃げるんだ!』
「いや、ロマニ……それは無理そうだ」
遠い場所から俺達の存在を察知して一気に距離を詰める速度で来ている以上、徒歩の俺達が逃げる事は不可能に近い。
少なくとも、全員が逃げるなら。
「藤丸、キリエライト。ここから逃げろ」
『文目君!?』
「時間稼ぎだ。死ぬつもりはない」
少なくとも勝ちは拾えなくても、それができる一手はある。
その為にもコイツ等には早い所逃げて貰わねぇと困る。
「そんな……! いけません、私も――」
「オメーも逃げんだよ!」
いられたら困るの! 『アイツ等』を出せないから!!
「少なくとも、もう一人の私の真意を聞くまで――」
「それは互角に戦えるようになってからだ! 今は早く逃げろ! 藤丸! キリエライト! コイツを引っ張ってでも逃げろ!」
「――無理はしないで!」
まだ何か言いたげなジャンヌ・ダルクを連れて藤丸達はラ・シャリテを脱出した。
あ、補給ポイントも確保しておいてってついでに言っておけばよかったな。ま、いっか。
さて―――
「Dr. ロマニ。此処から一切の通信を遮断してくれ」
『な――何を言っているんだいキミは!?』
まあ、そうなるわな。
「ちょっちお見せできない絵面になるんで、映像と、あと念のために音声通信も遮断して欲しい。このログも破損かなんかで理由つけて破棄してくれ」
『許可できない! これは通信以外にも君たちの存在証明の為にも必要な事なんだそれを遮断するなんてー』
「ならバイタルデータの送受信だけはそのままにしてくれ。それに、1、2分で身体に異常が発生するわけじゃないんだろ?」
『そ、それでも――』
「頼むよドクター、時間が無いんだ。こうしている間にも準備の時間が減っていく」
仕込みの時間が減れば減るだけ俺の生存率が下がる。それに、『アイツ等』を出して職員達に何かしらの影響があろうものならこの先の人理修復に差支えが生じる。
「これ以上議論の時間は無い。最悪通信機器を破壊してでも遮断する」
『……このレイシフトが終わったら始末書とまだ隠していることを話してもらうからね!』
無事に帰れたらな。
それっきり、通信が閉ざされた。こちらから応答しても返ってくるのはノイズだけ。後は映像だけだが……それも遮断されていると願いますか。
「それじゃあ時間だ、出ろ――」
――『笑う死体の山』『規制済み』
「■■■■■■■■■――ッ!」
「947HWFYWRT……FLGZWEGJD)$」
足元の影が広がっていく。徐々に広がったそれは動く死体、動かない死体、それを貪る為に地面に居たワイバーンも、生物ならば等しく全てを飲み込み始める。どれだけ藻掻こうと逃れる術は無く、肉と骨が砕け割かれる音と共に沈んでいく。
此処から先は良い子は観れないCERO-Z。狂気と外道の時間だ。
さあ、始めよう――
計画の為のLobotomyを。
それでは皆さん、今年も良いお年を過ごしましょう。
今後の展開次第ですが、その時が来たら主人公にE.G.Oを付けていいか否か。
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『武装』主人公も戦力を付けるべき
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『非武装』そのままの方がおもしr、輝く