僕の名前は土門大地小学2年生、今からお家に帰るところ
光「ねぇねぇ大地ちゃん!いっしょにかえろ?」
大地「うんいいよ。いっしょにかえろ」
この子は光ちゃん僕の幼馴染で幼稚園に入る前からの友達なんだ。
光「明日から春休みだね」
大地「うん!いっぱい遊ぼうね」
光「あー!勉強もしないとだめだよ?」
大地「わかってるって····わっ!」ドテ
光「だ、だいじょうぶ?」
大地「うん····でもいたくて立てないや···」
光「大地ちゃん···どうしよう···あっ!」
大地「光ちゃん?···あれ、かすみねーちゃん」
麻生「こんにちは大地君。それでどうしたの?」
大地「実は転んじゃって···いたくて立てないんだ」
麻生「あらあら仕方ないわね、ほーら痛いの痛いの飛んでけ〜!····これで大丈夫よね?」
大地「えっ···でも···あれ?いたくないや」
麻生「ふふ、なら早く立たないとね」
大地「うん!かすみねーちゃんありがと」
麻生「はいはい、またね大地君。光ちゃん早も早く行かないと置いて行かれるわよ?」
光「····うん
麻生「ふふ、あの2人は本当に仲がいいわね····」
それから僕達はお家にかえった。それから少しして呼び鈴が鳴った僕がお母さんと玄関に行くとそこには光ちゃんが居た
母「あら、光ちゃん今日はどうしたの?」
光「おばさん!あのね大地ちゃんとあそびたいからきたの」
母「そうなのね。それで大地どうなの?」
大地「いいよ、僕も光ちゃんとあそびたいから」
光「ホント?うれしいな····」
大地「それじゃあいつもの公園に行こうか」
光「うん!」
そうして光ちゃんとあそびに行った。でも僕は早くあそびたいから走って公園に向かっていた
大地「ほらほら!光ちゃん早く行こうよ」
光「はぁはぁ大地ちゃん待って····きゃ!」
すると、光ちゃんが転んでしまったのだ。光ちゃんはみるみる涙目になってとうとう泣いちゃったんだ
光「うっ····うっ····うわーん!!」
大地「ひ、光ちゃん····泣かないで···」
光「ぐすん···大地ちゃん酷いよ····どんどん先に行っちゃて···」ウルウル
大地「光ちゃん····そうだ!手をつなごうよ」
光「え?····」
大地「手を繋いでたらもう置いて行かれないよ」
光「····うん!····えへへ」
そのまま僕と光ちゃんは手を繋ぎながら公園まで歩いた。
光「公園についたね。それで何してあそぶ?」
大地「そうだな····それじゃあ砂のお城をつくろうよ」
光「うん、それならお砂場だね」
そして僕達はお砂場で砂のお城を作り始めた。それから少しして光ちゃんが砂を掘っているのに気が付いた。このままじゃくずれちゃう····そう思った僕は
大地「光ちゃんそこをほったらくずれちゃうよ」
そう言った。そう言われた光ちゃんは
光「こっちをほった方が近道なんだよ」
大地「だからくずれちゃうからやめろって!」
光「だいじょうぶ!····あっ!」ドサ
大地「だから言ったんだよ!光ちゃんのバカ!」
僕はそう言っちゃった。僕の言葉を聞いた光ちゃんは····
光「バカじゃないよ!バカっていう方がバカなんだもんうわーん」ウルウル
それを聞いた僕は咄嗟に謝った。でも····
光「もう知らないよバカ!」
大地「光ちゃん····そ、そうだ!もう一回つくろうよ」
光「·····え?」
大地「さっきのよりも大きなやつ·····ね?」
光「·····うん!····えへへ」
大地「それじゃあ早速つくろうよ。それと···」
光「どうしたの?」
大地「さっきはごめんね。言い過ぎたよ」
光「ううん、私こそごめんね?大地ちゃんの言った事を聞かなくて····それにバカって言っちゃって」
大地「だいじょうぶだよ。それじゃあお城をつくろ?」
光「うん!」
そして僕達はもう一回砂のお城を作り始めた。そして立派なお城が出来たんだ
光「大地ちゃんやったね。キレイなお城だよ」
大地「うん、まだ遊べるけど何して遊ぶ?」
光「それなら久しぶりに裏山に行こうよ」
大地「そうだね、行こうか」
裏山は学校の裏側にある山の事だ。あの山は夏になるとカブトムシやクワガタが沢山いるから夏休みになるといつも行くんだ。
光「着いたね」
大地「うん、何しようか」
光「うーん···それならどんぐり集めをしようよ」
大地「よーし!それならどっちが多く集められるか勝負だ!」
そうして僕達は時間を忘れる程遊んだ。そうしてる内に暗くなってきたんだ
光「····ねぇ大地ちゃん、そろそろ帰ろうよ」
大地「そうだね。···でもここ何処だろ?」
光「····帰れないの?」
大地「そんな事は無いよ。でも帰り道がわかんないし」
光「グスッ!···そんな、お家に帰りたいよ」ウルウル
大地「そ、そんな事を言ったて····それに僕だって···」
麻生「大地くーん、光ちゃーん」
光「あっ!····この声」
大地「ねーちゃんの···かすみねーちゃんの声だ!かすみねーちゃんここだよ」
麻生「2人共!こんな所にいたの?もう駄目じゃない2人だけで裏山に行ったら」
大地「ごめんなさい····でも何でかすみねーちゃんが」
麻生「おばさん達に言われて探してたの、おばさん達心配してたわよ?」
大地「うん····」
麻生「ほら、光ちゃんも····」
光「グスッ!···かすみお姉さん····わーん!」
麻生「ふふ、泣かないで光ちゃん。もう大丈夫だから」
夜道
大地「かすみねーちゃん···光ちゃんは?」
麻生「寝ちゃったわ。疲れてたみたいね」
大地「そう···なんだ」
麻生「大地君駄目でしょ?光ちゃんを泣かせたら、男の子なら光ちゃんを守ってあげなさい」
大地「····うん」
麻生「あっ!着いたわね。光ちゃんは私が送って行くから大地君は先に帰ってね」
そう言うとかすみねーちゃんは光ちゃんの家がある方に歩いていった。
そう言えば僕今日は光ちゃんを泣かせてばっかりだったな····僕の胸には後悔の念が残った。
今回はプロローグ的な奴です。後2話は続きます