現代カードは王国のルールに勝てるのか   作:デュエルしろよ

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・ライフ2000(正直計算大変だからお飾り)

・直接攻撃なし(モンスターを召喚せずターンを終了すると負け)

・生贄召喚なし(⭐︎5以上も生贄無しで通常召喚可能、ただし意図的に生贄可能、帝など)

・戦う場所によって効果が違う(常にフィールド魔法の森や海が発動しているような状態、ただ原作のようにパーセント上昇はキツイのでやってません)

・魔法・罠がそれぞれ1ターンに1回制限(カード効果でのセットや発動は制限なし)

・融合召喚したモンスターは召喚したターンは攻撃できない

・融合召喚は場のモンスターでしか出来ない(基本は従うがこれもカード効果によって変わる(ダイノルフィアなど)

・属性や種族、フレーバーテキストの設定が反映される(この小説を書くモチベになるイカレルール、言ったもん勝ち、それっぽけば反映される化け物)


vs原石

 落ち着けって言われて落ち着ける奴いる?

 

 いねぇよなぁ!

 

 やばいよ、やばいよ、どうして私の休憩室にしかも1人で来ているんですか?

 

 真崎杏子!

 

 と、とりあえず理由だ!ここに来た理由を聞こう!

 

「えっと、その、大変失礼なのは承知なんですが『月光舞獅子神姫』をもう一度デュエルリングで見せてもらえませんか!ダンスの参考にしたくて!お願いします!」

 

 そ、そういえばダンサーを目指していたんだっけか、多分『月光舞獅子神姫』の精霊がまんま踊っていたんだろうし魅了されるのもわかるな。

 

 でも見せてと言われてもデュエルリングはこの城内には1台しかないしペガサスに言っても私じゃ不正するための仕掛けをしていると思われるだろうし。

 

 そうだ!

 

「この『月光舞獅子神姫』をあげますから、好きな時に近場のデュエルリングを借りて見たら良いですよ!」

 

「え!?い、良いんですか!」

 

「良いんですよ、きっと『月光舞獅子神姫』も喜んでますよ!」

 

「あ、でもこれ融合モンスターですよね?そのまま出せるんですか?」

 

 ………ど、どうなんだろぉ、ちゃんとデュエル形式にしないと召喚とか出来ないのかな?海馬とも仲良くないから聞き出せないし、真崎さん1人で来たってことは遊戯にも秘密にしたいからだろうから遊戯経由で海馬に聞くも出来なさそう。

 

「うぅん………じゃあデッキごとあげますよ、月光モンスターそれぞれの個性ある踊りも見れて良いですし」

 

「え!え!?ええ!!流石にそれは!?だって遊戯がマッドハッターさんの使うカードはどれも見たことないって!それって超レアの高級品ってことですよね!」

 

 た、確かにこの世界じゃ多分家すら超えてビルとか買えるカードばかりってことになるんだろうな、流石にそんな大金渡されても困るし、カードを狙う奴らに襲われても不安だよな。

 

「うーん別段値段は気にしなくても良いですよ、同じの沢山ありますから、防犯面に関しては内ポケットにしまって置いて普段使うカードは別のにするぐらいしか思いつかないですね」

 

「………ほ、本当に良いんですか?」

 

「夢なんでしょ?その感じだとダンサーが、なら貪欲にならないと、ダンサーだってプロ選手とかと一緒で上澄みだけが残る世界ですよねきっと!」

 

「貪欲に………ですか?」

 

「あぁもちろん競争相手を蹴落としてとは言いませんよ?だけど利用できるものは利用しないと!今貴方がこうやってここに来たように」

 

「………」

 

「仲良しこよしで上澄みを目指せるのは才能があったり知恵があったり効率的だったりそんな尖った人達です、そうじゃないけど友達と今のまま仲良くしたいなら貪欲しかありませんどちらも叶えたい、ならどちらも叶えてしまいましょう!」

 

「………ありがとうございます!このデッキ大切に使います!」

 

「どういたしまして、あぁ一応そのつもりで来たとは思うんですがあげたこと私達2人の秘密でお願いします、もちろん命の危機には遠慮なくそのデッキでデュエルしてください!」

 

「はい!!」

 

 ………ふぅなんとか好印象で終わったっぽいぞ〜、でも結果的になんか組織に勧誘みたいなことしたな………流石に組織に入ったりとかは…ないか!

