人理を照らす、開闢の星・破章〜almighty,grail,war〜 作:札切 龍哦
創作活動全般は明日から開始いたします!
真名 上泉信綱(秀綱)
クラス セイバー
性別 男性
出身 汎人類史
地域 日本
好きなもの 剣の修行、立ち合い、剣術の考案、旅、笑顔
嫌いなもの 殺戮に溺れた者、誰かの幸せを阻むもの、剣で不幸になる者
ステータス
筋力 A
耐久 B
敏捷 A+
魔力 D
幸運 A
宝具 EX
クラススキル
対魔力 A
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
天照の加護に加え、魔術だろうと斬り捨てる剣術により、魔術の悉くを無効化してみせる。
騎乗 C
乗り物を乗りこなすための能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Cランクでは正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせ、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
馬上、機上から縮地で一気に距離を詰め、そのまま制圧するとかいうヤンチャな戦法を取る事もある。
神性 C
その体に神霊適性があるか、神性属性があるかないかの判定。
特に生前、神に仕える家系ではなかったが、伊勢神宮を訪れた際にその魂を気に入られ、位の守護女神となり、死後半眷属のような形で英霊となったため、比較的高めの神性を有する。
スキル
剣聖 A+
「戦国最強の剣士は誰だ?」という議論をすると、必ず候補として名前を挙げられる程の武を表すスキル。心眼(真)、無窮の武練が複合されている。
心は不動。しかして自由であらねばならぬ。時に舞うように、時に巌のようにどっしりと。
誰より自由に、楽しそうに、研ぎ澄まされた剣を振るう。それが上泉信綱という剣聖である。
新陰流 A
陰流を発展させ、信綱が編み出した流派。
陰流をベースに色々な流派の要素を盛り込み、悟りの末に見出した剣術。
刀の切れ味に頼らず、自分の心を相手に重ねる事で、相手が動く前に勝つというもの。後述の活人剣の考えが根幹にある。
特に信綱は、相手の心を己に移し取り、読み解く洞察力が人外レベルにずば抜けており、この感覚が後述の閃位にも活かされている。
活人剣 A
信綱は幾多の戦いの中で、「敵を殺さないことが最も安全である」という結論に至った。
これは敵を殺した際にどうしても隙が生まれてしまう事(刃こぼれや動作の連続の限界等)、
復讐の火種となってしまい、結果新たな戦いを生んでしまうというリスクを避けるためであり、
自己防衛のために相手を殺さないという考え。
敵の行動予測や、構え、威圧、間合い取り等を組み合わせ、敵の選択肢を限界まで狭めた上で、その行動に移る一瞬の隙を逃さず叩く『先の先』の観念。殺す事なく戦意を折る戦術。
彼の代名詞である無刀取りは活人剣の一つの象徴である。
…と、実際のところ、それを成すための技術は非常に高度。
言葉の響きとは裏腹に、そこに甘さや優しさはない、強者だからこそ許される剣。
刀剣理解 A
刀剣に対する理解度や造詣の深さ等を示すスキル。
これはどちらかというと、作り手よりも使い手や収集家の方のスキルであり、「芸術審美」と似ているようで異なる。
剣を握るだけでその担い手の技術、理を把握し、己に投影する。
カリスマ C
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。
上杉謙信の配下である長野業正、業盛に仕え、武田信玄らと鎬を削った勇猛な武将でもある。
縮地 B
瞬時に相手との距離を詰める歩法。多くの武術、武道が追い求める歩法の極み。単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合い完成する。
人の緊張には波があり、どれほど意識しようとも、必ず緊張が緩む瞬間がある。その一瞬に最速最短のモーションを合わせれば、必然不意を打てる。
…何処かの世界では、クラップスタナーという技術にも用いられた、人の心を読み取る才覚により、信綱はこの歩法を行使する。
