人理を照らす、開闢の星・破章〜almighty,grail,war〜 作:札切 龍哦
【終焉の刻!!】
ゴジュウポーラー『オラオラオラオラァ!!』
『フィニッシュナックル!!!』
オーマジオウ【フッ、やるな。戦隊よ】
ゴジュウポーラー『アンタもな。伊達に魔王は名乗ってねぇか』
オーマジオウ【私としては、隠居したつもりなのだがな】
ゴジュウポーラー『まだまだやれるな、敬老精神はいるかい!』
オーマジオウ【フッ、見くびるな!】
仮面ライダーディーヴァライドウォッチ『ディーヴァ!!』
ゴジュウポーラー『オオオッッッ!!!』
〜
ユニバースデカレッド『ジャッジメント』
【JUDGEMENT TIME】
【【【【【【!?】】】】】】
【✕】
ユニバースデカレッド『死ね』
【【【【【【──────!!!】】】】】】
ユニバースデカレッド『次だ』
【悪夢は終わらず、深淵に全てを飲み込む!!お前達も例に漏れる事なく滅び去るのだ!!】
ナイトメアとのNo.1…そう。『超常存在No.1バトル』のクライマックスが今巻き起こる。ナイトメアノーワンはその強大な力で、吠とリッカ…即ちテガソードとミラアンセスを相手取って除ける。
『うおぉおぉぉおお!!』
《はぁあぁあぁあっ!!》
無数の触手と爆発が巻き起こる砂浜を、テガソードゴジュウウルフとゴジュウドラゴンが駆け抜けていく。一直線、悪夢を越えてNo.1になる為に。
【【【【【【【!!!】】】】】】】
そしてナイトメアノーワンを討ち果たさんとする二人を阻むように、異形のナイトメアアーイーが召喚され殺到する。
『こいつら、邪魔すんじゃねぇ!!』
テガソードゴジュウウルフが、リョウテガソードでアーイーを薙ぎ払う。しかし、ナイトメアアーイー達はなんと…
【【【【【【!!】】】】】】
【切られた傍から再生する】。それは一般兵を逸脱した強さ、力を発揮する驚異的なもの。
[遠野吠。どうやら奴は邪神の力を増幅させている様だ]
『ただ使ってるだけじゃねぇのかよ…』
[私も手を貸そう、吠!]
瞬間、テガソードゴジュウウルフの胸部の金色の装甲が展開しテガソードの両手に変化する。文字通り『四つ手』となったゴジュウウルフが、片端からアーイーを斬り伏せていく。
〘悪夢は夢を苗床にして強くなる。クトゥルフはそれくらいお嫁さんとおこちゃまが大切だったんだねぇ〙
《ルゥちゃん様!》
〘リッカ、私がクトゥルフの存在を増強させるよぉ。頑張って掴み取ってぇ!〙
《はいっ!!》
本来、邪神は祖龍の宿敵。滅する以外の選択肢はない。
だが、このハワイにおいて…ルゥが滅するべき邪神など存在していないのだ。彼女は、超越者にしてはとっても俗にして聞き分けが良すぎるのが特徴である。
《おおおおおおおおおおおおッ!!!》
その時リッカが自らの魔術回路を励起し、辺りに自身の魔術にして力の源、【人類悪の泥】を解放する。
【【【【【【【【───!!!??】】】】】】】】
それらに囚われたアーイーは、即座に引きずり込まれ魔力リソースへと変換される。
【何…!?】
《ふふん。神様の力はそっちの専売特許じゃないからね!》
悪神、アンリマユ。最後までアフラ・マズダと共にセファールと戦ったこの世全ての悪神。
リッカが宿す、最強最悪の神格。邪神に後れを取るような存在ではない。ナイトメアの兵力は無力化された。
【舐めるなァァァッ!!】
だが、ナイトメアノーワンはそれでもゴジュウドラゴンとゴジュウドラゴンを相手に果敢に攻め立ててくる。それらは一人のノーワンとは思えぬ、それこそ厄災すら通じる力を見せる。
『コイツ、強ぇ…っ!!』
《ふふっ…!》
『何笑ってんだ!』
《それだけクトゥルフさんの見ている夢が大きいってことだよ!やる気もガンガン湧いてくるッ!!》
負けられない。
【滅びるがいい!!闇に引きずり込まれることにより!!】
この悪夢は、邪神の夢に繋がっている。
必ず、クトゥーラの為に取り返さなくてはならない縁だ。
『うおぉおぉぉおッ!!』
《くぅうぅっ!!》
そして、二人は再び押し返される。神二人がかりをおいて、ナイトメアノーワンの牙城は硬い。
『…リッカ』
そんな時、吠が声をかける。
『お前には長いこと、指輪を借りててな』
《ど、どったの急に?》
吠は指輪を差し出す。
『今度は俺が貸してやるよ』
それは、リョウテガソード戦隊リング。自身の最強の指輪。
[いいのか、吠?]