 

「そうだ、もらってばかりでは悪いんで代わりにこれを!お守り代わりに入れてたんです!」

 

―――

 

 モクバ必ず救い出してみせるからな。

 

「それでは!海馬選手とマッドハッター選手のデュエル開始!」

 

「「デュエル!!」」

 

「散々待たされたんだ、さっさと終わらせてペガサスへ挑ませてもらうぞ!そのための踏み台だ貴様は!ドロー!」

 

「俺は『青眼の白龍』を召喚!カードを1枚伏せターンエンドだ!」

 

「私のターン、ドロー!」

 

 あの男、毎回デュエルをするたびにデッキを変えている、ペガサスの謎の力といい不気味だ、だが変える理由はこっちのデッキを把握しているからに他ならない、ならばこちらも対策のしようはある、正規の参加では無いのが生きるとはな。

 

「私は『原石竜アナザー・ベリル』を守備表示で召喚!召喚したので効果を発動、デッキから原石マジックを1枚セットします、そのまま発動!『原石の皇脈』!効果により原石カードを1枚手札に加える!さらに『原石の皇脈』の効果!『ダイヤモンド・ドラゴン』を守備表示でデッキから特殊召喚!」

 

 守りを固めてきたか、そして今回使ってきたのは『原石』というカード、やはり見たことも聞いたこともない。

 

 確実にデュエルリングに登録はされていないカードだ、なのに何故使えるか、などはこのさいどうでもいい、今必要なのはどんなカードなのかということだけだ!

 

「さらに私は、手札から『原石竜インペリアル・ドラゴン』を見せることによりもう一度『原石』モンスターを召喚できます!」

 

 通常モンスターである『ダイヤモンド・ドラゴン』を出した時は予想が外れたと思ったがどうやら間違ってはいなかったみたいだな。

 

「私は『ダイヤモンド・ドラゴン』を生贄に捧げて『原石竜インペリアル・ドラゴン』を召喚!そして効果を発動する!」

 

 皇脈に還った『ダイヤモンド・ドラゴン』の力を利用して、『原石竜インペリアル・ドラゴン』は『青眼の白龍』に向けてブレスを放つ。

 

 しかし『青眼の白龍』にブレスは届かなかったし、そもそも放たれなかった。

 

「な、何故効果が発動しない!」

 

「甘いぞ!貴様は様々なデッキを使うようだが、ある共通点がある!」

 

「そ、そのトラップカードはもしや!?」

 

「モンスター効果にかなり依存していることだ!永続トラップ『スキルドレイン』!これで貴様のデッキは機能停止だ!」

 

「ま、まじかよ………」

 

―――

 

 ガッツリ対策されたなぁ、海馬の場合正規入国じゃないからカードの入れ替えが容易なのか、まぁポジティブにとらえるなら原石ならまだ多少は動けることか。

 

「私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

「俺のターン、ドロー!俺はさらに『青眼の白龍』を召喚!そしてバトル!『青眼の白龍』達よ!原石どもを破壊しろ!滅びの爆裂疾風弾!」

 

 『原石竜アナザー・ベリル』が守備表示で助かった!被害は最小限だ………きっと。

 

「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

 く、モンスター効果が使えないとなると、火力でゴリ押しか、マジックトラップで除去か、『原石の穿光』………いや手札にないし『青眼の白龍』は通常モンスターだ、使えない、多分次のターンも平気で『青眼の白龍』を引き当てて召喚してくるはずここは守るしかないか。

 

「俺のターン、ドロー!!俺は『エメラルド・ドラゴン』を守備表示で召喚!そして『原石の皇脈』の効果!『サファイアドラゴン』をデッキから守備表示で特殊召喚し、ターンエンド!」

 

「どうやら良い返しは思いつかなかったようだな!俺のターン、ドロー!俺は『闇・道化師のサギー』を召喚!」

 

 『青眼の白龍』をひけなかった?にしても『闇・道化師のサギー』をわざわざ召喚する理由が………!?まさかそれだけは勘弁ってレベルじゃないぞ!?

 

「『闇・道化師のサギー』を生贄に捧げて、俺はトラップカードを発動する!」

 

 せ、せめてocgとかの効果で!

