人理を照らす、開闢の星・破章〜almighty,grail,war〜 作:札切 龍哦
彼はその凄まじさが故の出禁組でもあるのだから
◎灰廻航一(はいまわりこういち)
「ば、バーサーカーのサーヴァントの灰廻航一です。
あ、マスターが良ければザ・スカイクロウラーって呼んで」
真名:灰廻航一
性別:男性
クラス:バーサーカー
身長:172cm
出典:『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』
地域:ヒロアカ世界の日本及びアメリカ
属性:秩序・善・人
好きなもの:辛くないカレー
苦手なもの:先制攻撃・相手を攻撃すること
◎ステータス
筋力:C+ 耐久:B 敏捷:B+
魔力:E 幸運:C 宝具:A++
◎スキル
・底抜けの善性:EX
そこぬけのぜんせい。
『狂化』の亜種スキル。
相手がどれだけ危険で悪意ある敵でも
計算もなにも考えずに常に説得と歩み寄りから入る
航一の無防備な性格そのもの。
臨死の鉄火場であろうと日常の延長のような顔を崩さず、
ヴィジランテをしていた時からその根幹に
「絶対に他者を裁かない」という
あまりに異質な精神を抱えて貫き通し、
どれほど強大な敵(ヴィラン)であろうと
義務感でも自己犠牲でもなく
道端で困っている人にするのと同じ感覚で
純粋に心配してなんの躊躇もなく
手を差し伸べる無償の善意。
なお本人は全くの無自覚。
無自覚だからこそ天地がひっくり返ろうと
航一の性根が折れることも変わることも無い。
これが後述する異常なスキルを得る礎となっている。
精神への状態異常、
属性反転のスキル・魔術・宝具などを無効化する。
・無思考の踊り手:EX
むしこうのおどりて。
相手を倒すのではなく常に説得から入り
ただ歩み寄るために行動をし続け、
誰よりも先制攻撃を受け続けるという異質な経験が
「肉体が思考よりも速く動く」という異才に昇華されたことで
獲得した驚異的な反射神経によって行われる
『相手の攻撃を無意識のうちに即時回避する』
航一の唯一無二とも言える戦闘スタイル。
言わば先制攻撃への絶対防御で
オールマイトを超えるスピードの敵(ヴィラン)の攻撃すら
一撃も喰らわない回避とカウンターの化物。
なお本人は「なんか避けられた!!」としか思ってない。
淋しがりの自称魔王曰く
「後の先(ごのせん)を常態とする条件反射の怪物」。
『戦闘続行』『仕切り直し』の効果も併せ持つ。
・個性『飛行』:EX
赤ん坊の頃に母親から厳しく躾けられたことで
無意識のうちに制限を掛けていたが
多くの出会いと様々な経験、死闘を経て
航一の心が成長したことで回帰・急成長した個性。
「力場のリングを生成して吸着力、斥力を発生させる」個性で
それによって地面を滑走したり空を飛んだりする。
力場のリングは手足だけでなく
全身どこにでも発生させることが可能。
本来はさほど珍しくも強力でもない個性だが
航一の工夫と多くの経験によって
・墜落寸前の飛行機に追いつける飛行速度
・反発力で飛行機全体を覆えるほどの高範囲
・全身を個性の斥力で包み込み、
防御フィールド兼ギプス代わりにするという
凄まじい出力と応用を持つ超強個性へと進化している。
淋しがりの自称魔王すら「突然変異型の強個性」
「どこか知られざる異空間から巨大な熱量を取り出す事で
規格外のパワーを生み出している」と高く評価している。
◎宝具
『KGD』
ランク:A+ 対軍宝具
「今は加減が難しいんだよなぁこれ」
航一の必殺技のひとつ。
手から反発力を圧縮して飛ばす空気砲。
個性が回帰・急成長する以前は
金属缶を貫通する銃弾程度の威力で
その威力を出すのにも溜めが必要だったが
今はプラズマを吹き飛ばすほどの出力で
しかも連射可能になっている。
ちなみに『KGD』の正式名は
『気合をギュっとしてドカーン』である。
敵全体に大ダメージを与え、クリティカルしやすい
・『KNUCKLE STYLE(ナックルスタイル)』
ランク:A+++ 対軍宝具
「いくぞ!!『KNUCKLE STYLE』!!!
