人理を照らす、開闢の星・破章〜almighty,grail,war〜   作:札切 龍哦

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本編は土曜日には更新いたします!


マテリアル〜才女〜

真名:カタリナ

クラス:◾️◾️◾️

出典:◾️◾️◾️

地域:エジプト

時代:207年~305年

性別:女性

身長:167cm

体重:53kg

スリーサイズ:B99.9/W55.5/H88.8

属性:◾️◾️・◾️ 副属性◾️

好きなもの:?

嫌いなもの:何故か聞かれると露骨に不機嫌になる為、不明

イメージCV:水樹奈々

 

ステータス

筋力:C

耐久:EX

敏捷:B +

魔力:A

宝具:?

幸運:?

 

概要

聖カタリナ。

アレクサンドリアのカタリナ、聖大致命女エカテリーナとも。

十四救難聖人の一人でもある、キリスト教の聖人の中でも高い知名度を誇るうちの一人。

守護対象はキリスト教の弁証者、車輪職人、教育者、弁護士、看護師、少女などの他、オックスフォード大学やパリ大学などいくつかの学術機関も含まれる。

 

キリスト教における「才女」の代表格。

エジプトのローマ帝国領アレクサンドリアに生まれる。

アレクサンドリア知事の娘であった彼女は最高級の教育を受けて育ち、その天賦の才能も相俟って様々な学問に優れた美しい女性へと成長した。

類い希なる美貌と優秀な頭脳を併せ持った完璧な女性となった彼女は……当然ながら幾人もの男性から求婚を受けるも、その全てを跳ねつけてしまう。

そんな日々を送る中、カタリナは彼女の母親が当時禁止されていたキリスト教を信仰していたことに興味を持ち、ものは試し、程度の意識でその教えを受けることにする。

果たして、彼女はその尊い教えに魅せられ、どんな男よりもその教えに自らの身を捧げることを心に決める。

一説によれば、イエスと結婚の契りを結んだ、とも言われる。

しかし、時はキリスト教迫害の気風。それに反発した彼女は、自ら皇帝に直訴し、キリスト教への弾圧を説くよう謁見を求めたという。

果たして彼女は時の皇后を改宗させることに成功し、更に彼女を惑わそうと迫った50人の異教徒の学者たちを次々と論破したという。

だが、逆上した皇帝はその賢者たちを全て処刑し、カタリナをもまた牢へと入れてしまった。

そして恩赦を与える代償として改宗と婚姻を迫られるもこれを拒絶した彼女は、「車輪刑」によって処刑されることとなる。

その後の顛末は、伝説に伝わる通りである。

主の加護により車輪を粉々に砕いた彼女は、更に皇帝の怒りを買い、もはや見せしめや苦痛を与えることすら煩わしくなったのか斬首によって処刑される。

しかしその切り口からは血液でなくミルクが溢れ出たという。死後、その遺体が天使によってシナイ山へと運ばれたとする逸話もある。

 

カタリナはキリスト教に殉じた才女・働く女性・弁論を振るう女性の聖人として祀られることとなり、様々な職業や学業を守護することとなる。

かのジャンヌ・ダルクが神の声を聞いたとされるときに、大天使ミカエル、アンティオキアのマルガリータと共に現れたのもこの聖カタリナであったとされる。

 

 

ているが、正確な生年・没年、出生場所などが分かっているにも関わらず、彼女の存在は史実ではなく「伝説」であるとされる。その理由は……。

 

 

性格

明るく素直で誰にでも屈託がなく、快活で何事にも一直線で誰かと話すことが大好きな社交的な性格で、友達を作るのも上手。

外向的なだけでなく胆力もあり、気難しそうな者や威圧感のある者にも物怖じせずに話しかけ、自然と打ち解けてしまう人間的魅力の持ち主。

ただし、本人がノリノリになるとついマシンガントークを始めてしまいがちであり、気弱であったり口下手な相手を萎縮させてしまうことも。

 

