【RTA】鬼滅の刃RPG『長い長い人の歴史のほんの一欠片』獲得チャート 作:バブ辻オギャン
うぇるかむとぅーあんだーぐらうんど!!なRTA、はーじまーるよー!
……さて皆さん、只今ゲーム内での季節は冬です。
冬・原作開始(柱合会議を仮定)から約四年前・胡蝶カナエ。
あとは、もう言わなくてもお分かりですね?
そうです、いよいよVS童磨イベントがやって来るんです。
『鬼滅の刃RPG』をプレイした方の中には当然『頑張ればカナエさん助けられるんじゃね?』といきり立った者もいるでしょう。
愛しのカナエさん&しのぶさんをぶっ殺しやがった童磨を相手に『野郎ぶっ殺してやぁぁるぁぁ!』と頭を筋肉式☆洗脳術で染め上げた者。
理性的な判断が出来なくなり、人質の娘もハジキも捨てて、格闘戦で決着をつけることしか考えられなくなった者もいるでしょう!
そして、その余りにも無慈悲な童磨のクソ性能に、コントローラーをも〇う先生の如く木端微塵に『破☆壊』した者もいると思います。
これは原作漫画を語る際にも言われている事ですが、童磨は対鬼殺隊性能がブッチギリの最強です。
相性、という一点では兄上すらも上回ります(ヤバい)。
扇による霧(粉凍り)の散布や、辺りに漂う冷気による常時スタミナデバフ、上弦の弐に相応しい圧倒的フィジカル問題。
本人が舐めプ気味なのと、情報収集優先な姿勢だからこそバランスが取れてる(取れてない)だけで、童磨の鬼殺隊キラーっぷりはマジでヤバいんです。
まぁ、あくまでもこれは『相性』の話なのでね、純粋な強さの視点で見れば兄上が圧倒的です。痣発現無一郎の『朧』を初見で完全に見切れる男はやはり違う……
流石は『月の呼吸(笑)』の使い手ですね。これはこの国で一番の侍ですわ。
……はい、戯言はここまでにしてですね。
いい加減VS童磨の通常プレイでの攻略方法を解説しま……
死ぬ気のパリィと間合い管理しかないですけど何か??
圧倒的プレイヤースキルが全てですけど何か??
それこそ操作キャラクターの適正を風の呼吸(練度をスケベ柱並みに上げる)にするか、岩の呼吸の使い手かつ、防御とスタミナに全特化のアホビルドをするぐらいしか、通常プレイでは勝ち目がありません。クソ!
童磨の血鬼術のクソな点、それは散布する霧の粒子一つ一つがあまりにも小さすぎて、日輪刀での抵抗がほとんど役に立たない事です。
だからこそ風の呼吸がデフォルトで持つ風圧属性だったり、水の呼吸の『流流舞い』や『ねじれ渦』、炎の呼吸の『盛炎のうねり』みたいな、所謂『面の防御』の技じゃないと有利に戦えないんですね。
花の呼吸とか酷いっすよ、あの呼吸で童磨の『粉凍り』に対する一番の有効打が『渦桃』しかないんですから。
……これで日の出まで耐久できたカナエさんやっぱ凄いのでは?ボブは訝しんだ。
いやまぁ童磨が舐めプしてたのもあるでしょうけど。
はい、もう一度言いますが、VS童磨はガチの無理ゲー。
童磨の討伐成功確率はゼロではない(できるとは言ってない)でしょうが、肝心のカナエさんが後遺症もなしに無傷で生還できる確率に関して言えば、これは間違いなくゼロと言ってもいいでしょう。
なにせそういう仕様ですからね。これもあって制作陣は、カナエさんに対し偏執的な愛を向けている疑惑が……
かなり前に(part5辺り?)ここも説明しましたね、童磨の散布する『粉凍り』によって、肺以外その他の身体機能が壊死してしまい、生きてるだけで奇跡の状態に。そして炭治郎の柱合会議イベントではとうとうそれの限界が来るんですね。
だが今回の主役は縁壱スペックだ。
通常プレイでは仕様で助からないカナエさんも、これだけ盛った操作キャラクターならモーマンタイ。
『粉凍り』だの『蓮葉氷』も無関係、一切合切を斬り伏せていけ。
ここで会ったが百年目、いざ尋常に……と行きたいんですがね。
ここで童磨を瞬殺しちゃうと後がヤバいんですよ。
と言うか瞬殺しなくても、ここで普通に勝利しても駄目なんですよ(は?)。
そもそもこの時点で童磨倒したら駄目なんですよね、は?(は?)