・・・・うんやっぱりこれ絶対駄目なやつだ」
航一が師であるナックルダスターの言葉と姿から
着想を得て編み出した必殺技。
手足等にひとつずつ展開している力場を圧縮して
拳頭(けんとう)にメリケンサックのように4つ並列展開して
拳打のモーションから強烈な空気砲
(あるいは斥力による衝撃波)を放つ。
その威力は
『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』の
終盤で航一の前に立ちはだかり、
巨大なプラズマエネルギーと化した敵(ヴィラン)『No.6』の
体の一部をビルごと消し去るほど。
あまりの威力に航一はその性格からか
自身の危機であるにも関わらず
『No.6』に振るうことを大いに躊躇していた。
敵全体に超大ダメージに加え、耐久にデバフを与える
◎能力
高い戦闘能力を持つがその性格から
攻撃にはとことん向いてない。
代わりに防御戦、撤退戦、持久戦には滅法強い。
特に回避・逃走能力は凄まじく
個性が完全覚醒する前から
個性を封じることができるイレイザー・ヘッド、
スピードに長けたインゲニウム、
拘束能力に長けたベストジーニスト、
攻撃速度の速いエッジショットという
超一流のプロヒーロー達の攻撃を捌き、躱しながら逃走し、
さらに人ひとり抱えた状態で
苛烈な頃のエンデヴァーとかち合ったにも関わらず
無傷で逃走している。
敵が疲れるまで攻撃を回避しつつ
自分も攻撃して敵を引き付ける回避タンクがはまり役。
本編のラスボスすら認めるほどの強力な出力の
個性を持っているが全力で放つことは滅多に無い。
◎真名
漫画『僕のヒーローアカデミア』の外伝である
『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』の
主人公である青年。
元々はヒーローを目指していたがある理由から
ヒーロー科高校の入試に遅刻して受験できず、
そのまま普通の大学生となる。
昼は大学、夕方はコンビニでバイトをして過ごし、
夜はストレス解消も兼ねて
オールマイトなりきりパーカー(公式通販限定版)を着て
顔をマスクで隠して『親切マン』として
免許・許可を得ずに個性を使って
困っている人を助ける日々を送っていた。
(ヒロアカ世界では免許・許可を持たずに
個性を公共の場などで使うことは違法行為)
ある日、悪質なゴロツキに絡まれるアイドル・ポップと
ゴロツキを叩きのめした自称掃除屋・ナックルダスターと出会い、
巻き込まれる形で非合法ヒーロー(ヴィジランテ)として
活動していくことになる。
様々な事件と人々との出会いを経験していった航一は
鳴羽田ロックダウン事件で自分とポップを殺そうと迫る
敵(ヴィラン)・№6との激しい戦闘中に
個性が回帰・覚醒し身体能力が異常に成長。
ヴィジランテとなってからの経験、修練の開花と合わさって
究極の後の先の使い手『無思考の踊り手』として覚醒。
今まで出会った元敵やプロヒーローの協力もあって
№6を倒す。
なおこのときの個性の覚醒と異常成長が
真の黒幕の計画を変更させることになる。
その後は個性の違法使用で逮捕されるところを
ヒロアカ本編にも登場する塚内直正警部の妹で
航一の大学の先輩の塚内真と
アメリカのヒーロー『キャプテン・セレブリティ』の
「ずっと前からセレブレティのサイドキック(部下)のひとり」という
とりなしを建前にしてアメリカでプロヒーロー
『スカイクロウラー』となる。
エンジンが停止して墜落途中のジェット機に
単独で追いついて乗客全員無事に不時着させるなど
素晴らしい活躍をしながらも
英語が理解できないことと性格が合わさった
悪気の無い失言だらけの
へっぽこヒーローとして頑張っている。
ヒロアカ本編終盤にも僅かに登場。
日本に帰国して他のヒーローと共に
復興作業に従事している。
◎人物
一人称は「俺」。
服装はヒロアカ本編に登場したときのヒーロースーツ。
黒い短髪の細身の青年。
性格は基本的には気弱で温厚。
陽気でお調子者なところもある。