このような性格から能天気で考えなしな性格だと思われがちであるが、実際には才女の聖人の名に恥じることない洞察力・思考力・理解力の持ち主。

とにかく頭の回転が速く、特に人の特徴や考え方、癖などを見抜く能力に長けている。

 

考え方はいかにも宗教観において語られる聖女らしく、寛容で包容力に満ち、それでいて邪悪なる者には断固とした態度を取る。

心優しく誠実で真っ直ぐであり、力なきものや迷えるものに積極的に導きを与える一方で、悪逆を為さんとする存在には決して屈することなく、正しき道へと矯正する。

もしも改悛の見込みがないと判断した場合には自らの命を擲ってでもその非道を阻止せんと尽力する。

このようなスタンスゆえ、善人ではあるがマスターに従順なサーヴァントとは言いづらい。

マスターの指示より自身の判断を優先し、マスターの価値観より自身の価値観を優先し、一人のマスターの願いよりその他多くの人々の幸福を優先する。

それゆえマスターが善人であるほど扱いやすく、悪人であるほど扱いづらくなるサーヴァントと言えよう。

まあ、そもそもキリスト教に名高き聖女をわざわざサーヴァントとして呼ぼうとする時点でそのような悪人がマスターである可能性は低いのだが。

とにもかくにも、まさに「完璧超人」と呼ぶのに相応しい人格を持つ。

 

外見

金髪で目が少し垂れ目、服装・声こそ異なっているがオルガマリー・アニムスフィアと瓜二つの外見をしている。

 

 

能力

対魔力:EX

魔術に対する耐性。

その聖人としての格の高さから特級の耐性を誇る。

 

道具作成(車輪):A

道具作成スキルの亜種。聖カタリナのシンボルの1つである車輪を作り出す。

 

殉教の加護:A→-

信仰の加護の亜種スキル。

例え自らの生命が失われる事になっても信仰を捨てなかった事によって得られる肉体・精神の絶対性。

生前の逸話から彼女は最高ランクを誇る。

 

 

 

 

--------筈なのだが、現在はこのスキルが失われている。

 

魔力放出(光):A

聖人・聖女・聖騎士にのみ許される亜種魔力放出。悪属性に対してアドバンテージを有する。

 

救難聖人:A

聖人スキルの亜種スキル。

通常の聖人スキルではサーヴァントとして召喚される場合「秘蹟の効果上昇」「HP自動回復」「『カリスマ』を1ランクアップ」「聖骸布の作成が可能」の中から、ひとつを選択するものなのだが、彼女の場合選択ではなく、全てを召喚された場合に使用可能。

 

また十四救難聖人の一人であるため彼女の守護対象に対する「即死」効果を無効化する。

 

対拷問:A+

拷問や苦痛に抵抗する精神力を示すスキル。

いかなる肉体的・精神的ダメージを受けたとしても、心が折れたり正気を失うことはない。

ただし、あくまでも精神に対するスキルであり、肉体の損傷や衝撃などを軽減することはできない。

また、「拷問技術」スキルや「加虐体質」スキルなど特定のスキルの効果を大きく減少させる。

彼女の場合生前の逸話から拷問にかけられてる間の僅かな時のみ同ランクの「超怪力」スキルを獲得し、拷問器具を物理的に破壊する事ができる。

 

ミルクの血:B

斬首によって処刑された際、その切り口からミルクが溢れ出たと言う逸話からなるスキル。

彼女の血液は高い栄養価を誇るミルクとなっている。

見てくれこそ衛生的に悪いが聖人としての力により衛生面はバッチリ。

 

聖女への導き:EX

聖カタリナはかつてまだ村娘だった頃のジャンヌ・ダルクが神の声を聞いた際に大天使ミカエル、アンティオキアのマルガリータと共に現れたとされる。

聖人・聖女としての素養を持つ者の前に現れ啓示に近い形で導きを与える。

 

