人理を照らす、開闢の星・破章〜almighty,grail,war〜 作:札切 龍哦
名前 レプンカムイ
クラス ライダー
ステータス
筋力 EX 耐久 EX 敏捷 D+++ 魔力 EX 幸運 A++ 宝具 EX
クラススキル
対魔力 EX
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
種別を問わず、魔術に分類される物では彼を害する事は不可能。
気配遮断(海) EX
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
本来は完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がるスキル。
気配遮断(海)は水中限定でしか発動しない代わりにランクの低下が発生しない。
水辺フィールドにいる時、自身にスター発生率上昇、宝具を含むアーツカードで攻撃時にスター大量獲得を付与する状態を付与する。
騎乗 EX
乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。乗り物という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
陣地作成(海) EX
本来は自らに有利な陣地を作り上げる。「工房」の形成が可能になるスキル。
陣地作成(海)の場合は海の力を帯びた水辺を展開する。
自身にアーツ性能、クリティカル威力上昇を付与し、自身がフィールドに存在する時にフィールドに水辺の状態を適応する。
海神の神核 A
神性を含む複合スキル。
稀有な特例として、サーヴァントとして召喚される疑似サーヴァントレプンカムイは疑似的な神核を有し、英霊ではなく神霊サーヴァントとしての霊格を有する。
保有スキル
沖の神 EX
レプンカムイを表す。
レプンカムイは現地では海神の中でも最も重要な神とされている。
さまざまな海の幸を人間にもたらす豊漁の神として崇拝された。
特に鯨を届ける神として知られている。
また、レブンゲという地に住む巨大な蜘蛛の化け物ヤウシケプが、コタンという地を荒しまわる様子に心を痛めた海の神レプンカムイによって海に引きずり込まれ、地上に害を成す事がなくなったという伝承も存在する。
自身にクリティカル威力上昇、魔性特攻、超巨大特攻、クリティカルが発生した時に確率で即死を付与する状態を付与する。
魔力放出(水) B
水の形態の魔力放出を行う。
レプンカムイは海を司る神である事から所持している。
神霊変性 EX
女神変性に類似するスキル。
神霊に変生する。ものすごいバフ祭り。
自身にクリティカル威力、宝具威力、NP獲得量、弱体耐性上昇、無敵を付与する。
天性の肉体 A
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、一時的に筋力のパラメーターをランクアップさせることが出来る。
さらに、鍛えなくても筋骨隆々の体躯を保つ上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
環境変化による肉体の影響を受けず、常に最高の状態が保たれる。
信仰防御 EX
依代に由来する能力。
特殊な防御属性。
伝承防御と似て非なるスキル。
人々からの厚い認知(信仰)によって成立する。
世界最強であるという人々の認知によって条件を満たした敵の攻撃を軽減・無効化する。
自身に防御力上昇、ダメージカットを付与し、敵全体に毎ターン〝蛇以外の竜種〟特性を持たない敵に攻撃力を大幅に低下する状態を付与する。
頂点捕食者 EX
依代に由来する能力。
特殊な攻撃属性。
人々からの厚い認知(信仰)によって成立する。
人々の世界最強であるという認知によって、驚異的な攻撃能力を獲得し、敵には恐怖心を与える。
自身に攻撃力、アーツ性能、バスター性能、クイック性能、宝具威力、クリティカル威力上昇を付与。
敵全体に毎ターン恐怖、強化解除、解除された強化の数だけ敵全体に防御力と即死耐性低下を付与する状態を付与する。
宝具
海神が招く暴風の息吹(レプンカムイポーカウシペ)
ランク:EX 種別:対海宝具
