お久しぶりです
まさかエリンシアを「お主は本物かのう?」という余興で辱めたサナキ様も数年後、元老院に「お前本物の神使じゃねぇから〜!バーカバーカ!!」されるとは思って無かったでしょうね
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700:神剣二刀流
そもそもなぁ、ワイの死んだ後のベグニオンという国の在り方がなぁ………原作では「ラグズ差別は悪い文明!破壊する!!」で済まされてたけどな、先にベオクを支配して差別したのはラグズなんよ
701:名無しの連盟民
そうなん?
702:名無しの連盟民
設定資料集に載ってる話やな!
703:名無しの連盟民
支援会話でもちょろっと触れられとるで
704:名無しの連盟民
ライトユーザーのワイらに詳しく教えて?
705:神剣二刀流
ワイの死後のベグニオン王国は力に優れたラグズが政治をやっててベオクを見下してた
↓
これを良く思わないベオク代表こと元老院がワイの子孫で未来予知が出来る者を神使として祀りあげる
↓
ベオクによる大陸規模の内乱が起きてベオク勝利、以後ラグズは奴隷として差別されるように
これがベグニオン王国が帝国になる流れやね、まぁ元凶はやられたらやり返す心理と元老院よ
706:名無しの連盟民
やっぱり元老院は悪い文明………破壊する!!
707:名無しの連盟民
はえー、やっぱり元老院が悪やんけ、原作で皆殺しも当然やんけ
708:名無しの連盟民
でも最初に見下してたのはラグズなんか、評価変わるなぁ
709:神剣二刀流
そうやな、ワイもワイの死後腐敗してワイの子孫殺した元老院は大嫌いや
ただなぁ………大国を運営するには必要ってのもあるし、全員が全員悪い!死刑!って決めつけるのもなぁ、とは思うで、必要悪やな
710:名無しの連盟民
まぁ、清いだけの水には魚は住めんしな
711:名無しの連盟民
ユグドラル出身のワイ、ぶっちゃけ人間だけの大陸でも戦争は起こるで
712:名無しの連盟民
国家運営なんて清濁併せて飲まんといけんって素人でも解るんよ
713:名無しの連盟民
エレブ出身のワイ、どうせ竜が居なくなっても戦争は起きたで
714:神剣二刀流
ワイもブリテン時代に清濁併せて飲まんといけん云々は痛いほど知ってたからなぁ、ただ旦那1号はそういうの好かんというか…ぶっちゃけ潔癖かつ極端の気があるんよ
715:名無しの連盟民
悪い意味で鷺の民のテンプレートやもんな
716:名無しの連盟民
必要悪を割り切れんタイプか………
717:名無しの連盟民
カミさんによる情け容赦無い評価が黒詐欺を襲う!
718:神剣二刀流
老いも若きもラグズもベオクもみんな死ね!!になる前に他にも出来ることあったやろ………800年間何しとったん?というのがワイの評価やな
719:名無しの連盟民
戦争起こす以外なーんにも出来なかったのが原作なんですよね
720:名無しの連盟民
平和と調和にはクソの役にも立たんが戦争なら幾らでも起こせるのが黒詐欺の黒詐欺たる所以よ!
721:神剣二刀流
そして旦那2号(生まれ変わり)は基本的によく言えば武人、悪く言えば脳筋のイエスマンときた
今でも愛しているけどさぁ………原作みたいな最期はワイが死んでも死にきれんのよ
722:名無しの連盟民
愛しているからこそ正当な評価が出来るんか………
723:神剣二刀流
愛しているから色眼鏡無しでありのままを見れるんよ、ありのままを見たらこのザマよ!!!
