「お義姉ちゃん?朝だけど起きてる?」
アリアがシェラザードの家に来て半月がたった。
「う。うん?アリア?」
「お義姉ちゃん・・・お願いだからお酒の瓶をそのままにして寝ないでよ。」
「あ・・・うん。ごめん。ごめん。」
シェラザードは苦笑いしながら、義妹のアリアを見る。
アリアはしょうがないなぁと思いながら空になった瓶を片付けていく。
シェラザードはそんなアリアを見ながら微笑む。
アリアの姿は昔のシェラザードそのものだった。
と言ってもシェラザードほどの抜群のプロポーションではない。しかし、アリアもそれなりのプロポーションであるが本人は恥ずかしいのかそれを隠したがる。
前にシェラザードがアリアを連れて王都グランドセルのデパートに行った時露出の高い服を着せた時顔を紅くして『似合わないよ~』と言いはなったがシェラザードは強引にアリアに着せたのだが似合いすぎてシェラザードも見とれて言葉が出なかった。
そのあとテンパったアリアは勘違いをしてその場で脱ぎ出した時はシェラザードは慌ててアリアを抑えて似合っているから大丈夫よと言って事なきを得た。
その時の服はアリアの部屋のクローゼットの一番奥に入っており、アリア曰くあんな露出の高い服は絶対に着ませんと言っていた。
「お義姉ちゃん?どうしたの?」
「え?ううん。どうもしないわよ。」
「そう?朝ごはん出来たから食べよ。」
「そうね。食べましょう。」
そう言ってシェラザードはベットから立ち上がりリビングに向かうのであった。
「えぃ。よっ。はいっと。」
アリアはシェラザードが仕事で居ない間庭で鞭の練習をしていた。
がしかし、シェラザード見たく百発百中とはいかなかった。
その事をシェラザードに言って見たら、シェラザードも昔は百発百中ではなかっと聞いた。
「うーん。半分くらい当たるようになったかな?他の得物だったら百発百中なのになぁ~」
アリアはそう言いながらテラスの椅子に座る
アリアは後ろのホルスターに手をかける。
今は空だがそこにはトンファーが収められるようになっていた。
そしてもうひとつアリアの部屋の隅に置いてある武器がある。
アリア自身まだ使えこなせていない義兄の形見の武器であった。
「ただいま。アリア。」
帰ってきたシェラザードはアリアの向かいに座る。
「どう?練習は?」
「うーん・・・半分くらい当たるようになったかな?」
アリアは一瞬考えて正直にシェラザードに話した。
「そう。じゃあ・・・気分転換に出掛けるわよ。」
シェラザードは立ち上がり、アリアの手を引く。
「お。お義姉ちゃん!引っ張らないで~」
ロレントの街にアリアの声が響き渡ったのであった。
何だかんだで第1話です。
ここ暫くはどたばたが続くと思います。