前世オルティナ、今世TSアイク   作:久保サカナ

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お気に入り150件ありがとうございます!

拙いし書きたいものしか書いてませんが精進して行きます!





初代女王改めTS主人公だけど元老院は悪い文明!破壊する!! その9

 

 

そしてモルガンの幻の魔法は解けてアイクの実家に視点は戻る。

 

異界の印付き………アルの人生追体験ははテリウスの3人には衝撃的であった。

 

 

 

まず、アイクは「イドゥン逃したらこうやってエレブは滅亡するんだな…」とプレイヤーだった視点による驚愕をした。

 

ゼルギウスは異界の印付き…同族の迫害される以上に過酷過ぎる人生にやはり驚愕…あとはセフェランについて行った先の世界を想像してしまった。

 

エルランは己の理想………テリウスでこれ以上の悲劇を生まないために全てを滅ぼすという行動の先にある絶望の世界を…己の似姿の覇王ゼフィールの行いとその結果を無理矢理見せられて吐きそうになっている。

 

 

 

何よりもさっきからアルとアイクの実体験を交えた正論で必殺の一撃(特攻付き)をこれでもか!とくらい続けてエルランもゼルギウスももうライフはゼロである、これ以上何か言われたらちいかわみたいに泣いちゃうレベルでもうメンタルはズタボロであった。

 

 

 

「エルラン………誰よりも優しいあなたが『人類滅亡』にこだわる理由は予想がつく、これ以上の争いやセリノスのような虐殺を起きる前に神罰によって全てを安らかに終わらせようとしたんだろう」

 

「…………そう…です、人はやはり不完全。これ以上の悲劇を生まないためには全てを終わらせるしかない、女神アスタルテ様には『ヒトは約束を守れなかった』そう申し上げるつもりでした」

 

「それってさぁ、さっきも言ったけれど自分の手を汚したく無いだけだろう?アンタは結局のところ『もう嫌なものを見たくない、自分の手を汚さずに嫌なものを排除したい』それに尽きるんだよ」

 

「それになエルラン、俺達がかつて女神と交わした誓約は『1000年後にそれまでの人の世はどのようであったかを問う。平和と秩序の世であったならばアスタルテはユンヌを赦すが、争いと混乱の世であったならユンヌを滅ぼし不完全な存在である人に裁きを下す』だっただろう」

 

「その通りです…」

 

「あなたのやり方だとわざと争いと混乱を起こして女神を叩き起こしてまだ猶予期間があるにも関わらずマッチポンプからなる嘘八百を述べて人類滅亡に女神を利用するってことになってしまうぞ、それは正直信仰がどうこう以前に女神を都合の良い舞台装置くらいに扱っているのと同じだろう」

 

「ルカンや元老院の方がよっぽど正しく女神信仰やってんじゃねぇか!」

 

 

 

アイクの問いに正直に答えるエルラン、しかし口を挟むアルは容赦がない、アイクも同じだ。

 

これにはエルランも「わァ…………ァ…………」とついに崩れ落ち遂にちいかわ泣きをしてしまうのであった、ゼルギウスにも慰める様な余裕は無い。

 

アイクはそんなエルランの目の前に屈み込むと彼の手を取りまるで母親が駄々っ子に言い聞かせる様に言葉を続けた。

 

 

 

「アルの人生を見ただろう?人類滅亡なんてやっても良い事なんて何も無いんだ…だからもうやめよう」

 

「オルティナ、私は…!」

 

 

 

エルランが顔を上げた瞬間、生暖かい赤い液体がビシャリと顔を汚した、目の前のアイクの心臓のある位置からは覇者の剣の刃が貫通している。

 

 

 

「テメェらは良いよな、俺からすれば、嫁さんとの間にちゃんと子供が産まれて、自分の子孫が正しく今まで続いていて、親友は健在で、同族も生き残りがいて、過ちを犯す前に嫁さんが止めに来てくれるって妬ましいくらいだよ、だから今殺した」

 

「オルティナ!」

 

「アル…貴殿は!!」

 

 

 

その凶行はゼルギウスですら反応出来ない速度で行われた、血を流し崩れ落ちるアイクの身体を支えるエルラン、激昂しアルにエタルドを向けるゼルギウス、しかしアルは淀み切った瞳と声で平然と返すのだ。

 

 

 

「何を怒るんだ?テメェらの理想………人類滅亡を手伝ってやってるだけじゃねぇか、それとも惚れた女を殺される覚悟も無く人類滅亡を謳うのか?」

 

「「!!??」」

 

「テメェらの目の前にいるのは大陸一つを滅ぼした絶望の始祖竜だ」

 

 

 

以上の経緯を持ってして彼のクラスは決定された。

 

エルドリード子爵なぞ偽りの名、其は己の絶望で目覚める大災害。

 

 

 

――――その名をビースト◾️。

 

 

 

自身の絶望を持って世界を滅ぼし、絶望を断つ『絶望』の理を持つ獣/敗北者である。

 

 

 

人類悪 化身

 

 

 




短いけどキリが良いのでここまでです! fateタグをようやく仕事させました。

書いてて思ったけれどお気に入りが減りそうで怖い!次回をお楽しみに!!



原作セフェランの「どうあがいても悲劇しかない…だから皆がこれ以上苦しむ前に全部滅ぼしますね…」

っていうの誰よりも優しいから出た結論なんでしょうが…やられた方からしたら戦争なりそこない血の誓約etcで皆の大切なものを奪ったり苦しめた張本人の戯言でしかないんですよね

というかラグズでありながらイズカ支援からのなりそこない推奨して積極的に利用、生き残りの鷺の同族をアシュナードに売り渡して家畜同然にするってマジか………

ずっと匿ってくれた親友デギンハンザーの息子や娘にも手を出してるし………お前いっぺんブレスで焼かれて来い

荒川弘先生だったら「人格どうこうよりもやった結果が全て」ってバッサリですよ


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