【RTA】鬼滅の刃RPG『長い長い人の歴史のほんの一欠片』獲得チャート   作:バブ辻オギャン

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 アッアッアッ、怒涛のお気に入りと感想に自尊心が満たされる音がするアッアッアッ
 今日は早めに投稿。


11.初任務・階級『壬』を目指して~

 ぎゅっと握ってぐあっなRTA、はーじまーるよー!

 

 前回はとうとう麗ちゃんの日輪刀が届き、これからは立派な『鬼殺隊』の一員に!という所で終了しましたね。

 今回はそのまま初回任務、続けて二回目、三回目と任務を受注し……そうですねぇ、最低でも三体は鬼を倒す事を目標にしましょう。

 

 それの理由は当然、鎹鴉システムの成長です。

 

 毎度の事にはなりますが、改めて鎹鴉システムの詳細についてお話ししましょう。

 と言っても、前々回の玉鋼イベントで結構な量の解説はしていたので、本当にざっくりとだけですが。

 今の麗ちゃん、階級は一番下の『癸(みずのと)』なので鎹鴉の機能もちっぽけなんですよね。実力は柱並みなのにね。

 実績も何も無い『癸(みずのと)』は、当然扱いは下っ端も下っ端、なので精々行える事と言えば、藤の花の家紋の家で休むくらいです。

 

 なので今するべき事、それは鎹鴉システムの『手紙』機能を解禁する為、階級を一段階上げて『壬(みずのえ)』になる事です。

 

 ……『縁壱スペックで療養が必要な時なんて来るか?』申し訳ないがその辺はNG。

 まぁ友好度やら主人公の好調度やらを調整する時には結構重宝するので、いつかは動画にも出てくるかもしれないですけどね。

 縁壱スペックで好調度?と疑問に思った方もいると思いますが、この好調度という存在はですね、肉体的疲労に限らないんですよ。

 要はメンタルですね。いくら疲れ知らずの身体だからと言って、動きまくっても大丈夫……な筈もなく、麗ちゃんもしっかりと人間です。

 

 人間です。

 縁壱と同じく、万力の握力をシラフで使えるだけの人間です。

 ……いいですね?

 

 なのでしっかりと休みは取らせないといけないのです。

 麗ちゃんを強くする為だけでなく、休暇イベントでの好調度をより回復させる為にも、友好度の要素が大切になってきますからね。

 特に真菰ちゃん、彼女は私の『うた』になってくれるかもしれなかった女性だ……

 いや、実際どうなんですかね?真菰ちゃんは。

 今が大正のどの辺りかは分かりませんけど、確か大正時代後期は『エス』なる文化があったと聞きますしね。

 実際、真菰ちゃんが麗ちゃんに対し、それは『アリ』だ(九十九由基)。って事は全然あっても不思議じゃないのです。

 

 ……『投稿者の趣味だろ』って?ククク…………

 

 失礼、話を戻しましょう。

 階級の話でしたね。この階級、全部で十段階存在するのですが、ぶっちゃけて言えば、一番上の『甲(きのえ)』だけ覚えてればいいです。

 何故かと言うと、鬼殺隊最高戦力である『柱』への抜擢条件がこの『甲(きのえ)』からだからです。

 鬼殺隊で『柱』になる条件。それは階級が『甲(きのえ)』である事を前提に、追加でこのような要求があります。

 

 『十二鬼月』を倒す、もしくは鬼を『五〇体』討伐する。です。

 

 え、それでいいの?と思った方もいるでしょう。

 血鬼術持ってない雑魚鬼を積極的に狙って五〇殺せば、誰でも柱になれるって事じゃん!意外と楽じゃん!と。

 ――その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ。

 

 まず鬼殺隊ですね、殉職率ヤバいんですよ。

 『こんな雑魚の鬼なら俺でも殺れるぜ』をそう何回も繰り返せる訳ないんですよ。

 