改宗を成す、聖人の理論:EX

その高い知性と教養によって当時のキリスト教が迫害されていた時代において時のローマ皇帝の皇后を改宗させ、彼女を惑わさようとした異教徒50人を論破した事から獲得したスキル。

主の教えを伝える際に高い補正がかかる。

 

と、カタリナは認識しているが実際の効果は異なっている。

 

 

 

 

宝具

◾️◾️◾️

詳細不明

ある理由から聖カタリナは自らの宝具を認識する事が出来ない。

 

関連人物

コンストゥス

父にして当時のアレクサンドリアの市長。

 

マクセンティウス

当時のローマ皇帝にしてカタリナを処刑した張本人。

 

ジャンヌ・ダルク(ルーラー)

かつて導きを与えた少女。

カルデアに召喚された場合は、後方から見守っている。

 

女教皇ヨハンナ

ある事情からシンパシーを感じている。

 

◾️◾️◾️◾️◾️◾️

カタリナの霊基に多大な影響を与える人物。

ただしカタリナはこの人物のことを認識する事ができない。

 

仮に認識してしまった場合彼女はその場で命を落とす事になるであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、聖カタリナに対するネタバレを含みます。

 

 

 

 

・聖人の真実

まず、前程としてカタリナは実在していない伝説上の聖人である。

 

にも関わらずカタリナは生年や没年、生まれた都市などといった詳細なプロフィールの判明している。

 

そんな彼女がなぜ「伝説」とされるのか。

それは、その詳細が分かっているからこそ、彼女の生涯、彼女の過ごした境遇が、歴史的資料に基づく「史実」と比較して大いなる矛盾を孕んでいるからである。

 

 

まずカタリナの父である「アレクサンドリア市長コンストゥス」なる存在が、カタリナ関連の資料にしか登場せず、その存在に疑いが大きいこと。

 

更に言えばカタリナ処刑時の皇帝、即ちローマ皇帝マクセンティウスの妻は初めからキリスト教徒であったこと。

そして何よりも、皇帝の配偶者がキリスト教徒であったことからも分かるように、そもそも皇帝マクセンティウスは領内におけるキリスト教信仰に対して容認の態度を示しており、「カタリナがキリスト教徒として弾圧を受けたこと」自体が疑わしいことなどが根拠となる。

それゆえに、現在ではアレクサンドリアの聖カタリナの存在は創作されたものであると考えられている。

 

では、彼女はなぜ生み出されたのか。なぜ他の伝説の人物たちと異なり、いかにも実在の人物であるような詳細な「設定」が作り出されたのか。

 

それは「カタリナに対応する、実在した何者かが存在する」からである。

 

一つ。アレクサンドリアという都市の人物であること。

一つ。類い希なる才能を持った才女であること。

一つ。その知性で女性の身でありながら多くの男性の尊敬を得たこと。

そして一つ。「キリスト教」の名の元に迫害を受け、そして惨殺されたこと。

 

 

───カタリナ伝説の由来となった人物は、アレクサンドリアに名高き女性科学者「ヒュパティア」であると言われている。

 

 

しかし、ヒュパティアとカタリナには決定的な違いが存在する。

 

伝説のカタリナは「キリスト教徒として迫害を受け」惨殺された。

史実のヒュパティアは「キリスト教徒に迫害を受け」惨殺された。

明確な一点にして、決定的な違いである。

 

 

・改宗を成す、聖人の理論:EX

カタリナすら認識していないこのスキルの本来の力、それはキリスト教の最高存在ーーーーーーこの場合はビーストΩになるーーーーーーと霊基を同調させる事でキリスト教の信徒ではない存在の精神、価値観、経験、魂に至る、“人間の中身”にあたる領域を改変させ信徒へと隷属化・同一化させる為のスキル。

 

例え、いかに強固な精神耐性を有していようが、他の神話における信仰の加護に相当するスキルや宝具を有していたのしても最高存在と同調した彼女の声を“認識”してしまった時点で、一切の例外なく改宗、、、否ビーストΩの隷属下に置かれる。

