【RTA】鬼滅の刃RPG『長い長い人の歴史のほんの一欠片』獲得チャート   作:バブ辻オギャン

8 / 61
 感想が増えて嬉しいので連投。


8.玉鋼選択~

 この俺があなたを……錆兎を引き継ぐ……!

 

 これが鬼殲滅の力ァ!なRTA、はーじまーるよー!

 

 前回は残り二日、迫りくる鬼を一気に斬り伏せては斬り……の繰り返しでしたね。

 絵面が何も変わらないので半分以上は倍速でしたが……まぁいいでしょう(マスターロゴス)。

 最後にまさかの手鬼乱入イベントが挟まったのは驚きましたが、前回も言った通り、舐めプしなければ負ける事はありません。

 全方位攻撃も縁壱スペックなら問題なく躱せます、後は刀を折らないよう丁重に斬撃を……ですね。

 稀血くんのおかげでそれなりに経験値も獲得できたのでね、これで万事OKだわ(チャージマン研)。

 

「――では改めて。『皆さま』、ご無事で何よりです」

 

 ・『最終選別』を突破した、これで晴れて鬼殺隊の一員だ。

 

 さて他の同期は……うおっ、結構いますね。

 全部の鬼がこっちに向かって来てたのでもしやとは思ったんですが……もしかして全員合格?

 最低値が真菰ちゃんを含めて三人なので……これは大当たりを超えた大当たり、ここまで上手く進んだのは数える程しか経験してないっすね。

 

「『久しぶり』、真菰」

「――ッ、うん。無事でよかった」

 

 ・改めて、異形の鬼から助けた事に感謝された。

 

 いいゾ~これ。

 しっかり友好度を稼げてますねぇ!順調順調。

 と言うのも、この藤襲山のイベントの中で一番美味しいもの。それは『鱗滝門下生』との帰省イベントです。

 時にはお礼として、時には手伝いとして。

 乱数次第ではありますが、彼らの故郷である狭霧山に招待される事があります。

 で、これの何がいいのかと言うと、当然鱗滝さんの存在なんですね。

 

 このお方、元水柱なだけあって『育手』としての腕前はガチです。

 彼との模擬戦は何が何でもやりましょう、絶対に。

 

 彼の経験値に匹敵するのは……善逸と獪岳の師匠でもある桑島慈悟郎さんぐらいでしょうかね?

 ただ、彼が教えるのは適正数の少ない『雷の呼吸』ですし、トップシェア率を誇る『水の呼吸』を教える鱗滝さんの方が当然育手としては上手です。

 

 と言うか彼凄いですよ、ホントに。

 錆兎と真菰は当然として、それ以外の名無しのモブ弟子十一人全員、下から五番目の階級『(つちのと)』確定ですからね、教え方上手すぎ。

 

 では何故そんな優れた剣士が手鬼如きにやられるのか、それはまぁ皆が鱗滝さん大好き勢だからですね。

 手鬼の放つ煽りの呼吸により呼吸が乱れる……これ実際マジで馬鹿にならなくてですね。

 平常運転での呼吸による筋力強化、これが僅かな呼吸の乱れで最低七割。下手をすれば四割程度に弱体化します。

 怒りで強くなるのはサイヤ人だけなのです。怒りや悲しみを制御し、心を律して戦った方が強いに決まってると言う、鬼滅らしいシビアさがありますね。

 

「それでは、今から『鎹鴉』を付けさせていただきます」

 

 ・立会人の少女が手を叩く。すると空から、たくさんの鴉が下りてきた。

 

 はい、ここで鎹鴉の登場です。

 と言っても、今の麗ちゃんの階級は一番下の『(みずのと)』ですし、鎹鴉の機能もたった一つです。

 任務。任務、任務と任務。任務を挟んでまた任務。

 これは階級が上がる度にできる事が増えていくので、今はまぁ我慢ですね。

 例を上げれば、鎹鴉で誰かに手紙を送る事ができるようになったり、後は鎹鴉越しに刀鍛冶と連絡を取り合い、補助武器の購入や刀のメンテナンスも行えるようになります。

 

「キーッ!邪魔スルナッ!」

「ギャアッ」

「こらこら」

 

 ・自分の所に下りようとした鴉が悲鳴を上げる。いつの間にか、頭に乗っていた鴉に攻撃されたようだ。

 

 いや鴉くん何してんの?

