人理を照らす、開闢の星・破章〜almighty,grail,war〜 作:札切 龍哦
名前 マシュ・キリエライト〔オルタ〕
クラス アルターエゴ
出身 楽園時空
ステータス
筋力 C 耐久 A 敏捷 B 魔力 A 幸運 D 宝具 A
クラススキル
対魔力 A
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
騎乗 EX
乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。乗り物という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
このマシュ・キリエライト〔オルタ〕はとある幻想種の霊基を複合しており、その幻想種の身体を仮想構築し騎乗する事を可能としている。
自身防御 D
味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮されるスキル自陣防御が劣化・変質したスキル。
文字通り、自陣防御の効果が劣化し、自分自身及び自身が触れているものにしか効果が発揮できなくなってしまっている。
自身に一定ダメージ以上のダメージを一定ダメージに抑える状態5回を付与する。
保有スキル
魔力防御
魔力放出と同タイプのスキルで魔力をそのまま防御力に変換するというもの。
膨大な魔力を持つ英霊なら、一国をも守護する聖なる壁を形成可能というかなり強力なスキル。
元々はデミ・サーヴァントのみが持つ「憑依継承」スキルによって、ギャラハッドからマシュ・キリエライトへと継承されたスキルである。
【先輩を夢中にさせたい】という願いが聖杯に汲まれ起動した結果誕生したマシュ・キリエライト〔オルタ〕も元になったマシュ・キリエライトと同様にこのスキルを所持している。
ただし、霊基が元々幻霊程度でしかなく、所持していたとしてもまともに機能しない状態だった事もあり、霊基が強化された状態になってもスキルの扱いは下手。
特に広範囲の防御は苦手である。
その代わり、魔力を収束させたりする事で自分自身とその周辺への防御に関しては妙に上手かったりする。
魔力放出(水/音) A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。いわば魔力によるジェット噴射。
マシュ・キリエライト〔オルタ〕は複合された霊基の影響で水と音が複合した形態の魔力放出を行う。
また、水だけもしくは音だけの魔力放出も可能。
自身に防御無視、無敵貫通、アーツ性能、宝具威力上昇を付与する。
獅子吼 EX
獅子が吼えるように、堂々と説法する事も表す仏教用語。
百獣の王である獅子の一吼えが周囲を圧倒するように、仏の教えが煩悩を打ち破り、人々の迷いを覚ます事を表す。
高速読経を含む複合スキル。
周囲の闘志を奮い立たせ、魔性に対する特攻を付与する効果もあるが敵の注目も集めてしまう。
自身にNPチャージ、宝具威力上昇を付与し、味方全体に攻撃力上昇、魔性特攻を付与し、敵の魔性属性に強化解除、チャージ減少、防御力低下を付与する。
デメリットとして自身にターゲット集中を付与する。
スケープゴート(己) A
とある理由もあって敵の注目を集め、狙われ易くなる。
囮役に最適、オリジナルのマシュ・キリエライトと違い、味方全体の防御を苦手とするマシュ・キリエライト〔オルタ〕は反面自身にヘイトを集中させる事で味方を守るある意味ではオーソドックスな盾役として機能する。
自身にターゲット集中、防御力、NP獲得量上昇を付与する。
戦闘続行 B
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」、「窮地における生命力の強さ」と表現される。
何れ堅き黒花の壁
固有スキル。使用者の精神力を物理防御に変換したもの。
つまりは、誉れ堅き雪花の壁と同系統のスキル……なのだが、マシュ・キリエライト〔オルタ〕は比較対象が悪い気がするがオリジナルマシュ・キリエライト(楽園時空)と比べると精神力がかなり低い。
また霊基が特殊である為か変質しており、基本的に自身にしか作用せず、一定時間(ターン制)ではなく、一定回数(回数制)の効果となっている。
自身に防御力上昇、ダメージカットを6回付与する。
トール・テイル A
複合された幻想種の霊基に由来するスキル。
本来は話の内容を信じてもらえなかった事が由来なのだが、スキルとして使用する場合、虚実を誤魔化す能力として機能し、敵の攻撃が当たらなくなる。