 新人隊士は数ヶ月を平均にばったばったと死んでいきます、なので鬼殺隊という組織は足りない『数』を、柱や他階級の圧倒的な『質』で補うのが基本です。

 なので『鬼を五〇体も殺せるくらい長生きできる』とは、それだけ生存能力、戦闘力も優れた人材である事の証明になるんですね。

 鬼滅の刃って、継国縁壱という名のバグは例外としてですね。

 『何かの才能』より、多く積み重ねた『経験』がものを言う世界なのです(実際VS兄上戦では経験の差が無一郎君の欠損に繋がった)。

 しかし今回、主人公は縁壱スペックなので迫りくる脅威はそれほどです。

 

 では何を真っ先に警戒しないといけないか、ですが。

 ……無惨様や兄上の『縁壱検定』はもう説明不要だと思いますので、割愛です。

 

 それこそが、先ほど話した『好調度』の存在なのです。

 いくら人体のスペックがイかれたNEO縁壱であろうとも、心はまだ十三歳の子供。

 『心の支え』とも呼べる大切な存在は、たくさん作って損はありません。

 

 鬼殺隊は常に忙しい。

 今でこそ、真菰ちゃんと一緒にご飯を食べたりお昼寝したり……ができていますが、階級が上がっていくとそんな機会は滅多に訪れません。悲しみ。

 

 しかし!『手紙』機能があればモーマンタイ!

 どれだけ距離が離れていようと、鎹鴉が彼女に私のラブレター()を届けてくれる!

 合同任務や休暇イベント以外でも、これで簡単に友好度があげられるのですよ奥さん!

 なので、一秒でも早く階級『壬(みずのえ)』を目指しましょう。

 後、『壬(みずのえ)』になればオリジナル羽織の機能も実装されますからね、絵面が更に良くなる。

 という訳で、任務開始ィ!

 

「カァッ!任務ゥ!任務ゥ!」

 

 ・江檀が鬼の情報を教えてくれる。僕にとって最初の仕事だ。

 

 と、鎹鴉の台詞が再生されると同時に、マップに印が付きます。

 それを目指して移動しつつ、麗ちゃんの基礎ステータスを改めて確認しましょう。

 

 

◇―◆―◇

 

 

名前:花柳 麗

 

 

性別:女

 

 

年齢:十三歳

 

 

呼吸:星の呼吸(型)

 

 

剣術:習熟度35/100

 

 

◇―◆―◇

 

 

 はい、こんな感じですね。

 最初が10/100だった事を思えば、たった二週間近くでこの成長は見事なものでしょう、実質倍強くなってるようなもんですからね。

 流石鱗滝さん、あの人の教えは本当に素晴らしい……あっという間に習熟度が高まる……

 

 これに比べると山岡さんの鮎はカスや。

 

 と、冗談はここまでにして。

 どうせ皆が気になってるであろうもの、呼吸の隣にある『(型)』についての説明もしましょうかね。

 これを選択し、呼吸の基礎ステータスも展開。

 

 

◇―◆―◇

 

 

壱ノ型:■■(できる)

弐ノ型:????

参ノ型:■■■(できる)

肆ノ型:??の?

伍ノ型:??・???

陸ノ型:??

漆ノ型:星雨光芒(できる)

蜂ノ型:????

玖ノ型:????

拾ノ型:?????

 

 

◇―◆―◇

 

 

 はい、という訳で。これが麗ちゃんの本質、『星の呼吸』における全ての技です。

 『■』になっている技は、戦闘中にそれを初めて使用する事で名前が明らかになります、後でのお楽しみですね。

 『?』は純粋に、まだ剣術の習熟度と『型』を作る為のアイデアが足りていない状態なので使用不可。

 ()内にある言葉は、その技をどれほど麗ちゃんが扱えるかを証明しているのです。

 これは超シンプルに、三つの段階が存在します。

 

 『できる』、『使いこなす』、『極める』の三つだけ、マジでシンプル。

 