は??
……解説します。
実は無惨様、全ての物語をぐちゃぐちゃに崩壊させる『警戒カウンター』こと引きこもりへのカウントダウンとは別に、鬼狩りを潰す意欲とも言うべき『殲滅カウンター』なるクソ仕様があります。
これはプレイヤーが何もしなくても、少しずつ(数年ごとにですが)数値が上がっていきます。しかし、これは通常プレイで変化が起こる事はありません。
しかしですよ、これが操作キャラクターのバタフライエフェクト(童磨の早期退場がいい例)によってカウンターが加速し、ある一定値を上回ると、とんでもない変化が起こります。
分かりやすいのだと、その年に出没する野良鬼の数が最低二倍、下手をすると五倍にまで加速します。
無惨様は『産屋敷うっぜぇなぁ』とは思いつつも、別に積極的に鬼狩りを潰そうとはしないお方です、足元を這う蟻やらにいちいち意識を向けないのと似た感じ。
そもそも、無惨様がガチになれば鬼殺隊なんて安土桃山時代の時点でとっくに全滅してますからね。
わざわざ手を煩わしたくない&不快だから意識もしたくないetc……等の理由から、『殲滅カウンター』が加速してないだけで。
この『殲滅カウンター』の影響は野良鬼の増加(一般隊士の激減)だけには留まりません。
普段は適当にその辺をぷらぷらさせているか、青い彼岸花の捜索に集中しているフリー枠の上弦が、無惨様の命令で積極的に柱を探すように動き出し、あっという間に戦力が削られるようになってしまうのです。
それの弊害は様々、炭治郎が下手をすれば『無限列車編』の段階で玉壺に襲われる時もあれば、『遊郭編』でまさかの兄上が助っ人として参戦し、宇随さんもろとも『他愛なし……』と首と胴が泣き別れされたりします。
投稿者も試走の段階にて、柱合会議前の段階でまさかの『ドキドキ!!不思議マッチング兄上☆』によって悲鳴嶼さんを失いました……(HA?)
……という訳で、このVS童磨が他RTA走者、そして視聴者から人気が全然ないのはこれが理由です、結局童磨倒せねぇじゃねぇかアァン!?と。
いくら童磨があまり好きじゃない無惨様といえど、その辺の勘定はしっかりしてます。『フンッ童磨がやられたか……』みたいなリアクションは絶対しません、あの方そういう所はちゃんとしてるんですよね(とっととくたばれ糞野郎)。
無惨様の存在があまりにもネック過ぎる&そもそもの童磨が強すぎるせいで脳味噌溶かした無双ゲーもできないし、その後のイベントもほとんど代わり映えしない(カナエさんの後遺症問題)から、もう新鮮さもクソもねぇじゃんと。
ですが、舐めないでいただきたい(確定演出)。
今回のチャートは『NEO縁壱』です。
その辺の事も色々考えております、皆、見ていてくれ!(MRS並感)
『交戦中――ッ!交戦中――ッ!花柱・胡蝶カナエガ「十二鬼月」ト交戦中――ッ!応援求ム!応援求ム――ッ!!』
はい来ました!皆のトラウマVS童磨イベントです!