自身に回避状態を6回付与する。
宝具
偽・疑似展開/人理の礎Ⅱ(ロード・カルデアス)
ランク:E 種別:対人宝具
レンジ:1 最大捕捉:-
かつて、オルガマリー・アニムスフィアが便宜的に、マシュにとっても意味のある名前としてカルデアから名前を取り、「ロード・カルデアス」と名をつけたオリジナルマシュ・キリエライト(楽園時空)が使用した仮想宝具 疑似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)を元にアレンジした仮想宝具。
オリジナルの仮想宝具 疑似展開/人理の礎は盾の正面に熾天覆う七つの円環のような巨大な結界のような物を張り、攻撃を受け止めるというものだが、こちらの偽・疑似展開/人理の礎Ⅱの場合は使用するマシュ・キリエライト〔オルタ〕が元は幻霊程度の霊基であり、それもあってかオリジナルマシュ・キリエライト(楽園時空)ほどの防御能力を持たない。
そこで、結界を自身に対して集中的に使用し盾の前面に円錐形に結界を展開する事で敵の攻撃を逸らす方法を取る。
範囲攻撃から味方を守るのは苦手な反面、自身を狙う攻撃に対しては高い防御能力を見せる。
自身に防御力大幅上昇、ダメージカット、ターゲット集中、確率で攻撃を回避する状態を付与する。
ランドスライド・コンク
ランク:A 種別:対地宝具
レンジ:1 最大捕捉:1
偽・疑似展開/人理の礎Ⅱを利用した攻撃でもある。
盾の前にドリル状の存在を仮想構築し、それを偽・疑似展開/人理の礎Ⅱの結界でコーティングする事で強度を跳ね上げ、更に魔力防御のスキルで強度を強化し、魔力放出を利用する事で吶喊する。
この宝具の特徴は攻撃の威力の大部分が耐久や防御力に依存している事にあり、攻撃力に防御力等を加算する事で威力を上昇する効果がある。
これはどう足掻いても、オリジナルマシュ・キリエライト(楽園時空)には防御力はもちろん、最大火力においてもマシュ・キリエライト〔オルタ〕は及ばない為に、筋力+耐久&防御力+敏捷+魔力(防御&放出)と複数の要素を重ねてオリジナルマシュ・キリエライト(楽園時空)とは違う方向性を目指して編み出した一点突破重視の力。
高威力ドリルにしてランスチャージという硬い防御を崩す為の武器。
ランドスライド・コンクを一定時間発動し、その間攻撃が全てランドスライド・コンクを用いた突撃に変化し、それに伴い攻撃力に防御力と敏捷と魔力を加算し全ての攻撃が全体攻撃化する。
解説
人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 晴らせ曇天!マシュとアナザー・ギャラハ仮面 〜曇天霧散・晴天快晴〜 にて登場したギャラハ仮面ことマシュ・キリエライト〔オルタ〕。
マシュ・キリエライト〔オルタ〕はマシュ・キリエライトが持つ聖杯とギャラハッドの霊基が共鳴してしまい、産まれてしまった存在。
【先輩を夢中にさせたい】という願いが聖杯に汲まれ起動し、藤丸龍華の廃棄口の淀みを力にしマシュの夢に干渉した贋作英霊。
事件解決後も楽園カルデアに在籍するも、幻霊と変わらない霊基であり、このままだと特に活躍する様な事もなく、ヒロインの座は遠退いていくばかりと密かに悩んでいた。
マシュ・キリエライト〔オルタ〕はオリジナルのマシュ・キリエライトの願いを切り取って産まれた別人格(アルターエゴ)と呼ぶべき存在。
形式としては九尾状態の玉藻の前が尾を切り離した結果誕生したアルターエゴであるタマモキャットに近しいが、九尾状態の玉藻の前で漸く通常サーヴァント一騎分の力を持つのに、マシュ・キリエライトの願いを切り取って誕生したマシュ・キリエライト〔オルタ〕の力は微々たるもの。
1人ではどう足掻いてもサーヴァントに近しい能力を得る事は困難であった。
そんな彼女に近付くとある存在がいた。
ある意味ではあらゆる平行世界のマシュ・キリエライトと何故か縁がある存在。
そう法螺貝であった。
正確には法螺貝が幻想種へと至った出世螺であった。
深い山に住む法螺貝が山に三千年、里に三千年、海に三千年住んだ末に竜に化身したもの。
蛟の一種とも云われる竜種である。
一説には山伏が語った出世螺の話が壮大であった事から信じてもらえず、また螺の肉を食べると長生きをするといわれるが、実際にはそのようにして長生きした人の話は確認されていないため、これが由来となって嘘をつくことを〝ほらをふく〟というようになったとも。
つまりは、法螺話の語源になったという説もある。
出世螺の見た目は東洋竜に近く、その身体を守る巨大な法螺貝の殻を持っている。