 『使いこなす』まではまぁ意外といけるんですが、この『極める』段階がガチで難しい。

 これがどれだけ難しいかと言うと、無惨戦での痣を出して『透き通る世界』に至った悲鳴嶼さんであっても、何と基礎ステータスでは『使いこなす』判定のままなんですね。

 この『極める』に素で至ってるのは、『黒死牟の月の呼吸』と『継国縁壱の日の呼吸』の二つだけです。やっぱ何だかんだ言って兄上すげぇよ……

 まぁ今回のチャートでは、弟と同じ『神々の寵愛を一身に受けた者』が再び目の前に現れるのでね。

 それはもうお労しい事になりそうですが、許せサスケ……『星の呼吸』――。

 あ、ちなみに型の精度は当然、刀を振る行為自体まだまだ未熟なので、麗ちゃんはまだ『赫刀』での戦闘は無理です。

 というか赫刀での再生阻害能力も多分気づいてないんじゃないかな……いや『警戒カウンター』もあるし、まだ本格的に戦いで使うつもりは全然ないんですけど。

 ――まだ、ね。

 

「ここ?」

「鬼ノ気配アリ!鬼ノ噂モアリィ!」

 

 ・古い屋敷が目の前にある。陽光の入らない、暗くて嫌な場所だ。

 

 と、ふざけてる間にもう到着しましたね。

 しかし何と言うか、今回は結構レアケースかも?任務自体は普通なんですがね……

 と、言うのも……

 

「……」

 

 ・感覚を閉じる、透き通った世界に没入する。

 ・屋敷の中で、怯える子供がいた。

 ・それを追いかける何かも。

 

 出ました、低確率で起こる昼に鬼ぶっ殺そうイベントです。

 基本的に鬼って、夜が来るまで家屋とか洞穴の中でじっとしてる事が多いんですが、中には結構アグレッシブな奴もいます。

 今回は『透き通る世界』のおかげで気づけましたからね、ここで動かず子供を見殺しになんてできる筈ありません。

 お前らに有利な夜に~と、長男の叫びが聞こえてきますが、今回ばかりは無視。

 鬼殺隊様の戦い方じゃない……と言われようが、子供の命は絶対優先です。

 早速中に突入です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供は好きだ。目の前にいる『それ』は言う。

 大人とは違うから、肉が柔らかくて美味いからと、『それ』は言う。

 

「甘くて柔らかいからさァ……」

 

 『それ』は――『鬼』は愉悦で顔を歪めていた。

 口元には、夥しい量の、乾いた血が付着している。

 その血をどこで付けたのか、一体誰のものだったのか。

 それを思い返すだけで、嫌悪と恐怖で、胃液が喉まで上がってくる。

 

「そうだ、鬼ごっこをしよう。当然俺が鬼をやるしさ、お前らは逃げるんだ」

「…………」

「この砂時計の砂が全部落ちるまで、俺から逃げ切った奴は食わないでやる」

 

 鬼は笑って。

 

「屋敷から出るなよ?出たら両方すぐ殺すからな」

「っ……」

 

 悲鳴をあげる。

 身体を恐怖で震わせる。

 そんな当たり前の行動すらできない、許されない、匂い立つ鬼の『悪意』に、二人の子供は震えていた。

 

 

 

 

(誰か……)

 

 どうしてこうなったのだろう。

 

 

 

 

(誰か……お願い……!)

 

 どうして、自分たちだけが。

 

 

 

 

「誰か!っ、誰か!」

(ごめん……ごめん……!)

 

 『鬼』が行う『鬼ごっこ』の勝敗など、最初から既に決まっている。

 あっという間に、開始の合図と共に一人が鬼に捕まった。

 二人いる子供の、小さな弟の方だった。

 

「はい捕まえたァ」

「っ……!」

 

 息を殺して、それから必死に目を背ける事しか許されない。

 抵抗の道はなく、それも多少遅れた『死』が迫り。

 従順の道を選べば、瞬きの間すらない『死』が迫る。

 

「姉ちゃん!助けて!」

「どうしようかなァ……全員捕まえてから一気に喰うか?それとも一匹ずつじっくりと味わうか……」

「フーッ……フーッ……!」

「……ヒヒッ」

 

 その時、鬼がこちらを見た。

 口端を吊り上げ、顔を歪めた。

 まるで、鬼はそ(・)れ(・)を(・)見(・)せ(・)つ(・)け(・)る(・)か(・)の(・)よ(・)う(・)に(・)。

 掴んだ子供の足を口元に近づけて。

 

「そうだ、ちょっとくらい齧ってもいいな。その方がいい、きっといい……」

 

