【RTA】鬼滅の刃RPG『長い長い人の歴史のほんの一欠片』獲得チャート 作:バブ辻オギャン
ほどほどの無双にしないとラスボスが引きこもるRTA、はーじまーるよー!
さて、前回は案の定とも言うべきか、鬼殺隊を勧める一般通過鬼狩りさんとトッチャマ……とのひと悶着がメインでしたね。
まぁトッチャマの奥さんを亡くした過去は十中八九、鬼関連の悲劇ですしね。
いくら特別とはいえ、愛おしい我が子を命の危険がある場所に招待する。しかも鬼関連とかいい顔しないに決まってます。
と言っても、色々予想外だったのは確かですね、頭ごなしに否定するんじゃなくて、ちゃんと麗ちゃんの意思を尊重すると。
……その結果がこれです。
色々言いたい事はありますが……まー、はい。流石に
タラればを言っても仕方ないので次行きましょう。
ここでムービーが入ります、立会人がようやく登場し、いよいよ最終選別が始まります。
そういや同期は真菰ちゃんでしたね、可愛い。
ちなみに、ここは乱数次第で錆兎だったりします、彼を生存させればオリジナル技の『ねじれ渦・遠天』を習得できるので試してみてネ。
この『ねじれ渦・遠天』、本来の『ねじれ渦』が水中でようやく発揮できる威力を、地上でも変わらず発揮できるという地味ながらもイカれた技です。
原理としては、斬り上げと共に空中に砂塵をまき散らし、疑似的に水中での『ねじれ』を再現しているとか……なんで一人だけ風の呼吸みたいな事してるんですか(正論)。
確実に錆兎生存ルートを狙いたいホモの兄ちゃんたちは公式のパッチ組み込んで、どうぞ。
「皆さま、今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます」
カワイイ!(ブロリー)黒髪と白髪、片方は男の子で、まだまだ子供ではありますが、しっかりと産屋敷家の血を引いた子供です。
可愛い見た目とは裏腹に、この歳で既に覚悟がガンギマリです、じゃないと千年にも渡って鬼狩り組織を継続できないからね、仕方ないね(レ)。
にしてもやっぱ可愛い、片方が男と分かってはいても、やはり唆られるものがある。
此方も抜かねば…無作法というもの…
と、馬鹿やってる間に説明が終わりましたね。
『では皆さま、行ってらっしゃいませ』
・皆が一斉に駆け出した、自分もそれに合わせて走るべきだろうか?
という事で最終選別が本格的に始まりました、麗ちゃんは案の定落ち着きまくりですね、まぁ当然か。
まぁここで逆張りしてゆっくりする意味は一つもないので、このまま加速して奥に行きましょう。
『え、走った方がいい?』と言わんばかりに、きょろきょろと周りを見たのは少し笑いました、これって一応命がけの試験なんだよなぁ……
まま、エアロ。
場面転換、そして同時に山のある地帯にランダムで転移です。
運が良ければ原作キャラと同行できます、今回は外れでしたが。
さてさて、ここからは藤の花がない、つまり全域が危険地帯です。
しかも地味に嫌らしいのが。ここが夜の山という事実であり、鬼たちも人肉を喰おうと躍起になっているので、闇に潜むなんちゃって技術を使ってきます。
普通なら後に覚えられる『暗視』スキルで簡単に突破できるんですが、最終選別時点の操作キャラクターにそんなもんある訳ありません。
なのでここからは人によって攻略法が様々です、気合いと目視で敵を見つけ、とにかく何とか最終選別をクリアするプレイヤースキル全開チャート。
育手の元で死ぬ気で頑張り、先に『気配感知』スキルを会得してから最終選別に行き、残りを楽に攻略するチャートやらですね。
本当に色々ありますが……今回、麗ちゃんにはそんなもの不要です。
何故なら……
「肉だ!!久方振りの人間だ!全部喰ってやる!!」
あ、鬼だぁ(ハナホジ)。
本来ならここも、台詞のみが再生され、肝心の鬼がどこにいるか分からない……という緊迫感溢れるシーンなのでしょうが……
はい右ですね~。
・右から鬼が来た。
一刀両断、首を斬りました。
先ほど、『暗視』やら『気配感知』を会得する必要がないと言いましたね。
えー、はい。その一番の理由がこれです。
だってこの子『透き通る世界』あるんだもん。
夜だろうが何だろうがお構いなしです、わざと敵の攻撃を無防備に喰らうアホプレイをかまさなければ負けはありません。
では、そんなほぼヌルゲーと化したここで一体何を?ですが……
・悲鳴が聞こえる、様子を見に行った方がいいだろう。
これですね、人助けによる友好度調整&戦闘の経験値を稼ぐ。
とにかく経験値、それも素振りとかいう効率ゴミカスなやつじゃありません、ちゃんと戦場で稼いだ経験値じゃないと駄目。
改めて言いますが、主人公のスペックは縁壱と同等ですが、決して彼と同じ位強いという訳じゃありません(仮に戦っても普通に負ける)。
突然ですが思い出してください、人間時代の兄上が鬼に襲われ、その後縁壱と再会した時の台詞を。
『幼少の砌とは比べものにならない程、剣の技術は極められ』……です。
縁壱と無惨様、どっちが強いかなんて答えは決まってますね?