この出世螺の霊基を複合する事でマシュ・キリエライト〔オルタ〕は強化される事となった。
仮にも竜種の霊基を得た事でステータスも大幅に向上している。
魔力は竜種の特性として呼吸するだけである程度の魔力を生成する事が可能。
耐久は元になった存在が存在なので比較的高めだったのが、出世螺の特徴を反映してより硬くなっている。
ランドスライド・コンクで仮想構築されるドリル状の存在とは法螺貝の殻である。
宝具の種別が対地宝具となっているのは法螺貝が竜になる際に大規模な山崩れと共に土の中から抜け出すとされており、これを攻撃に転用している為である。
ちなみに、山からこの出世螺が抜けた跡を「出世のほら」と呼び、遠州今切れの渡し、道灌山の北川の崖の穴跡が法螺の抜けた跡とされている
見た目こそ法螺貝だが、幻想種それも仮にも竜種の一部である殻は見た目に反して恐ろしく頑丈であり、また殻口から魔力放出を行う事で回転を強化し、貫通力を高めつつ敵の攻撃を弾き、受け流す力を高める事が可能。
また、ドリル以外にも法螺貝は使用可能であり、打撃武器にしたり、闘志維持音響ユニットにもできる。
この他完全体の竜体を仮想構築し、竜体に騎乗したり、水のブレスや音のブレス、あるいはそれらの混合ブレスを放つ事も可能。
水のブレスは洪水の様に敵軍を呑み込むものからウォータージェットカッターの様な切断に特化したものまで幅広く使用可能。
音のブレスは音が聞こえる状態の敵に防御力を無視してダメージを与えるものと超音波メスの様な切断に特化したものが使用可能。
また音のブレスに関しては法螺貝の音は獅子吼と呼ばれ、魔除けの力があるとされている事から魔性に対する特攻を持つ。
混合ブレスの場合、広範囲に放つ場合はただ単に両方の特徴を持ったブレスになるだけだが、収束して放つ場合は、超高圧水と超高速振動という原理が違う2つの切断効果が複合される為、切断力が大幅に強化される。
並大抵のキャスターが引きこもる拠点程度なら外側から一撃で両断可能。
また、出世螺の霊基を獲得しているマシュ・キリエライト〔オルタ〕自身も規模は小さくなるが、同様のブレスを放てる。
マシュ・キリエライト〔オルタ〕自身が音のブレスを使用する時、法螺貝を仮想構築し、法螺貝を吹く様にブレスを放ちながら法螺貝から魔力放出を行う事でブレスの威力を大幅に増幅する事が可能。
また音であるが為に使用する環境次第で威力が増強される場合がある。
例えば音が反響する上に逃げ場がない洞窟内や〝劇場〟での使用、鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)とのセッション、鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)のマテリアルにも記載されているとある暴君の宝具と組み合わされることでより強烈な地獄が開幕される事だろう。
戦闘スタイルは自身にヘイトを集める事で味方への攻撃を防ぎつつ、半ばランスとしても使用可能な盾(偽・疑似展開/人理の礎Ⅱの円錐形の結界とランドスライド・コンクの仮想構築した法螺貝)を用いた攻防一体のタンク型。
防御から高威力の攻撃を繋げやすく、また文字通り尖った形状の盾は範囲攻撃・大規模攻撃から味方を守るのには向かない変わりに、剣士等を間合いに入りにくくする上に間合いに入られても退かせたり、弾いたりしやすくなる。
鍛練次第では、技量特化の剣士等が相手だと接近された場合、相手の間合いで攻撃を防がなければならないオリジナルに対して、そもそも相手を間合いに入れない、入れても間合いの外側に弾くといった動きが可能。
結界や法螺貝は一見ランスの様なものかと思えば、盾の表面上に円錐形の結界や法螺貝が追従する様に動いており、その為ランスとはまた違う動きをする上に盾の分しか重さがない為、動きが意外と速く、初見での対応を困難にする。
その為、対白兵戦における防御能力に限ればオリジナルを上回る事も不可能ではない。
オリジナルマシュがビームシールドの様に広がる結界を展開するイメージなら、マシュ・キリエライト〔オルタ〕はクロスボーンガンダムが攻撃に使用するブラインドマーカーを巨大化させた結界を展開している様なイメージ。
また、マシュ・キリエライト〔オルタ〕はその能力の関係上、敵防衛拠点の攻略が非常に得意である。
水攻め、音による防衛機構を無視した攻撃、内部で音を反響させて攻撃、強力な切断技で防壁を解体、ドリルで文字通り敵の防御に穴を空けるといった事が可能だったりする。
ヘビーアームズさん、ありがとうございました!