これが発生する条件は二つ、『胡蝶カナエを筆頭とした蝶屋敷メンバーとの友好度を上げる』、『季節:冬に〇〇地区近くを警備する』です。
今回、麗ちゃんは一度も怪我を負った事がない(カナエさんとの面識がない)状態なので、前述した友好度での条件は満たせませんでしたが、もう一つの条件は既に満たしてあります。
後は鎹鴉の案内に従って、カナエさんの所に一直線に向かえばいいだけです。
「行こう、江檀」
「――アァ」
・近い、すぐに向かえる、僕なら助けられる。
・――心に
さて、移動時間を利用してVS童磨の仕様を説明します。
『え?さっき説明したじゃんアゼルバイジャン』?黙れ小僧!それはあくまでも注意事項だッ。
今から説明するのは『戦いの流れ』とも言うべき選択肢ですが……これは見た方が早いっすね、どうぞ。
◇―◆―◇
壱ノ型:
弐ノ型:
参ノ型:
肆ノ型:
伍ノ型:
陸ノ型:
漆ノ型:
捌ノ型:
玖ノ型:
拾ノ型:
◇―◆―◇
超久しぶりなお披露目、呼吸の基礎ステータス展開です。
使える技がかなり増えましたね、拾ノ型は残念ながらまだ未完成ですが、派生技を含めれば余裕過ぎる程。
VS童磨のクリア条件はあくまでも『日の出を待つ』ですからね、童磨を倒しても倒せなくても、日の出さえ拝む事ができれば問題ありません(尚倒した場合の弊害)。
そしてそして、童磨にはある決定的な、付け入る『隙』とも言うべき要素が存在します。
それは彼の観察癖です。
童磨はぶっ壊れ血鬼術こと『結晶ノ御子』による情報共有システムを利用し、こちらの手数を徹底的に暴いてから殺すのが基本のバトルスタイルです。
ある意味最初からアクセル全開な玉壺、そして半天狗やらとは大違いですね。兄上と猗窩座殿はそれぞれ武人としてのお喋りがあるので例外ですが。
特に今回は完全初見、麗ちゃん以外に誰も使い手がいない『星の呼吸』ですから、一つ一つの技を見せるだけでかなりの時間を稼げます。
それに可愛い女の子!童磨のテンションも結構上がり(感情がないとか言ってはいけない)ますし、余計時間を忘れてくれる事でしょう。
まぁ相手は縁壱の再来なんやけどな、ガハハ!
……と、ここで再び疑問に思った方もいるでしょう。
ここでの戦い、鬼の情報共有で無惨様にも届く事考えると不味くない?と。
赫刀もバレるじゃん、不味くない?と。
――ところがどっこい、これが何と大丈夫。
普通にプレイして赫刀がバレるのは駄目ですが、
ヒントは無惨様の『上弦への評価』と『童磨』です。
……うん、前置きはこんなもんで、早速お送り致しましょう!
リプレイ映像:実況スタイルで送りします。
よろしいですか?
▶︎YES NO
冷たい夜。
吐いた息が白く濁る程に寒く、冷たい夜。
月下に照らされたその鬼は、笑っていた。
「やぁやぁこんばんは、今日は本当にいい夜だねぇ」
にこにこと屈託なく笑う。
穏やかに優しく喋る鬼。
その虹色の瞳に刻まれた『上弦』と『弐』の文字。
『十二鬼月』。
しかも、それは百年以上に渡って、過去の『柱』の誰もが頸を斬れなかった存在。
二番目。
途方もない年月を過ごし、人を喰って
――なのに。
「……――」
目の前の上弦には、生き物としての『熱』がなかった。
生き物には色がある。
匂いがある、気配がある。
鬼に堕ちてしまおうとも、息をし、腹を空かせるものであるのなら、そこに『人間』との違いは生じない。
……筈なのに。
花柱・胡蝶カナエが目前の鬼と対峙し、感じた気配は
まだ拙い剣しか振るえなかった『最終選別』の時。
『柱』として認められるまでの間に斬った、それこそ『十二鬼月』に匹敵する鬼と対峙した時も。
そこには生物としての、最低限の『熱』があったというのに。
「わあっ……君、本当に綺麗だねぇ」
けらけらと笑う。
両手を頬にあてて、『いかにも』喜んだ風な姿をする。
だが、その行動の裏には、どこまでも『空虚さ』しか感じられない。
笑う。
楽しそうに。
そういう風に、