 

「『死のデッキ破壊ウイルス』を発動!相手のフィールド、手札、デッキから攻撃力1500以上のモンスターを全て破壊する!」

 

 あぁ………終わった。

 

―――

 

 フン、完全に終わったな、後はサレンダーを待つのみだろう、次はペガサス!貴様を倒す!

 

「俺はカードを1枚伏せてターンエンド」

 

 さぁさっさとサレンダーを………!

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

 まだ諦めていないというのか!?しかしどうしたって無駄だ!

 

「俺は『原石融合』を発動!」

 

「させるか!トラップカードオープン!『神の宣告』ライフを半分払って『原石融合』を無効にする!」

 

「まじか〜!?さすがすぎるって!!」

 

「さっさと諦めたらどうだ、無駄に苦しむだけだぞ」

 

「ハハハ!諦める理由が全然ないからね、そりゃ無いね」

 

「何?」

 

「俺は『原石の皇脈』の効果で『ラブラドライドラゴン』を守備表示で特殊召喚、ターンエンドだ」

 

「口だけでは何も結果は変わらん!俺のターン、ドロー!フン、さっさとサレンダーするように『青眼の白龍』の究極を見せてやろう!『青眼の白龍』を召喚、そして『融合』を発動!3体の『青眼の白龍』を融合する!」

 

―――

 

 高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン、どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。

 

 なら3体なら?

 

 攻撃力、伝説、破壊力、全て計ることすらおこがましい、まさに究極のドラゴン。

 

―――

 

「『青眼の究極竜』!召喚!!」

 

「まさかこれもお出ましか!」

 

「もう貴様のモンスターは攻撃力が1500以下しか残っていない!ここから『青眼の究極竜』の攻撃力4500を超えることなど無理だな」

 

「それはどうかな」

 

「何だと!?」

 

「俺のターン、ドロー!俺がどうして諦めてないか、分かるか?」

 

 融合も、モンスターも、デッキだって潰した、他にあるとすれば………!?

 

「そう俺の場にはずっと『原石の皇脈』が発動されている!これがある限り俺は終わらないし諦めない!」

 

 ただデッキからモンスターを出すカードではないのか!?

 

「俺は手札から『プチリュウ』を召喚!」

 

 とても小さなドラゴン、小さなからだをいっぱいに使い攻撃する。

 

 そう本来は無力、『青眼の究極竜』に勝つなど到底不可能、だけど幼き小さなドラゴンは確かな『原石』だ色んな未来が待っている夢いっぱいの『原石』だ。

 

 だから脈動する、『原石』を奪われないため、多くのモンスターが還っていった『原石の皇脈』がこの小さきドラゴンだけは守ろうと力を集結させていく。

 

「『原石の皇脈』は墓地の通常モンスターの種類×300、『プチリュウ』の攻撃力をアップする!『死のデッキ破壊ウイルス』により墓地には10種類の通常モンスター!よって『プチリュウ』の攻撃力は3000アップして3600!」

 

「だがまだ『青眼の究極竜』の攻撃力を超えていないぞ!貴様のデッキには装備カードも無いはずだ違うか!」

 

「あぁ………『本来なら』そうだ、だけど運よく『お守り』を手に入れてなせっかくだからと入れといたのさ」

 

 皇脈の力だけでは皇脈を滅ぼそうとするものは倒せない、皇脈が与えるのは皇脈に還ったモンスター達の力だけ。

 

 なら魂はどうだろう、皇脈を彷徨う魂達が微量な力しか残っていない魂達が『プチリュウ』を守ろうと守護霊として力を貸す。

 

「俺はトラップカード『守護霊のお守り』を発動!!墓地に存在するモンスター1体につき攻撃力を100アップする!墓地に存在するモンスターは19体!よって攻撃力をさらに1900アップ!つまり!」

 

「攻撃力5500だと!!?」

 

 『プチリュウ』の姿は変わらない、だけど託された力、与えられた力、そして内に秘めた勇気や未来や夢全部ひっくるめた『原石』が『プチリュウ』に力を与える!

 

「『プチリュウ』で『青眼の究極竜』を攻撃!」

 とても小さなドラゴン、小さなからだをいっぱいに使い攻撃する。

 

 『青眼の究極竜』の体を………貫いた。




気分が乗って凄い勢いで書いてしまいました。
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