 

言うなれば聖カタリナと言う聖人はこの力を行使する為に鋳造された架空の聖人であるとも言える。

 

 

宝具

主よ、我らが愚行を赦したまえ。(アレクサンドリア・セント・エカテリーナ)

種別:対人宝具

ランクA+

レンジ:1

最大補足:1人(自身)

史実における科学者ヒュパティアの惨殺。

これは当時のキリスト教の価値観においても十字軍と並ぶ愚行とされていたとされる。(彼女の教えを請うためにアレクサンドリアを訪れるものたち中にはキリスト教徒もいたのだ)

 

聖カタリナはその愚行に少しでも正当性を持たせる為に「かつてアレクサンドリアで殉教した信徒」と言う一種の対抗神話の様な形で祭り上げられた聖人である。

 

その影響か英霊の座において英霊カタリナは英霊ヒュパティアの別側面--------というより鏡映しの存在として登録されている。

 

鏡映しの存在である為、カタリナの側面が召喚されている限り、ヒュパティアの側面は召喚される事はなく、逆にヒュパティアの側面が召喚されている限り、カタリナの側面は召喚される事はない。

 

この宝具はその逸話と性質が具現化した宝具であり、カタリナ側は真名解放を行う事はできない。

 

サーヴァントとしてヒュパティアが召喚される場合に限り、この宝具は強制的に発動し、ヒュパティアの霊基を眠りにつかせカタリナの霊基によって覆い被す。そうする事でサーヴァントの真名、属性、ステータス、スキル宝具をカタリナの者にして運用できる。ただし完全に覆い被せれるわけでなく一部要素はヒュパティアの側面が出てしまう。(クラス・属性が不明、殉教の加護のランクが下がってるのはその為)

 

またカタリナ自身はこの宝具の存在を認識しておらず、認識してしまった場合、彼女はヒュパティアに対する罪悪感と贖罪の為『壊れた幻想』により自害してしまう。

 

そんな理由のためこの宝具はカタリナが認識できない様に徹底的に秘匿されている。

 

 

そしてこの宝具が力を失った時、眠りについていたヒュパティアが目を覚ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真名換装

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真名:ヒュパティア

クラス:アヴェンジャー

地域:ローマ帝国エジプト属領・アテナイ

時代:4〜5世紀

出典:史実

性別:女性

身長:167cm

体重:53kg

スリーサイズ:B99.9/W55.5/H88.8

属性:秩序・悪 副属性:人・地

好きなもの:天体観測、学問

嫌いなもの:宗教(特にそれ絡みの権力闘争)

イメージCV:水樹奈々

 

ステータス

筋力:C

耐久:EX

敏捷:B +

魔力:A

宝具:EX

幸運:E

 

概要

4~5世紀頃の人物。当時の科学の最先端を走っていた女性。

征服王イスカンダルが建設を命じたエジプト支配の中枢都市アレクサンドリア、その大図書館の最後の館長テオンの娘。

教えを請う人、智慧を求める人のその全てが熱を上げたというその美貌もさることながら、その頭脳はそれ以上に明晰であり、

彼女が発明したとされる天体観測計算機「アストロラーベ」は原始的なコンピュータと表現される程に精巧であり、

18世紀に六分儀が発明されるまでの実に1000年以上もの間、船乗りの間で重宝され続けてきた。

また、液体比重計「ハイドロスコープ」も一説によってはヒュパティアの発明品であるとされる。

当時の世相において、最も聡明な存在だったことは否定のしようがないだろう。

 

4世紀当時のエジプト・アレクサンドリアにはキリスト教が既に伝来していたが、

プラトン主義の創始者プロティノス、および分派の創設者イアンブリコスという

高名な学者2人から教えを受けたヒュパティアはキリスト教の在り方に疑問を持っており、

常々から「考える権利を持ちなさい。誤っていても、考えないよりはマシです」、

「真実として迷信を教えることは、とても恐ろしいことです」と人々にそう伝えていた。

だが、彼女のそういった言動はキリスト教徒にとっては神の教えの冒涜とされ、

次第に権力者や教え子たちに守られる彼女と、彼女を排除せんと狙う教徒の対立構図は浮き彫りになっていった。

 