 心なしか双子ちゃんも固まってるように見えるんですがそれは……

 え、何こいつ。もしかして七日前麗ちゃんに可愛がってもらってたあの鴉?

 てか、いつの間に頭の上乗ってたんですか、私も気づけなかったんですけど(恐怖)。

 

「あの……僕はどうすれば?」

 

 麗ちゃん困惑してんじゃん……

 

「…………では、その子に任せましょう。いいですね?」

「ウン、頑張ル!」

「……続いて、次の説明を」

 

 双子ちゃんも困惑してんじゃん……

 いや、流石にこのパターンは初めて見ましたね。

 まさかまさかの鎹鴉からの逆ナン……逆ナンかこれ?そもそもナンなのか?あれ……

 いいか?いいのか?まぁええか(思考放棄)。

 ……まぁいいか!よろしくなァ!

 

「じゃあ、よろしく?」

「カアッ!ヨロシク!ヨロシク!」

 

 ・この子の名前はどうしようか?

 

 はい、ここで鎹鴉の名付けイベント発生です。

 原作とは違いやはりゲームだからなのか、この『鬼滅の刃RPG』では鎹鴉の名前もプレイヤーが付けられます。

 どんな名前でもOKですが、流石にふざけすぎた名前にすると友好度が下がります。ちゃんとした名前にしましょうね。

 お兄さんとの約束だぞ!

 

「君の名前は……そうだ、じゃあ『江檀(コウダン)』だ」

「カァ~ッ!」

「改めて、これからよろしくね」

 

 ・嬉しそうに頬を擦りつけてくる、とても可愛らしい。

 

 はい、名付けも終わったので次は玉鋼です。

 と言っても、ここで特に『これをやれ』って感じのやつはありません、好きなのを選んでいいです。

 一応、大当たりの玉鋼自体はあるし、それを引き当てれば、後に届く日輪刀の性能も凄い事になります。

 が……無敵に近い『透き通る世界』であっても、流石に玉鋼相手だとどうにも……ネ。

 しかも今回、合格者が二十数名もいるので、当たりを引ける確率も低くなっちゃってます、こればかりは仕方ないですね。

 なのでここは好きなのを適当に選びましょう。さぁ、ドーン!(笑ゥせぇるすまん)。

 

「……江檀はどれがいい?」

「ウーン……」

 

 ・折角の機会だ、彼に最初の仕事を頼んでみよう。

 

 え、まさかの特殊イベントですか。

 今回は中々当たりをよく引き当ててるような感じがしますね、これはとても良い。

 いい意味で予想を裏切りまくりですね今回、しかもムービー入ったし、これ勝ち確ですわ。

 

「――コレダ」

「分かった。じゃあこれにしよう」

 

 ・玉鋼(上)を手に入れた。

 

 ごまだれ~!

 ガチャはいい、リリンの生み出した文化の極みだよ。

 話を戻しまして。

 この玉鋼イベントですが、本来は操作キャラクターの特殊スキルに『嗅覚』か『触覚』のどちらかを搭載し、玉鋼を『見定める』とムービーが流れます。

 つまりこういったムービー演出は、当たりの玉鋼を選んだ時にしか流れません。

 そして先ほどのムービー演出。……それが意味する事、お分かりですね?

 そうです、見事二十数個もある中から当たりの玉鋼を、この鎹鴉は見事に引き当てたって事ですね。

 ありがとう江檀……それしかいう言葉が見つからない。

 ……七部アニメまだかな。

 

 ・玉鋼を選ぶと、真菰に話しかけられた。

 ・『改めてお礼がしたい。良ければ一晩、自分の「育手」の下に来ない?』と誘われた、どうしよう?

 

 1.『行く』。

 2.『行かない』。

 

 行くに決まってるんだよなぁ!?