レンジ:3099 最大捕捉:─
由来:レプンカムイが引き起こすとされる数日間に渡って海岸で起こる吹雪。
レプンカムイが子供の出産に立ち会えなかった時にも起こすとされる数日間に渡って吹きすさぶ猛吹雪を発生させる。
この宝具の最大の特徴は、宝具発動時に敵軍にダメージを与えた後、一定時間毎、すなわちターン終了後に追加でダメージを与え続けるという事にある。
自身に宝具威力上昇を付与し、敵全体に確率でスキル封印、宝具封印、スタンを付与する攻撃を行う。
追加効果としてターン終了後、敵全体に確率でスキル封印、宝具封印、スタンを付与する追加ダメージが発生する状態を付与する。
また、水辺フィールドで宝具を使用すると宝具威力、追加ダメージと共に弱体付与成功率上昇が付与される。
冥界の魔物
ランク:A 種別:対獣宝具
レンジ:3~50 最大捕捉:50
由来:依代の呼び名の一つ。
この依代はそのあまりにも強力な力から、人々から恐怖の対象として認識され、同時に力強く、恐ろしく、そして神秘的なものとして人々から認識された事でこの呼び名で呼ばれる事となった。
仲間達を召喚し、敵に連携して攻撃を仕掛ける。
この仲間達は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。
またこのチームワークは抜群であり、どんなに巨大な相手でも仕留める事ができる。
自身に宝具威力上昇、地属性特攻を付与し、敵全体に確率で即死を付与する猛獣特攻攻撃を行う。
解説
北海道、アイヌの神話に登場する海神、沖の神を意味する神霊レプンカムイ。
そんなレプンカムイが依代を用いて現界した疑似サーヴァント、なのだが、彼の場合かなり特殊な依代を用いて現界している。
それは、依代が人間ではなく、シャチであるという事である。
これにはれっきとした理由がある。
アイヌの神話においての神霊をカムイといい、
カムイは本来神々の世界であるカムイモシリに所属しており、その本来の姿は人間と同じだという。
例えば火のカムイであるアペフチカムイなら赤い小袖を着たおばあさんなど、そのものを連想させる姿と考えられている。
そしてある一定の使命を帯びて人間の世界であるアイヌモシリにやってくる際、その使命に応じた衣服を身にまとうという。
この衣服とは人間のそれとは大きく異なる。
例えばキムンカムイが人間の世界にやってくる時にはヒグマの衣服(肉体)をまとってくる。
また、カムイは人造物であっても、家、舟、精魂を込めた刺繍などにも存在すると考えられた。
あらゆるものに魂(カムイ)が宿ると信じるその特徴からアイヌの宗教はアニミズムに分類されている。
そしてレプンカムイとは、シャチの肉体を衣服として出現したカムイを表している。
つまり、神話公式動物疑似サーヴァントである。
レプンカムイについて
さまざまな海の幸を人間にもたらす豊漁の神として崇拝され、特に鯨を届ける神として知られている。
ただし、レプンカムイはあくまでもシャチに宿ったカムイの名前であり、特定の神霊の名前という訳ではない。
ある神謡には夫婦のレプンカムイが登場する。夫がキムンカムイの娘の元から帰ってこないことに怒った妻が、その娘の元に赴く。しかしその娘は産褥のため、干渉してはいけない期間にあった。にも関わらず、妻神は娘を無理やり外に連れ出させ、争った末に殺してしまった。これにより、妻神は夫神に見放され、栗鼠の姿に化生し、海に戻ることが出来なくなったという。
またある民話に登場するレプンカムイは人間の女の心に恋をし、彼女を惑わして夫の大切な品を捨てさせ、そのかどで夫に殺させようとした。しかし親のレプンカムイにその悪い心を糾弾され、女は後に夫の元に戻ることができた。
この様に複数のレプンカムイが存在する。
このレプンカムイはヤウシケプ退治のレプンカムイである。
ヤウシケプ退治
かつてレブンゲ(礼文華)の地に巨大なクモの怪物「ヤウシケプ」が現れ、家々を破壊し、土地を荒らし回った。
北に離れた積丹の村長が旅中におとずれ、洞窟に隠れていた5人の男から事情を聴きだし、これらを連れて洞爺湖にいる村長の息子を頼った。