724:名無しの連盟民
これはカカア天下ですわ
725:名無しの連盟民
エルサのありのままも大概やったけれどコイツらのありのままも大概やね
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「今茶を淹れるから座ってくれ」
「いえ、私は………」
「座れ(圧)」
「アッハイ」
モルガンと一旦別れてエルランとゼルギウスを実家…今、家族はガリア王宮に避難しているから不在…に連れ込んだ俺だったがとりあえず茶でも淹れて自分も相手も落ち着かせようと台所に向かう。
すると、座れと言ったのにゼルギウスがやって来てかまどに火をつけて水の入ったやかんを乗せるのを手伝ってくれた、生前からこういう所が気が利く旦那だったな、と思いながら礼を言おうとすると「私は昔から夢を見るのだ…」といきなり話しかけられた。
「夢の中の私は想い人である貴人に仕えていてやがて結ばれた、しかし、私はかのお方よりもずっと弱くそのお方を残して先に逝ってしまったのだ」
そうだ………◾️◾️◾️◾️◾️、いや、かつてのゼルギウスは俺よりも弱かったし俺を置いて先に逝ってしまったな、だがそれで愛想を尽かすほど狭量な女では無いぞ。
俺は2人の旦那を2人とも愛していたと胸を張って言える。
ゆらゆらと揺れるかまどの火を火かき棒で灰を寄せて見つめながらゼルギウスの語りは続いた。
「夢の中で私は三つ願いを叶えてやろう、と言われてまず最愛の人よりも強くありたいと願った、次に最愛の人を看取れる寿命を願った、最後に最愛の人との再会を願った」
「それは叶ったのか?」
するとゼルギウスの顔には明らかな自嘲の笑みが浮かんだ、かつてラグズの力を失ったエルランが時折浮かべていた表情とそっくりだ。
「叶ったとも!印付きとして優れた力!人よりも長い寿命!そして、剣の道とセフェラン様への忠道に全てを捧げると誓った直後に最愛のお方………貴殿に再会出来たのだから!」
つまりゼルギウスの願いを叶えたのは猿の手か汚染聖杯だったのか………やはり願いを叶えてやろう云々はドラゴンボール以外は信用したら駄目だな。
インキュベーダーだったらゼルギウスが魔法少女に………ある意味で漆黒の騎士の鎧が魔法少女衣装と言えなくもないか?
そういえばアスク王国では鎧姿でサンタクロースの代わりになったり良い歳こいてニンジャごっこやってたな………いかん、笑うな俺…!
クッ!立川におられるジョニデ似のあの方の「シリアスな場面ほど笑いの沸点が低くなる」という教えは正しいぞ!
俺は必死になって口の中を噛んで笑いを堪えているとゼルギウスは俺の右手を取り口づけを落とした、「セフェランに仕えているのに良いのか?」と尋ねると「もし貴殿が本当に始祖オルティナならば、きっと我々を止めてくれるだろう」そう耳元で囁かれる。
『我が人生には闇が多かった。しかし無意味ではなかった』
原作のゼルギウスの最期の台詞である、主人公アイクと一騎打ちの末に己の師ガヴェインの剣をアイクの剣に見出して満足しながら死ぬ時の言葉だ。
確かに原作と呼ばれる物語のゼルギウス…或いは漆黒の騎士は主人公アイクとその妹ミストにとっては親の仇だ、セフェランの意のままに暗躍し戦火を煽り多くの悲劇を齎した、顔と死に際に騙されるがかなりの悪党である。
ただ、彼の主人であり黒幕であり俺の旦那1号であるセフェラン…エルランに至っては生存するルートが暁の女神の真エンドなのだ、ならばゼルギウスも生き残っても良いだろうに!というのが俺の掛け値ない本音である。
「かつて王様になった女がいた、女は愛するラグズの男と結ばれた、しかし王として女は誰よりも優しい最愛の旦那と離縁しなければならなかった」
「…?」
唐突に語り出した俺に訝しげな視線を向けて来るゼルギウス、「まぁ、聞け」と声と手で制し話を続ける。
「女の次の伴侶になったのは女に長く仕えたベオクの男だった、強く真面目で忠義心も厚いというまさに理想の将軍だったぞ。しかし、女は愛するラグズの男の事ばかり考えていて男を碌に見ていなかった、そんな女に男は何と言ったと思う?」
「!!」
「「『貴女と結ばれてからの人生は幸福なもので、貴女に対して抱いている愛も忠誠も疑いなく本物でありましょう。しかし、一介の将である私には王である貴女の事を理解出来ない部分があります、私に出来ることはエルラン様より少しでも多く貴女を理解し、少しでも貴女の心を分かち合う事です』」」
俺とゼルギウスの声がピタリと重なる、そうだ…これはかつてエルランと引き離されあなたのことを真っ直ぐに見れなかった頃の俺にあなたがかけてくれた言葉だからな。
「王である女はその時、自分にずっと仕えて来た男の愛を漸く理解して受け入れると決めた。そうしたら王になると決めてからずっと消えなかった苦しみが安らいだ、王の心を理解しようとする人間は初めてだったんだ」
某アルトリア・キャスターには「冗談じゃない」と言われてしまった王様の在り方、しかし私は「やってて良かった」としか思えない。
俺はゼルギウスにしゃがむ様に言うとその額に口づけを落とした。
「どれだけ闇多き人生だったしても俺からの目一杯の『祝福』をあなたに」
ゼルギウスの前世のイメージはゼトとフレデリクを足してfateのアンドロメダちゃんのペルセウスへの寄り添い方を加えた感じ。
作者の好きな鯖はアンドロメダちゃんです、バレンタインイベで好きになったしこんな良い嫁さんを貰えたペルセウスは幸せ者だって思います。
オラッ東京で闇堕ちしてないでさっさとカルデアに来い!!!