 行かない理由ないんですよね、もう一度言いますけど鱗滝さんヤバいんですから。

 あの人との稽古で獲得できる経験値と上げられる習熟度、血鬼術持ちの鬼とのそれに匹敵しますからね。

 しかも命の危険なし。いやまぁ、そこは縁壱スペックなので元から心配はいらないんですが。

 重要なのはそこじゃなくてですね。

 

 ――鬼と戦わずに麗ちゃんを強くできる。これがマジで有難いんですよ。

 

 無惨様の『警戒カウンター』を一切気にすることなく稽古できる、これがどれだけ素晴らしい事か。

 柱稽古編の鳴女アイは例外ですが、鬼の視線を気にしなくてもいい、それがとてもいい!

 何より真菰ちゃんとの友好度を上げていくのも大事です。

 友好度を上げれば、合同任務の成功率も上がりますし、模擬戦での経験値も上昇。

 これもやらない理由がない。なのでさっさと狭霧山に行きましょう。

 答えは当然、1の『行く』です。

 

「いいよ」

「――、そっか」

 

 ・真菰は嬉しそうに微笑んだ。

 

 カワイイ!

 ホントこの子のキャラデザは素晴らしい……

 鬼滅の刃最終巻でまさかの新規書きおろしが搭載された時、私は発狂しましたからね。

 話が逸れましたが。兎に角、後は狭霧山に向かうだけですね、流石に稽古やらは明日に回しましょう。

 という訳で、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そうか二〇人以上も」

 

 ある、巧妙に隠された屋敷の中。

 『最終選別』が行われた藤襲山、そこにいた鴉とは一線を画す、荘厳な貫録を醸し出す鴉の報告を、男は聞いていた。

 男は既に、両の目から光が失われている。

 一族の『呪い』による短命の運命は、今こうしている間にも加速し、その身体を屍に変え続けている。

 常人ならば、のた打ち回る程の激痛が走っているのにも拘らず、男の声は、変わらず安らかなまま。

 ただ、子供のように純粋な笑みで。

 

「喜ばしいね。それも……一際優秀な子供がいた事が」

 

 どんな剣士になるのだろう。

 今度こそ、忌まわしきあの男の首に、刃が届くのだろうか?

 男の胸中には、様々な数と形の期待が渦巻いていた。

 だが、その中で。

 今最も大きく、男の胸中を占めるものは――。

 

「これは、予感だ」

 

 鴉の説明。

 それだけでも、この千年変わらなかった停滞、それを揺るがす『何か』を思わせる程の強い波を感じる。

 

 ――()

 身も蓋もない言い方だが、この男に限って、それは決して眉唾ものではない。

 

 未来を見通す力、『先見の明』。

 これにより、何度も男の一族、ひいては鬼殺隊そのものは、幾度の危機を乗り越えてきたのだ。

 

「鬼舞辻無惨。君は何度も虎の尾を踏み、龍の逆鱗に触れてきた」

 

 本来であれば、一生眠っていた筈のそれら。

 鬼という悪しき生物が巻き起こした悲劇が、彼らの『悪鬼滅殺』の意思を確固たるものにした。

 

 男、産屋敷耀哉は確信する。

 

 彼の頸に刃を。

 否、それどころか。命に届くであろう。

 その、大いなる変化そのものに――。

 

「だけど、君はとうとう。『それ』に触れてしまったんだ」

 

 決して起こしてはならぬ巨龍の気配。

 それによる運命の収束を予感して、耀哉は小さく笑った。




 大正コソコソ噂話
江檀の性別は♂。
期待のルーキーとして鴉界で注目されていたが、素行の悪さ故周りから嫌われていた。
しかし『最終選別』会場にて運命の出会いを果たす。
麗に一目惚れして以降、素行の悪さは鳴りを潜め、彼女の為に尽くすと決めた。
麗が大好き。麗が好きなものは好き、逆もまた然り。

主人公の将来的な身長はどれがいいか

  • 166cm
  • 172cm
  • 184cm
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。