常識人寄りではあるが空気を読めないことが多く
悪気の無い失言をよくする。
ヴィジランテ時代の衣装などから分かるように
行動派オールマイトオタク。
異性関係には鈍感。
なおヴィジランテ終盤の描写から察するに
恋人がいる模様。
他者の危機には咄嗟に体が動き、
自身のことを顧みずに突っ込んでいく。
ヴィランなど世間的に「悪」と分類されるものに対して
憎しみをぶつけることが全く無く、むしろ同情的。
そのため相手がどれだけ危険なヴィランであろうと
まず説得から入り、下心も打算も一切無く、
ただ心配だからという理由で
なんの躊躇も無く手を差し伸べる。
この精神性はヴィラン相手には被害を最小限にするために
先制攻撃からの制圧・逮捕が当たり前のヒロアカ世界では
明らかに異質。
ちなみに航一にその自覚は一切無い。
この性根が航一がバーサーカークラスの理由。
自己犠牲の化身とも言えるオールマイトや緑谷出久すら
ヴィラン相手には基本的に打倒してから確保している。
AFOが認め、警戒するほどの個性の出力と
『無思考の踊り手』という唯一無二と言っていい
能力を持っているが
性格的に自ら攻撃することがとことん苦手で
自分の強さにも無自覚。
個性の匠な応用も
「その都度テキトーに工夫し続けた」結果らしい。
作者がヒロアカ本編の最終決戦に参戦させなかったのも
下手すると出久達の活躍を食いかねないからだと思われる。
ヒロアカファンからその実力を様々に考察されていて
「全ヒーロー、ヴィラン含めて全盛期オールマイト以外は
誰も打倒・捕獲できないのでは」とか言われたりもしている。
少なくとも個性の出力と戦闘能力から考えると
ギカントマキアくらいは封殺できると思われる。
カルデアでは基本的に掃除や荷物運びなど
他者の手伝いを純粋な善意で行っている。
そして頻繁に航一の『無思考の踊り手』を破ろうとする
武芸者や戦闘好きサーヴァント達に
無理やり鍛錬に連れて行かれている。
◎人間関係
〇ポップ
本名は『羽根山和羽(はねやまかずは)』。
『ポップ☆ステップ』というアイドル名で
非合法にライブを行って活動する女子中学生。
個性は『跳躍(ちょうやく)』で
ジャンプするとふわりと跳び上がり、
まるで月面の如き高い飛距離と安全な着地を可能とする。
空中で人間を足場にしてジャンプすることすら可能だが、
自力で跳んだ場合に限られ、
偶発的な落下時には機能せず普通に落ちてしまう。
ヴィランに襲われたところを航一に救われてから
ナックルダスターのヴィジランテ活動に巻き込まれ、
知名度と社交性から避難誘導などを担当していた。
実は航一がヒーロー科受験に遅刻したのは
川で溺れていたポップを助けたため。
その頃から航一に深い感謝と恋心を持っていて
ポップの歌の歌詞から考えると
航一を探すことがアイドル活動の目的のひとつ。
ヴィジランテ終盤の描写から察するに
航一と互いに想いが通じ合った模様。
〇ナックルダスター
本名は『雄黒巌(おぐろ いわお)』。
両手にその名の通りナックルダスターを装着して
犯罪者に制裁を加える鉄拳掃除人を自称する
45歳の筋肉質な無個性の男性。
航一と出会い、自分のヴィジランテ活動に
ポップと共に巻き込んだ。
「疑わしきは罰せよ」を心情に
「悪党を殴るとスカっとするぞ」と本気で考えてるが
心底にはしっかりとした正義感を持っている。
面倒見もよく、
航一とポップ両方から「やり過ぎ」と言われるほどだが
航一に個性の使い方と戦い方を指導している
師匠でもある。
かつては思考スピードを超加速させる
個性『加速(オーバークロック)』を駆使して活躍し、
犯罪専門家として海外にも知られるプロヒーロー
『オクロック』だった。
しかし私生活ではその名声に驕って
家庭を顧みない一方的な亭主関白で
結果、娘は父親を拒絶して家出、
見つけたときには操られてヴィランとなっていた。
妻も心労で病に倒れ、
さらに追い打ちをかけるように個性を奪われてしまう。
絶望し、ヴィジランテ活動でヴィランを叩きのめす