しかしですよ。無惨様の身体は無駄に作った脳と心臓、それが絶え間なく流動し続けているクソ仕様です。
それを『透き通る世界』で知覚しつつ、的確に脳と心臓の繋がりを断てる程の技術。
剣を己の手足とできる縁壱の強さがあってこそ、縁壱は無惨様に対しあそこまでのトラウマを植え付けられたのです。
とにかく剣術を、剣を振るう機会を手に入れる。
ただしやりすぎると、一気に無惨様からの警戒カウンターが加速しますし、更に生まれつきの痣云々がバレると全てがおじゃんに。
クソかよ(八つ当たり)。
・鬼に襲われている人を発見した、背後から鬼を斬り伏せて助けた。
さて、救出イベントが始まりましたね、今回はスキップせず見てみましょう。
「あ、ありがとう……本当にありがとう。俺はもう大丈夫だから」
「いや、右足を挫いてる。良ければ木の上に連れて行こうか?」
「ッ、何故……」
『透き通る世界』ホント便利っすねぇ、按摩師になれば伝説になれるんじゃないかこれ。
「これでも、人より力が強いんだ。それにここで見過ごすと後味が悪くなる」
「でも、これは最終選別で……」
「嫌でも助ける。これ以上言うなら気絶させて、君を無理やりにでも助けるよ、いいの?」
「あ、うん……ならそれで」
「ならよし」
堕ちたな(確信)。
『私が助けたいんだから黙ってお前も助けられろ』タイプはいいですね、メンタルが強いのでストレスゲージの管理も楽。
こういうゲームでは珍しく、最終選別での人助けイベントは外れが一つもありません、なので積極的に人助けして行きましょう。
助けたキャラクターが試験を突破して隊士になれたら、サブクエスト攻略時に助けたキャラクターが確定で参加&経験値にボーナスが。
仮に隊士を諦めて刀鍛冶になれば、元同僚特典で刀の整備やらの値段がいつもより安くなったりします。
う~んやり得、しかもどのキャラクターもテキストが違ったりして芸が細かく、何周やってもこの辺は飽きない。
・隊士を木の上に避難させた、他の場所にも行ってみるべきだろう。
はっや(恐怖)。
助けた隊士も目をひん剥いてますね、しかもこれで全力ではないという……
あまりにもかっ飛ばし過ぎると流石に無惨様の目に留まってしまい、警戒カウンターが加速するので程々のスピードに抑えつつ……人助け再開。
と言っても、あくまで助けるのは本当に危ない人たちだけです。鬼殺隊に入りたいのなら、彼らも最低限自分の命を守れるようにはならないといけないので。
過保護は成長を妨げますからね、後あまりにも人助けをやりすぎると、誰かを助けられなかった時のストレスゲージの増え方がえぐい事になります。
仕方ない仕方ない。
・その後も様々な人間を助けた。
・刀の扱い方もそれなりに分かってきた。
うーん流石の成長率ですねぇ。
この調子なら『型』も一つくらい完成しそうですね、楽しみだぁ。
加速加速~!