閃く心 A
信綱が生前から行なっていた瞑想。神の権能であろうと、精神干渉の悉くを無効化する。
刃を研ぐように心を研ぐ。研ぎ澄まされた心が放つ光こそ、闇を切り裂く閃く剣。
そうして閃位を極めて行った結果、信綱の魂の位階は幻想種側に振れており、外見の老化は止まり、寿命も大幅に延びている。
宝具
無刀取り
ランク B
種別 対人奥義
レンジ 1〜5
最大捕捉 10人
信綱が好んで用いる制圧術。攻撃や防御、回避などの行動に移ろうとする際に生まれる一瞬の隙で敵の武装を奪い取る。
剣聖、刀剣理解スキルと合わせ、刀剣の類に限るが、奪った宝具の真名解放も可能。
宝具の機能に依らない絶技の類も、多少格は落ちるが再現してみせる。
閃位開帳
ランク A+
種別 対因果魔剣
レンジ 1
最大捕捉 1人
信綱が見出した閃位の太刀。『斬るべきもののみを斬る』剣。顕現する守護女神は天照大神。
閃位の要項は『誰かを救うための剣』である事。
命を奪う凶器で、何かを救う。矛盾した気狂いをそれでも押し通した者が至れる、光の剣。
陽光は遍くに降り注ぎ、無明の闇を切り裂いて、断つべき因果を白日に晒す。
道に迷った者には、帰るべき場所への道を斬り拓き、
病に苦しむ者には、その病魔を斬り伏せ、
呪いに苛まれる者は、呪詛の一切を斬り祓う。
願いを写し、斬るべき因果を見定め、必要な形で行使される斬撃の形をした救いそのもの。
何かを斬る事をトリガーとする超限定的な願望器とも言える。
対象に救われてほしい、幸せになってほしい想いが多いほど、想いの丈が強いほど、閃位の威力はより強大になる。
何を斬り伏せ、どう願いを叶えるかはある程度信綱が選べる。
…その気になれば、この世に生まれてきた因果を断ち、存在を消し去る事による救済も可能だが、基本的にその手の手段を彼は用いない。
刃を研ぐように、心を研ぐ。
如何なる闇をも照らし、導き、斬り拓く。未来を望む人の力。人を活かし、救う光。
それが信綱が見出した『誰かを救う一刀』の一つの答えである。
閃位真髄 |閃仭・天地一切清浄祓《せんじん・てんちいっさいしょうじょうばらい》
ランク EX
種別 対因果絶技
レンジ 望まれた全て
最大捕捉 望まれた全て
上記の閃位の対象範囲を世界全体に拡大させたもの。世界の滅びを斬り伏せる剣。
相応のリソース、想いが集まらなければ起動しないが、如何なる規模、耐性、概念を持とうとも、問答無用で斬撃を通す。
卓越した剣技。人の心を読み取る力。因果を感知する感覚。
全てあるに越した事はないが、閃位において最も肝要なのはそうした力ではない。
──隣人を思う事。誰かの幸せを一心に願える事。
その心が放つ光こそ、世界の滅びを照らし、明日を斬り拓く、閃位を織りなす剣なのです。
人物
戦国時代に生きた武将にして剣術家。『剣聖』と称された戦国最強と名高い剣士。
生まれは上野国赤城山麓の上泉(現:群馬県前橋市上泉町)で、上杉謙信の配下である箕輪城の領主、長野業正、業盛に仕え、武田信玄らと鎬を削った。
父、祖父共に名のある剣豪である、剣豪一家のサラブレッドであり、尚且つ実家の道場に各地から腕自慢の剣士が集ってくる剣士の聖地のような環境で育ち、その剣技を磨き続けた。
その武勇は、長野家十六槍、上野国一本槍という異名で知られる程であった。
そうして剣の腕を順調に高めていく中で、信綱の胸中には一つの疑問があった。
刀剣には、何かを斬り殺す以外の道はないのか。
刀は人が人を殺すために研鑽されてきた物。
剣術はその工程をより効率的に完遂するため、過去より連綿と培われた結晶。
その美しさも、悍ましさも、何より知って、どうしようもなく惹かれている。
──そうであるからこそ、剣の可能性はここまでなのか。この道の究極は殺人剣なのか。この閃きに、人を生かす事はできないのか。
そんな疑問を抱えながらも、武将として戦い続けた末に、武田の猛攻により箕輪城が陥落。
主である業盛は自刃し、武田信玄はかねてからの腕を見込み、信綱を召し抱えようとした。
しかし、長年の疑問に答えを見つけるべく、諸国を流浪し剣に向き合いたいと考えた信綱はその誘いを固辞。