それは、どこまでも虚ろな姿。
「ねぇねぇ、君の名前はなんて言うのかな?」
「――――」
鬼は、悲しい生き物だ。
かつて目の前で、鬼に両親を喰い殺された悲しみをもってしても、カナエは鬼に憐れみを抱く。
人でありながら人を喰らい、美しい筈の太陽を恐れるようになってしまう。
家族を奪った存在であっても、多くの仲間が、憎しみ一色に染まるような生き物であっても、カナエはそれでも憐れむ。
――憐れに。
「……可哀想に」
その声は、齢十七に近い少女が出していい声ではなかった。
真摯な声色は、カナエの思わず息を吞む美貌を含めると、まるで天女の如き貫録を感じさせた。
「あなたは、
「んー?」
ほら、今も。
こちらの言葉に、不思議そうに首を傾げる様も、あくまで『そういう風に』しているだけだ。
生き物として、必ずある筈の熱――心がないのだ。
人の心は、何かをきっかけに必ず花開く。
カナエは知っている。
今はまだ、自分の意思を表に出す事が苦手な子でも、簡単なきっかけでそれが治る事も。
人の心とは、生き物の精神とは、鬼も人間も変わらない『温かさ』はあるのだと。
「うん、うん。よく分からないけど……」
上弦の弐は、カナエの放った言葉を咀嚼し――そしてすぐ、破棄した。
言葉に込められた憐れみの声色、その『憐れみ』が何を指すのか、自分の何が、彼女にそれを言わせるに至ったのか。
精一杯『考えている』ような振りを続けたその鬼は、『まぁいっか』と言って。
「名前を聞かれたら、返すのが礼儀ってものじゃないかい?」
血鬼術
氷の蓮、そして氷の蔓が、カナエに向かってしなる。
その速度は、カナエの動体視力でも捉え切れない程。
「――ッ、花の呼吸」
肆ノ型
ほとんど反射で動いたカナエは、何とかその氷の蔓を叩き斬る。
息を吐――。
「おっやるねぇ」
その隙を逃さず、再び冷気がカナエを襲う。
――咄嗟の反撃、呼吸が乱れる隙。
それを狙った、あまりにも合理的な技の連発。
何より、そこには凶悪な初見殺しである『粉凍り』の存在が隠されている。
扇で散布したそれを吸ってしまえば最後、肺胞が壊死して呼吸もまともに使えなくなる。
目視できる『凍て曇』に意識を向けた隙に、目視できぬ微小な『粉凍り』を相手に吸わせる、上弦に相応しいその戦法。
カナエは息を吐いた。
なら後に来るのは当然、『息を吸う』の段階。
――カナエはまだ『粉凍り』の存在を知らない。
「――ッ……花の――」
息を吸――。
「星の呼吸 弐ノ型
よりも前。
辺りに散布された『凍て曇』だけでなく、カナエが吸いかけた『粉凍り』すらも。
一瞬の間に、その全てが
思わず、上弦の鬼も呆気に取られる。
「……あれれ?」
上弦の鬼とカナエの間に、その者は音もなく降り立った。
まるで台風の如き轟音を伴った斬撃を振るったその少女は、カナエより僅かに小さい上背。
藍鼠色の髪と、真っ赤に染まる毛先が、夜の闇でも充分過ぎる程に美しく、輝いていた。
「わぁ~……また可愛い女の子が来――」
「星の呼吸」
鬼の言葉を遮り、少女は再び刀を振るう。
その標的は、未だ顕現を続けている技の『核』とも言うべき、『蔓蓮華』の氷の蓮。
「――玖ノ型
太陽を思わせる赤色の剣撃と、月を思わせる紫色の剣撃。
それが『×』を刻むように、一瞬の間に一度の音で、二つ同時に宙に刻まれた。
「応援に来ました。花柱様」
白く、美しい刀を半分
少女は凛とした佇まいで、言う。
「――階級『
技のネーミングセンスには結構自信あるので、本格披露の次回をお楽しみに。
主人公の将来的な身長はどれがいいか
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166cm
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172cm
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184cm