そして、当時のローマ皇帝であったテオドシウス一世が異端に対する迫害を強め、

エジプトにおける非キリスト教の神殿・宗教を破戒する許可を与えたことによって、

当時最多の文化遺産を所蔵していたアレクサンドリア大図書館も果てには破壊されてしまうこととなる。

 

………彼女の最期。それは一段と凄惨なものであった。

とある日の朝、いつものように講義を行うために馬車で学園に向かっていたが、

その最中でアレクサンドリア総司教キュリロスの命を受けた修道士たちの手によって馬車から引きずり落ろされ、

神聖な場であるはずの教会に連れ込まれて陵辱の限りを尽くされた。

 

それでもキリスト教への誓い立てを拒む彼女に対し、

教徒たちは彼女を全裸にした挙句、牡蠣の殻で彼女の肉を削ぎ落とすという身の毛もよだつような拷問を執り行い、

生きながらにしてほぼほぼ骨だけの状態にされるという残虐な手法によって殺害される。(※個人的製作者のオリ鯖カサンドラとドッコイドッコイの末路、あっちは盛ったがこっちは史実ではあるが。)

 

……そして、これを命じた総司教キュリロスは、

アレクサンドリアから異教徒を排除した功績者として称えられ、

教皇グレゴリウス一世や聖ベルナールらと同じく、聖人として「教会博士」に列された。

 

 

性格

理路整然とした数学者であり、神秘学であることを否定する。(魔術に関しては学問としては認めているが、事象操作術としての魔術の存在は否定している。その為、サーヴァントとしての自身の存在も認めていない。)

生前の考えや末路の影響で逸話に反してキャスターで召喚されることはない。

 

麗しい美貌に明晰な頭脳、非の打ち所のない完璧超人。生前の末路の影響で人間嫌いが唯一の欠点。

冷徹な印象を感じさせる女性。常にフードを被り、他人と視線が合わないようにしている。

気品のある物言いと振る舞いではあるが、上記の来歴故に人間の在り方とその醜さに絶望しており、人との関わりを極度なまでに絶とうとする。

ゆえに、彼女のその本質を知る者は極めて少ない。

少なくとも人間のマスターである場合、彼女と意思疎通することは不可能。

 

特にキリスト教に対しては憎悪とも言える悪感情を向けており、

聖杯戦争に召喚される場合は聖杯の破壊を第一に行動するため、彼女を従えて勝ち抜くことはまず不可能と言っても良い。

 

ただし真摯に教えを請う人、智慧を求める人に対しては人間嫌いの面は鳴りを顰め、かつてアレクサンドリアで最も聡明と言われた数学者、天文学者、哲学者としての面が表面化し、先達として、何より教育者として教えを授ける。

また割と知的好奇心優先で行動する事もあり、以外と言動はロックンロールでエキセントリック。

 

カタリナに関しては自分の裏側に入り込んだ得体の知れない何かとは思ってはいるが、認識する事ができない為、割と複雑。

 

外見

金髪で目がかなりの吊り目、服装・声こそ異なっているがオルガマリー・アニムスフィアと瓜二つの外見をしている。

 

なお、宝具の発動や死因に起因してしまう為、本人は非常に不服ではあるが身につけている服はしっかりしているが同時に脱げやすい。

 

 

能力

キャスターのクラス適正は持ち合わせていないが戦い方はキャスターそのもの。

 

ただし彼女の魔術のように見える現象は彼女の宝具によって出力された未来の科学技術そのもの。

『極限まで発達した科学は魔法と何ら変わらない。』とはよく言ったものである。

 

保有スキル

 

復讐者:A+

復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。

 