『たりめーだ。リッカは借りパクなんぞする奴じゃねぇ』
ゆっくりと、吠は立ち上がる。
『さっさと倒して、続きやんぞ。リッカ!』
《─────うん!吠!使わせてもらうね!》
その想いを受け、リッカが叫ぶ。
《エンゲージ!!!》
[再び肩を並べよう、ミラアンセス!]〘わぁ、久しぶりぃ〙
〔最強!頂点!!ユニバース!!!テガソード・No.1!!〕
テガソード・ゴジュウドラゴン。かつて厄災を討ち果たした二人の神格が今、悠久の時を経て再会する。
『クオン!いつまで寝てんだ、根性見せろ!!』
〔オルカブースター!!ワイルドパワーアップ!!〕
【兄遣いが荒いねぇ吠ゥ。でもそう来なくちゃァ!!】
ワイルドゴジュウウルフ。両手にウルフデカリバー、クオンを手にしオルカブースターをリッカに託す。
『速攻で決めるぜ!!』
《うんっ!!》
『フィニッシュフィンガー!!』
【おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!】
邪神の力を解放し、辺り一帯に攻撃を撒き散らすナイトメアノーワン。
『アオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!』
だが、吠はウルフデカリバー二刀流の無数の次元を飛びまわる四次元立体攻撃にて回避と攻撃を完璧に両立し。
【僕の天使の力、思い知るといいよォ!!アッハハハハハハハハハッ!!】
兄弟の絆が、ナイトメアノーワンのパワーアップすらねじ伏せ圧倒する構図を完遂させる。
【おのれぇええ……!!!】
『リッカ!!今だ!!!』
【!!】
弾かれるようにナイトメアノーワンが顔を上げた、その先には。
《うぉおぉりゃあぁあぁあぁあぁぁあぁぁあぁッ!!!》
跳躍したテガソード・ゴジュウドラゴンがリョウテガソードを振り被り、翼を展開し。
〔アブソリュート・オーバーロード・オール・ハンズ!!!〕
《切り裂けぇええぇえーーーーーーーーーーッッッッ!!!》
渾身の力を以て、ナイトメアノーワンを両断せしめるリッカの勇姿があった。
【ぐぁあぁあぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁッッッッ!!!】
《吠!!》
『仕上げだ!!』
そして二人が、武器・テガソードを構え。
《『うぉりゃあぁあぁぁあぁぁあぁッッッッ!!!』》
【がはぁあぁあっ!!!】
必殺の勢いを突き立てた。
内部にいる、邪神…
その中核を取り戻す為に。
〜
『どこだ!そのクトゥルフって奴は!』
吠とリッカは、テガソードとミラアンセスの力で宇宙空間を探しクトゥルフを求める。
《ちょっとでも、手掛かりがあれば…!!》
広大な宇宙で、一つの意識を探し当てるは困難を極める。
何か、一欠片でもきっかけさえあれば…。
その時だった。
─────こちらです!リッカ様!吠様!──────
《!》
『なんだ…?』
それは、宇宙に吹く風。
刹那の1陣、しかしリッカはそれを信じた。
《行くよ、吠!!》
『お、おう!!』
そして、その風の先にはあった。
黒き虚無の宇宙、そこに煌めく紅き鼓動を。
〈あれだ!何かに反応している…!〉
『あれって、バトルスピリッツの…なんだっけ?』
ルゥの言葉に、はっとリッカは思い出す。
クトゥルフは一度…
カードブースで遊んでいたと!
《うぉおぉおぉおぉおぉおぉおぉおッッッッ!!》
リッカは手を伸ばす。
《マジックカード発動!!『コズミックリターン』!
!》
〜
①:コズミックリターン
系統:「光導」を持つ、赤属性・コスト4のマジックカード。自分のトラッシュから、系統:「神星」か「光導」を持つ赤属性の、スピリットカードかブレイヴカードを1枚手札に戻す。
〜
そう。かつて紫乃宮まゐより渡されたデッキをクトゥルフは持っていた。
「月紅龍ストライク・ジークヴルム・サジッタ」は赤属性かつ系統:「光導」と「神星」を両方持つためこのマジックの効果対象。宇宙の闇をトラッシュに見立て…
ストライク・ジークヴルム・サジッタをルゥの力で覚醒させ、テガソードで引きずり出す事が可能となる───!
『うぉりゃあぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁッッッッ!!!』
吠が渾身の力を持って引き抜き───
『グオォオァァァァァァァァァァァァッッッ!!』
或いは、ヴィシュヌはここまでを見通していたのか。
二人の手によって…
【ぬ……………ぅ……】
クトゥルフの魂、その意志。
その中核を…
宇宙より、引きずり出したのだ。
ナイトメア【ぬぉぉぉおぉおッッッッ!!?馬鹿な、馬鹿ァァァッッッ!?】
テガソード[勝負はついた、ナイトメアノーワン!]
ルゥ〘同率1位も、たまにはいいよねぇ〙
クトゥルフ(ミニ)【う……】
ゴジュウウルフ『俺達が…!』
ゴジュウドラゴン《超常存在・No.1だッ!!》
ジークヴルム・サジッタ『グオォァァァーーーーッッッッッッッ!!!』
ヴィシュヌ『ふふ、よしよし…』
『うまく、いきましたね』
ナイトメアノーワン【ぬぅうぅぅうぅぅうぅぅうぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁーーーーーーーーーーーッッッッッッッッ!!!】
WINNER!!
GOZYU WOLF !!
GOZYU DRAGON !!