信玄も「今後誰にも仕えない事」を条件にそれを承諾。自分の名前の「信」の字を名乗る事を許し、彼を旅立たせた。
元々秀綱という名だった彼は、これ以降『上泉信綱』を名乗るようになった。
(信綱の名前のくだりは後世の創作ともされるが、この彼においては真実であったよう。)
その後、活人剣を盛り込んだ新陰流を伝承しながら各地を旅する中、伊勢神宮にて瞑想した際、その魂に興味を覚えた天照大神とリンク。
人を生かす剣について問うた信綱に対し、天照はこう返した。
──物理的なものに剣を振るえば、どうしても器を傷つける。
──ならば、願いを写し読み解き、斬るべき因果を見定め、それを断てば。その閃きは誰かを生かせるのではないでしょうか。
その言に天啓を得た信綱は、そこで閃位……斬るべきもののみを斬り、人を生かす『誰かを救う一刀』に開眼。
「生涯懸けて頑張ってみましょう!」というつもりで応援した天照を若干ドン引かせながら、その魂を気に入った彼女を守護女神とし、苦しむ人々を救いながら、再び旅を再開した。
(この旅の最中、当時木刀を用いるのが主流だった稽古中の事故で命を落とす事例が余りにも多発するため、後世の剣道で用いる袋竹刀の原型を開発する。)
そうして旅を続ける中、魂の研鑽が閾値を超えた事で、存在が人類の幻想種側に寄り始めた事を察した信綱は、しかし、世界の裏側へは行かない事を選択。
ままならない絶望に苦しめられる人の元にふらっと訪れてはそれを救ったり、
世界の狭間にて、魔道に堕ち、位を求めながらそれに至れず、表側に留まる事も、裏側へ飛び出す事もできなかった剣豪の無念を祓ったりしながら世を見守り続けた。
そして、幕末の最後、大政奉還により人の世が新たな時代に進み出したのを見届けてから、一人山奥で静かに息を引き取った。
見た目は柔和そうな顔つきをした青年。
若々しい見た目ながら、中身は200歳以上のお爺ちゃん。一人称は
ほんわりした印象から、ふっと芯を突くような事を言う人。
周囲の心情を読む感覚には超人的に優れているが、それを受け止める彼の性格は割とズレている。結構な天然。
普段は認識阻害の効果がある眼鏡(放浪中、助けた魔術使いに貰った)を掛けており、冴えない青年を気取っている。
剣聖としての実力を隠すのも完璧だが、なまじ擬態が上手すぎる故に、一般人が踏み入れないような修羅場に居る謎の一般人となってしまい、チグハグさから不信感を持たれやすい。
端的に言うとめちゃくちゃ胡散臭い。当人は何の企みもない善人なのだが。
基本的に帯刀せず、徒手空拳や相手から奪った武器、辺りに落ちているもので戦う。
数々の達人が見るだけで立ち合いを諦める程と伝わる剣術は得物を選ばず、先の先により、何もさせずに制圧する戦法を得意とする。
本気で閃位を行使する時のみ、その身に宿る天照の神気を光の刀に変え、救いの一刀を振るう。
剣が大好き。剣の修行が大好き。強者との立ち合いが大好き。命を奪う事に迷いはしないが、殺しを愉しむ者は嫌い。
そんな感じの、少年のように剣が大好きなお爺ちゃん。
マスターとの関係
叶えたい願いがないため、基本的に聖杯戦争に応じる事がない。
世界滅亡案件ではカウンターとして呼ばれる事はあり得る。滅亡のついでに現地民のお悩みをサクッと斬って帰っていく。
世界の外側からお節介を焼く事はないが、一度呼ばれたからには基本的にフッ軽。
聖杯にかける願い
特になし。ある種、彼自身が限定的な聖杯のようなものでもあるが。
なお閃位真髄による世界の滅びの斬滅は生前も行えたが、それを生前振るった事は一度もない。
所詮我が身は鋼の棒切れを振るうのが上手いだけのただの人。斯様な存在一人に世界の存亡を左右させては、いずれ必ず行き詰まる。
もし、私が死した後、その魂を呼ばれたならば。数多の英雄が集い、未来を望む意思を束ね、終極の災禍に立ち向かう事あらば。
──その時こそは我が閃き、存分に振るわせていただく。
人物関係
●天照大神
自身の守護女神。閃位を見出す手助けをしてくれた事には感謝の念が尽きない。
前述のように、
「一生を懸けて辿り着けたら…ぐらいの温度感だったんですよ?彼ならできるだろうと思って言いましたが、あんなアドバイス、とんち聞きたいんじゃないんだよ、と切って捨てられてもおかしくなかったのに……」