忘却補正:A+

人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

因みに彼女はこのスキルに関しては覚えた知識を忘れずに済むという事で割と好意的。

 

自己回復(魔力):C

復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらも魔力が毎ターン回復する。

 

道具作成:A

本来ならキャスターのクラススキル。

天体観測計算機「アストロラーベ」、液体比重計「ハイドロスコープ」を開発したとされる為、所持。

 

陣地作成(教室):A

陣地作成スキルの亜種。

女性の身でありながらも、アレクサンドリアで新プラトン主義哲学の学校長に就任し、プラトンやアリストテレスの思想に対する講義を行なった事から高いランクで所有している。

 

高速演算:A

ヒュパティアの思考能力がスキルと化したもの。

ヒュパティアの講義で話した内容が当時としては先進的すぎたあまり、神秘主義の否定の域に達していたとされる。

彼女の思考能力は高性能な並列思考、分割思考、高速思考を合わせ持っており、その思考能力による解析力を持ってあらゆる神秘を解析し、解体する。

 

書庫への鍵:C

アレクサンドリアの大図書館へのアクセス権限。

彼女自身が司書では無い為権限は大幅に制限されてるが、かの大図書館にアクセスし、書物の持ち出し・閲覧が可能。

 

不浄なる証明:A

彼女が生前、彼女に対して恋をした生徒を説き伏せる為、自らの下水が付着したハンカチを見せて諦めさせたという逸話が彼女を魔女として処刑された逸話と合わさる形で生まれた無辜の怪物の亜種スキル。彼女の体液すべてが不浄なるものと化してしまう

 

 

宝具

主よ、我らが愚行を赦したまえ。(アレクサンドリア・セント・エカテリーナ)

種別:対人宝具

ランクー

レンジ:ー

最大補足:ー

上記のカタリナの欄にあるのと同様の効果。ただしヒュパティアという側面が世界に表れている時点でこの宝具の効果と意義は失われている。

 

天上の星々を掴むは、我らが羅針(ハイパティア・アストロラーベ)

種別:対界宝具

ランク:EX

レンジ:不明

最大補足:不明

ヒュパティアが製作した(諸説あるが今作はヒュパティアがアストロラーベを製作したものとする)天体観測計算機その原物。

六分儀が開発されるまで1000年以上も船乗り達の間で重宝され、原始的なコンピュータと表現される程に精巧であった。(かのアンティキティラの歯車もびっくりのオーパーツである。)

 

それもそのはず、かの天体観測計算機の原物であるこの宝具は後にアニムスフィアによって鋳造される事になる「擬似宇宙モデル マリス・カルデアス」と同じく、「根源の渦」のレプリカ(ただし、意図的に作り出したあちらとは異なり、こちらは偶然「根源の渦」のレプリカになってしまった)、唯一の違いとしてはこのアストロラーベはヒュパティアが使用する事を前提としている為、アストロラーベ自体に人格と言うものは無く、ただの擬似宇宙を映す道具。

 

その気になればマリス同様、異聞帯の作成すら可能なのだが、ヒュパティア自身はあくまで天体現象(超新星爆発や流星群、ブラックホールの生成など)の擬似再現のみにとどめている。

 

 

かくして、叡智の都は崩壊する。(ロスト・アレクサンドリア)

種別:対人・対智宝具

ランク:EX

レンジ:1〜30

最大補足:100人

ヒュパティアの死因と彼女の死後、アレクサンドリアが凋落、衰退、崩壊した事実が結び付き生まれた宝具。

 

崩壊するアレクサンドリアを模した固有結界とは似て非なる大結界にヒュパティアと敵対象を隔離する。隔離された存在はヒュパティア諸共、全裸にされ全身を牡蠣の殻によって生きたまま全身を引き裂かれ最終的にはアレクサンドリアの崩壊に巻き込まれて消滅する、一瞬の自爆宝具。

 

発動時幸運で判定を行い、成功すれば結界内に巻き込まれないが、相手がヒュパティア同様女性であった場合は一切の例外無く、判定が強制失敗し、宝具に囚われる。

 

