他称天才トレーナーと他称軍人ウマ娘が織り成すチーム物語   作:どうしようもない人

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サブトレーナーからの卒業

ある昼下がりのこと

 

「独立?」

 

「そうだね、君がこのチームに来てもう二年、君はもうそろそろ一人のトレーナになっていいかなって思ってね」

 

二人の男が会話をしていた

 

「理由は?」

 

「相変わらず簡素だねぇ言葉が」

 

男の言葉に苦笑いになったもう一人の男は言葉を続ける

 

「まぁ、理由としては周りからの評判だね。僕以外にも沢山のトレーナーが君のことを評価しているさ、この鳴かず飛ばずのチームを中堅チームにまで押し上げた実力をね」

 

「大したことはしていない、ただサブトレーナーとしてあなたの業務をサポートしただけだ」

 

「...そうかい、まぁ君が言うならそうなんだろうけど...その言葉、他のトレーナーが聞いたら顔を引き攣らせるだろうね」

 

「...」

 

「話を戻すと、この話自体理事長さんから依頼されてね。君を一人のトレーナーとしたいって」

 

「そういうことなら...了解した、二年間世話になった」

 

サブトレーナーの方はその言葉に納得したのか了承し、トレーナーの方に感謝の言葉を述べた

 

「それはこっちのセリフだよ...ありがとうね、僕の評価も上がったし...まぁでも年だし、そろそろ引退だね」

 

トレーナーの歳はぱっと見もう50代になっているだろう

 

しかしサブトレーナーの歳はまだ20代に見える

 

「君がいいチームを作れることを祈ってるよ」

 

「では」

 

「あぁ、チームのみんなにお別れの言葉位は言ってあげなよ〜」

 

────────

──────

────

 

「というわけだ、世話になった」

 

「...毎度毎度唐突ですね、まぁそれはそれとしてお世話になりました」

 

「え〜!もうお別れですか〜!?寂し〜」

 

「うっそ!独り立ちってこと?...まぁサブトレーナーのことだしいつかあり得るとは思ってたけど...」

 

サブトレーナーは全員ではないが今日集まったメンバーに別れの言葉を送っていた

 

みんなの反応というと、驚く者や寂しがる者、案外すっと受け入れる者と分かれていた

 

「ご指導ありがとうございました!あなたのお陰で重賞勝つことができました!」

 

「あっ私も!」

 

「GIで掲示板に入れたのはサブトレーナーのおかげだよ!ありがとう!」

 

このチームは前までなら重賞に出るのがやっとでGIなんて夢のまた夢

 

それをこのサブトレーナーが変えたのだ

 

その結果今ではチームのほぼ全員が重賞にて結果を残し、GIに出れたメンバーもいた

 

「たまには顔を出す、以上だ」

 

「その時は差し入れお願いしま〜す」

 

「あんた図太いって...」

 

「お世話になりました〜」

 

────────

──────

────

 

「...どうしよ」

 

件のサブトレーナー、日色零(ヒイロレイ)は一人で頭を悩ませていた

 

(この件は受けて正解の結果が出ています、その後の予測は...)

 

(やらなくていい、ゼロシステム)

 

それはこのゼロシステムと呼ばれているものについてだった

 

これは簡単に言えば未来予測ができるシステムで、これによって彼はチームの成績を上げていた

 

しかしこのシステムも万能ではない

 

長い時間システムに干渉していると精神が汚染されゼロシステムに乗っ取られてしまうデメリットもある

 

これに耐えなければいけないせいで彼はまともに会話ができないのである

 

先程言葉が簡素と言われた理由がこれだ

 

「...こんなんでまともなトレーナーが務まるか?」

 

トレーナーというのは担当とのコミュニケーションが重要になる

 

反りが合わなかったりあまりコミュニケーションを取っていないと契約解除もある

 

「...はぁ、転生してトレーナーになれたはいいが...」

 

(これがセットで付いれるのはなぁ...オフにできないし)

 

本来のゼロシステムならオンオフの切り替えができるのだが、彼のはできなかった

 

(待てよ?そもそも契約まで持っていけるか?会話すらできない可能性があるぞ?)

 

(まぁ、詳しいことは後日たづなさんが説明してくれるみたいだしなんとかなるでしょ)

 

「...あの人、チームって言ってたよなぁ」

 

世話になったチームのトレーナーの言っていたことを思い出す

 

『君がいいチームを作れることを祈ってるよ』

 

「...出来るか?俺に」

 

実力はある、会話力はない

 

(トレーナーをやるにおいて大事な物が足りてないが...あの人から応援されたんだ、やってやるよ!)

 

「取り敢えず、選抜レースとかあるか見てこよ」

 

(スカウトが成功するかの予測を開始...)

 

「...」

 

「はぁ...」

 

(システムゼロ!オフ!!!)

 

(出来ません)

 

(クソが)

 

この先が不安な彼だったが...

 

 

 

 

「任務了解、オペレーショントゥインクルシリーズを開始する」

 

「...それでいい(な〜んで最初の担当がヒイロみたいなやつなんだよ!どんな偶然だ!)

 

一応はなんとかなった...のであった




他小説のやつを八割そのまま出しました

まぁ気にしなくて大丈夫です
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