そしてサマイクルカムイとオキクルミにクモを小さくさせてほしいと頼んだが、その執行を命じられたニッネカムイ(魔神)の力がおよばなかった。
そこで次に頼まれた海の神レプンカムイが、地上の人々を救うためにヤウシケプを海に引き取ればよいという話になり、噴火湾内に引き入れられたヤウシケプは姿をタコに変えられた。
これがアッコロカムイとして威を振るうようになったのだという。
依代
ご存知頂点捕食者シャチ。
アザラシ、マッコウクジラ、シロナガスクジラ、ホホジロザメ、ホッキョクグマをも補食する最強生物。
日本だけでも「サカマタ」と「タカマツ」を筆頭に、「シャチホコ」「シャカマ」「タカ」「クジラトウシ」「クロトンボ」「オキノカンヌシ」など多様な別名が存在する。
シャチの学名Orcinus orca (オルキヌス・オルカ)のorcaは女性名詞でクジラの一種を意味する言葉であり、Orcinus はラテン語の女性名詞 orca に男性接尾辞 -inus を付加したものであるのだが、同じ綴りのラテン語形容詞 Orcinus「冥界の」とorcaの「魔物」という意味が合わさり、冥界の魔物と呼ばれてしまう事がある。
ただし、頂点捕食者であり、キラーホエール等の名前の事を考えるとあまりにも似合い過ぎている為、冥界の魔物の名前は違和感がなく、こちらで認知されている事が多い。
これにより宝具冥界の魔物は無辜の怪物に近い方法で獲得しているものとなっている。
また、知能と社会性が非常に高く、一部の個体群は非常に安定した母系制の群れを形成する。特定の群れでは洗練された狩猟技術と発声行動が世代から世代へと受け継がれており、文化の現れであると考えられている。
海に存在する獲物を狩る時は流氷の上のアザラシを波を起こして流氷を揺らしてアザラシを海に叩き落としたり、ホホジロザメの弱点を発見するとサメの肝臓目当てで狩る様になり、更に狩りの方法を仲間に教えているらしい。
なお、シャチが人間を襲う事はなく、その高度な知能によって人間が捕食対象ではないことを知っているからとされている。
しかし、知能が高く、それ故に好奇心旺盛な為、人間を獲物ではなく、おもちゃや遊び相手と勘違いして近づいてくることがある。
その為、シャチに危害を加えられる可能性は低いものの、人間にとっては危険な状況になることもある。
疑似サーヴァントレプンカムイ
伝承に則った由緒正しい方法で現界している疑似サーヴァントレプンカムイは、通常の疑似サーヴァントより高いランクの神核スキルを所持しており、また神霊が生物として強力な依代を得ているが為に、特にフィジカル面に関しては強大な力を発揮する。
彼がライダークラスである理由はレプンカムイそのものがマスター等を乗せる乗り物になる為。
敏捷D+++は陸上ではDランク相当で、水中では倍加する事を意味する。
なお、陣地作成(海)によって周囲の空間に大量の海水を展開する事で、空中だったところを飛ぶように泳ぐ為、実質常時倍加状態となる。
また、サーヴァント化した際に、依代のシャチが持つ世界最強の捕食者の概念をスキルとして獲得しており、基本的に現代で一般的に実際に存在した事が認知されている生物及びその特徴を持つ存在に対して効果を強く発揮するものとなっている。
ただし、竜種の様な一般的に実在しないと信じられている存在に対してはこれらの能力の効果が低下するが、実際に存在する蛇等に近いものに対しては効果を発揮する。
もっとも、水中で活動できない竜種の存在も確認されており、そういった相手には有利に戦う事ができる。
ちなみに、クトゥルフ等も食いがいの有りそうなデカイタコと認識したりする。
また、水着BBは触手を見られてしまうと、つぶらな瞳で一口だけ、先っちょだけ(シャチ比)と食べさせて欲しいと(見た目は)可愛くおねだりしてくる。
アクアに対しては依代が水の力を持つ玩……面白い人間さんと認識、遊ぼうと甘噛み(シャチ比)したり、一緒に泳ごうと咥えたまま海底に引き摺り込んだりする。
最近は鮫肝に嵌まっているらしく、機会があれば〝新鮮な鮫肝〟をマスターである龍華にプレゼントしようと考えているらしい。
彼はちゃんと待てができるので、サメ兵士達の運命は龍華が握っていると言っても過言ではない。
ヘビーアームズさん、ありがとうございました!