更に結界内ではある世界線で出現した月の暈によってもたらされる人間の認識を混濁させ、意識を低下(ご丁寧に人類という概念のパラメータを弄り、精神・知能の上限を低下させる効果そのもの)を発生させる為一度崩壊するアレクサンドリアに囚われれば脱出は不可能である。

 

 

 

 

シナリオ内での活躍。

 

まず単刀直入に言えばこのカタリナ、ヒュパティアは楽園時空のサーヴァントでは無い。

 

そもそも楽園時空においてはカタリナはかつてジャンヌ・ダルクの前に現れ、彼女に掲示を与えた時点で英霊としての役目を終え座から退去しており、ヒュパティアに関しては生前の末路に起因する人間不信も相まってそもそも英霊として召喚される事は無い。

 

彼女達は楽園時空とは別の平行世界のカルデア(そのカルデアのifの藤丸の特徴から以後復讐者カルデアと呼称)に召喚されていた異世界のサーヴァントである。(感覚としてはぐだぐだ組に近い。)

 

そんな彼女が何故楽園時空に召喚されたかと言うと、復讐者カルデアのレイシフト時のトラブルで彼女のみが楽園時空にレイシフトしてしまい、更にそれが楽園時空では召喚とみなされてしまい、本来『壊れた幻想』で失われていた筈の『主よ、我らが愚行を赦したまえ。』が再起動してしまったのが実情である。

 

 

関連人物

・生前

テオン

アレクサンドリア大図書館最後の館長にして父。

ヒュパティアにとっては初めての師であり、人間不信になった今でも尊敬している。

 

オレステス

当時のエジプト総督。

ただ後援遠していただけだが、当時のキリスト教の狂信者達からは「オレステス総督がこちらと話し合おうとしないのは、ヒュパティアが何事か吹き込んでいるからに違いない!」とトチ狂った考えでヒュパティアは虐殺されてしまった。

 

 

キュロス

当時のアレクサンドリア総主教。

ヒュパティアの死の遠因であり、尚且つ一連の学者達の亡命で「異教徒共を追放した功労者」として称えられる。

死後、1882年には教皇レオ13世により「教会の博士」として聖人に列せられた。

 

キリスト教関連サーヴァント

殺す。

 

 

・召喚後

 

藤丸龍華

楽園時空に飛ばされた先であったマスター。

カタリナとしては好意的だが、ヒュパティアとしては父がキリスト教のアダムな為、露骨に嫌っている。なんなら隙を見て殺そうか考えるほど。

 

ビーストΩ

彼女を利用しようとした存在。

意図せず偶然、楽園時空にやってきたカタリナのスキルを利用しようとしていたが、復讐者カルデアから迎えにきた援軍から手酷い反撃をくらい暫く暗躍すら不可能なレベルでの大打撃を受ける。(配下の天使の3割の喪失など)

 

不二丸慄火

復讐者カルデア時空における藤丸立香にして彼女の本来のマスター。

ヒュパティア自身は彼が特異点Fで召喚した始まりの3騎の1人。

人間不信のヒュパティアが心を開いた数少ない例外側の人間であり、共犯者であり、生徒であり、肉体だけの関係。

 

復讐者カルデアのアヴェンジャー達

同胞達。

 

ジャンヌ・ダルク・オルタ

復讐者カルデア時空の邪ンヌ。

オルレアン以後彼女にアヴェンジャーとしての道を示した一瞬の師弟関係。(復讐者カルデア世界線では贋作イベントは発生していない)

皮肉な事にカタリナがジャンヌ・ダルクに掲示を与えて導いた様に、ヒュパティアもまたジャンヌ・ダルクを導く事になる。

 

ネメシス

復讐者カルデアにおいてマスターに召喚された始まりの3騎の1人であり、今回の一件で彼女を迎えにきた女神。




コーンモロコシさん、ありがとうございました!
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