プロローグ
私は雨が嫌いだ。外で友達と遊べないし、雨の日に匂ってくる土の独特の匂いが嫌いだ。そして私の家族を殺されたからだ。
そう私一人を残して父も母もそして兄も魔獣に殺された。
そのとき私たち4人はリベール王国に旅行に来ていた。
旅行の最終日エルモ村からツァスト市に向かう途中で襲われた。
いきなりだった。前を歩いていた父と母が倒れて、兄は私の手を引いて走り出した。
その後兄は小さな穴に私を入れて兄は私から離れた。
私は兄の『すぐに戻る。ここで待っていろ、』と言う言葉を守った。
がしかし、兄は戻ってこなかった。私が見たものは兄の変わり這ってた姿だった。
私はその姿を見たとき身の前が暗くなり意識を手離した。
私は目の前が明るくなったので目をあけた。しかしそこは知らない場所だった。
「あら?気が付いた?」
扉の所に銀髪の女性がいた。
「えっと・・・ここは?・・・あれ?」
私は身体を起そうとしたが力が入らなかった。
「無理しないで。貴女・・・三週間くらい寝ていたんだから。」
女性は私の身体を優しく押して毛布を掛けてくれた。
「すみません。なんかお世話になってしまって・・・」
「気にしないで。街道を歩いていたら、道端に倒れていた貴女がいただけだったし・・・」
女性は暗い顔をしたので私はある程度状況が分かった。
「お姉さん。気にしないでください。」
「そうね・・・でも、貴女は気にしているのよね。」
「え?」
「貴女。泣いているわよ。」
女性に言われて私は初めて涙を流していることに気が付いた。
「今は思い切り泣きなさい。今は、私しかいないから。」
女性の言葉で私は思い切り泣いた。
「うっ。うっ。うわぁぁぁ。私・・・私・・・一人だよ・・・一人ぼっちだよ・・・」
「どう?落ち着いた?」
「すみません。」
「いいのよ。」
あれから私は結構泣いた。その間女性は私の頭を撫でていてくれた。
「この後の事はゆっくり考えなさいな。今は、身体を休めることを考えなさい。」
女性は、私の頭を撫でながら微笑んでくれた。
「はい・・・って言っても本当に一人になったから・・・」
「あら?外国に親戚とか居ないの?」
「はい。私・・・養女なんです。だから親戚の人たちには疎まれていました。そんなの関係なしに育ててくれたのが今の両親と義兄でした。」
女性は私の話を聞いて何かを考えていました。
「そう・・・それじゃ・・・貴女!私の妹になりなさい。」
「はい?へ?えぇぇ!」
女性に提案に私は声をあげる。
「そんなに驚かないでくれないかしら?」
「あぅ。すみません。でも、ご迷惑じゃありませんか?」
「気にしなさんな。妹が一人二人増えた所で気にしないわよ。」
女性は笑いながら私の頭を撫でて、私は女性の提案を考える。
(そうね。この人なら、私を受け入れてくれる。)
そう考え付いた私は決心した。
「よろしくお願いします。お義姉ちゃん。」
「よろしくね。あ!そうだ。私はシェラザード・ハーヴェイよ。」
「あ!私はアリアですアリア・チェリーです。」
はい。後書きです。
初めて投稿した小説です。
鈍亀ごとくの更新ですが生暖かく見ていてください