最終選別・四日目の早朝。
『最終選別』の合格条件はあくまでも『七日間生き抜く』事。
極論、最低限一匹でも鬼を倒せる実力さえあれば、この試験はそれ以上を求めないのだが、それが簡単な話でない事は、素人にも理解できるだろう。
鬼の気配を感知する、怪我をした際の応急処置の手際、その場に居合わせた同じ隊士との連携。
一つ一つ例を上げれば、鬼殺隊に求められる戦いとそれ以外の知識・技術はかなり多い。
そして何より――単純明快な『強さ』。
あれから四日が経ったが、真菰はまだ生きている。
「……ふぅ」
僅かな疲労が籠った吐息。
朝日が昇り、鬼たちが一目散に逃げだしたのを木の上から見届け、真菰は再び息を大きく吸い、そして吐く。
動ける。
自分は戦える。
鍛錬は決して無駄ではなかった、ちゃんと身に付いた。その事実が純粋に喜ばしい。
(他の人たちも似た感じかな)
この最終選別では、皆が自分の事で精一杯だ。
他人を気に掛ける余裕も、ましてや他人を助ける余力なんてものもない。
食事を前に、鬼の下卑た笑いがこだまする。
恐怖に屈服し、まともに刀も振るえなくなった人間の悲鳴。
それらを聞く度に、心に重い何かが圧し掛かる。
特に三日目は酷いものだった。
『最終選別』の参加者は最低でも二十数名。しかし、藤襲山に閉じ込められている鬼の数は、それよりも多い。
更に、鬼は『共食い』をするのだ、彼らの『餌』の取り合いは、野生動物のそれを鼻で笑う。
三日、餌にありつけず、『飢餓状態』に陥った鬼たちが狂気に支配され、人間に襲い掛かる。
この時ばかりは、真菰自身も本気で死を覚悟した。
傷の治りも早く、失った手足も元に戻せる鬼だが、しかし決して『痛み』がない訳ではない。
『十二鬼月』のような鬼ならともかく、藤襲山に『閉じ込められる程度の鬼』の場合、その痛みへの耐性は顕著だ。
(しばらく夢に出てきそう……)
痛みすら忘れる飢餓状態。
あの文字通り『鬼』の如き形相と苛烈な突撃。
正直、二度と味わいたくないものだったが、鬼殺隊として生きるなら、あれもいつかは慣れないといけない。
僅かに残る疲労と、あの怖気の走る光景の記憶からの逃避がてら、真菰は思考を続ける。
思うのは、当然――。
「あの子、大丈夫かな」
『最終選別』が始まる前の、あの奇妙な藍鼠色の髪をした少女だった。
率直な感想を言うならば、真菰はあの少女を、強いとは思えなかったのだ。
鬼への憎しみ云々ではない、これから始まる『最終選別』は命をかけたものであり、人として『万が一』を恐れるのは当然だというのに。
人間が必然的に放つ筈の、負の気配。
それが、少女からは一切感じられなかった。
「…………」
生きているだろうか?
残念ながら、この四日間で真菰はあの少女と再会できていない。
藤襲山は広く、偶然彼女を見つけられていないだけ……そうどこかでは思いつつも、また別の場所で考えてしまう。
彼女は『もう既に……』――。
「嫌だなぁ……」
甘い考えなのは分かっている。
だがどうしても。
四日前に見た、動物に囲まれ、優しく笑う少女の顔が。
あの、幻想的な光景がどうしても忘れられない。
「…………水汲みに行かなきゃ」
それだけではなく、食事もだ。
飢餓状態になった鬼は『共食い』こそすれど、それ以外の野生動物を積極的に狙ったりはしない。
動くなら、まだ陽光が差し、鬼が出てこない今のうちだろう。
そう判断し、真菰は木の上から飛び降りる。
と、その時だった。
「……ん?」
ずっと遠くの方を見ていたせいで、木の根元に意識を向けていなかった。
藤襲山の地形は複雑で、ある一定の場所にしか影ができない為、真菰が先ほど登っていた木にもしっかりと陽光が差す。
鬼の心配はないとはいえ、『灯台下暗し』とはこの事だ、次からは気を付けないといけない。
しかし、それよりも。
「――あっ」
背後。
振り返ったその先、真菰が先ほど登っていた木の根元。そこに座っているのは――間違いなくあの少女だった。
藍鼠色の髪も、黒曜石のような瞳も。
全てが、四日前と変わっていない。
少女はこちらに気づいていないのか、それともあえて無視しているのか。
黙々と、両手で丁寧に広げた折本(小説だろうか)をじっと見つめていた。
「……ふふ」
思わず、苦笑してしまう。
とにかく、真菰は目線が合うようにしゃがみ込み、少女に話しかけた。
「久しぶり、おはよう」
「…………」
少女はすぐに応えた。
小さく、頬を緩ませて。
「うん、おはよう」
――綺麗な目だな。
少女の顔を見て、改めて真菰はそう思った。
最終選別参加における父親とのあれこれ(傍点)は後に出します、お楽しみに。
主人公の将来的な身長はどれがいいか
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166cm
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172cm
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184cm