狂人にまで墜ちたナックルダスターに
なんの打算もなく純粋な善意で手を差し伸べた航一は
眩しいヒーローに感じられた。
そのことを航一が手紙で知ったことで
個性の覚醒・急成長のトリガーとなった。
ヴィジランテ最終回の描写から察するに
航一がいなくなった鳴羽田で弟子の留守を護るように
悪党たちを拳で叩きのめすヴィジランテ活動をしている模様。
〇No.6(ナンバーシックス)
鳴羽田で起きた多くの事件の裏で暗躍していた
ヴィランの男性。
その正体はヒロアカ本編で猛威を振るった
改人・脳無の試作型と言える
人工生命体であり人工ヴィラン。
軽薄な性格で自分の思う通りにいかないと
激しい癇癪を起こして暴れる。
個性も経歴も名前も命も全て他者によって作られ、
与えれたもので「自分というものがなにもない」ことに
激しいコンプレックスを持っている。
個性はオクロックと同じ『加速(オーバークロック)』。
ポップを操ってヴィランに仕立て上げ、
その罪を航一に被せて自身がそれを解決して
ヒーローとして華々しくデビューすることを画策するも
航一達によって完膚なきまでに思惑を粉砕される。
その事で航一とポップを激しく逆恨みするが
「この怒りだけは自分自身の本物の感情だ」と理解して
初めて自身の感情を獲得。
航一に宣戦布告して本気で殺そうと襲撃するなかで
創造者の想定を超える成長・進化をしていき、
最後は航一によって倒される。
なお終始暗躍に徹していたため航一には
「よく分からないけど強い敵意を抱かれている」としか
認識されていない。
〇AFO(オール・フォー・ワン)
ヒロアカ本編のラスボスにして
数多の悲劇の元凶である巨悪。
その本性はブラコンを激しく拗らせた
淋しがりの自称魔王。
鳴羽田で起きた事件の本当の黒幕で
全ては対オールマイトを想定した
群体型ヴィランと脳無の実験。
ヴィジランテ終盤で№6と航一の戦いで
航一の個性が突然変異型の強個性へと覚醒・進化し
身体能力・戦闘能力も異常に成長していくのを目撃。
それが特別な生い立ちや境遇・才能に由来せず、
今の超人社会の誰にでも至り得るという事実から
不確定要素で急成長したヒーローでも圧倒できる
個の強さの追及のため、脳無研究一本に計画を変更した。
航一は知る由もないが航一のことを高く評価している。
航一の個性を奪っていないのは
航一の戦闘能力を警戒していたことと
個性そのものは珍しい類ではないからだと思われる。
ちなみにヒロアカファンの考察では
「個性を大量に所持・使用するAFOの強みが
航一には無意味」とされて航一には勝てないと
考えられている意見もある。
〇キャプテン・セレブリティ
本名は『クリストファー・スカイライン』。
アメリカのヒーローの男性で
ランキングに10年連続でトップテンにランクインする
トップランクヒーロー。
個性は推進力を持つ特殊な力場を体表面に発生させ、
肉体を覆うことで飛行する『飛行』。
自身の活躍を派手に演出するために
要救助者が発生したりマスコミが到着しないと
動こうとしない劇場型のヒーローで
なおかつ私生活は女性関係にだらしがないため
数多の訴訟、スキャンダルを抱えている
お騒がせヒーロー。
ちなみに一番大きい訴訟は別居中の妻からの
慰謝料請求。
訴訟、スキャンダルが原因でアメリカで活動できなくなり
日本に出稼ぎに来ている。
根は善人であり目の前で人命が危機に曝されれば
迷わず身を挺して救う正義感も持っている。
実はスキャンダルの半分は誤解されやすい言動からの失言や
単純な性格から騙されて陥れられたもの。
出稼ぎ中に航一と気の置けない友人同士になり
№6戦後に逮捕されそうになった航一を
サイドキックとして雇い入れることで助けている。
ちなみにセレブリティも妻であるパメラも
訴訟などで拗れているが内心では互いを愛していて
ある事件でパメラが死にかけたこと、
子供を妊娠していることが分かったことで
後に和解にしている。
雷電タメエモンさん、ありがとうございました!