とケンセイリアリティショックを喰らったが、余りにも純な感謝を向けてくる信綱の暖かな魂を気に入り、その後も彼を見守っていた。
カルデアでもあまこーや玉藻達共々仲良くやっており、一緒に桜餅を食べたりしている。
●伊邪那美命
守護女神の母。日本の創世神。座にいる際、天照に招かれ会ったことがある。
初めてイザナ味を浴びた際は、さしもの彼をして数秒フリーズしてしまったが、その慈愛に一切の嘘はない事を感じ取り、敬意を示した。
タケルからは共に伊邪那美の側付きを熟せる器だと期待されているが、誰かに仕える事は禁じられておりますので、と固辞した。
その後、リッカをマスターとして召喚されているので、まあつまりそういう事。
●柳生宗矩
直弟子、柳生宗厳の息子。
新陰流を元にした柳生新陰流を修めた彼も、直接師事した訳ではないにせよ愛弟子のようなもの。カルデアでもしばしば立ち会っている姿が見られる。
ある程度術理がまとまってはいたものの、信綱の超人的な才覚に依る所が大きい神業だった無刀取りを、
十分な修行とある程度の才能があれば会得できる技術にまで落とし込んだのは宗厳の功績。
後年、出家し、石舟斎(石でできた船。水に浮かべられないことから無用の長物と言った意味合い)と名乗った彼だが、剣術の師範としては信綱以上の才覚を持っていたと言える。
●河上彦斎
絶位の剣士。
彦斎が幼い頃、道に迷った彼女の前に現れ、閃位で帰り道を斬り拓いた。この際の閃位は手刀で繰り出した。
その後、彦斎が堕ちた位の剣士を斬る守護者になった辺りで再会。
至ってしまった絶位に絶賛心が荒んでいた彼女にいつものムードに話しかけた結果、危うく首を飛ばされかけながらも、どうにか宥めすかせ、一緒におにぎりを食べながら話を聞き、彼女を勇気づけて旅へ送り出すのだった。
その位の性質がどうあれ、誰かのためになりたい想いを忘れていないなら、その魂は腐らない。
魂が腐っていないのなら、その力は必ず誰かを救える。
──君を繋ぐ出会いを、大切にしなさい。そうすれば、君の剣にも光が宿るとも。
●藤丸龍華
雷位の剣士。己のマスター。
神の威光を斬り伏せながらも、神と絆を結ぶ者。殺すためでなく、辿り着くために位に至った優しい少女。
君なら、閃位も会得できる。あるいは既に掴めているか。どうかその閃き、如何なる闇の中でも忘れる事のなきよう。
ちなみに、もう一回死んだんだし、リッカをマスターとするのは別に構わんやろの精神。
●宮本武蔵
空位の剣士。
自由に、何より楽しそうに剣を振るう彼女の姿は自身に重なる所もあり好印象。
彼の時空では武蔵は男だったが、まあそんな事もあるのだろうとあっさり受け入れた。
何のために、何を斬らねばならないのか。その剣を何のために振るうのか。
それが定まれば、君の剣は位のその先に至るだろう。楽しみにしているよ。
…現世のうどんはそんなに美味いのかい?それも楽しみだなあ。
●佐々木小次郎
その皮を被る無銘の農民。
一度も戦場に立つ事なく、対人を経る事すらなく位の領域に達した技に驚愕し、立ち合いを信綱から熱望した。
またカルデアの一角が崩壊し、スタッフ達にボコボコに怒られた。
●長尾景虎
越後の軍神。かつての総大将。
生前褒章を受け取るために一度だけ会った事があり、その際彼女の内情を把握した。
…ですがどの道、貴方を救うのは閃位などではなかったでしょう。
必要なのは即座にもたらされる救いなどではなく、時間をかけて歩いてくれる同胞。
もう大丈夫。貴方の心は、自由に声を上げられるはずです。
●武田信玄
甲斐の虎。
かつての敵にして、背中を押してくれた恩人。主の仇ではあるが、あの時代はそういうものであったとし、特に恨みなどはない。
一から十までワガママでしかない自分の願いを聞き入れ、送り出してくれた事には深く感謝している。
赤色ですか?ええ、好きですよ。カッコいいですし。
それに、紅白というのは宿命の激エモライバル、なのでしょう?なぎこ殿から聞きましたよ。
私もそういうのは大好きで……やめておきましょうか?この話。
ゴトイさん、ありがとうございました!