厄ネタ×二乗は一周回って厄ネタではない(白目)   作:ハゲチャビン

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こんにちは。

転職による引っ越しを終えたので投稿です。
文字数少ないです。申し訳ない。


死よ、来れ。汝は再誕の先触れである故に。

 さーて敵のヘイトがこっちに向いたってのは良いんだが……

 

「キッツいなぁ」

 

 死体を取り込んだ『笑う死体の山』を中心に、『何もない』と『溶ける愛』が防衛線を構築している。幸い、白夜の放つ波動に耐性があるおかげである程度耐えれるが……それもいつまでも続く訳じゃない。

 その上数も向こうが上で、継戦力も向こうが上。眷属を増やしまくった『規制済み』を投入すればマシになるだろうが、そんなことすれば後方含め味方が全滅しかねないので無理。

 

 チラと藤丸の方を見れば、向こうでも残った使徒――多分白夜の護衛を務めているであろう2人の使徒とその供回り相手に戦闘中。

 レイピアを持ったサーヴァント――確かデオンだったか――に遅滞線を張られながら、その後ろから弓矢で攻撃されているのを上手く対処しているみたいだ。

 

「―――おっと」

 

 流れ弾が頬を掠めた。魔法少女が護衛してくれるとはいえ、よそ見している暇はないか。

 再度自分の戦線に目を向ける。

 

 

『無駄な足掻きをしたところで延命にしかならん。時間が経てば貴様を殺せる』

 

 何やら白夜の戯言が聞こえてくる。

 無視しても良いが、ちょっと揶揄ってみるか。

 冷静さを失ってくれるかもしれない。

 

「その前に藤丸がアンタを殺すぜ。良いのか俺に戦力を割いて?」

 

『そう言うのならば疾く貴様を殺すとしよう――行け、使徒ウリエル。その竜と共に奴を処すのだ』

 

 ヤッベ、藪蛇踏んじまった。

 ……いや、良いのか。これで更に目がこっちに向く。

 そうなると当然、藤丸に向けられる目は減るわけで、つまりそれは藤丸が何をしていようとばれにくくなる。

 

 だからこうしてしぶとく生き残り、時間を潰させていけば―――。

 

「あら、そないに頭に血ィ上らせてると後ろの鬼に連れてかれるで?」

 

『グ……ッ』

 

 はい、御覧のとおり。

 俺の殺害に躍起になっていた白夜は哀れ隠密していた酒呑童子の一撃で身体をぶち抜かれ、その小さな身体を血で真っ赤に染めることになったとさ。

 

 奴が死ねば周りの使徒もそのキセキを維持できなくなって死ぬ――死―――死なない?

 

 俺の目の前では依然として活動を続けている使徒の姿がある。そして藤丸の方でもそれは同じ。相変わらず戦線は続いている。

 

「やった!」

 

「ええ、やりました先輩! 後は残りを対処するだけです!!」

 

 藤丸達が喜びの声を上げ、残党へ集中する。さっきの焼き直しのように。

 

 だから―――()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 藤丸のサーヴァントは戦闘で気が付かな――いや、流石と言うべきか気が付いた奴等もいた。が、眼前の敵が邪魔。

 キリエライトは――駄目だ。気が付いていない。

 

 

「――ッ! 『騎士』! 藤丸の後ろ!!」

 

 指令と言うには短すぎる言葉。だけど彼女にはそれで十分だった。

 『絶望の騎士』が俺の傍らから一瞬で藤丸の後ろにテレポートして致命的な一撃を防ぐことに成功した。

 

 背後の音に驚く藤丸。気が付いて藤丸を庇うように移動したマシュ。

 間一髪致命的な隙を潰せた。これであいつ等の意識は再び周囲に向く。再度の奇襲は難しくなる―――

 

 

 

『等と思っていただろうが――』

 

 白いジャンヌ・ダルクから()()()()()()()()。瞬間―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『肝心の貴様自身は奇襲を予見していなかったみたいだな』

 

 右下から熱、遅れて激痛が俺の身体を貫いた。

 戦場の時が止まった。

 

 

 驚愕の視線を向ける藤丸とキリエライト。

 

 絶望の表情を浮かべる魔法少女。

 

 管制室からの声がやけに遠い。

 

 そうだ、俺が死んだら酒呑童子の現界が維持できない――令呪―――サーヴァントの譲渡―――

 

『させぬ』

 

 地面から突出した槍がおれのみぎてをきりとった。

 

 まっかなちしぶきをふきだしながらころがる。

 

 いしき が たもて―――

 

『良き死をくれてやろう』

 

 やりが おれの むねから はえて―――

 

 あかい なにかが くちから もれた。

 

 とおくで じょおうの ぜっきょうが きこえたきがした。




前回の答え合わせ。
Q:■■■■■■■の■■を■にした■■

A:ジャンヌオルタの肉体を器にした白夜

色々解説

ジャンヌオルタ……偽の神様にオラッ洗脳ッ!! 改宗ッ!! 支配ッ!!された挙句に乗っ取りッ!!! された最大の被害者。ミカエルと言う「神に似た者」の役割を被せられた時点でこうなる予定だった。

文目……脇腹からぶっ刺され令呪が付いた右手を切り飛ばされ追い打ちに背後から心臓をブチ抜かれた。間違いなく死。

藤丸立香……自分の未熟故に起きたことなのでトラウマになる。

マシュ・キリエライト……同上。自分のマスターをあわや危険な目にあわせかけたので更に罪悪感もドン!!

白夜……geeettttttt dunked on!!!!!!!



次回、1話目から主人公を支え続けたヒロインが主人公を救う! 自身の存在を犠牲にしてまで救おうとするその姿を目の当たりにした君達は号泣必至!!

 嘘です。作者にそんな技量はありません。ヒロイン()が主人公を救うのは本当ですが。

今後の展開次第ですが、その時が来たら主人公にE.G.Oを付けていいか否か。

  • 『武装』主人公も戦力を付けるべき
  • 『非武装』そのままの方がおもしr、輝く
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