 鬼の鋭い牙から、唾液が糸を引く。

 その食欲が向けられる対象は、言うまでもない。

 

「た、助け――!」

 

 子供の柔らかい足を、鬼が喰おうとした瞬間。

 鳴り響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「星の呼吸」

 

 コォォォォォ――。という、大気を震わす鳴動の予兆。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「壱ノ型  輪舞(りんぶ)」

 

 夜闇に輝く月暈のように。

 鳴動する乱入者の周りを、白く美しい炎が一線を描いた。

 

「あ、ガッ!?あぁあぁぁぁっ!?」

 

 その感覚が、久しく感じなかった『痛み』であると。

 鬼が気づいた頃にはもう、捕まえていた子供は乱入者の腕の中にいた。

 風が揺らぎもしなかった。

 常人を凌駕する身体能力を持つ鬼ですら、目で追えない速度だった。

 そんな技術を扱う存在は、たった一つ。

 それの正体を、鬼は知っていた。

 

「鬼殺隊……!」

 

 鬼を狩る。

 鬼と同じく闇夜を駆ける、政府から認(・)め(・)ら(・)れ(・)て(・)い(・)な(・)い(・)組織。

 そんな組織の、新たな一員として迎えられ。

 今、悪しき鬼に刃を向けるもの。

 

「よくも……よくも俺のご馳走を……!」

「…………」

 

 乱入者は一言も発さず、刀の切先を鬼に向け。

 残る左手で、その棟を軽く支える。

 

 その構えには、一分の隙もない。

 

 獲物を奪われた怒り、一撃を入れられ、傷つけられた自尊心。

 鬼の中に僅かに残っていた筈の理性は、怒りによって完全に揉み消され。

 その堂々たる構えに対し、警戒心を抱く事なく、無謀な突撃を選んでしまった。

 

 鬼は、日光に当たるか特別な刀で頸(・)を(・)斬(・)ら(・)れ(・)な(・)い(・)と(・)死(・)な(・)な(・)い(・)。

 

 頸さえ無事なら、例え内臓を失おうが、肉と骨がぐちゃぐちゃに潰されようが、決して死ぬ事はない。

 頸さえ無事なら。

 そうなると、必然的に鬼殺隊の剣士が扱う剣術の多くは『切断』を中心としたものであり。

 そんな剣士達が扱う『突き技』は、鬼にとっては、普通警戒するに値しない。

 実際、多くの水の呼吸の使い手が『雫波紋突き』を使うのは、敵の攻撃を相殺するか、牽制の場合がほとんど。

 だからこそ、これは警戒されない。

 

「星の呼吸」

 

 既に、『手本』は見た。

 最速で。

 そして一瞬で。

 水の呼吸の中でも最速と謳われる『雫波紋突き』。元柱である左近次が見せた『正解の動き』を目に焼き付け、身体に覚え込ませた事で、その技は完成した。

 刹那。より多くの面積を抉り、削る突き技。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「殺してや――」

 

 その言葉を言い終わるよりも前。

 鬼の身体は、既に頸から腰に掛けての肉が抉れて、自重で崩れて塵となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 放たれたそれは、突き技でありながら。

 通常の斬撃と変わらない威力、そして範囲を兼ね備えた、圧倒的な暴力そのもの。

 

 世(・)の(・)理(・)を(・)狂(・)わ(・)せ(・)る(・)肉(・)体(・)、万(・)力(・)だ(・)か(・)ら(・)こ(・)そ(・)実(・)現(・)で(・)き(・)る(・)技(・)

 

 これは、この世にたった一つだけの。

 彼女だけの――花柳麗だけの『型』だった。

 

「参ノ型 雅星彩(みやびせいさい)」




 輪舞
円舞の斜め横ver。
今は『まだ』繋(・)が(・)ら(・)な(・)い(・)。

 雅星彩
イメージは呪術廻戦のパパ黒が脱兎の群れに突撃かました時のアレ。
名前の意味とは裏腹に原理は脳筋極まってる。


 昨日はずっと社築のバナンザ配信を見てました、面白かった。
 異常ランビランブル愛者。

主人公の将来的な身長はどれがいいか

  • 166cm
  • 172cm
  • 184cm
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